マスク解禁 どうする無精髭

無精髭  引きこもり 人に会わない 剃らない
マスク  口元が隠くれ 目の表情だけ
目が笑う 間違って誤解も

目と口の動き ひとつの表情
気持ち 心の思い伝わります

髭を剃ります
マスク 外します
人とのつながり とり戻します
 


 
 
●無精髭
無精髭 剃ってすっきり マスクとる
無精髭 剃ってすっきり 晴れる顔
無精髭 剃り整えて 身だしなみ
無精髭 電気カミソリ 剃り残し
無精髭 出不精になる 暗い顔
無精髭 マスクで隠し 暇な日々
 無精髭
コロナ禍に マスクで隠す 無精髭
どうするの マスク解禁 無精髭
のびすぎて マスクはみ出す 無精髭
のびてます 言われ気にする 無精髭
気をつけて 見られています 無精髭
気をつけて 馬鹿にされます 無精髭
三年も 剃ること忘れ 無精髭
 白い髭
白い髪 皺も八十路 白い髭
無精髭 歳の証明 白い髭
生きてます 毎日伸びる 白い髭
生きてます 迎え待つ身の 白い髭
迎え待つ 明日はあの世か 白い髭
分かれ道 天国地獄 白い髭 
肩のお神 俱生付き合い 白い髭
 
 
 髭を剃る
剃り残す 皺に隠れる 白い髭
いつの間に 髭を剃らない あたりまえ
三年ぶり 毎日剃る髭 億劫だ
のびる髭 毎日剃るのは 面倒だ
皺のばし 年寄り髭剃る 無精髭
時間なし 電車髭剃り 笑われる
社会人 朝の始まり 髭を剃る
肌に触れ ざらつきかげん 髭を剃る
 
 
 
 
 
 
●引きこもり
 
引きこもり 時計が止まる 昔話 
引きこもり 居眠り疲れ 空を見る
引きこもり 遊び相手は 猫二匹 
引きこもり 演歌で思う 我が昔 
引きこもり 演歌は宝 キーワード
引きこもり 青江と八代 森進一
引きこもり 肉がなくなり 骨と皮
引きこもり 会話を交わす 宅配便 
引きこもり 声かけられて 我に帰る
引きこもり 弥陀に道聞き 目を瞑る
引きこもり 片言もなく 目を瞑る
 引きこもり
面倒と 付き合い避けて 引きこもり
出不精 付き合い下手で 引きこもり 
いつの間に 気楽さ楽し 引きこもり
気力なし 何もしたくない 引きこもり
愛想無し 硬い表情 引きこもり 
部屋の中 陽に当たらない 引きこもり 
背表紙で 本を積ん読 引きこもり 
コロナ禍に 会う人もなし 引きこもり 
仕事なし パソコン相手 引きこもり
 引きこもり
岩穴の 天岩戸に 引きこもり
花街に 遊び疲れて 引きこもり
座敷牢 浮気封じの 引きこもり
好きだった 女房逃げられ 引きこもり
銭もなし 女に振られ 引きこもり
どうしよう 女の浮気 引きこもり
 
 
 落ちこぼれ
意識なし 知らず判らず 落ちこぼれ
自覚なし 比べて判る 落ちこぼれ
気が付けば 仲間みんな 落ちこぼれ
仲間内 言われ気が付く 落ちこぼれ
落ちこぼれ 言われたくない 落ちこぼれ
あたりまえ 馬鹿の行先 落ちこぼれ
馬鹿な親 兄弟みんな 落ちこぼれ 
 
 
 愛想無し
愛想無し 可愛くないよ 笑顔無し
愛想無し 口一文字 暗い顔
愛想無し 目も笑わない 硬い口
愛想無し 目を合わさない 目を逸らす
愛想無し 身を固くして 引き下がる
愛想無し 身を寄せない 手を払う
愛想無し 甘い言葉も 誘いなし
愛想無し 言葉選ばず 消える夢
 
 
 出不精
出不精 体壊れる 不養生
出不精 陽に当たらない 引きこもり
出不精 付合い面倒 人避ける
出不精 横になるだけ 無精髭
出不精 寝る食べる寝る 繰り返し
出不精 人の顔忘れ 名も忘れ
出不精 付合い拒み 無視される
 
 
 部屋の中
部屋の中 一人で暮らし ゴミだらけ
部屋の中 たまには磨く 部屋掃除
部屋の中 散らかり放題 後始末
部屋の中 思い出残る 襖傷
部屋の中 二人の時間 閉じ込める
部屋の中 朝日さし込み 飛び起きる
部屋の中 夕日さし込み 今日終わり.
部屋の中 窓越しに見る 空の星
 
 
 我が時間
我が時間 人にあげない 宝物
我が時間 勝手に過ごす 部屋の中 
我が時間 時間止めたい 恋の夢
我が時間 時計覗いて 今何時
我が時間 残りの時間 いつか逝く
我が時間 逝くまでの時 神頼み
我が時間 ああでもこうでも 悪だくみ
 
 
 
  
 
  
 
 
 
 
 小名木川
春の陽に ボラ飛び跳ねる 小名木川 
春の陽に 鴨子供つれ 小名木川 
ボラとイナ 川面を揺らす 小名木川 
枯すすき 秋を迎える 小名木川 
枯すすき 貴方と一緒 小名木川 
春の陽に 緑のすすき 小名木川 
遥か見る クローバー橋 小名木川 
春を知る 桜の木一本 小名木川 
陽に当たり そよ風当たる 小名木川 
陽に当たり 川面楽しむ 小名木川
 
 
 枯すすき
枯すすき 夏には緑 過ぎる時
枯すすき 時の移ろい 色失せる
枯すすき 川辺の景色 冬を知る
 
 
 枯すすき
貧しさに 世間に負けて 枯すすき
貧しさに 街を追われて 枯すすき
街追われ きれいに死のう 枯すすき
生きたから 未練などない 枯すすき
未練ない 一生懸命 枯すすき
二人づれ 花も咲かない 枯すすき
踏まれても 傷つき耐えた 枯すすき
俺捨てろ こんなに好きよ 枯すすき
 
 
 枯すすき
拾う神 捨てる神あり 枯すすき
無駄なこと 誤り学ぶ 枯すすき
わがままな 自分の世界 枯すすき
行き当たり ばったり横道 枯すすき
緑色 いつか色失せ 枯すすき
緑色 時の移ろい 枯すすき  
心うち 人はそれぞれ 枯すすき
赤い糸 誓いも解けて 枯すすき
夢の中 この世の契り 枯すすき
暗闇の 川面に浮ぶ 枯すすき
結ばれぬ あんたあたしも 枯すすき
終い見る まんまるい月 枯すすき
肌寒い 冷えた心に 枯すすき
ほろ苦い 別れの口付 枯すすき 
どこにある 極楽浄土 枯すすき
二人づれ この世に未練 枯すすき  
 
 
 枯すすき
ともかくもならでや雪の枯尾花  芭蕉
枯きつて風のはげしき薄かな  杉風
枯尾花野守が鬢にさはりけり  蕪村
水際の日に日に遠しかれを花  暁台
土になれ土になれとやかれ尾花  一茶
空也寺や町から見ゆる枯尾花  梅室
落柿舎のひとむら芒枯れにけり  村上鬼城
路傍の石に夕日や枯すすき  泉鏡花
枯尾花日光富士を消しにけり  渡辺水巴
日にとくる霜の白さや枯芒  原石鼎  
 
 
 男ひとり
男ひとり 見られたくない 部屋の中
男ひとり 見られたくない ゴミ屋敷
男ひとり 女が欲しい なぜ来ない
男ひとり 出会い求めて 街の中
男ひとり 全て忘れて 一人旅
男ひとり 全て投げ出し やり直し
男ひとり 真っ暗闇 引きこもり
男ひとり 言葉掛けたい 相手無し  
 
 
 女ひとり
女ひとり 見られたくない 部屋の中
女ひとり 見られたくない 色気なし
女ひとり 男が欲しい 灯り消す
女ひとり 着物は西陣 帯び襷
女ひとり 言い寄る男 袖にする
女ひとり 歩く姿は 百合の花
女ひとり 芍薬牡丹 百合の花
女ひとり 袖すり合うも 多生の縁
 
