月の光の中 二人ならば きっとうまくゆくさ 君の悲しい涙に もう さよならさ
私 1人 このまま許さないで 瞳に溜めた涙
泣いた女の涙も知れずに いっそこのままふらちな心で 夢から醒めずわからず
心の中のコートにかくす 手でピストル真似て 涙をのむ
涙が頬に光るたび 小さなダイヤになるという 銀座恋の街



真夏のPacificHotel 今でも忘れない 涙のPacificHote
愛を試した 涙は誘われて行くの SHOCK
泣き続ければいい 涙が消えるまで あなたのぬくもりが あなたが消えるまで
遠い過去だと涙の跡がそう言っている またひとつ夜が明けて ああ何処へと
過ぎた日を悔やんでみても昨日さ 涙さえ遠く消えて



涙でうめてゆく かなわぬ思い 何もいらない あなたに抱かれるなら
泣いては駄目だと 自分を叱る 涙こらえて あきらめワルツ
背中に駈け寄り 涙を埋めたら あなたしか見えない あなたしかいらない
未練ひきずって よろめく私 泣いたら負けよ 涙よとまれ あなたにとまれ
飛んで行き度い鴎の様に 又逢う日迄唯一人 冷たい風に染む涙



涙をため 無理をして微笑んだ君の顔に 刻んだ あの夏の日
声さえ忘れてしまいそう 涙酔わせて なだめる夜ふけ あんた今すぐ 逢いに来い
そんな惨めな恋などしたくない 涙も渇いて 痛みに変わるよ そんな乱れた思いは
作り笑顔に なみだのちかい 晴れて日のさす 男の夜明け
誰が決めたか 人生芝居 涙が似合うね おれの当たり役



秘めて行きます 面影を 見せぬ涙に 春の虹
涙でとかした恋化粧 風のあまさに頬染める おしろい花は おんな花
涙が凍る 心が 心が 心が燃える 汽笛がむせぶ おもいで港町
捨てたつもりの面影に 憎さ恋しさ 合わせて飲めば あつい涙が 頬濡らす
涙をかくして 一生一度の 恋に泣く



泣くだけ泣いて 笑顔で生きるの 明日から これが最後の 女の涙
強い女になれないけれど 明日の幸せ 探して生きたいの 涙ひとすじ 女 化粧花
忘れられない せつない恋よ おんな港町 別れの涙は 誰にもわからない
無事を祈って涙ぐむ こんな弱気を みせたくないと 肩でつっぱる 女の岬
涙がしらずにあふれ出す どうかしてるね



あなたは見えない お先にどうぞ 泪がこぼれる ひとりで言いましょ サヨナラを
お袋の涙 やさしさがすべて そう 愛がすべて 想いやりがすべて 愛だけがすべて
ぬくもりあるだろ この家だって 涙拭いたら 笑顔になって 今よりきれいに なるんだよ
涙がかれてしまうまで 泣くんなら泣いちまえ ガキの頃のように
捨てゝどうして 生きられる 涙のような 雨を写した 川を見る



あなたはどこに 涙が描く かなしみ模様
さらば友よ もうふりむくじゃない 俺の 俺の この涙 知られたくない
涙しぐれのしぐれ酒 今でも 憎さといとしさが 夜ごとに流れる こころ川
愛におぼれる女です 耐えて春待つ 耐えて春待つ あゝなみだ橋
その朝おまえはすべてを忘れ 熱い涙を流せばいい



私は熱い紅茶飲みながら 何故かしら涙ぐむ 絵葉書に追伸のキスをして
酒に預けた 涙のあとも 愛し愛され 抱きしめて しみじみと 今夜は ちぎり酒
あなたが恋しい 戎橋 ちょっと待って大阪 涙町 ちょっと待って大阪 恋の町
涙ばかりをくれるのね あなたしかあなたしか 愛せなかったわたし
貧乏くじを 引いてしまったようね ひとりにしてよ まるで涙が止まらない



