かいぐり かいぐり とっとの目
耳に残る 懐かしい唄
子守をして頂いた フキさんを思い出す
子供の私にとっては 「フーちゃん」だった
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なぜか 「わらべ歌」を調べ始めた |
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●かいぐりかいぐり かいぐり かいぐり とっとの目 しゃんしゃん アッパパ (群馬の遊ばせ唄・フーちゃんは群馬大田の生まれ) |
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戦前 実家は染物屋 5−6人の職人さん 住込みでいたようだ フーちゃんは お手伝いさんだった 私の子守も仕事だったのだろう 「かいぐり かいぐり」 が耳に残っている |
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フキさんのご家族から 一昨年の暮れ 93歳? 亡くなられたとのお電話をいただく 私からの賀状 毎年楽しみにしていてくれたらしい |
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●かいぐりかいぐり | |
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ちょーちちょーち (手をたたく)
あーわーわー (ああーと声を出しながら手のひらで口をトントン) かいぐりかいぐり (いーとをまきまきと同じからだの前で手をグルグル) とっとのめ (人差し指をだし、もう片方の手のひらをトントン) おつむてんてん (広げた両手で頭をトントン) はらぽんぽん (おなかをトントン) |
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よーちーよーちーあーわーわー (あくびをするように手を口元に)
かいぐりかいぐりとっとのめー (頭をぐりぐり) おつーむてんてんしりぽんぽん (頭をかるくたたき、お尻も同様) |
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ちょちちょちあ〜ば〜ば〜 (手をたたいて口にあてる)
かいぐりかいぐりとっとのめ〜 (糸巻き巻きの動きをして手を目にやる) おつむて〜んてん (頭をたたく) ひじぽ〜んぽん (ひじをたたく) |
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かいぐりかいぐり (赤ちゃんの両手を頭に持って行き、クルクル撫でます。)
とっとのめ〜 (赤ちゃんの手を両目の横に持って行き、チョンチョン) チョチチョチ あわわ (赤ちゃんの手を口にチョンチョン) |
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赤ちゃんを前向きに膝の上に座らせ、後ろから赤ちゃんの両手を持って、その手を動かしながら歌います。
ちゃ〜ち、ちゃ〜ち (拍手をするように、胸の前で合わせる) あわわ (両手を赤ちゃんのお口のところに) かいぐり、かいぐり (糸巻きのように、両手を胸の前でぐるぐる) とっとのめ (両手を赤ちゃんのおめめのところに) おつむ、てんてん (両手で赤ちゃんの頭にてんてん) はら、ぽんぽん (タヌキの腹鼓のように、赤ちゃんのおなかをぽんぽん) |
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ちょ〜ちちょ〜ち (二回拍手)
あ〜ば〜ば〜 (手のひらで開けた口を軽く三回たたく) かいぐりかいぐり (両手をグーにして交互にぐるぐる(い〜と〜まきまき状態)) とっとのめ (右手は人差し指を立て、パーに開いた左手のひらを三回チョンチョン) おつ〜むて〜んてん (両手を頭に二回とんとん) |
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ちょちちょち あわわ
かいぐり かいぐり とっとのめ おつむてんてん ひじぽんぽん 「ちょちちょち」は、手を叩きます。 「あわわ」は、手のひらを口にあてて「あわわ」と言います。(上のイラストのように) 「かいぐりかいぐり」は、胸のあたりで両手をぐるぐるします。(糸まきまきのように) 「とっとのめ」は、手のひらを指でとんとんします。 「おつむてんてん」は、あたまを両手でぽんぽんします。 「ひじぽんぽん」は、両ひじを両手でぽんぽんします。(「はらぽんぽん」でも同じことです。) |
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●かいぐりかいぐり |
![]() ちょちちょち (こどもの両手をもって、2回合わせる) ![]() あわわ (片手または両手を口に) ![]() かいぐりかいぐり (両手を胸の前で上下にぐるぐるまわす) ![]() とっとのめ (左手の平を右手指でつつく) ![]() おつむてんてん (片手または両手で頭を軽くたたく) ![]() ひじぽんぽん ( 片手でもう一方の肘をたたく) |
「ちょちちょち」 / これは、「手打ち手打ち」が「ちょちちょち」(幼児語)と発音されたためだそうです。そういえば、この部分は手を叩きますね。手打ちのなまりです。
「あわわ」 / 動作のままです。手を口にあてて「あわわ」です。「あはは」が語源のようです。 「かいぐりかいぐり」 / 掻い繰ること。幼児の遊びで、両手を胸の辺りで横にしてぐるぐる回すもの。両手を動かし繰り寄せること。「たぐり寄せる」動作のこと。 「とっとのめ」 / まず「とっと」自体が魚・鶏・鳥などをいう幼児語だそうです。とにかくそういう動物の目を示すということでしょう。「とっと」は「とと」で、鳥や魚の幼児語です。ここではニワトリのことです。 「おつむてんてん」「ひじぽんぽん」 / 動作のままです。「おつむ」は「おつむり」の略で、「あたま」の幼児語です。 |