一事が万事 政務活動費は生活費です

政務活動費 略して政活費 転じて生活費
使い道は自由
不正使用が起きて当り前

一人やっている人がいる
当然 他にもやっている人がいる

富山市議会
当然 他の市議 県議・都議 国会議員でも
 


 
 
 
一事が万事
一事が万事とは、一つのことを見れば、他のすべてのことが推測できるということ。また、一つの小さなことに見られる傾向が、他のすべてのことに現れるということ。
物事は、些細なことから万事が同じ調子だと見られやすいものであり、多くあまり良くない一面を見て他の場合も悪いはずだと推測する場合に使われる。 
 
一事が万事
その人の仕事の質を見抜くのは、それほど難しいことではありません。
例えば、会議用の準備資料の出来ひとつで、その人の仕事の質が大方見えてくるものです。必要なものが(頻繁に)抜けているようであれば、他の仕事においても、ケアレスミスを連発しているはずです。あるいは、複数の資料が、雑にホチキスで束ねられているなら、普段から資料全般の整理が、雑であることは容易に想像できます。
普段の仕事において、抜けや漏れをちゃんとチェックする習慣が出来ていれば、抜けや漏れは(かなりのレベルで)防ぐことが出来ます。普段からチェックする習慣がないから、抜けや漏れが頻発することになるのです。資料を見る側のことを考えて資料が作られているなら、書類の綴じ方も相手がその資料をどのように見るだろうか、更にはその後にどのようにファイリングするだろうか、ということまで考えて、そのように工夫がされるはずです。そういう仕事をする(習慣がついている)人は、間違いなく他者からも厚い信頼を得ているはずです。そういう人のところには、仕事も集まりやすくなります。
仕事が集まるということは、要するに“仕事ができる”ということです。 日常のちょっとしたことではありますが、こうしたことが出来ている人と出来ていない人の差は非常に大きなものです。「こうしたことが出来ている人は必ず仕事ができる」と、断言することは多少乱暴ですが、「こうしたことが出来ていない人が、仕事ができる可能性はほとんどない」ということは断言できます。もし、それでも成果を上げているとすれば、それはその仕事が、誰がやっても成果の上がるものであるか、仕事ができる人がやればもっと成果の上がる仕事である可能性が高いといえます。
いずれにせよ、こうした人材を放置することは、大きな機会損失があると認識する必要があります。
では、どうすれば、こうした機会損失を防ぐことができるでしょうか。これには「躾」しかありません。目に付くケースの多くは、「そんなことを、大の大人にわざわざ言わなくても・・・」と感じるレベルのものです。ゆえに、指摘する側にも、どうしても心理的な抵抗が出やすいといえます。
資料に抜けや漏れがある場合、それを指摘することは多くの管理者が行うでしょうが、資料のホチキスの留め方まで指摘するのは、なかなか難しいものです。「細かいことを言う人だ」と思われたくないと感じると、指摘することもなかなか難しいものです。
しかし、本当に相手の成長を願うなら、「徹底的に躾ける」という信念のもと、姑の嫁イビリのごとく指摘してやらなければいけません。多くの場合、躾の出来ていない人がする仕事は、機会損失のみならず、見えないところで信用を失っていることが多いといえます。その人の成長も然ることながら、会社全体の信頼にも関わることですので、強い信念を持って当るべきでしょう。 
 
 
 
大先輩
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
富山市議会 政務活動費の不正 辞職議員は7人に 9/15
政務活動費の不正が相次いで明らかになった富山市議会で15日午後、新たに自民党会派の議員が政務活動費20万円余りを不正に受け取っていたとして議員を辞職する考えを明らかにしました。これで一連の問題で辞職する議員は7人になりました。
富山市議会自民党会派の藤井清則議員は今月12日、平成26年度と昨年度に開いた市政報告会の茶菓子代について、白紙の領収書に水増しした金額を記入して報告し、政務活動費合わせて20万8000円を不正に受け取っていたことを明らかにしています。
藤井議員は15日午後、富山市内の後援会事務所の前で取材に応じ、「申し訳なく思う。重く受け止め議員を辞職することを決断した」と述べ、今月20日に議長に辞職願を提出する考えを明らかにしました。
そのうえで「きょう辞職願を提出した浅名議員が不正に受け取った金額よりも、私のほうが多い。私が議員であり続けるのは、市民からなぜだと思われる」と述べました。
政務活動費をめぐる一連の問題で、富山市議会では、自民党会派の浅名長在ェ門議員が不正を認めて15日、辞職願を提出していて、藤井議員を合わせると、辞職する議員は7人になりました。
議員から「自主解散すべき」の意見も
富山市議会の自民党会派は15日、議員総会を開き、今後の対応を話し合いました。会議は非公開で行われ、高田重信幹事長によりますと、執行部が議会の自主解散を提案したのに対し、出席した24人の議員のうち18人が賛成したということです。一方、ほかの6人は「自主解散の判断は慎重に行うべきだ」などとして態度を保留したということです。自民党会派は16日に改めて議員総会を開き、ほかの会派に自主解散を提案するか、意見をまとめることにしています。 
 
