下を向いて歩く

いつ頃からだろう
下を向いて歩くようになる

足の老化 よたよた歩き
自然と 視線が下を向く

歩道
向かってくる人に注意はするが
顔への注意は低下

懇意の知り合い
挨拶が遅れる 失礼

面識あり
頭を下げる 片手をあげる 相手の挨拶に応える

知らない人 道を譲る

 


 
 
歳か 背筋が曲がる
その分 視線が下を向く
背筋を伸ばすよう 意識して歩く
 
 
歳と共に 足の筋肉がなくなる
軟骨も摩耗 膝の痛みを気にして よたよた歩き
物につまずかないよう 足元に注意して歩く
 
 
背筋の軟骨も摩耗 足裏の感覚なくなる
普段は 厚底の運動靴
平らなところを歩くよう 足元に注意して歩く
 
 
共同住戸
若いとき 組合・自治会のお手伝い
住民の前に立ちました
 
 
組合・自治会の関り
懇意な人ができました
共に高齢化 今は減るばかり
 
 
住まいの会合で 住民の前に立ったことで
私が同じ住民であることが 多くの方の記憶に
面識はあっても 名前を思い出せません
 
 
先日  下を向いて歩いていたら
女性の朗らかな声 「こんにちは」 肩をたたかれた
面識のある同じ住まいの外国の方 ハッとして挨拶を返す
 
 
人の輪は自分で作るもの
やはり 気は持ちよう
前を見よう
 
 
明るく 朗らか カラ元気
暗く 無口 陰気 病魔に取りつかれる
当然 意識して 前者の立ち居振る舞い
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 


2022/12