手のひらに 泪をためて めざめてくる としごろよ
伊豆へ来たのに あなた あなた とめどなく 涙あふれるの
涙の花道 御堂筋 ついてゆきます ゆきます命のかぎり ねえ あんた
あなたあなた 未練でしょうか 海が哭く なみだの港
ピアスをはずして とまり木迷子 つらい涙の 酒に酔う



まゝにならないの 肌を濡らして 心につもる 命冷え冷え なみだ雪
酒よ お前を道づれに いまも いまも 惚れてひとすじ 愛のなみだ川
手漕ぎ笹舟 どこへゆく 別れ木曽川 なみだ川
なぜか今夜は帰したくない しのび逢う恋なみだ恋
馬鹿がつきます あなたって うしろ姿で つぶやけば 涙あふれる 恋情話



おもいで酒場の 止り木は ああ熱い涙に ぬれて横浜
ぬれて大阪 あなた あなた愛して 涙のブルース
涙おちたらいけないよ ハンティングガール
だからひとり かまわないで 優しくしないでよ 涙がでるから
死ぬことさえも 出来ない私 馬籠 落合 中津川 木曾路十四の なみだ宿



涙とあなたが 最後の友達 ひと晩泊めてね
愛のおもいは 胸にあふれそうよ 愛の涙は 今日もこぼれそうよ
はじめて見た あなたの涙 離さないと告げよう あやまるかわりに
おさえた想いこみあげる 涙よりも笑い顔で こたえたい私だけど 負けそう恋心
苦労涙が笑顔に変わる 幸せ来る日を ねえあなた



おいでよもっと俺のそば つらい涙にくじけずに 春の来る日を おまえとふたり酒
涙を花と 読みながら 離れはしないわ ふたり舟
唱ってやろうか 長持唄を やけにやけに今夜は 涙にじむよ
今日は何杯飲んでも飲んでも酔いきれない 今日は何杯飲んでも飲んでも涙がでる
迷っているのに夢見てしまう 私から誘うかもしれない きれいな夕日に涙がにじむ



あなたは来ない 思い出たどれば 切なさばかり 月も十六夜 涙揺れます
名残り惜しさに 見返る島は 涙の色した 霧が降る
愛した心の残り火を 吹き消しましょうと ひとり言 涙がほろり ほろり酒
ほろりお酒 とかして涙 季節はずれの 花の宿
永遠の夏のメロディ 星よ砂よ涙の陽よ 灼熱の 恋のメロディ



涙流した 悲しい恋に 遠くに浮ぶ 人恋灯り あゝみちのくに咲く みれん花
恋のみれんを 切なさを 涙 涙 みちのく いで湯妻
夢でも抱いとくれ 涙のみちのく 冬挽歌
恨み言葉も ただ恋しさに 泪まじりの 演歌になる
涙は流さない その代わり 一緒に 波に乗るの



夜明けは まだ 遠いどこかにあるわ 涙もまだ 遠いどこかにあるわ
腕のなかで我慢して こらえてるさみしさを みんな涙にして ねぇ いますぐ
あの日はもう過ぎし給う 涙の数だけ 海より自然体の野郎
彼女の帰りを待つの メリケン情緒は涙のColor 彼女の姿が消える
流す涙は何のため 恋せと歌う子守唄 能登は冬です



さよならも 言えずに 別れた人偲べば 唇に涙が
口づけさえ交さず 失った恋 ああ せつなさに ああ あふれる涙
クールに見えても 本当は淋しい 心のすきまを涙で埋めてく
心だけくださいね 涙にふける わすれ宿
涙に漕ぎ出そう 哀しみのボートで 流されても運命ならいいの



いとしき日々は ほろにがく 一人夕陽に 浮かべる涙
一人夕陽に浮かべる涙 いとしき日々のはかなさは 消え残る夢 青春の影
涙ぐむのはなぜなのか そして僕はどこから来たのか この魂は誰のものなのか
せめて空似の人でよい 揃い浴衣の 片袖で 涙ふきたい 伊豆の夜
君に逢いたくてしかたない もう一度だけできるなら あの涙をぬぐうから