富山市議会 政務活動費の不正で新たに1人が辞職願 9/15
政務活動費の不正が相次いで明らかになった富山市議会で、新たに自民党会派の議員が不正を認めて、15日、辞職願を提出しました。一連の問題で辞職する議員は6人となり、公職選挙法の規定により、市議会議員の補欠選挙が行われる見通しです。
富山市議会自民党会派の浅名長在ェ門議員は15日午前、富山市役所の議会棟で市田龍一議長に辞職願を提出しました。
浅名議員によりますと、おととしと去年、市政報告会の茶菓子代として、家族に、白紙の領収書に金額を記入させ、政務活動費合わせて4万6000円余りを不正に受け取ったということです。
このうち、去年の市政報告会は、浅名議員本人が出席できなくなったため開かれず、茶菓子も出されなかったということです。
辞職願の提出後、浅名議員は「私の軽率な行動で多くの市民に心配をかけ本当に悪いと思っている。このような辞め方は残念だが市民にうそをついたのは私の責任だ」と述べました。
浅名議員の辞職は、14日、辞職願を提出した民進党の議員などで作る会派の2人の議員とともに、今月21日の市議会本会議で認められる見通しです。
これで一連の問題で辞職する議員は6人となり、公職選挙法の規定により、市議会議員の補欠選挙が行われる見通しです。 
 
富山市議会 ゾロゾロ「底なし?」政活費不正、広がる疑惑 9/13
12日までに3人が辞職
富山市議会(定数40)で政務活動費の不正受給疑惑が次々と噴出している。7月時点で28人の議員がいた自民会派では、少なくとも9人に疑惑があり、計約1295万円を会派に不正請求し計約1070万円を得ていたことが判明。12日までに3人が辞職した。市議自らが酒店などの白紙領収書を偽造し、市政報告会の開催を装う手口で、他にも「領収書を偽造した」が着服は否定する市議もいる。疑惑は民進系の市議にも広がっている。
問題発覚は、市議会が6月に議員報酬の10万円増額を決めたことから始まった。増額の是非を取材していた地元紙の記者が、自民会派会長だった中川勇氏(69)=既に議員辞職=に押し倒されて取材を妨害され、メモを取り上げられる問題も起き、「議員とカネ」への関心が高まった。
初めに県議会自民会派の矢後肇氏(56)=同=が、書籍購入費名目で政活費約460万円を不正取得していたことが7月の地元紙報道で明るみに。翌月は富山市議会の自民会派に飛び火し、中川氏が741万円を不正に得ていたことが判明した。さらに谷口寿一市議(53)が中川氏の指示で91万円を不正請求していたことも分かった。中川氏の手口は、白紙領収書に自ら金額を記入▽業者に虚偽の金額を記入させる▽受け取った領収書の金額に数字を書き加える−−だった。
報道が先行し会派幹部らが認める形で、疑惑は次々と浮かんだ。中川氏が関与したうちの74万5000円を巡り、議長の市田龍一(61)▽副議長の金厚有豊(68)▽岡村耕造(66)▽高森寛(71)▽谷口の5市議が会派の調べに受給を否定。しかし、会派の女性事務員が「現金を封筒に入れて5人に渡した」と会派幹部に証言した。
岡本保氏(65)=同=は自分のパソコンで領収書1枚を全て作成し、市政報告会での茶菓子代として10万〜12万5000円分を水増し請求したことを認め、12日に辞職した。藤井清則市議(54)も20万円を白紙領収書を使って受け取ったと認め、村山栄一氏(66)=同=は約300万円の不正取得を明らかにした。
自民会派の政活費は、事務員が管理する各議員の口座に振り込まれ、領収書提出分を現金支給している。しかし、支給時に受領印をもらわなかったり、市政報告会の案内状など簡易な書類だけで茶菓子代を認めたりし、領収書を事務員に書かせる市議もいた。
自民会派は8月以降、5人が不正請求を認め、うち3人が議員辞職。他に4人に疑惑が持たれている。市議会は問題発覚後、今月21日までに過去3年度分の政活費を会派ごとに点検し、市田議長に報告することを決めた。しかし疑惑はその後も次々と浮上している。
一方、民進系会派・民政クラブの高田一郎市議(69)の報告書で2014年4月に開いたと記載した2回の市政報告会が、記載の会場で開催されていなかったことが判明。高田市議は取材に対し、日時と場所を誤ったが、報告会は開いたと説明している。
さらに同会派幹事長の針山常喜市議(70)は13日、税込み2268円の茶菓子代の領収書の金額を「2万2268円」と改ざんして政活費を請求したことを認め、14日に辞職願を提出すると述べた。針山氏が会派の女性事務員に万の単位の「2」を書き足すよう指示したという。高田氏も13日、辞職する意向を表明した。
全国市民オンブズマン連絡会議(事務局・名古屋市)事務局長の新海聡弁護士の話 今の政活費のチェックは偽造がないことを前提にしており深刻な問題だ。積算根拠を議員に明示させ、領収書などをインターネットで公表する必要がある。「誰がチェックしているか分からない」とのプレッシャーを与えないと、議員は正しい使い方をしないと言わざるを得ない。 
 
 

 
2016/9