 
 ひとり言
ひとり言 いやな性格 口にする
ひとり言 黙ってられない 口にする
ひとり言 聞いてください 口にする
ひとり言 自己満足 口にする
ひとり言 有難迷惑 口にする
ひとり言 優柔不断 口にする
 
 
 未練など
未練など とうに捨てたわ 別れたわ
未練など 全て捨てたわ なにもない
未練など 喧嘩で終わり 捨てました
 未練
忘れない 未練引きずり 生きてます
彼はどこ 未練がましい 願いごと 
出来不出来 未練やっかい 願いごと 
恋人の 未練断ち切る うわさ話 
どうしてる 死んでも未練 逢いたいわ
 未練です
どこにいる 逢いたい見たい 未練です
この気持ち 心の隅の 未練です
 
 
 時の移ろい
桜咲き 時の移ろい 紅葉散る
夏に雷 時の移ろい 冬に雪
若者も 時の移ろい 腰折れる
平社員 時の移ろい 平社員
おかみさん 時の移ろい おばあちゃん
だんなさん 時の移ろい おじいちゃん
赤ちゃん 時の移ろい 墓の中
 
 
 夢の中
夢の中 思い出話 夢うつつ
夢の中 昔の女 思い出す
夢の中 女切り出す 別れ話
夢の中 付き合う女 振り振られ
夢の中 今どうしてる あの人は
夢の中 彼を追いかけ 目が覚める
 
 
 赤い糸
赤い糸 結ばれている 赤縄
赤い糸 出会う前から 結ばれる
赤い糸 めぐり会う女 額の傷
赤い糸 結ばれていた 気づく縁
 赤い糸
繋がれて 夫婦の縁か 赤い糸
男女の足 結ぶ赤縄 赤い糸
韋固(いこ)と妻 運命と縁の 赤い糸
 
 
 片思い
片思い 私忘れない 彼の顔
片思い 忘れられない 笑い顔
片思い 声かけられず うしろ姿
 片思い
流し目も とどかなかった 片思い
とどかない 秋波流し目 片思い
気づいてよ 私の思い 片思い
さようなら 気付いてくれぬ 片思い
鈍い人 相手気付かず 片思い
燃え上がる 心の炎 片思い
 
 
 一人旅
物忘れ 気ままに過ごす 一人旅
どこにいる 女追いかけ 一人旅
逃げた人 探し求めて 一人旅
春求め 桜見物 一人旅
秋求め 山紅葉狩り 一人旅
気晴らしに 女置き去り 一人旅
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
●マスク
マスクでも 目は口程に 物を言う
マスクでは 口の表情 判らない
マスクとり 挨拶交わす 知らぬ人
マスクとり わがまま言って マスクする
マスクとり 嫌味一言 マスクする
マスクとり 一口食べて マスクする
マスクとる 口は口なり 物を言う
マスクとり 味わい楽し レストラン
 マスク
口緩む マスクで覆い 苦笑い
口緩む マスクで覆う 言葉尻
本心を マスクで隠し 嫌味言う
本気なの マスクで不明 口の泡
咳をする マスク隙間で 飛沫飛ぶ
挨拶も マスクで不明 どこの人
 マスク
無責任 マスクするしない 人任せ
人任せ マスク解禁 無責任
コロナ逝く マスク解禁 春が来る
大丈夫 マスク外して 右左
コロナ禍だ 皆マスクする バス電車
コロナ禍に 皆マスクする 日本人
 マスク
右左 人の様子見 マスクとる
信じます マスク解禁 マスクとる
コロナ禍に 人の集まり マスクする
人の中 視線気にして マスクする
飲み会も 話弾まぬ マスク越し
打ち合わせ 言葉少な目 マスク越し
 
 
 マスク
マスクなし 皆に睨まれ 下を向く
マスクなし 出入り禁止 逆戻り
マスクなし 人が離れる 背中見る
人の中 マスク忘れる ダメな人
人の中 マスク外せば 視線飛ぶ
ただ一人 人の集まり マスクなし
 
 
 バラマキマスク
コロナ禍に バラマキマスク 安倍の神
利権票田 バラマキマスク 安倍の神
利権票田 バラマキマスク 金集め
作り過ぎ バラマキマスク 票集め
安倍の神 バラマキマスク Sサイズ
安倍の神 バラマキマスク 借り作る
安倍の神 バラマキマスク ご利益なし
顔はみ出す バラマキマスク Sサイズ
眠ったい バラマキマスク 口覆う
本人自覚 バラマキマスク 人気無し
 
 
 アベマスク
アベマスク サイズ間違い はみ出す顔
アベマスク 女専用 小顔向き
アベマスク 大顔強調 男です
アベマスク ほかの大臣 使わない
アベマスク 使用ただ一人 安倍総理
アベマスク マスクバラマキ 無駄遣い
 
 
 マスクで隠す
見られない マスクで隠す 無精髭
緩み過ぎ マスクで隠す 口回り
腹の内 マスクで隠す 口の泡
お年寄り マスクで隠す 顔の皺
なめんなよ マスクで隠す 舌を出す
美味い物 マスクで隠す 舌鼓
判るまい マスクで隠す 腹の内
 
  
 顔かたち
顔かたち 美人不美人 人好み
顔かたち 性格悪い 暗い顔
顔かたち 誰にもいい顔 丸い顔 
顔かたち 性格紋切り 四角顔
顔かたち 丸と三角 性格は
顔かたち 意地の張り過ぎ エラが張る
顔かたち 触れれば判る 心うち
顔かたち 四角三角 好き嫌い
顔かたち 好きよ好き好き 緩みます
 
 
 人混みの中
人の顔 人混みの中 判らない
人の顔 人混みの中 紛れ込む
あの人は 人混みの中 どこの人
女心 人混みの中 靄かかる
人探し 人混みの中 右左
どう思う 人混みの中 あの人は
気が散って 人混みの中 我忘る
煩わし 人混みの中 外に出る
我忘れ 人混みの中 迷い歩く
 
 
 人付き合い
マスクして 三年三月 人付き合い
マスクして 硬い表情 人付き合い
マスクして 薄れる絆 人付き合い
マスクして 心遠退く 人付き合い
マスクして 気持ち離れる 人付き合い
 
 
 素顔見る
素顔見る 昔取り戻す お化粧
素顔見る やはり綺麗な 女の子
素顔見る 豊かな表情 思い出す 
素顔見る 口もと微笑む 赤い紅
 素顔見る
見たかった マスク解禁 素顔見る
 
 
 素顔見られる
化粧なし 素顔見られる 大丈夫
夜遊びの 素顔見られる お化け顔
化粧なし 素顔見られる 朝寝坊
どうしたの 素顔見られる ブスばれる  
恥ずかしい 素顔見られる 皺だらけ
隠せない 素顔見られる マスクなし
ジジとババ 素顔見られる 張りがない
忘れてた 素顔見られる 見栄をはる 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
●目が笑う
目が笑う お金払えば お客様
目が笑う 心はよそに 薄笑い
目が笑う よそ見無関心 上の空
目が笑う 人を見下し 馬鹿笑い
目が笑う 口元緩み 能天気
目が笑う 一つ脱いでは 質の種
 目が笑う
目で殺す 避ける流し目 目が笑う
目で殺す 私抱いてよ 目が笑う
どうしたの 手握り返す 目が笑う
手を握り ここ感じるの 目が笑う
女の子 心波打ち 目が笑う
 目が笑う
目が泳ぐ 天地動転 目が笑う
上の空 心はどこに 目が笑う
的外れ 勘違いかも 目が笑う
当て外れ 明日はどうかと 目が笑う
他人事 私無関係 目が笑う
 
 
 もの思う
もの思う 文字に書き換え ひと安心
もの思う 重ねる手と手 暖かい
もの思う 心伝わる 見つめる目
もの思う 気持ちと心 伝わるか
もの思う 時に変わるの 好き嫌い
もの思う 会いたくはない いやな人
もの思う 心離れる 目を逸らす
もの思う 好みの違い 別の人
もの思う 昔好きだった 馬鹿な人 
 
