計画書 数字と文字の多さで決まる

先ず結論を400字以内で書きなさい 
これがすべてです 
世の中は「結論ありき」です 
 
都合のいい数字を集められるだけ集めなさい 
結論に至った 言い訳 屁理屈 事情 
悪い見通し 良い見通し 文字にしなさい 
あいだ間に数字を配置すれば完成 
文字が多いほど誰も読みません
 


 
  
 
結論は雰囲気を反映できるものにしましょう 
「その場の雰囲気」は日本の文化です
  
能率主義者ぶって「A4一枚にまとめろ」がごとき人がいます 
身内話なら文化が同じで可能です
 
身内ですから結論も決まっています 
議論でなくて儀式です 
本当の議論なら嘘です
  
もし独断独創的な結論なら予め賛同者を作らねばなりません 
「根回し」です 
残念ですが その場で議論をしたがる人はいません 
認識レベルが違えば議論にもなりません 
発言者の年功序列役職がその場の雰囲気を作ります
  
数字を図表にできれば最高 
色をつけるともっと説得力を増します
 
数字が死んで面積や長さで判断 
直感的な判断が期待できます 
議論が減ります
 
悪文は同情をかいます  
誤字脱字には注意しなさい 生きがい感じる人もいます(内容にではありません) 
長ければ読まれません 
努力賞がもらえます
  
言い訳 
誰も傷つけない工夫
  
屁理屈 
数字がらみの屁理屈がいい 
解釈如何でどっちとも取れます
  
事情背景 
大義名分錦の御旗 
目標統一 
時代の要請に応える 
社会的責任を果たす 
体質改革を計る
 
成功体験 失敗体験を生かす 
他山の石 反面教師を生かす 
体力改善を計る 
同じ御輿を担ぐ意思統一
  
見通し 
上限 
目一杯膨らます投資に価するか 
夢の実現夢に価するか 
下限 
半分達成元は取れるか 
悪夢死人は出ないか
  
社会の変化  
責任逃れ 
どうにも逃げられなくなったら 
「社会の変化」まで読めなかった 
サンプルは「バブル崩壊」の後始末 
責任は誰もとりませんでした
  
誰が責任をとる尻を拭く 
疲れるが「自分が責任をとる」言い切る 
下の人間が言い切って黙っている上司はいない 
結果共同責任となる 
後は稟議書で判子の数だけ責任分散
 
言い切ったことだけがかっこよく残る
  
中途半端な商品開発をしたことがあります 
始末書と10万円 安い授業料 
OEM受注で3年後 後任者計画を達成  
後任者かわいそう誰も評価せず
 
評価の物差し 
自分に好都合な物差しを作る 
物差しは「数字」が良い
 
絶好調のときはお金金額表示
 
不調のときは伸び率達成率パーセンテージ

 
2000/