都知事不正情報 リークした人得した人

猪瀬都知事の悪事 
不正情報をリークした人は誰  不正が公になり得したのは誰 
 
「徳田氏から応援」受領認める 
事件の裏にあるもの / 目眩ましの生贄 / なぜマスコミは石原を叩かないのか 
正否不明のネット上に飛び交う うわさ話 
 
リークした人が役人なら 怖い世の中への第一歩になる
 


  
ついに猪瀬都知事辞任 
リークした人は 今風なら 特定秘密違反者 
リークした人の首も見てみたい 
首が獲れなければ  リークした人の闇の権力がより強固になるでしょう 
リークした人が役人なら 怖い世の中への第一歩 
役人のさじ加減で 政治や世間が支配されることになる
 
5千万円の受領認める 「徳田氏から応援」  
東京都の猪瀬直樹知事側に、医療法人「徳洲会」グループから5千万円が提供されていた問題で、猪瀬氏は22日午後1時すぎ、都庁で報道陣の取材に応じ、徳洲会創設者の徳田虎雄前理事長側から、5千万円を受け取ったことを認めた。  
猪瀬知事は「去年の11月ぐらいに石原前都知事が突然辞めることになり、あいさつ回りに行って、徳田氏のところにも行った。徳田氏からは、資金提供という形で応援してもらうことになった」と経緯を説明。「収支報告書を見てもらえばわかるとおり、意外とお金がかからなかったので、個人で借りたものを返却するつもりだった」などと語った。  
関係者によると、猪瀬氏は昨年11月上旬、神奈川県鎌倉市の湘南鎌倉総合病院を知人とともに訪ね、入院中の徳田前理事長に「都知事選に出ます」とあいさつ。前理事長は「応援します」と応じ、その後、徳洲会から猪瀬氏側に5千万円が提供されたという。  
猪瀬氏は昨年12月の都知事選で史上最多の約434万票を獲得して当選。徳洲会は同日に行われた衆院選で虎雄前理事長の次男・毅(たけし)衆院議員を支援するために違法な選挙運動をしたとする公選法違反容疑で今年9月17日に東京地検特捜部の強制捜査を受けた。その後の同月下旬に猪瀬氏の秘書が仲介者とともに、都内で前理事長の妻に会い、5千万円を紙袋に入れて返却したという。  
関係者によると、前理事長の妻は特捜部の任意の事情聴取に対し、「今年9月下旬に、猪瀬氏の秘書から5千万円を返却された」と説明しているとされ、特捜部も慎重に実態解明を進めるとみられる。  
猪瀬氏が昨年12月に東京都選挙管理委員会に提出した選挙運動費用収支報告書では、収入の合計は3050万円で、徳洲会に関する記載はなかった。今月20 日に公開された猪瀬氏の2012年の政治資金収支報告書にも、徳洲会関連の記載はなかった。公選法は、出納責任者が「選挙運動に関するすべての寄付及びそ のほかの収入」を収支報告書に記載しなければならないと定めている。違反した場合は3年以下の禁錮または50万円以下の罰金が科せられる。
 
猪瀬都知事の「不正で汚いカネの問題」をリーク  
リークしてマスコミにクローズアップさせ、「都知事退任か?騒動」を起爆したことにより、検察による徳洲会叩きは、俄然正当性をもつことになった。  
猪瀬都知事が大変な窮地だ。徳洲会にカネの無心に出かけ、5000万円を受領したが、都知事選の費用収支報告書にも、2012年の政治資金収支報告書にも記載なし、完全な公選法違反である。猪瀬都知事は、たかが5000万円で絶体絶命の窮地に陥ってしまった。「たかが5000万円」という物言いは、「庶民感情」からすればケシカランだろうが、政界の注ぎこまれる財界その他からの「不正で汚いカネ」からすれば雀の涙である。この雀の涙が表面化し事件化することによって、財界巨悪が政界巨悪に流す莫大な政治資金の問題は、隠される。 
猪瀬都知事や徳洲会を叩くことによって誰が得するのか?これを見定める眼力をもって見ていれば、「庶民感情」をいたずらに噴出させて良いの悪いの、好きの嫌いのと感情で政治を語る愚かさから脱出できるかも。
 