 
 目で殺す
殺したい 殺したくない 目で殺す
目を開けて 殺せるものなら 目で殺す
目の力 視線流し目 目で殺す
目の力 信じるかしら 目で殺す
信じてた 浮気男を 目で殺す
 
 
 上の空
春の陽に のんき暇人 上の空
二人きり 男迫られ 上の空
紅をさし 綺麗褒められ 上の空
人前で 仕事褒められ 上の空
諦めて 二度とない夢 上の空
あなた好き 言葉投げられ 上の空
 
 
 その気無し
その気無し 話題を変える 目をそらす
その気無し 目も笑わない 口閉じる
その気無し 目を合わせない よそを見る
その気無し 心もよそに 目を臥せる
その気無し 周り気にして 目が泳ぐ
その気無し 払い割勘 一杯飲み屋
その気無し 恋人探し 周り見る
その気無し 後は野となれ 山となれ
 
 
 どこの土
どこの土 年寄り埋めて かける土
どこの土 心とどまる 老いの道
どこの土 筆を残した 東の地
どこの土 今日散る花の 浮世闇
どこの土 浮世きわまり 死出の道
どこの土 三世諸仏 埋める土
 
 
 月影の
月影の あるかなきかを 結ぶ水
月影の 武蔵野暑し 鬼あざみ
月影の 風に乱れる 紅葉の葉
月影の 思う心に 親の顔
月影の 帰らじと決めた 死出の旅
月影の やむにやまれぬ 一人旅
 
 
 御仏の
御仏の 恵みに叶う 我が心
御仏の 朽葉かからぬ 梅桜
御仏の 浮世を思う 風の声
御仏の 恵み信じて 怨むまじ
御仏の 言の葉探し 我が迷い
御仏の 今日を限りの 我が命
御仏の 苦しき中の 暁烏
 
 
 仏様
仏様 聞いてください 我が願い
仏様 祈念信心 救う慈悲
仏様 三世諸仏 慈悲深い
仏様 一念発心 救います
仏様 道を教えて どの道か
仏様 手と手合わせて お念仏
仏様 輪廻転生  欲色無
仏様 涅槃の境地 できるなら
仏様  六道の辻 魔界入る
仏様 一つ積んでは 父のため
 
 
 あの世
どこにある 神と仏の あの世とは
仏様 道を教えて あの世への
悪いこと すれば早まる あの世行き
口達者 嘘も方便 あの世行き
抱え込む 嘘と借金 あの世まで 
口封じ 腹にしまって あの世まで
かみさんと 一緒に行きたい あの世まで
夢の中 見に行ってみたい あの世とは
 
 
 あの世とやらの
御仏と あの世とやらの 道探し
死出の旅 あの世とやらの 道歩く
友思い あの世とやらの 道案内
逝く人の あの世とやらの 後を追う
線香は あの世とやらの 道しるべ
 
 
 神仏
神仏(かみほとけ) いるものならば 顔見たい
神仏 助けてほしい 縋(すが)りたい
神仏 賽銭投げて 機嫌とり
 
 
 閻魔
閻魔様 生き方伝える 倶生神
閻魔様 倶生神伝える 善と悪
閻魔様 冥途の行先 黄泉の国
閻魔見る 賽の河原の 小石積み
閻魔待つ 天国地獄 分かれ道
閻魔待つ 越えねばならぬ 死出の山
 
 
 六道の辻
魔界への 六道の辻 入り(はいり)口
行かないで 六道の辻 地獄道
行かないで 六道の辻 餓鬼道
行かないで 六道の辻 畜生道
行かないで 六道の辻 阿修羅道
任せます 六道の辻 人間道
行ってみたい 六道の辻 天道
生き死にを 六道の辻 繰り返す
欲界色界 六道の辻 無色界
三界で 六道の辻 輪廻転生
三界抜ける 六道の辻 涅槃の境地
 
 
   三界
    欲界、色界、無色界
    輪廻転生 = 三界で生き死にを繰り返す
    涅槃の境地 = 三界から抜け出す
    欲界の六道
    地獄道、餓鬼道、畜生道、阿修羅道、人間道、天道
    六道の辻 = 魔界への入り口
 
 
 物を言う
腹立てば 口は口なり 物を言う
でまかせを 勢いあまり 物を言う
持ち上げる 褒めてよいしょ 物を言う
口汚い 言葉選ばず 物を言う
品のない 馬鹿丸出しで 物を言う
 
 
 鉢合わせ
真っ暗闇 善人と悪人 鉢合わせ
忘れてた 男と女 鉢合わせ
巡り合い 男と女 鉢合わせ
蓄え無し 金貸し借金 鉢合わせ
墓の中 一期一会の 鉢合わせ
墓の中 因果応報 鉢合わせ
怨みます 出会いお別れ 鉢合わせ
憎い人 恨み辛みの 鉢合わせ
好きな人 一緒になりたい 鉢合わせ
通り道 偶然ばったり 鉢合わせ 
 
 
 もどきとは
もどきとは どんなきですか 出来損ない
もどきとは 本物真似て 顔は瓜
もどきとは 越える超えない 真似ること
もどきとは 二流三流 追う一流
もどきとは 雰囲気味も あたりまえ
もどきとは 本物追うが とどかない  
 
 
 思い焦がれる
あの人に 思い焦がれた 昔話
あの人に 思い焦がれた 忘れもの
あの人に 思い焦がれる 今はどこ
あの人に 思い焦がれる 恋心
燃え上がる 思い焦がれる 恋心
惚れた腫れた 思い焦がれる 当座の内
心冷え 思い焦がれる 熱冷める
夏に燃え 思い焦がれも 冬に消え
好きな人 思い焦がれる 燃え上がる
 
 
 鷲掴み
好きな人 私の心 鷲掴み
離さない 彼女彼の手 鷲掴み
次の彼 私の心 鷲掴み
別れても 私の心 鷲掴み
旦那様 私の財布 鷲掴み
彼の手が 私のお金 鷲掴み
別れたい 別れたくない 鷲掴み
離したい 離したくない 鷲掴み
愛したい 愛したくない 鷲掴み
好き嫌い 言葉いらない 鷲掴み
口合わせ 胸さすられて 鷲掴み
脇から手 他人のお金 鷲掴み
お客様 釣銭片手で 鷲掴み
  
  
 思いの丈
ぶつけます 思いの丈 加減して
判ってよ 思いの丈 ぶつけます
女心 思いの丈 ぶつけます
僅かでも 思いの丈 届けます
背が低い 思いの丈 踏み越えて
背伸びして 思いの丈 乗り越えて
好きな人 思いの丈 我が心
愛したい 思いの丈 我が心
判ってよ 思いの丈 我が心
     
  
 これも縁
これも縁 女目を伏せ 帯を解く
これも縁 出会い目を伏せ 帯を解く
これも縁 好きよ目を伏せ 帯を解く
これも縁 燃えて手をとり 帯を解く
これも縁 終わりお別れ 帯を解く
 これも縁
これも縁 手を振り払い さようなら
これも縁 縁の切れ目か 諦める
これも縁 心離れる 別れの日
これも縁 燃えた日もあり 今は昔
これも縁 信じられない 背を向ける
これも縁 縁は異なもの 味なもの
 これも縁
これも縁 貴方お前と 手を握る
これも縁 思いは一つ 目を合わす
これも縁 出会いと別れ 気の迷い
これも縁 浮気夜遊び 人の性(さが)
これも縁 いついつまでも 一生一緒
これも縁 神のいたずら 死に別れ
これも縁 人の生き死に 神仏(かみほとけ)
これも縁 女心と 秋の空
 
 
 分かれ道
女との 分かれ道 思い出す 
男との 分かれ道 思い出す
二人連れ 分かれ道 右左
女との 分かれ道 誰決める
女決める 分かれ道 さようなら
振りかえる 分かれ道 未練から
 
   
 好き嫌い
好き嫌い 私が決める 胸の内
好き嫌い 私が決める 嫌い好き
好き嫌い 男のどこが 全部好き
好き嫌い 女のどこが わからない
好き嫌い 今は好きだが これからは
  
