野党惨敗の証明 党首の交代劇

敗因は党員全員の責任 
「あと三年 次の選挙まで頑張ってください 我々は貴方を党首として支えます」 
なんて覇気のある まとまりのある野党はありませんでした 
 
野党消滅の原因を証明する交代劇でした 
 
これからの三年 国民全体で  
自公の選挙協力団体への義理返しを監視しなければなりません 
マスコミなどあてになりません
 


  
  
  
  
野党の「覇気」と 「まとまり」がありませんでした 
負けて当然だったのでしょう 
党首が変わっても 党内派閥優先では野党の「覇気」は消える一方 
自公の脇が甘くなり 自公の党内派閥戦争で混乱が起きるまで  
しばらく 野党は寝ていてください
   
惨敗でも居座る海江田、小沢、橋下氏 / 野党党首らの“無責任体質”  
7・21参院選は自民党の圧勝に終わり、惨敗した野党陣営としては、各党代表の進退が注目される。ところが、民主党の海江田万里代表を筆頭に、ほとんどの党首が引責辞任に触れず、野党協力や政界再編を言い出す始末。こんな無責任体質では、党勢回復など夢のまた夢ではないか。  
「信頼を得るための努力は道半ばなのでその努力を続けたい」結党以来最低の17議席という大惨敗を喫した民主党の海江田代表は21日夜、こう語り、代表留任に意欲を示した。海江田氏が発言したのは、細野豪志幹事長が辞任の意向を示した直後だけに“自分が居座るために幹事長に詰め腹を切らせた”という印象も免れない。「ポスト海江田」候補の岡田克也前副総理や前原誠司元外相らは、地元で民主党候補が敗れており、「海江田降ろし」に動きにくい事情もある。政治評論家の小林吉弥氏は「民主党にはトップを交代させて党を再建するエネルギーすらない」とあきれる。こうした党内事情を見越したかのように、海江田氏は「他の野党とも協力できる点で協力する」とも語り、政界再編を続投の“言い訳”にするあざとさを見せた。  
目標の2ケタ議席に届かなかった日本維新の会でも、「代表続投」と「政界再編」はセットのようだ。石原慎太郎共同代表は記者会見で、自身と橋下徹共同代表の引責辞任を否定。橋下氏は「次の衆院選では野党が1つにならないと。政権交代可能なもう1つの野党を作り上げていくことが政治家の責任だ」と鼻息を荒くした。  
みんなの党は前回参院選の10議席に届かなかったが、渡辺喜美代表は「野党再編」の必要性を強調した。  
小沢一郎代表の生活の党は「獲得議席ゼロ」で、かつての権勢は見る影もなく、持論の「政権交代に向けた新しい受け皿づくり」で影響力を発揮するのは厳しそう。小沢氏は敗因を「みなさんがあまり報道してくれなかった」とマスコミに押し付けて乗り切りたいようだが、政治生命の終焉が近づいたようだ。  
小林氏は3年後の衆参ダブル選の可能性が高まったと指摘したうえで「ダブル選挙になれば圧倒的に与党に有利になる。野党が選挙協力するだけでは選挙区調整が難航し、比例代表でも票を奪い合う。最終的には新党へ行く公算が大きい」と予測する。ただ、民主、維新、みんな、生活の各党は、憲法改正や消費税などの主要課題で距離が大きく、「そう簡単に野党再編、統一はない」(海江田氏)のも事実だ。仮に野党再編が実現しても「野合」とのそしりは免れない。そして、各党代表の留任が党内で認められても、有権者が納得するとは思えない。 
  
自民・参院議員会長選、派閥の主導権争いに  
26日告示された自民党の参院議員会長選は、鴻池祥肇元防災相(麻生派)と溝手顕正参院幹事長(岸田派)の2氏による選挙戦となった。派閥間の主導権争いの側面が強まっており、党内には「激しい選挙戦になると、しこりを残す」と見る向きもある。任期3年の参院議員会長は、再任が認められていないため、現在の中曽根弘文議員会長の後任を選ぶ選挙となる。30日に開く特別議員総会で、先の参院選で当選した新人らを含む自民党参院議員115人のうち、会派離脱中の山崎正昭副議長を除く114人による無記名投票が行われる。鴻池氏は26日、記者会見し、「派閥の大きいところから(人事の)順送りはおかしいのではないか」と述べた。最大派閥の町村派と、額賀派、岸田派の3派が、参院議長に山崎氏、議員会長に溝手氏を選ぶ方向で調整していたことを批判したものだ。ただ、鴻池氏に対しては、麻生派と二階派などが支持する方向だ。一方、溝手氏も記者会見し、「課題がたくさんある。引き続き参院自民党をリードしたい」と意欲を示した。 
  