裸足で夜明けの 電車で泣いてから 涙ぽろぽろ ぽろぽろ流れて涸れてから
可愛い踊子 うち振る指に こぼす泪も 紅の色
分かって下さい私も辛い 他人の頃の昔に戻る 女 女なみだは 別れの一夜雨
生きればいいの 未練の涙だけは 責めないで欲しいのよ 雨のエアー・ポート
夫婦きどりで暮らした日々を 雨よどうして 涙に染める



涙が乾く間に 季節は移り変っても 心は今夜も 雨模様
目涙落てゆんで サーユイサ落てゆんで
駄目に 駄目になります 女の愛は 潮風も 潮風も涙の 冬港
いつの間にか涙の雨はもう止んだ 平和という神経ガスにCheers
涙が嫌いで涙が好きで あしたもオンボロ ねんねんころり 私が鴎に生まれてきたら



これ以上苦しめたくはない 間抜けな涙 許してくれ
磯の浜辺を二人して そぞろ歩きを したものの 今じゃ涙の 袖のつゆ
愛を知って心もろく やさしい言葉にも 涙が出ちゃうの それだから何も云わないで
とても母には見れません 苦労話が嘘のよう あゝ 笑う涙の 祝い酒
いのちの流れに 身をまかす 火の酒 飲みたいよ おんなの涙 華になれ



胸がふるえて あふれる涙 女に生まれ 女で生きた せめて証を くださいね
それは私の なみだです いつまでも あなたの心で 咲かせてください
かむった面は鬼の面 うらむつもりが またほだされて なかで涙があふれます
信じて咲いたら夢の花 なみだで咲いたら嘘の花 悲しいものよ 切ないものよ
一年のみじかい暮らしを懐かしみ 涙こぼれる 私です



渚に埋めた涙には 秘密の想い出が 言葉じゃ言えない 好きよ
も一度やり直せるなら このままこのまま帰り船乗る もう遅いもう遅い涙の海峡
逢えないあなたが 恋しくて 泪が落ちる 風の町
わたしのかわりに この一と粒の 涙だけでも あゝ 連れてって 港みれん船
おふくろの姿が 見えるだろか この俺の泪が とべよ鴎



妻よがんばれ 涙をぬぐえ もえてきらめく 夏の海
いつからあなたと愛し合い 渇いた瞳が離れない それから なみだ雲ばかり
気分しだいで ひさしぶりなら 気分しだいで責めないで 涙がでちゃう
いまさら名乗っても 遅いでしょうが 涙ぽろぽろ 泣いて昔が 返るなら
にじむ涙よ そぼ降る雨よ 酒でなだめる 胸の傷 揺れて淋しい ほつれ髪



もう一度 あんたを信じてみたい 涙はみせんとこ やっぱり泣かんとこ
くまにゆてぃくーよ 涙は紅の色
好きな人にも涙みせずに あゝかくれて 京都の女は 生きるために泣く
庇って嘘をつき通す あゝ金沢の格子窓には なみだ雪
涙に負けたら 叱ってね いつまでも あなた 咲かせてよかった 迎春花



涙ひきずり 追う霧笛 あなたおねがい どうか私を 抱きにきて
氷の女発の 手紙をしたためます 涙で 濡らした 切手を最後に貼ります
冬が過ぎれば 花が咲く 倖せをありがとう 流す涙を 忘れはしない
時間が過ぎたら 涙が幸福呼んできた
奪うやつなら 許せない 涙の熱さか 江戸の黒豹



心決めたら まっしぐら 涙はいらない 夜風が肩を抱く
チラリホラリと花片 涙の雫にきらめいた 霧の夜でした 
汽笛のかげに泣く女 捨ててゆく捨てられてゆく それもこの町なみだ町
涙で消せない 恋だから いつかは赤く 咲くでしょう
瞼あわせりゃ 紅蓮の泪 姿かなしい 恋変化 紅 紅 紅三味線 みだれ弾き