   
 愛してる
愛してる 離れないでね 何時までも
愛してる そばにおいてね 別れない
愛してる そばにいるだけで 幸せよ
愛してる 貴方を思う すべて好き
愛してる いつかお別れ 今生きる
 
 
 死に別れ
両親は 子供残して 死に別れ
妻残し 夫のさだめ 死に別れ
悲しんだ 母早く逝く 死に別れ
身にしみる 母の思い出 死に別れ
不幸にも 両親子供 死に別れ
子供たち 早く両親 死に別れ
幼時(おさなどき) 早く両親 死に別れ
逝ってしまう 彼に別れ花 死に別れ
彼彼女 怨む人なし 死に別れ 
人出会い 悪いさだめか 死に別れ 
思う人 手握りかえし 死に別れ 
別れ花 お悔やみ添えて 死に別れ 
死人花 悲しみ苦しみ 死に別れ 
しがみつく 縁者亡者 死に別れ 
   死に別れ / 永の別れ / 今生の別れ / 避らぬ別れ / 此世の別れ
   今際の別れ / 常の別れ  
 
 
 別れ花
取り囲む 棺の死人(しびと) 別れ花
顔のこし 棺を埋める 別れ花
菊と百合 カーネーション 別れ花
白い菊 誠実旅立ち 別れ花
白い百合 純潔高貴 別れ花
好きなもの 手紙写真 別れ花
好きだった 思い出添える 別れ花
忌む色は 黒は死赤は血 別れ花
花入れる 親族遺族 別れ花
参列者 親族遺族 別れ花
お別れは 棺蓋閉じ 別れ花
一人ずつ 花を手向ける 別れ花
一輪ずつ 棺桶うめる 別れ花
人の顔 最後の別れ 別れ花
見たくない 死人の顔色 別れ花
 
 
 馬鹿にする
民百姓 おだて騙して 馬鹿にする
扱いは 馬鹿は馬鹿なり 馬鹿にする
金あれば 貧乏見下し 馬鹿にする
嘘八百 並べて気取り 馬鹿にする
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
   
  
 
 
 
●政(まつり)ごと
政ごと 先生再選 最優先
政ごと 選挙再選 最優先
政ごと 人気支持率 勘違い
政ごと 右に左に 揺れ動く 
政ごと 天秤頼り 右左
政ごと 民を忘れて 無駄遣い
政ごと お金取上げ 民思う
政ごと 民思うふり ベロを出す
政ごと マスクするしない 人任せ
政ごと 反対野党 全てNO
 政ごと
政ごと 不都合話 捏造よ 
政ごと 仮名ふり違い 誤字脱字
政ごと 叩けばほこり 舞い上がる 
政ごと 隠蔽の闇 作り話
政ごと 忖度メディア 手なずける
政ごと 忖度メディア 提灯記事
政ごと 批判メディア 押さえこみ
政ごと 不都合報道 黙らせる 
政ごと 真面目なアナの 首をとる
政ごと 文春新潮 大嫌い
政ごと 電通バラマキ お手伝い
政ごと お札印刷 紙インキ
政ごと 夢を叶えた 黄門様
 政ごと
人任せ マスク解禁 政ごと
予算など 役人任せ 政ごと
予算どり 節約減額死語 政ごと
数合わせ 予算増税 政ごと 
税増やす 予算膨らむ 政ごと 
秘書任せ 国会答弁 政ごと 
 政ごと
不都合は 全て無かった 政ごと 
不都合に 記憶も消える 政ごと 
記憶なし 質問打ち切り 政ごと 
不都合に 書類も消える 政ごと 
書類なし シュレッダ活躍 政ごと
 政ごと
真っ暗闇 光りささない 政ごと
お題目 中身空っぽ 政ごと
検討使 皆先送り 政ごと
政治も 役人任せ 政ごと
身を守る 安倍の神敬う 政ごと
咲けば散り 散れば咲きぬる 政ごと
 
 
 バラマキ
バラマキに 芽出る票田 政ごと 
バラマキに 借金膨らむ 政ごと 
バラマキは どさくさ紛れ 政ごと 
バラマキで 選挙票とる 政ごと 
バラマキで 馬鹿生き延びる 政ごと
バラマキで 潤う農家 政ごと
 
 
 選挙公約
当選で 選挙公約 いつか消え
当選で 選挙公約 放置する
当選で 選挙公約 検討す
第一は 選挙公約 耳触り
約束は 選挙公約 開票まで
賞味に 選挙公約 期限あり
落選で 選挙公約 消滅す
  
 
 村社会
政治記事 大手が仕切る 村社会
先生で 書くか書かない 村社会
記者クラブ スクープ御法度 村社会
記者クラブ 忖度メディア 村社会
記者クラブ 年功序列 村社会
記者クラブ お昼寝できる 村社会
スクープは 文春新潮 村社会
 
 
 ご質問
記事を書く 記者会見 ご質問
つまらない 時間つぶし ご質問
予め 回答用意 ご質問
出来レース 先生喜ぶ ご質問
持ち上げる 先生よいしょ ご質問
予定外 先生怒る ご質問
答え無し 先生焦る ご質問
足を組む 大臣応対 ご質問
 
 
 嘘も方便
気が付けば 嘘も方便 嘘ばかり
許さない 嘘も方便 嘘ばかり
良いことも 嘘も方便 悪いこと
許される 嘘も方便 気持ちだけ
言葉探し 嘘も方便 信じます
悪いこと 嘘も方便 罪つくり
良いことも 嘘も方便 何もなし
 
 
 語呂合わせ 
言葉遊び 質疑応答 語呂合わせ
参議院 自然成立 語呂合わせ
無駄使い 小判とご飯 語呂合わせ
猫と下戸 質問逸らす 語呂合わせ
意味不明 ゴロゴロドンの 語呂合わせ
 
 
 捏造
信じてね 捏造楽し 嘘ほんと
救わない どちら捏造 救われる
おまえかい 捏造探し どなたかな
騙さない 捏造するな 騙すなよ
言葉尻 どこが捏造 判らない
作り話 捏造話 笑い話
耳ふさぐ 捏造話 時間無駄
 

 メディア口止め
批判だめ メディア口止め 封じ込め
批判だめ メディア口止め 政ごと
目を覆い メディア口止め 政ごと
見せるのは メディア口止め 三面記事
政ごと メディア口止め パンとサーカス
不都合は メディア口止め 黙らせる
 
 
 アナ追放
許さない 不都合報道 アナ追放
人気アナ 死んでください アナ追放
人気アナ 個性出しすぎ アナ追放
誰悪い 仕事取り上げ アナ追放
指図する 闇の力が アナ追放
差し違え 真実迫り アナ追放
 
 
 道祖神
置きなさい 派閥の入り口 道祖神
政ごと 置き場所変わる 道祖神
顔色が 議題で揺れる 道祖神
風向きは 賛成反対 道祖神
票集め 都合不都合 道祖神
捏造に 顔色変わる 道祖神
下を向き しばらくお休み 道祖神  
 
 
 仲間割れ
仲間割れ 皆に迷惑 争うな
仲間割れ 後は野となれ 山となれ
仲間割れ 中をとりもつ お年寄り
仲間割れ 中をとりもつ 知らぬ人
仲間割れ 互い背を向け 割れたまま
仲間割れ 互い意地捨て 仲直り
仲間割れ 華は持たさぬ 腹さぐり
仲間割れ 出世花道 腕試し 
 仲間割れ
皆仲間 割れて迷惑 仲間割れ
言葉尻 誤り隠し 仲間割れ
好き嫌い 意地の張り合い 仲間割れ
気に障る 物言い言い合い 仲間割れ
逃げ口上 尻に火がつき 仲間割れ
共倒れ 治められない 仲間割れ  
  
 
 墓場まで
墓場まで 持っていければ 一人前
墓場まで 引きずっていく うわさ話
墓場まで 金払えない 踏み倒し
 墓場まで
全て手に 持っていきます 墓場まで
隠し事 腹にしまって 墓場まで
愛してる 一緒に逝きます 墓場まで
無駄なこと 財産全て 墓場まで
思いつめ 恨みつらみを 墓場まで
 