猪瀬直樹事件の裏にあるもの!  
猪瀬直樹東京都知事は、硬派のノンフックション作家として知られていた。道路公団の腐敗を突くなど、社会の不正を正す作家だった。それが都知事という権力者側になると、まるで絵に描いたような豹変ぶりだ。昨日の記者会見で、徳洲会グループから現金5千万円を受領した際に書いたとする借用証を手にする東京都の猪瀬直樹知事、こうまでして、公職選挙法や贈収賄の法を避けるべく、「あくまで私用の借金」と言い張った。見苦しい限りである。  
都知事には病院の認可権があり、補助金の権限もある。徳洲会は東京都全域に病院を建設する野望を持っていたし、選挙資金を機に、今後の便宜の見返りとして、5000万円「贈収賄」したことは明らかである。社会派のライターは、今や権力者側に立つと、見栄えを気にしたり、裏金を受け取って、懸命にそれを打ち消したり、カッコワルイたらありゃしない。勿論、人間というものは、善も悪も内包しているものだ。善だけの人間とか、悪だけの人間ってものはありえない。  
しかし、これだけ豹変する人間を見ると、ああ、猪瀬は小心者だったんだなあと思わざるを得ない。権力を批判していた人間が、逆に権力という「甘い蜜」に浸かると、それに溺れきってしまう。しかし、問題はこれだけにとどまらない。 
一つは、徳洲会の70億円に及ぶ使途不明金が、どれほど政界に及んでいるかってことだ。今、徳田寅雄氏と盟友関係にある石原慎太郎議員はダンマリを決め込んでいるが、石原前都知事の後継者にさえこれだけお金が渡っているのだから、たぶん石原氏にはそれ以上の多額の金が渡っているだろうし、政界にどれだけいきわたっているか、計り知れない。  
二つは、なぜ今になって、検察が5000万円問題を世間にリークしたかってことだ。普通、検察は基礎を固めて、一挙に「逮捕」とする。ところが、今回はマスコミリークから始まった。検察は政治家を逮捕することが最上とされている所である。これはひょっとすると、徳洲会に選挙違反を口実に家宅捜査したものの、70億円の使途不明金の「使途」が「政治家」につながる証拠がつかめなかったのではないか。選挙違反だけでは物足らない。で、猪瀬だけでもと思ったが、「贈収賄」も立証できない。で、やむなく、マスコミに叩いてもらおうと、リークしたもーのではないか。  
いや、もう一つある。秘密法案が可決した今、安部政権にとっては「憲法改正」がある。これは国会議員の3分の2の賛成が必要である。当然野党も取り込まなければ成立しない。検察というところは正義でもなんでもない。それは小沢一郎を陥れたことからも立証済みのことだ。検察は官僚であり、時の政権に組みするところである。つまるところ、うがった見方をすれば、安部政権は「憲法改正」のために、70億円の使途不明金を小出しにし、石原維新の会や、そのほかの脛に傷ある国会議員らに「脅し」をかけているのではないか。  
政界はまさに魑魅魍魎である。
 
猪瀬都知事騒動 / 検察の復権、目眩ましの生贄  
疑惑が発覚した11/22、都知事は徳洲会からの5千万円について、午後1時のぶら下がりでは選挙資金だと認めていたが、午後3時の会見ではそれを撤回、個人の借入金だと釈明した。すると、翌11/23、NHKが早朝のニュースで、 都知事の方が1億円の提供を要求してきたのだという徳洲会関係者の証言が報道され、都知事の主張を真っ向から否定する暴露が放たれた。検察のリークであり、素早いカウンターである。同じ日、都の防災訓練に参加した 都知事が、記者からの質問に答えて、この「1億円要求」の疑惑を否定すると、翌日の11/24、今度は産経が関係者の詳しい証言内容を暴露。昨年の11/19、徳田毅が徳田虎雄に電話をかけて 都知事の要求を伝えたこと、徳田虎雄が5千万円の提供を指示したこと、その場に秘書や看護師の他に銀行関係者が4人いて、つまり、事実を証言できる目撃者が何人もいることを明らかにした。これも検察のリークだ。検察は、 都知事の反論(言い訳)に応じて、逐次、即座に、マスコミに事実を流してそれを潰し、事件の真相と全貌を浮き上がらせている。この週末、リークによる新事実が次々と出て、 都知事が言っていた「借用書を書いた」話もウソだということが露呈した。今週、都知事は記者の前でこれらを釈明しなくてはいけない。ウソで逃げると、すぐに検察がリークで追いかけて暴露記事で切り返される。 
   