涙も笑顔も分け合いながら 明日に咲かせる 二人で咲かせる 人生花ごよみ
おやすみ 眠んな やすらぎに包まれて 涙か この雨 黒のララバイ
惚れた女が 死んだ夜は 涙流れる ままでいい 酒よ 俺を泣かすなよ
強がるほどに 淋しさつのり 涙仕上げの 惚れ化粧
あの時の二人のことが好き 涙も季節も 二人を包んだすべてがたまらなく好き



こみあげる涙は 言葉にならない さようなら さようなら
涙のかわりの 置きみやげ 最後の台詞だけ 言わせてよ 早く消えちまえ
終わらない夏に誰かとめぐり逢う 夢の中で彷徨いながら 涙も枯れ果てた
思い出全部 かき集め 涙は捨てて 行きましょう 北のサッポロ
さよならは心を削るだけ 愛と涙とためいきの 三色幻燈 うつしましょう



愛に命を 賭けてゆく おんな涙の 風の華
涙ぐんで季節を知るの そんなこよみをありがとうと いつしか伝えたい
線路の果てに 夜汽車と消えた あなた恋しい あ なみだ駅
逢いたかったよ だきよせて 二人で父母に 手を合掌す 流した涙で めぐり逢い
素肌を焦がして 抱いたあなたに 涙が走ります



まつ毛濡らし涙こぼす 横顔いまでも忘れない 過ぎゆく時は 何も知らずにいるけど
あなたの未来を みつめてほしいの 涙で綴り終えた お別れに手紙
月に淋しさ 打ち明けながら なみだ杯 酒きずな
酔うほどつらさ忘れるよ 流れる唄で友が来る 酒と涙の人生さ
酔いきわまれば 泣くもよし 酒に男の 涙あり



泪とふるさとと 年老いた父と母 子供と なぁ 女房 わかるよ なぁ 酒よ
すがりつきたい その胸に 雨が今夜も 涙を誘う
うれし涙は 盃に 親の愛情を なみなみ注いで どうか皆の衆で祝っておくれ
苦労くの字に からだを曲げて 涙と登る この坂が 明日へ続く 出世坂
恋を捨てるか 男を捨てるか 問答無用の 出世前 投げた涙が 明日を呼ぶ



あなたが欲しい 雨 雨 いつあがる おんなの涙は いつ晴れる
涙ごころを みちづれに あゝどこへ流れる 女のうず潮
涙のかれた女でも 一度でいいから泣かないで 愛のすべてをつかみたい
涙こらえるつらさより 愛することのきびしさを 私は教えてほしかった
泪こらえて夜空を仰げば またたく星がにじんでこぼれた



涙ぼろぼろ 夜の街 これが二人の 運命なら 落ちてゆきます どこまでも
生きてゆきます 涙を捨てて 落葉 木枯し 女の流転
涙似合う身の上 しあわせ探し歩く 北の旅路はどこまで
抱いてみつめる あの北岬 惚れてしまえば 女は負けね なみだ 鴎のなみだ
涙の分だけ強がりみせて これからは そうよ 私 待ってる女でいたい



月も片割れ 室戸の風に 捨てる涙を 誰が知ろ 異名も 女鬼龍院
綺麗になるわ 失した恋を 抱きしめたまま 涙の一踊り
恋よ悲しいけれど わたしは涙の 涙の女郎花
哀しみはいつも あとからついてくる 涙と道づれに
夢をかぞえて 袂を噛めば 逢坂山の あゝ 月もなみだの 傘をさす



小さな星が 涙のように 光っていた
名もない鴎に なりたくて 海なり岬を 函館本線は 涙の線路を 走ります
そしていつもこの涙を拭うのも私の手
世間の風の冷たさに こみあげる涙 苦しみに耐える二人は枯れすすき
国のために 燃えつきた 青春の 傷あとに 独り飲む酒 涙がにじむ



心の中に冬がくる 恨み言葉も ただ恋しさに 涙まじりの うたになる
ダイヤと違うの涙は さみしいだけならいいけど ちょっと悲しすぎるのよ涙は
もしも涙が溢れそうなら 時間を止めて抱き寄せて 心を込めて花束を
心凍らせて 夢を凍らせて 涙の終わりに ならないように
また逢えると行って欲しい 忘れられない 涙の果実よ