 
 統一教会
安倍総理 統一教会 票集め
安倍の神 統一教会 火をつける
先生は 統一教会 皆応援
 
 
 勘違い
税金を 自分の金と 勘違い
政活費 お小遣いかと 勘違い
公用車 自家用車と 勘違い
委員会 自己宣伝と 勘違い
委員会 昼寝所と 勘違い
委員会 長い足組む 勘違い
委員会 テレビ優先 勘違い
 
 
 検討使
異次元の 子育て支援 検討使 
防衛費 予算増税 検討使
財政を ほおり投げ出す 検討使
無責任 予備費バラマキ 検討使
先送り 良きに計らえ 検討使
 
 
 見栄を張る
貧乏人 金もないのに 見栄を張る
奢られて 人の甲斐性 見栄を張る
務めます 上司上役 見栄を張る
一等地 都心タワマン 見栄を張る
美人妻 高級外車 見栄を張る
 
 
 反故にする
中身なし アベノミクスや 反故にする
三本の 矢打ちそこない 反故にする
金利ゼロ 借金返済 反故にする
繰り返し 慰安婦話 反故にする
パンダだけ 友好外交 反故にする
プーチンさん 四島返還 反故にする
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
●お役人
お役人 大事な資質 物忘れ
お役人 大事な資質 整理下手
お役人 大臣命(いのち) 大仕事 
お役人 課長局長 事務次官
お役人 階段上り 事務次官
お役人 年功序列 飛び級なし
 お役人
お役人 忖度文化 安倍の神
お役人 定年延長 安倍の神
お役人 忖度の神 敬います
お役人 忖度の証 瑞穂の國
お役人 忖度の証 森友学園
お役人 忖度の証 加計学園
 お役人
お役人 知らぬふりして 偽情報
お役人 高いアンテナ 裏情報
お役人 情報小出し 時間稼ぎ
お役人 メディア手なずけ 裏操作
お役人 忖度メディア 手なずける
お役人 報道メディア 人払い
お役人 御身第一 知らんぷり
 お役人
お役人 捏造大臣 意趣返し
お役人 捏造大臣 背を向ける
お役人 捏造大臣 喚き合い
お役人 どこが捏造 捏造だ
お役人 何が捏造 判らない
お役人 捏造話 誰の事
 お役人
お役人 たらいまわして 答え揉む
お役人 改ざん引受け 無駄死によ
お役人 火の粉かぶって 厄払い
お役人 飛んで火に入る 夏の虫
お役人 真実語り 都落ち
お役人 忖度忘れ 田舎暮らし
 お役人
失敗は 許されません お役人
成功は 皆で山分け お役人
目立つこと してはならない お役人
予算取り 上手に使う お役人
答え無し 手つけたくない お役人
 
 
 忖度します
お役人 忖度します 文化です
お役人 忖度します 神仏
お役人 忖度します お大臣
お役人 忖度します 無駄遣い
お役人 忖度します 予算取り
お役人 忖度します 仲間内
お役人 忖度します 人の生き死に
お役人 忖度します 天下り
お役人 忖度します 失職なし
 忖度します
始まりは 忖度します 安倍の神
安倍の神 忖度します 祀ります
安倍の神 忖度します 霊験高し
安倍の神 忖度します 祟ります
安倍の神 忖度します 金集め
安倍の神 忖度します 票集め
 忖度します
祟り神 忖度します 降りかかる
因果応報 忖度します 黄泉の国
天上天下 忖度します 唯我独尊
天上でも 忖度します 天下でも 
報道無し 忖度します 裏話
嘘ほんと 忖度します 笑い話
流行語 忖度します 笑えない
 
 
 物忘れ
お役人 大事な資質 物忘れ
お役人 無かったことです 物忘れ
お役人 大臣命(いのち) 物忘れ
お役人 記憶を消して 物忘れ
お役人 ボケたふりして 物忘れ
お年寄り ボケの始まり 物忘れ
お年寄り すぐに記憶消え 物忘れ
歳無関係 記憶が消える 物忘れ
忙しさ 記憶かき消す 物忘れ
あたりまえ 年寄り仲間 物忘れ
人の顔 思い出せない 物忘れ
顔名前 結びつかない 物忘れ
 
 
 整理下手
整理下手 議事の進行 準備無し
整理下手 下調べなし 成り行きで
整理下手 知らない話題 興味なし
整理下手 情報共有 興味なし 
整理下手 中身の成否 ほったらかし
整理下手 中身バラバラ 見出しなし
 整理下手
紙の山 どこから手つける 整理下手
背表紙 ファイル振り分け 整理下手
打ち合わせ 成り行き任せ 整理下手
上司部下 優先順位 整理下手
整理なし 旗も振らない 整理下手
整理下手 自覚さえ無い 整理下手
ホームページ キーワード不明 整理下手
 
 
 シュレッダー
シュレッダー 使えば紙屑 捨てるゴミ
シュレッダー 紙屑量産 必需品
シュレッダー 無いことにする 必需品
シュレッダー 書いたら捨てる 役人技
シュレッダー 読んだら捨てる 役人技
シュレッダー 保管ご法度 皆処分
シュレッダー 保管ご法度 ファイルなし
シュレッダー PCデータ消去 CD刻む
 
  
 トカゲの尻尾
口封じ トカゲの尻尾 物忘れ
切られても トカゲの尻尾 生き返る
首切られ トカゲの尻尾 挿げ替えも
順番こ トカゲの尻尾 挿げ変わり
大臣に トカゲの尻尾 尻尾ふる  
次がある トカゲの尻尾 天下り
ご利益は トカゲの尻尾 天下り
 
 
 道祖神
道祖神 ここは我が村 村境
道祖神 国分かつ境 峠道
道祖神 疫病悪霊 入れるまじ
道祖神 禍封じ 村守る
道祖神 路肩に鎮座 守り神
道祖神 子供仲良し 守り神
道祖神 旅の安全 守る神
道祖神 男と女 縁結び
道祖神 あの世とこの世 結ぶ神
道祖神 幣(ぬさ)を手向けて 供え物
道祖神 賽の河原 亡者どこ
 道祖神
境分け ここは我が村 道祖神
国分ける 峠に鎮座 道祖神
村守る 疫病悪霊 道祖神 
村守る 禍封じ 道祖神 
村守る 路肩に鎮座 道祖神
小石積む 賽の河原の 道祖神
人の罪 三途の川の 道祖神
脱いでゆけ 奪衣婆案内(だつえばあない) 道祖神 
選びたい 六道の辻 道祖神 
 
 
   道祖神
   道の神・手向けの神・峠の神・岐(くなど)の神・塞(さえ)の神・境の神
   道陸神(どうろくじん)・衢神(ちまたのかみ) 
 
 
 情け甲斐なし
お役人 情け甲斐なし 口つぐむ
口つぐみ 情け甲斐なし 闇の中
深情け 情け甲斐なし 泣き別れ
助けても 情け甲斐なし また沈む
愛しても 情け甲斐なし 別れ話
思う人 情け甲斐なし 生き別れ
 
 
 覚悟無し
お役人 責任をとる 覚悟無し
政ごと 選挙優先 覚悟無し
選ばれて 公約守る 覚悟無し
民守る  選ばれれば 覚悟無し
 
 
 片手落ち
片手落ち おとなしい人 無視される
片手落ち 共に聞けない 損と得
片手落ち 共に立てれば 角が立つ
片手落ち 両方聞けない 当たり前
片手落ち 好みで決まる 好き嫌い
片手落ち 女次第の 別れ話
片手落ち 上役次第 決まり事
 片手落ち
手を上げぬ 弱い者無視 片手落ち
声上げぬ 弱い者いじめ 片手落ち
でかい声 耳傾ける 片手落ち
大声に 耳傾ける 片手落ち
仇を討つ 松の廊下の 片手落ち
歴史消す 差別片落ち 片手落ち
プーチンの 戦争口実 片手落ち
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  
 
智に働けば角が立つ 情に棹させば流される
意地を通せば窮屈だ とかくに人の世は住みにくい
益荒男がたばさむ太刀の鞘鳴りに 幾とせ耐へて今日の初霜
散るをいとふ世にも人にもさきがけて 散るこそ花と吹く小夜風
待てば海路の日和あり 
 