橋下氏の進退が焦点に / 維新が執行役員会  
日本維新の会は27日午後、橋下、石原両共同代表が出席して都内で執行役員会を開いた。8議席にとどまった参院選結果を総括する予定で、「勝ちではない」との認識を示している橋下氏の進退が焦点となる。松井幹事長は27日午前の読売テレビ番組で、「(橋下氏は)責任感が強いので(共同代表を)投げ出すことはない」としつつ、「ポジションにこだわっているわけではない」とも語った。維新の会は、橋下氏のいわゆる従軍慰安婦発言の影響で、目標としていた「10議席以上」に届かず、橋下氏は「民間企業で言えばトップの責任が問われる話」と述べて自らの進退を執行役員会に諮る考えを示していた。また、橋下氏は野党再編に積極的な考えを表明しているが、「新しい政党になった時に僕らが執行部になることはありえない。国会議員でやればいい」と述べるなど、国政から距離を置く可能性も示唆している。これに対し、党国会議員団は現体制の維持を確認しており、橋下氏が辞意を表明した場合は慰留する。石原氏は27日昼、都内で記者団に、「彼(橋下氏)が辞めることは絶対にない。もっと大きな責任がある」と語った。 
  
海江田氏、求心力が低下 / 退陣と代表選求める声  
民主党両院議員総会で、あいさつに先立ち深々と頭を下げる海江田代表(26日、党本部で)=吉岡毅撮影 民主党は26日、参院選後初めて両院議員総会を開き、海江田代表が続投を改めて表明した。出席者から海江田氏の退陣と代表選実施を求める声も上がったが、海江田氏は否定した。公認を取り消された候補を支援し「党員資格停止3か月」となった菅元首相への処分を巡る混乱も尾を引いており、海江田氏の求心力は急速に低下している。総会には約80人の衆参両院議員が出席した。海江田氏は冒頭、「2015年春の統一地方選に向け、1年後までに結果が目に見える形が出なければ、代表の立場をお願いすることはない」と述べ、厳しい表情で、少なくとも来年までは続投する意向を示した。その上で、野党再編について「最も大切なことは民主党が中心になること」と述べ、日本維新の会の橋下共同代表が主張する「新しい野党」構想に否定的な考えを示した。 
  
みんな、分裂懸念も / 渡辺・江田氏の確執深まる  
みんなの党の渡辺代表と江田幹事長の確執が深まる一方だ。両氏は26日、国会内で会談したが、野党再編に前向きな江田氏と、当面の再編には慎重な渡辺氏の溝は埋まらなかった。党内では「党が分裂してしまうのではないか」と懸念する声も出ている。会談は、江田氏が参院選投開票日の21日、民主党の細野幹事長、日本維新の会の松野頼久幹事長代行と会談したことについて、渡辺氏が江田氏に報告を求める目的で行われた。江田氏は渡辺氏に、3氏の会談について、「自民党圧勝の中で、今後の野党の国会運営をどうしていくかを話しただけだ」と説明し、「一々、代表に報告する必要があるのか」と語った。渡辺氏は「他党と話をするなら代表に報告するのが筋だ」と反論。会談終了後には記者団に「まだ(参院選の)投票が終わっていない真っ最中に、昨日まで敵味方で争っていた民主党の幹事長と会うのは腑(ふ)に落ちない」と述べ、不快感をあらわにした。  
みんな渡辺氏「政界再編は拙速」に江田氏が皮肉  
参院選で与党圧勝を許した余波で、民主党と、第3極の日本維新の会、みんなの党が揺れている。執行部らの責任を問う中で党内対立が収まらず、自民党に対抗しようとの野党再編を巡っても思惑の違いが表面化してきた。当面、本格的な国政選挙はないとの見通しの中、各党の混迷は続きそうだ。  
みんなの党では、野党再編へのスタンスや党改革を巡る渡辺代表と江田幹事長の対立が一気に先鋭化した。渡辺氏は25日、国会内で開かれた党両院議員総会のあいさつで、野党再編に積極的な江田氏の面前で、「今後3年間(本格的な国政)選挙がないと言われる中で、今すぐ政界再編を仕掛けるのは余りにも拙速だ。単なる数合わせで終わってしまう可能性が高い」と述べ、江田氏をけん制した。この後、不穏な空気を感じ取った両院議員総会長の江口克彦参院議員が両氏に退席を求め、トップ不在のまま、参院選の総括や党改革について意見交換が行われる異例の展開となった。江口氏は記者団に、「2人の対立が決定的になるのを避けたかった」と語った。  
しかし、総会終了後も「場外乱闘」が続いた。  
江田氏は国会内で記者団に対し、渡辺氏の「拙速」発言について「何をもって拙速というのか分からない」と不快感を示し、「座して何もしないということでは何も始まらない」と訴えた。「『渡辺個人商店』を株式会社化し、上場していくのが幹事長の使命だ」とも述べ、渡辺氏の党運営を痛烈に皮肉ってみせた。これに対し、渡辺氏は記者団に、江田氏が21日に民主党の細野幹事長、日本維新の会の松野頼久幹事長代行と会談したことについて、江田氏に報告を求めているのに回答がないことを明らかにし、「そちらの方に命をかけるなら、幹事長を辞めてやるのが筋だ」と述べ、幹事長更迭までちらつかせた。 
  
