後は野となれ山となれ

・・・後は野となれ山となれ・・・
近松の「冥途の飛脚」が由来のひとつらしい

お金をくすね 飲み屋のお姉ちゃんと
大坂から  大和新口村へ駆け落ち 逃げる
遊び人  無責任の極み
 


近松門左衛門の世話物「冥途の飛脚」
・・・こうして大それた罪である封印切が行われる。忠兵衛に残されているのは、死ぬ定めだけである。忠兵衛はその定めを、自分が命を張ってまで愛した梅川とともに、受け入れたいと願う。  
なぜに命が惜しいぞ二人死ぬれば本望、今とても易いこと分別据ゑて / 下んせなう / ヤレ命生きゃうと思うて此の大事が成るものか、生きらるるだけ添はるるだけ高は死ぬると覚悟しや / アアさうじゃ生きらるるだけ此の世で沿はう、・・・木綿附鳥に別れ行く栄耀栄華も人の金、果ては砂場を打ちすぎて、後は野となれ山となれ、二人は大和路を目指して逃げ延びてゆく。  
    冥途の飛脚 
 
 
 
アベノミクス お金(税金)ばらまきます 
財政健全化 ほったらかし
・・・後は野となれ山となれ・・・
三本の矢 的はずれ
 
 
 
国家予算 100兆円越え
お金(税金)使うのがお仕事 お役人
・・・後は野となれ山となれ・・・
利益誘導 天下り
 
 
 
波風立てない なにもしない
中身なし キャッチフレーズ政治
・・・後は野となれ山となれ・・・
無能な政治家 大臣順番待ち 
 
 
 
イージス・アショア 地上配備
秋田 山口 県民馬鹿にした説明会 
・・・後は野となれ山となれ・・・
お守りします ハワイ ガム
 
 
 
2000万円不足 言葉独り歩き
審議の提言 金融・資産運用霞む
・・・後は野となれ山となれ・・・
湾岸戦争 リーマンショック 昔話
 
 
 
事実を報道します 視聴率最優先
新聞も 明日に旧聞 古新聞
・・・後は野となれ山となれ・・・
表面撫でるだけ 忖度メディア
 
 
 


2019/6
 
「イージス・アショア」 防衛省の不手際、山口にも波及 6/20
地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」をめぐり、配備候補地の秋田県で防衛省の不手際が発覚した。同省への不信感は、もう一つの候補地、陸上自衛隊むつみ演習場(山口県萩市、阿武町)にも波及する。防衛省の迷走ぶりに、国防に理解を示してきた山口の自治体は、困惑している。 (九州総局 大森貴弘)
「大変申し訳なく思っており、非常に重く受け止めている。再発防止に努めたい」
14日、阿武町内で開かれた住民説明会。中国四国防衛局の赤瀬正洋局長のあいさつは、謝罪から始まった。
原因は、度重なる防衛省の不手際だ。
今月5日、イージス・アショアの配備候補地である陸自新屋演習場(秋田市)を適地と結論づけた調査報告書の数値で、誤りが発覚した。
レーダーの障害となる山の角度を算出する際、職員がインターネット上の地図サービス「グーグルアース」を使い、縮尺の違いを見落としていた。地図という軍事上の重要情報を、米国の民間企業のサービスに依拠した上、取り扱いを誤るという、お粗末さだった。
さらに、住民の心情を逆なでする事態が続いた。防衛省が8日に秋田市で開いた説明会で、東北防衛局の職員が居眠りをした。
住民の不信は、頂点に達した。17日には、岩屋毅防衛相が秋田を訪れ、佐竹敬久知事らに謝罪した。佐竹氏は「防衛省はマイナスのスタートと受け止めてほしい」と厳重に抗議した。
こうした不手際の影響は、山口県にも及ぶ。
防衛省は、むつみ演習場を適地とした調査報告書に誤りはないとする。岩屋氏は近く、山口県を訪れて理解を求める。
だが、山口県の村岡嗣政知事は「データが正しい前提で説明を聞いているが、それが揺らいでいる」と強調した。岩屋氏には、地元自治体として、懸念を伝えるという。
阿武町での住民説明会でも「信用できない」との声が相次いだ。花田憲彦町長は「住民の不安とかみ合っていない」と語った。
萩市の藤道健二市長も、改めて防衛省に報告書の精査を求めた。
藤道氏はイージス・アショア配備へ「反対ありき」ではなかった。
昨年、配備候補地が明らかになった段階では「国の防衛政策に理解はあるつもりだ」と述べていた。その後も「イージス・アショアが実際に配備されているルーマニアを視察し、住民の生活に支障がないか、現地の人に話を聞きたい」と防衛省側に申し入れるなど、住民の不安さえ払拭されれば、受け入れに前向きともいえる姿勢を示してきた。
防衛省の不手際は、こうした地元の思いを踏みにじったといえる。
山口県、萩市、阿武町の3自治体は、むつみ演習場を適地とした経緯や安全性について、防衛省側に照会した。さらに自治会単位など、きめ細かな説明会の開催を求めている。
日本海の向こうにある北朝鮮や中国は、ミサイル開発を進める。迎撃態勢の構築は、日本の防衛に不可欠であり、防衛省と自治体が対立するのは、好ましくない。
萩市の担当者は「私たちは、いたずらに時間を引き延ばそうと思っているわけではない。投げかけには、誠実に対応してほしい」と語った。ボールは防衛省側にある。