 
 
 松尾芭蕉
●松尾芭蕉
旅に病んで夢は枯野をかけ廻る
蛸壺(つぼ)やはかなき夢を夏の月
海くれて鴨のこゑほのかに白し
古池や蛙飛びこむ水の音
猫の恋やむとき閨(ねや)の朧月(おぼろづき) 
野ざらし紀行
野ざらしを心に風のしむ身哉
秋十(と)とせ却(かえっ)て江戸を指(さす)古郷
霧しぐれ富士をみぬ日ぞ面白(おもしろき)
猿を聞人(きくひと)捨子に秋の風いかに
道のべの木槿(むくげ)は馬にくはれけり
馬に寝て残夢(ざんむ)月遠し茶のけぶり
三十日(みそか)月なし千年(ちとせ)の杉を抱(だく)あらし
芋(いも)洗ふ女西行(おんなさいぎやう)ならば歌よまむ
蘭(らん)の香(か)やてふの翅(つばさ)にたき物す
蔦植(つたうゑ)て竹四五本のあらし哉
手にとらば消(きえ)ん涙ぞあつき秋の霜
わた弓や琵琶(びは)になぐさむ竹のおく
僧朝顔幾死(いくしに)かへる法のりの松
碪打(きぬたうち)て我にきかせよや坊が妻
露とくとく試みに浮世すゝがばや
御廟(ごべう)年経て忍(しのぶ)は何をしのぶ草(ぐさ)
義朝(よしとも)の心に似たり秋の風
秋風や藪(やぶ)も畠(はたけ)も不破(ふは)の関
死にもせぬ旅寝(たびね)の果(はて)よ秋の暮
冬牡丹千鳥よ雪のほととぎす
明けぼのや白魚白きこと一寸
しのぶさへ枯(かれ)て餅買ふやどり哉
狂句木枯(こがらし)の身は竹斎(ちくさい)に似たる哉
草枕犬も時雨(しぐる)るかよるのこゑ
市人(いちびと)よ此(この)笠うらう雪の傘
馬をさへながむる雪の朝(あした)哉
海暮れて鴨の声ほのかに白し
年暮(くれ)ぬ笠きて草鞋(わらぢ)はきながら
誰(た)が聟(むこ)ぞ歯朶(しだ)に餅おふうしの年
春なれや名もなき山の薄霞
水とりや氷の僧の沓(くつ)の音
梅白し昨日(きの)や鶴を盗(ぬすま)れし
樫(かし)の木の花にかまはぬ姿かな
我がきぬに伏見の桃の雫(しづく)せよ
山路来て何やらゆかしすみれ草
辛崎(からさき)の松は花より朧(おぼろ)にて
命二つの中に生たる桜哉
いざともに穂麦(ほむぎ)喰(くら)はん草枕
梅恋ひて卯花(うのはな)拝む涙哉
白(しろ)げしにはねもぐ蝶(てふ)の形見哉
牡丹(ぼたん)蘂(しべ)ふかく分出(わけいづ)る蜂の名残哉
行駒(ゆくこま)の麦に慰むやどり哉
夏衣いまだ虱(しらみ)をとりつくさず 
鹿島紀行
月はやし梢は雨を持ながら
寺に寝てまこと顔(がほ)なる月見哉
この松の実生(みば)えせし代や神の秋
刈りかけし田面(たづら)の鶴や里の秋
賤(しづ)の子や稲摺(すり)かけて月を見る
萩原や一夜はやどせ山の犬
芋の葉や月待(まつ)里の焼畑(やけばたけ)  
笈の小文
旅人と我名呼ばれん初しぐれ
星崎の闇を見よとや啼(なく)千鳥
京まではまだ半空(なかぞら)や雪の雲
寒けれど二人寝る夜ぞ頼もしき
冬の日や馬上に氷る影法師
鷹一つ見付てうれしいらご崎(ざき)
磨(とぎ)直す鏡も清し雪の花
箱根越す人も有(ある)らし今朝の雪
ためつけて雪見にまかる紙衣(かみこ)哉
いざ行(ゆか)む雪見にころぶ所まで
香を探る梅に蔵見る軒端(のきば)哉
旅寝して見しやうき世の煤(すす)払ひ
歩行(かち)ならば杖突(つゑつき)坂を落馬哉
旧里(ふるさと)や臍(へそ)の緒(を)に泣(なく)年の暮
二日にもぬかりはせじな花の春
春立(たち)てまだ九日の野山哉
枯芝ややゝ陽炎(かげろふ)の一二寸
丈六(じやうろく)にかげろふ高し石の上
さまざまの事思ひ出す桜哉
何の木の花とは知らず匂(にほひ)哉
裸にはまだ衣更着(きさらぎ)の嵐哉
此(この)山のかなしさ告(つげ)よ野老掘(ところほり)
物の名を先(まづ)問ふ芦(あし)の若葉哉
梅の木に猶(なほ)やどり木や梅の花
芋植(うゑ)て門(かど)は葎(むぐら)の若葉哉
御子良子(おこらご)の一本(ひともと)ゆかし梅の花
神垣(かみがき)や思ひもかけず涅槃像(ねはんざう)
吉野にて桜見せうぞ檜(ひ)の木笠(きがさ)
草臥(くたびれ)て宿借(か)る比(ころ)や藤の花
春の夜や籠(こも)り人(ど)どゆかし堂の隅(すみ)
猶見たし花に明行(あけゆく)神の顔
雲雀(ひばり)より空にやすらふ峠哉
龍門の花や上戸(じやうご)の土産(つと)にせん
酒飲みに語らんかゝる滝の花
ほろほろと山吹散るか滝の音
桜狩(が)り奇特(きどく)や日々に五里六里
日は花に暮てさびしや翌檜(あすならう)
扇にて酒汲(く)む影や散る桜
春雨の木下(こした)につたふ清水哉
父母(ちちはは)のしきりに恋ひし雉の声
行春(ゆくはる)に和歌の浦にて追付(おひつき)たり
一つ脱(ぬ)いで後(うしろ)に負(おひ)ぬ衣がへ
灌仏(くわんぶつ)の日に生(うま)れあふ鹿(か)の子哉
若葉して御目(おんめ)の雫拭(ぬぐ)はゞや
鹿の角先一節(まづひとふし)の別れかな
杜若(かきつばた)語るも旅のひとつ哉
月はあれど留守のやう也須磨の夏
月見ても物たらはずや須磨の夏
海士(あま)の顔先(まづ)見らるゝや芥子(けし)の花
須磨の海士の矢先に鳴(なく)か郭公(ほととぎす)
ほとゝぎす消行方(きえゆくかた)や島一つ
須磨寺や吹かぬ笛聞く木下闇(こしたやみ)
蛸壺(たこつぼ)やはかなき夢を夏の月 
更科紀行
あの中に蒔絵(まきゑ)書(かき)たし宿の月
桟(かけはし)や命をからむ蔦(つた)かづら
桟や先(まづ)思ひ出づ馬迎へ
俤(おもかげ)や姥(うば)ひとり泣く月の友
十六夜(いざよひ)もまだ更科の郡(こほり)哉
ひよろひよろと尚(なほ)露けしや女郎花(をみなへし)
身にしみて大根からし秋の風
木曾の橡(とち)浮世の人のみやげ哉
送られつ別(わかれ)つ果(はて)は木曾の秋
月影や四門(しもん)四宗(ししゆう)も只一(ただひとつ)
吹(ふき)飛ばす石は浅間の野分(のわき)哉  
おくのほそ道
草の戸も住替(すみかは)る代ぞ雛(ひな)の家
行ゆく春や鳥啼なき魚の目は泪
あらたふと青葉若葉の日の光
暫時(しばらく)は滝に籠るや夏(げ)の初(はじめ)
夏山に足駄(あしだ)を拝む首途(かどで)哉
木啄(きつつき)も庵(いほ)は破らず夏木立(なつこだち)
野を横に馬牽向(ひきむけ)よほとゝぎす
田一枚植(うゑ)て立(たち)去る柳かな
風流の初(はじめ)や奥の田植歌
世の人の見付(つけ)ぬ花や軒の栗
早苗とる手もとや昔しのぶ摺(ずり)
笈(おひ)も太刀も五月(さつき)にかざれ帋幟(かみのぼり)
笠島はいづこ五月のぬかり道
桜より松は二木(ふたき)を三月越(みつきご)し
あやめ草(ぐさ)足に結(むすば)ん草鞋(わらぢ)の緒
夏草や兵(つはもの)どもが夢の跡
五月雨(さみだれ)の降(ふり)残してや光堂
蚤虱(のみしらみ)馬の尿(ばり)する枕もと
涼しさを我(わが)宿にしてねまる也
這出(はひいで)よ飼(か)ひ屋が下の蟾(ひき)の声
眉掃(まゆは)きを俤(おもかげ)にして紅粉(べに)の花
閑(しづか)さや岩にしみ入(いる)蝉の声
五月雨を集めて早し最上川
有難(ありがた)や雪をかをらす南谷
涼しさやほの三日月の羽黒山
雲の峰幾つ崩(くづれ)て月の山
語られぬ湯殿(ゆどの)にぬらす袂(たもと)かな
あつみ山や吹浦(ふくうら)かけて夕涼み
暑き日を海に入れたり最上川
象潟(きさがた)や雨に西施(せいし)が合歓(ねぶ)の花
汐越(しほごし)や鶴脛(はぎ)ぬれて海涼し
文月(ふみづき)や六日も常の夜には似ず
荒海や佐渡(さど)に横たふ天河(あまのがは)
一家(ひとつや)に遊女も寝たり萩(はぎ)と月
早稲(わせ)の香や分入(わけいる)右は有磯海(ありそうみ)
塚も動け我泣声(わがなくこゑ)は秋の風
秋涼し手毎(てごと)にむけや瓜茄子(うりなすび)
あかあかと日は難面(つれなく)も秋の風
しをらしき名や小松(こまつ)吹(ふく)萩(はぎ)すゝき
むざんやな甲(かぶと)の下のきりぎりす
石山の石より白し秋の風
山中(やまなか)や菊はたをらぬ湯の匂(にほひ)
今日よりや書付(かきつけ)消さん笠の露
庭掃(はき)て出(いで)ばや寺に散(ちる)柳
物書(かき)て扇引(ひき)さく余波(なごり)哉
月清し遊行(ゆぎやう)の持てる砂の上
名月や北国日和(びより)定(さだめ)なき
寂しさや須磨に勝ちたる浜の秋
浪(なみ)の間(ま)や小貝(こがひ)にまじる萩(はぎ)の塵(ちり)
蛤(はまぐり)のふたみに別れ行(ゆく)秋ぞ  
  