猪瀬を叩くなら、なぜ、石原をマスコミは叩かない?  
なぜ11月21日に「わかった」のか?  
医療法人「徳洲会」グループが、昨年12月の東京都知事選の前に、猪瀬知事側に5千万円を提供していたことが複数の関係者の話でわかった。なぜ、11月21日なのだろう。 
11月21日と言えば、日比谷野音の秘密保護法案反対集会に1万人以上の人々が集結した日である。この集会はその日の夜のニュースでそれなりに紹介された。そして、特定秘密保護法案の事もそれなりに紹介された。ところが、翌22日からは、特定秘密保護法案の報道がほとんどない。まるで、「徳洲会5000万円 、猪瀬問題」の報道が、特定秘密保護法案を隠蔽しているかのようである。多くの人々の意識を、特定秘密保護法案に向かわせないように、「徳洲会5000万円、猪瀬問題」のリークをわざと11月21日にぶつけたのではないだろうか。  
11月22日  
11月22日朝日朝刊は、「徳洲会5000万円、猪瀬問題」を大々的に報道した。都庁と永田町に衝撃が走った。その日の都庁での知事の会見は実に盛り上がった。 知事は午後一時二十分ごろ、報道陣に対し、徳田虎雄前理事長を訪問したことを認め、「五千万を借り、ことし九月に返した。資金提供ということで応援してもらうことになった」と述べた。 知事側の関係者は「金は使わず知事の妻が保管していた。すぐに返すつもりだったが、東京五輪招致活動などで先延ばしになっていた」と説明している。ただ、知事の政治資金収支報告書などに徳洲会関連の記載はなく、政治資金規正法や公職選挙法に違反する可能性がある。 
11月23日  
23日には、都の総合防災訓練が行われたあきる野市内で報道陣の取材に応じ「金額を要請した事実は100%ない」と強調。記者から「徳洲会側から貸したいと申し出があったのか」と問われると、「貸してくれるということは、そういうことですよね」と応じた。「個人の借金という説明が通じると思うか」との質問には、「選挙の責任者や会計責任者に話していないので、個人の借金だと認識している」と繰り返した。ちなみに 、このあきる野市内の都の総合防災訓練は軍事色が強いので、地元の左翼の皆さんが訓練の中止を求めて当日集会を開いたのだが、そちらの方を取り上げるマスコミはほとんどなかった。知事の主張が正しいとすると、徳洲会側は何か見返りを期待して貸したいと申し出たと思えますよね。  
東京には徳洲会の病院が1件しかない!  
総合病院は「認可事業」である。東京都の場合、認可を出すのは知事である。東京都にある唯一の徳洲会の病院は昭島市にある東京西徳洲会病院である。青島さんの前の都知事が確か昭島市出身だったような記憶がある。別に深い意味はないが。東京西徳洲会病院とは別に、昨年5月にグループ傘下の特定医療法人「沖縄徳洲会」が老人保健施設「武蔵野徳洲苑」(西東京市)を開設した。  
知事崖っぷち 徳洲会に1億円要請 / 「東京五輪に大打撃」の声も  
知事が崖っぷちに立たされた。医療法人「徳洲会」グループから現金5000万円を受け取っていたことを、「個人的に借りた」「選挙資金ではない」と釈明したが、不自然さは明らか。当初、1億円の資金提供を要請していたことも関係者証言で浮上した。今後、東京地検特捜部の捜査に加え、検察審査会という壁も待ち受ける。2020年東京五輪への打撃は避けられない。  
知事が22日午後、都庁で開いた記者会見は哀れだった。前日夜、朝日新聞の取材には「私はまったく関知しない」と全否定しておきながら、一転、「ご心配、ご迷惑をおかけしたことをおわびします」と陳謝し、「あくまで個人として借りた」「選挙と関係ない」「手を付けず全額返済した」などと、弁護士と打ち合わせたような回答を連発した。その目は泳ぎ、かつてノンフィクション作家として、社会の闇や不正を追及してきた毅然とした姿はなかった。記者会見は1時間10分に及んだが、 
1. 5000万円の趣旨 / 2. 無利子・無担保の異常さ / 3. 特捜部による強制捜査後の返却 / 4. 選挙運動費用収支報告書や政治資金収支報告書、資産報告など公的処理をしなかった理由−など疑問や謎は深まり、 
「『裏金』だったと疑われても、仕方ない」(毎日新聞23日朝刊)と指摘するメディアもあった。こうしたなか、猪瀬氏が知事選出馬にあたり、徳田毅衆院議員を通じてグループ創設者の虎雄氏に1億円の資金提供を要請していたことが明らかになった。関係者は電話の生々しいやりとりを証言する。  
毅氏「都知事選の応援について、猪瀬氏は1億5000万円と言っていましたが、結局、1億円を先に欲しい、残ったら返すということです」 / 虎雄氏「とりあえず5000万円。先方に取りに来させろ」 / 毅氏「議員会館でやりましょうか」 / 虎雄氏「足がつかないようにしろ」  
注目されるのは、捜査の行方と知事の去就だ。公職選挙法が禁じる虚偽記載の疑いがあるため、特捜部の捜査が入ることは避けられない。仮に、特捜部が不起訴としても、無罪となった生活の党の小沢一郎代表のように、一般人による検察審査会で「起訴議決」されて、強制起訴される可能性もある。都議会も、猪瀬氏の資金貸与問題を徹底追及する構えで、東京五輪の開催に向けた予算などを審議する議会が紛糾しかねない。都庁内には「東京五輪に大打撃だ」という声も出ている。 知事は自身の出処進退をどう判断するのか。  
マスコミよ、石原慎太郎も追及してくれ 
430万票も獲得して知事になった、所謂「裏社会」にも好かれ順風満帆のように思われたが、ここへきて何か嫌われるような要素がでてきたのでしょうか。それとも役割を終えて用済みなのでしょうか。最近、オリンピック組織委員会の人事を巡って安倍政権と対立していたためかな。東京オリンピック招致活動の先頭に立ち、招致に成功する栄誉を得た。 
その数週間後に奈落の底に突き落とされた。 
奈落の底に突き落とされるべきは、安倍晋三や石原慎太郎と思う。 

 
2013/12