白いちっちゃな花

PC抱えて奥志賀に一週間 山籠もりに行く 
着いた宿は雑草に囲まれた 小さなありふれた民宿 
 
夕方 気分転換に外に出る 
雑草と思っていた草むらを見る 白いちっちゃな花が咲いている 
 
周囲を見渡すと白い花で一杯 
ちょっと暗くなり 小さな白い花がくっきり見える 
何ときれいなこと
 


 
一週間 毎日夕方になると 
暗くなるまで散歩 小さな白い花を楽しんだ
 
背景が変わると 自己主張 
白いちっちゃな花
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  
良い経験だった 
人も同じ 環境が整えば力を発揮できる場面があるかも
 
どちらかと言えば 「あるべき姿」を求める方でした 
帰ってから改めて周囲を見直した 
若い人たちへの接し方 指導方法を改めた
  
 
地味な営業サポート部門の人たちのため 
どうしても完成させたかった業務管理ソフト 
PCを車に積み 奥志賀へ一週間 (有給休暇消化) 
ナナカマドの色づき始めを見て帰る 
真面目でした 
1994

 
2013/11 
秋 我が家に白いちっちゃな花が咲き 昔を思い出した 
 
配慮のない物言い
思い出1 
販売機器の技術資料のため数値測定を部下に依頼 
どうも数値が実際と感覚的に一致していない 測定方法を聞き誤りを理解した 
「機器の使用目的に即した測定方法を考えろ 
お前の測定は測定機器の特性を調べただけだ」 
部下は言い訳をはじめた 技術に妥協はないと私は叱った  
その後 部下の気持ちは離れていった ( 本物の技術者に育てたいと思っていた部下 )
思い出2 
海外との貿易担当者 海外特許に関わる案件ほったらかす 
「いろいろ忙しいんですよ」 
( 専門知識のないことなど端から知っている ) 
「貴方の能力が会社の実力ですか 専門家に相談すればいいじゃないか」 
大声になった