 
 与謝蕪村
●与謝蕪村
しら梅にあくる夜ばかりとなりにけり 
雪月花つゐに三世の契かな

春雨や暮れなむとしてけふもあり
春雨やものがたりゆく蓑と傘
春風や堤(つつみ)長うして家遠し
遅き日のつもりて遠きむかしかな
やぶ入りの夢や小豆(あずき)の煮えるうち
燭(しょく)の火を燭にうつすや春の夕(ゆう)
公達(きんだち)に狐(きつね)化けたり宵(よい)の春
春雨や小磯(こいそ)の小貝(こがい)ぬるるほど
春の海ひねもすのたりのたりかな
春雨にぬれつつ屋根の手毬(てまり)かな
春の夕(ゆうべ)絶えなむとする香(こう)をつぐ
滝口に灯(ひ)を呼ぶ声や春の雨
片町にさらさ染(そ)むるや春の風
高麗舟(こまぶね)のよらで過ぎゆく霞(かすみ)かな
さしぬきを足でぬぐ夜(よ)や朧月(おぼろづき)
菜の花や鯨もよらず海暮れぬ
菜の花や月は東に日は西に
菜の花やみな出はらいし矢走船
なのはなや筍見ゆる小風呂敷
菜の華や法師が宿を訪はで過ぎし
なの花や昼一しきり海の音
なのはなや魔爺(まや)を下れば日のくるる
菜の花や油乏しき小家がち
菜の花や遠山どりの尾上まで
釣鐘(つりがね)にとまりてねむる胡蝶(こちょう)かな
畑(はた)うつやうごかぬ雲もなくなりぬ
白梅(しらうめ)に明くる夜(よ)ばかりとなりにけり
ゆく春やおもたき琵琶(びは)の抱きごころ
ゆく春や逡巡(しゅんじゅん)として遅ざくら
ゆく春や撰者(せんじゃ)をうらむ歌の主
隅々に残る寒さや梅の花
凧(いかのぼり)きのふの空のありどころ
うつつなきつまみ心の胡蝶かな
住吉に天満神のむめ咲ぬ
さくら散苗代水や星月夜
古庭に茶筌花さく椿かな 
うぐひすや何ごそつかす薮の霜 

愁(うれ)ひつつ岡にのぼれば花いばら
夏川をこすうれしさよ手にぞうり
寂(せき)として客の絶え間のぼたんかな
落合(おちおう)て音なくなれる清水(しみず)かな
青梅(あおうめ)に眉(まゆ)あつめたる美人かな
牡丹(ぼたん)散つてうちかさなりぬ二三片
五月雨(さみだれ)や大河を前に家二軒
さみだれや名もなき川のおそろしき
涼しさや鐘をはなるるかねの声
お手討ちの夫婦(めをと)なりしを更衣(ころもがへ)
山蟻(やまあり)のあからさまなり白牡丹(はくぼたん)
夕風や水 青鷺(あをさぎ)の脛(はぎ)をうつ
絶頂の城たのもしき若葉かな
石工(いしきり)の鑿(のみ)冷したる清水(しみず)かな
鮎(あゆ)くれてよらで過ぎ行く夜半(よわ)の門
不二(ふじ)ひとつうづみ残して若葉かな
行々(ゆきゆき)てここに行々(ゆきゆく)夏野かな
みじか夜や毛虫の上に露(つゆ)の玉
ほととぎす平安城(へいあんじょう)を筋違(すじかい)に
散りてのちおもかげにたつ牡丹かな
地車のとどろと響く牡丹かな
閻王(えんおう)の口や牡丹を吐かんとす
休み日や鶏なく村の夏木立
あま酒の地獄もちかし箱根山
ちりて後おもかげにたつぼたん哉
ところてん逆しまに銀河三千尺
夏河を越すうれしさよ手に草履
花いばら故郷の路に似たるかな
夕立や草葉をつかむむら雀 

朝顔や一輪(いちりん)深き淵(ふち)のいろ
四五人に月落ちかかる踊(おどり)かな
湯泉(ゆ)の底にわが足見ゆるけさの秋
月天心(つきてんしん)貧しき町を通りけり
白露や茨(いばら)の刺(はり)にひとつづつ
灯篭(とうろう)を三たびかかげぬ露ながら
鳥羽殿へ五六騎いそぐ野分(のわき)かな
柳散り清水かれ石ところどころ
落穂(おちぼ)拾ひ日あたる方(かた)へあゆみ行く
門(かど)を出れば我(われ)も行く人(ひと)秋のくれ
山茶花(さざんか)の木間(このま)見せけり後(のち)の月
山は暮れて野は黄昏(たそがれ)の薄(すすき)かな
秋もはや其の蜩(ひぐらし)の命かな
立ち聞きのここちこそすれ鹿の声
蜻(こほろぎ)や相如が絃のきるる時
秋かぜのうごかして行案山子哉 
我足にかうべぬかるる案山子哉
秋の空きのふや鶴を放ちたる
欠けて欠けて月もなくなる夜寒かな
帰る雁田ごとの月の曇る夜に
朝霧や村千軒の市の音
秋の夜や古き書読む南良法師
稲妻や波もてゆへる秋津しま
笛の音に波もよりくる須磨の秋
三井寺や月の詩つくる踏落し
三井寺に緞子の夜着やの月 