つるべ落としの秋がゆく 隠す涙の三度笠 辛ろうござんす ひとり旅
咲かす明日の 人生桜 握る拳に 血潮がたぎる 意地と涙の おとこ花
涙のために呑んで 哀しみ流し込めば 優しくきっとなれる ああ 酔いごこち
小雨つめたい 路地裏で 淋しさつのり 涙がひとつ 酔いどれ人生 夜が明ける
詫びて合わせる右の手と左 酒が降らせた男の涙 積もり行く雪に 今夜も酒を



いつだって 幕切れは 涙の筋書き 幸福の真似をした 涙の筋書き
坂の尾道 涙町 瀬戸内慕情の ああ 船が行く
涙のひとつも出なかった
つらい女のなみだ坂 あなたをもしも嫌いなら 別れもたやすく できるのに
わたしゃ涙で 娘ざかりの夢を見る



涙ぐむひそかに酔う酒よ 身にしむわびしさしんみりと 赤坂の夜は更けゆく
涙の夜一人の夜あなたは来ない いくら呼んでも 白い雪が ただ降るばかり
涙じゃないわ 春をかくした 雪のれん 酔ったら見えそう 夢あかり
春が来る日を 指折りかぞえ わたしゃ涙で 沖を見る
とめどなく頬つたう 涙のあとを 追いかけて 雪国



しんしんしらじら 夜が明ける 燃えて燃えて散れ散れ あゝなみだ雪
涙が雪になる 吐息が風になる しんしんと 胸に雪が舞う
橋のむこうはみれん川 いいの私は 心の妻と 涙かくして 春を待つ
やってられないわ その人の涙の深さに負けたの
枯れたすすきの二人ゆえ 熱い涙の出た時は 汲んでおくれよお月さん



心からの涙はひとつだけ 言葉にならない 通り過ぎた季節は夢の中へ
涙では たりないこのつらさ 命のあなたで いてほしい 今夜もひとり 想い酒
ふと涙が出そうよ風の中 こだまに呼ぶ名前は あなたの好きな草原
笑顔で見送る この胸の 涙がかなしい 私です
折れば涙の花が散る やっぱりねそうだろね しんどいね未練だね



くやし涙は 拳にかくし 命燃やすぜ 勝つまでは 忍だ 我慢だ 大勝負
夢を抱きしめ 耐えながら 祈りつづけて 待っている 二人の倖せ涙で遠い
よせヨ涙は まっぴらごめん 向けた背中の 裏で泣く 男ひとり旅
いいのじゃないか 生きるのも 涙と笑いの人生を グラスに注ぎ飲みほそう
涙じゃないと笑ってみせて 男はひとり生きるもの ああ 生きるもの



晴れの舞台の 花道までは 汗と涙で 男は 男の坂道のぼる
紅で染めるか涙のあとか どちら先でも待ってると 船はヨー船はヨー 三段跳びだよ 波頭
地球の涙に虹がかかるまで
むち打ち生きて 愛の涙を ちらすのか 津軽じょんがら流れ唄
涙をふいて ついておいでよ 窓の外は ああ 通り雨



あなた 濡らすこの世のしぐれ道 涙ふきあう お里・沢市 夫婦づれ
汗と涙を 分ち合う ああ その日が その日が 鶴の恩返し
だいじなプロミス 涙をふいて 笑ってごらん それが僕との約束だから
昨日から 生まれ変われる 横顔の泣きえくぼ 涙渇いた あしたが
誰もが涙を隠すけど ふれあうぬくもり 思いだしたら そっと瞳を閉じて



私はもっと強いはずよ でもあふれて止まらぬ 涙はダイアモンド
手に手をとって渡ろやないか 涙と辛抱の八百八橋 道頓堀 情けの 花あかり
涙ふくなら 白いハンカチ 私の心よ 地平線をめざせ
いやよ涙で 愛しあうよな 恋はもう しないわ
虹色橋 渡る度に 思い出せば涙 街の灯り なぜか歪む にくい橋よ