社民・福島党首、辞任表明  
社民党の福島党首は25日の常任幹事会で、参院選敗北の責任を取り、辞任する意向を表明した。  
社民党の福島瑞穂党首(57)は25日の党常任幹事会で「参院選は比例区で1議席という厳しい結果になった。敗北の責任をとり党首を辞任する」と表明し、了承された。9月までに党首選を実施し、後任を選出する方針。当面、党首代行に又市征治幹事長を充てる。党首交代は10年ぶり。福島氏は常任幹事会後の記者会見で「選挙は結果責任。党の再生のためにけじめをつける。昨年末の衆院選で大惨敗だったので辞めるべきだと思っていた」と説明。そのうえで「今後はリベラル、脱原発、護憲勢力が力を合わせるよう心を砕きたい」と語った。福島氏は2003年に土井たか子氏の後継として党首に就任し、昨年1月に無投票で5選を果たした。09年の政権交代で民主党と連立政権を樹立し、鳩山内閣で消費者・少子化相として入閣したが、翌年、政権離脱した。旧社会党から引き継いだ社民党は党勢衰退が止まらない。福島氏が党首に就いた10年前に衆参両院で計12あった議席は5議席に半減。昨年の衆院選は2議席、今回の参院選では1議席しか獲得できなかった。 
  
幸福実現党が新体制発表 釈量子・新党首は「美人すぎる党首」  
幸福実現党が25日、党首交代などを発表した。矢内筆勝党首が23日に辞任したことを受け、新党首には、女性局長の釈量子氏が就任した。同党は新体制となり、再スタートを切った。新党首の釈氏は、1969年生まれで東京都出身。國學院大學を卒業後、大手企業勤務を経て幸福の科学に入局し、学生局長、青年局長、常務理事などを歴任した。「ストップ・ザ・ヘアヌード」運動や、いじめ防止運動など、これまでも社会啓蒙活動に尽力してきた。釈氏は党首就任に際し、支援者に対してメッセージを発表。「増税による経済の失速や、自虐史観に基づいた外交政策の失敗等で、現政権の危機は意外に早く来るかもしれません」と、突然の選挙に備え、臨戦態勢を整えるとしている。また、女性ならではの強みを生かし、同党のイメージについても、「宗教政党ならではの『優しさ』の面も十分に打ち出していきたい」との考えを示した。参院選で釈氏は東京選挙区から立候補した。街頭演説では「結婚するなら釈量子!」などと訴えて話題になったほか、その美しさも注目を集め、ネット上の「美人すぎる候補者総選挙」においても第3位を獲得している。今回、まさに「美人すぎる党首」が誕生したといえよう。役員会では、新しい党役員も選出された。総務会長の加藤文康氏が幹事長に、幹事長兼選挙対策委員長の江夏正敏氏は総務会長に就任した。党首の矢内筆勝氏は出版局長に、広報本部長の饗庭直道氏は調査局長に就任している。また、党役員に若手や女性の登用も進んでいる。新しく財務局長に就任した北林寛子氏は28歳。事務局長に就任した国領豊太氏は31歳だ。また、財務局長の大門未来氏(27歳)は広報本部長に就任した。次世代の同党を担う人材が、続々と輩出されつつある。釈氏は自身の政治家としての志について、自身のブログで、「日本を、世界の問題に意見発信ができるリーダー国家にしたい」と語っている。日本はもちろん、世界に対する責任を持ち、大きなビジョンを掲げる釈党首。同党の今後の躍進が期待される。 

 
2013/7