易水(えきすい)にねぶか流るる寒さかな
斧(おの)入れて香(か)におどろくや冬木立
葱(ねぎ)買うて枯木の中を帰りけり
うづみ火や終(つい)には煮(に)ゆる鍋のもの
楠(くす)の根を静かにぬらす時雨(しぐれ)かな
宿かせと刀(かたな)投げ出す吹雪かな
水鳥や提灯(ちょうちん)遠き西の京
寒月や衆徒(しゅと)の群議の過ぎて後(のち)
椋鳥(むくどり)と人に呼ばるる寒さかな
雪散るやおどけもいへぬ信濃(しなの)空(ぞら)
おとろへや榾(ほた)折りかねる膝頭(ひざがしら)
みのむしの得たりかしこし初時雨(はつしぐれ)
寒菊(かんぎく)や日の照る村の片ほとり
水鳥や枯木の中に駕(かご)二挺(にちょう)
寒月や門なき寺の天高し
鰒汁の宿赤々と燈しけり
二村に質屋一軒冬こだち
御火焚や霜うつくしき京の町 
冬鶯(ふゆうぐいす)むかし王維(おうい)が垣根哉 
 
 
 小林一茶
●小林一茶
これがまあつひの栖(すみか)か雪五尺
蟻の道雲の峰よりつづきけん
我と来て遊べや親のない雀
椋鳥と人に呼ばるる寒さかな
是からも未だ幾かへりまつの花
ちぎりきな藪入り茶屋を知らせ文
三文が霞見にけり遠眼鏡
蓮の花虱(しらみ)を捨るばかり也
秋の夜や旅の男の針仕事
炉のはたやよべの笑ひが暇ごひ
寝すがたの蠅追ふもけふが限りかな
父ありてあけぼの見たし青田原
梅が香やどなたが来ても欠茶碗
又ことし娑婆塞(しゃばふさぎ)ぞよ草の家
日本記(紀)をひねくり廻す癖ありて
梅さけど鶯なけどひとりかな
花おのおの日本魂いさましや
木枯らしや地びたに暮るる辻諷(つじうた)ひ
霞む日や夕山かげの飴の笛
夕燕我には翌(あす)のあてはなき
夕月や流れ残りのきりぎりす
亡き母や海見る度に見る度に
人恒の産なき者は恒の心なし
寝にくくても生まれ在所の草の花
心からしなの(信濃)の雪に降られけり
月花や四十九年のむだ歩き
古郷やよるもさはるも茨(ばら)の花
これがまあつひの栖(すみか)か雪五尺
白壁のそしられつつも霞みけり
春風や牛にひかれて善光寺
雪とけて村いっぱいの子どもかな
わが菊や形(なり)にもふりにもかまはずに
蚤(のみ)の跡かぞへながらも添乳かな
露の世は露の世ながらさりながら
せみなくやつくづく赤い風車
陽炎や目につきまとふわらひ顔
故郷は蠅まで人を刺しにけり
春立や愚の上に又愚に帰る
小言いふ相手もあらばけふの月
もともとの一人前(いちにんまえ)ぞ雑煮膳
けし(芥子)提げてけん嘩(喧嘩)の中を通りけり
淋しさに飯をくふ也秋の風
葱買て枯木の中を帰りけり
やけ土のほかりほかりや蚤さはぐ(騒ぐ)
花の影寝まじ未来が恐ろしき
松影に寝てくふ六十よ州かな
目出度さもちう位也おらが春
雀の子そこのけそこのけお馬が通る
やれ打つな蠅が手をすり足をする
やせ蛙負けるな一茶是にあり
雪とけて村いっぱいの子どもかな
雪とけて町いっぱいの子どもかな
名月を取ってくれろと泣く子かな
あの月を取ってくれろと泣く子かな
涼しさや糊のかわかぬ小行燈(こあんどん)
雪とけてくりくりしたる月夜かな
屁くらべがまた始まるぞ冬籠り
木がらしや二十四文の遊女小屋
おらが世やそこらの草も餅になる
菜の塵や流れながらに花の咲く
かすむ日や目の縫われたる雁が鳴く
猫の子がちょいと押さえる落葉かな
慈悲すれば糞をするなり雀の子
あこが餅あこが餅とて並べけり
鳴く猫に赤ん目をして手まりかな
麦秋や子を負ひながらいわし売り
とうふ屋が来る昼顔が咲きにけり
けふからは日本の雁ぞ楽に寝よ
桜さく大日本ぞ日本ぞ
とく暮れよことしのやうな悪どしは
世が直るなほるとどでかい蛍かな
づぶ濡れの大名を見る炬燵かな
虫鳴くやわしらも口を持た(もった)とて
花の影寝まじ未来が恐ろしき
人ならば仏性(ほとけしょう)なるなまこ哉(かな)
青梅や餓鬼大将が肌ぬいで
暁や鳥なき里のほととぎす 
女性
近寄れば祟るぞ榎ぞゆう凉み
立田姫尿かけたまふ紅葉哉
木がらしや二十四文の遊女小屋
女郎花あっけらかんと立ちにけり
夕顔にほのぼの見ゆる夜鷹哉
玉露夜鷹は月に帰るめり
さらぬだに月に立待惣嫁哉(たちまつそうかかな)
涼しさにぶらく地獄巡り哉
梟(ふくろう)よ面癖(つらぐせ)直せ春の雨
わが菊や形(なり)にもふりにもかまはずに
めぐり日と俳諧日也春の雨
小言いふ相手もあらばけふの月
春立や愚の上に又愚に帰る
へちまづる切て支舞(しまえ)ば他人哉
盥(たらい)から盥へうつる ちんぷんかんぷん 
四季
おらが世やそこらの草も餅になる
めでたさも中くらいなりおらが春
雪とけて村いっぱいの子どもかな
春風や牛に引かれて善光寺
雀の子そこのけそこのけお馬が通る
我と来て遊べや親のない雀
涼風の曲がりくねってきたりけり
やれ打つな蝿が手をすり足をする
やせ蛙負けるな一茶これにあり
名月を取ってくれろと泣く子かな
秋風やむしりたがりし赤い花
木曽山へ流れ込みけり天の川
元日や上々吉の浅黄空
ともかくもあなたまかせの年の暮れ
うまさうな雪がふうはりふわりかな
これがまあ終の栖か雪五尺 
姨捨
けふといふけふ名月のお側かな
名月や仏のように膝を組み
一夜さは我さらしなよさらしなよ
十五夜のよいおしめりよよい月夜
川留めや向かふは月の古(ふ)る名所
翌(あす)はなき月の名所を夜の雨
名月やつい指先の名所山
渡られぬ川や名月くはんくはんと
百里来て姨捨山の雨見かな
えいやっと来て姨捨の雨見かな
信濃ではおらが仏とおらがそば
姨捨のくらきなかより清水かな 
句の特徴
雪とけて村いっぱいの子どもかな
雪とけて町いっぱいの子どもかな
名月を取ってくれろと泣く子かな
あの月を取ってくれろと泣く子かな
涼しさや糊のかわかぬ小行燈(こあんどん)
雪とけてくりくりしたる月夜かな
屁くらべがまた始まるぞ冬籠り
木がらしや二十四文の遊女小屋
おらが世やそこらの草も餅になる
菜の塵や流れながらに花の咲く
かすむ日や目の縫われたる雁が鳴く
猫の子がちょいと押さえる落葉かな
慈悲すれば糞をするなり雀の子
あこが餅あこが餅とて並べけり
鳴く猫に赤ん目をして手まりかな
麦秋や子を負ひながらいわし売り
とうふ屋が来る昼顔が咲きにけり
けふからは日本の雁ぞ楽に寝よ
桜さく大日本ぞ日本ぞ
とく暮れよことしのやうな悪どしは
世が直るなほるとどでかい蛍かな
づぶ濡れの大名を見る炬燵かな
虫鳴くやわしらも口を持た(もった)とて
花の影寝まじ未来が恐ろしき 
 
 
風と景(かげ) 川辺の柳 ごうしちご
歌遊び 七七捨てて ごうしちご
応えなし 想い伝える ごうしちご
言葉遊び 文(ふみ)は短く ごうしちご
芭蕉病む 枯野かけ廻り ごうしちご
蕪村悩み あくる夜ばかり ごうしちご
一茶の夢 雀思いて ごうしちご
 
 
 
 
 


2023/3-