だめよだめだめ つらいのと 涙で別れた 年上の女
喜びと哀しみ 背中合わせ 燃える涙は こぼれ落ち
抱いて 強く抱いて涙があふれる どうぞお願い 夢ならさめずに このまま
背中を貸してよ 落ちた涙を 拭うだけ
背中めがけて 想いをこめて 涙こらえて ちょっぴり淋しい 街の夕暮れ



ただ逢いたくて もうせつなくて 恋しくて 涙
うしろ髪ひかれ 涙にぬれて 私は今バスに乗る
あたしは涙の海を漕ぐ 寒いよ こんな夜は 恋唄なみだ酒
だれが眠るの いまは 綺麗な愛なんて 涙と同じ しばらくは 想い出と 踊らせて
めぐり逢えると あゝ涙をぬぐってくれる人に あなたは 悲しみの終着駅だから



胸の中でいいきかせてる 涙が好きだから 涙が好きだから
愛の痛み 涙にうつす いつか無理な わがままきいて 帰らないで
命火を捧げ抜きたい悲願花 涙忘れて逢う夜があれば それで女は生きられる
似たもの夫婦 涙の一夜が 明けたなら 裏町人生 日本晴れ
おまえ 涙かみしめ 暗い夜道に灯をともす 明日はいずこか 浮草ぐらし



悲しい合図に火をつける せめて心に 小さなあしたを いつか涙の 別れのタンゴ
カモメ 俺も帰ろう うつむいた あの頬の涙ぬぐいに
涙背負って 追いかける 貴方と書いて 結べない 手紙破れば 風の舞い
踊りましょう 思い出たどりながら 涙こらえて サヨナラ
キラと散る涙 きみには白い真珠をだいた 旅をあげたい 鳥羽の海



しょせん勝てない哀しさよ なみだなみだ なみだ分けあう 夜明け前
祈りつづけて 待っている ああ 一人港で 涙雨
逃げてゆくのね いのちの恋は ひとつ残った はまなすの 花がふるえて 涙ぐませる片恋岬
思い出すと涙が出るから 返事はいらない 返事はいらない
この指この髪 あなたを覚えてる 哀しみに染まる 大阪の夜は 涙の海に なりそうね



道はそこにある 風よ今夜も 俺の涙を かくしておくれよ
こらえた涙が こぼれます 泣かないで 何処まで行けば あなたに逢える
涙あふれても逃げない バスが行くまで
きっと不良だよ ひとりではやり切れないくせに 涙こらえて
私ひとりを 待っている 涙の故郷 夢に夢に うかぶから



土産の一枚 いつの日織れる あなたと涙の 添い寝の夢むしろ
涙にじんだおふくろ便り おれの帰りを待ってるらしいと あゝわがふるさとよ
汗と涙を分けあった 幾歳の 希望の道に おまえとおれの アアア星が降る
温い男を恋しがる カモメ啼くなよ 北海なみだ節
もう離れずに夢を探そう 涙を捨てて過去さえ捨てて 愛が飛び立つ北空港



おふくろよ もう一度だけ 俺の涙を ふいてくれ
逢いたくて 追いかけて 涙ころがして 風が泣く 空が泣く 海はざんぶりこ
死ぬ時は二人一緒ねと 泣いているお前には 涙より似合う幸せを 俺が探すから
そっと巻きつけ さよなら告げた 涙の顔が ただなつかしい
命ぎりぎり愛したい 涙ぼろぼろすがりたい リラの花咲く都 薄野 女待ちます 北物語



言葉にするほど幸せでなく 涙にするほど不幸でもない
涙のむこうに 揺れている 夢をみつめて 生きてゆくのよ
辛いのよ しあわせ信じて 涙を越えて 生きる女の 夢いちど
流す涙も うれしかろ 抱いてください この世は夢のゆめ
このまま心を深く重ねていつまでも 何も見えなくなった せつなくて涙あふれたから



そんな昔もありました 思い出してはまた涙 夢は夜ひらく
涙咲かせて 男と女のまま 眠らせて 今宵だけは
未練が涙の 河になる 初雪舞い散る 夢織り酒場
つのる望郷夢千里 うたを乗せなみだ乗せ 今日も船がゆく
涙 ため息 夢待ち酒場 ひとり注ぎたす おんな酒 夢を下さい 私にも



春は近いと 指さす先の 暗の切れ間に 涙の月が照る
涙で生きてる 私には あふれる明日は いりません ほほえむ明日が 似合います
涙ひとすじ夜露に変えて 命を灯すしあわせ螢
笑顔の裏で じっと耐えてる せつない涙 女は女は女は恋に 命がけ
もう帰らない 告げた別れが 涙ににじむ あすは何処か 旅立ちの街



春はいつくる 涙が枯れたら 鴎の唄に 明日を夢見る 夕霧岬
もう逢えないのだろ 瞳の奥で泣く 言葉にならぬほど 時が流れるまま 涙がこぼれちゃう
こわせない愛に 目をふせて私 心のすきま 涙あふれる
そのはかなさに触れると 涙も華やいできて あなたへと命 乱れてゆく
雨よかくしてふたりの夜を 泣いて涙がかれはてるまで おんな心を抱きしめて



夢が一つの想い出さ 泣いて涙が枯れたなら 明日の光を胸に抱く
かくれているなら 出ておいで ほら涙の 流れ星 光ってる
ああ涙で乾かない 北のはずれで 手紙を書けば 愛が 愛が凍える
たとえひと冬 待ったとて 逢えぬ運命が 怨めしい 唄も涙の 流氷挽歌
涙が凍る心が燃えるあなたが欲しい ひとりが辛いこんな夜は あなたを許せない



ぬれているのは 涙なんかじゃないわ 泣いたりしない
今日の運命を ゆきずりの 船にあずけて 拭くなみだ
あなたに抱かれ まわるまわる輪舞曲 涙も夢も めくるめく フィエスタ
そんな男と女だけ 涙きらり きらきらきらり 女泣きます お前の腕で
きょうだけは泣かせてね 涙つづりの夫婦の春よ



もう少しいてほしい あきらめる 約束の 涙のかわくまで かわくまで
いつまでも待つけど 窓辺に坐れば青空が 涙のしずくでいっぱいになる
風吹き荒れる心の中から 聞こえてくるのは涙のセレナーデ
あなたに抱いて ほしいの 男と男と 女の女の 涙のナイトイン東京
涙があふれてどうしようもなかった 終わりが来たのね あなたへの



涙つないで 鎖にできるなら あなた あなたを 縛りたい ねぇどこにも 行かないで
わかってねわかって 悪い男にはしたくない あかい唇かみしめる あゝ涙の終列車
涙の色みせつけてる 横顔をにらみかえして
涙の中に 帰りたくなるけど 巻きもどせない時間は
泣けばちるちる 涙のつぶが 連絡線の 着く港



お前には 悲しい思い させないさ 泣くがいい 泣くがいい 涙は 俺がふく
涙をふいて ほほえみ合えたら 遠い倖せ きっと二人で
仰ぐ夜空も 久し振り いいさ 涙を抱いた渡り鳥
そっと心に隠してたの 涙雪が落ちてきたわ 私のかわりに泣いている
どうせ咲かない花だもの これきりあなたにゃ会いません あたしは涙の恋あざみ



どこまで好きになればいいの 涙に終わりはないの なぜ
あゝ逢いたいよ 抱きたいよ 未練じゃないけど この身体 もう 涙しかない
月が明るい ほろほろ 涙 あんたの前でだけよ
愛しても愛し切れなくて 白い流氷 涙でゆれる わたしは あなたの ああ恋港
この世に私を授けてくれただけで 涙を連れ添う そんな生き方もある



恋は瑠璃いろ 心は涙いろ 抱いて下さい もう一度 恋夜酒
よろけてひと足また三足 ホロリ涙の春団治
浪花人情 捨てられません 涙もろうて 笑いの華よ 浮世舞台に 夢と咲け
悪い涙を捨てた街 誰でもいいから送ってちょうだい
死んだら涙 流してくれますか 冷たい躰 抱きしめてくれますか