泣く



振り向けば君が泣いてるよ 青春が通り過ぎてく ホームで
泣いた女の涙も知れずに いっそこのままふらちな心で 夢から醒めずわからず
きみを泣かせても それは太陽がさせたことだよ みんな太陽が
あなたへの想いすべて 泣けるだけ泣いたら 新しい私になれる
泣き続ければいい 涙が消えるまで あなたのぬくもりが あなたが消えるまで



素敵な空でしょう 私は今 貴方への愛だけに 笑って泣いてる
あなたと笑い あなたと泣いて 夜明けを歩き 明日へ願い 夢を見た
好きなのに泣いたのは何故 思い出はいつの日も 雨
忘れてくれたらいいものを あいつあいつ 俺を泣かせるあいつ
わりない仲でも 泣きをみる 義理には勝てない 大阪かたぎ



ひと晩泣いて 終わり バイバイ 思い出にバイバイ 愛なんて 蜃気楼
泣いては駄目だと 自分を叱る 涙こらえて あきらめワルツ
眠れない夜は あたしをたずねておいで ひとりで泣いてちゃみじめよ
詫びてみたって遅いけど 雨 雨 あじさいの雨に 声をころして男泣き
死ぬまでなんて 夢が 夢が 溶けて落ちてゆく 泣いて港 小雨が熱い



夢の中でも すすり泣く 今でも私は あなたが欲しい
泣かないで 太陽の下 遠いまぼろしの恋をしたのさ あなただけを 愛し続けて
あなたならどうする 泣くの歩くの 死んじゃうの あなたなら あなたなら
未練ひきずって よろめく私 泣いたら負けよ 涙よとまれ あなたにとまれ
流れ酒場のネオンのかげで かくれ泣きした夜もある



朝の部屋 あなたの移り香 抱きしめて泣く 可愛い女でいたいのよ
あのこが天使 妬いても泣いてもあのこにゃなれない 私じゃ駄目ネ
泣かないで泣かないで 私の恋心 あの人はあの人は お前に似合わない
愛して あなたはあなた一人よ アモーレ 泣かせて わたしはわたし一人よ
底辺叩けば みんなが泣く



霧笛よ泣くな ぐずれば逢いたい あんた あんた あんたの海峡
別れりゃ ピーピーすぐ泣いて それでも 空を飛びたがる 哀しい いそしぎ
甘い口づけ 遠い想い出 夢のあいだに 浮かべて 泣こうか
泣いてもいいの ままにならない この世に生まれ 燃えて傷つく さだめです
笑ってもっと むじゃきに 映ってもっと すてきに 泣かせ文句のその後じゃ エリー



散りぬる夢よ 泣いて 細くやつれたぬけがらを あなた 抱いてくれますか
疲れて泣いてしゃがみこむ おぶってやろうと思っても 許しておくれ 無理だった
いつも欲しがる女の夢を あなた泣かせて 捨ててゆく 逃げてゆく
泣けてきそうな黄昏 酔えないとまり木 夢でいいからもいちど あなたに逢いたい
唄もうれしい祝い節 泣けてきちゃった おまえさん ネエ おまえさん



ふられ上手を 演じてみても からむ未練に ああ 川も泣く
お前が行くまでしゃれていたい 肩で泣くじゃない胸で泣くじゃない
雨の音さえ泣いている 逢いたい逢いたい あの日のように
泣くことと待つことと祈ること お願いよ私には あなただけ 情けをかけてほしい
沖じゃカモメが泣く お別れ波止場 サヨナラ サヨナラ おんなの出船



涙をかくして 一生一度の 恋に泣く
泣くだけ泣いて 笑顔で生きるの 明日から これが最後の 女の涙
死ぬことさえも出来ない私 今夜も溺れて 雨に泣く
わざと自分を傷つけて 同じ痛みに泣きながら ぬれて行きます おんな傘
凍てつく心 ここは日本海 想い出よ なぜ何故 女ひとりを なぜ泣かす



思い出だけじゃ 女は泣くよ お酒と夢で これから生きる
仕ぐさ嬉しい 思いやり お前ってやつは うム泣けるぜ
お別れ上手ねアナタ アナタはきっと だから今夜 ひとり泣かせて
泣くも笑うも 人生一路 夢を宝に 夢を宝に あゝお立ち酒
涙がかれてしまうまで 泣くんなら泣いちまえ ガキの頃のように



カスマプゲカスマプゲ バラボジアナスリ 恋のつれなさに 泣けてくる
汽車でゆくわ あばよ泣くな恋よ 男たちにヨロシクね
ああ 泣かせて ああ 泣かせて おれのことは 忘れてくれ
泣けた泣けたよ 夢追い川で 明日をたずねて こころ舟
賭けてみたいの もう一度 恋しくて 泣くな夜明けの汽車ポッポー



呼べどこだまはかえらない 恋は一度ささすらい者が 男泣きしてみる夢さ
泣いて手をふりゃ 椿の花が 波に散るちる さよなら港
ゆるしてよ なくしたくない 夢だから 寒いまくらと ああしのび泣き
一目だけでも 逢いたいと 傘にかくれて しのび泣く
夢中にさせないで 心で泣いてるのだって アナタのためだから



ひとり泣き濡れる 今宵も霧にむせんでる ああ私は ひとり泣き濡れる
憐れ君のために泣こう 僕も同じ夢を見よう すべての人に 恋をしな
石ころにつまづきました なんでもないのに あぁ泣きました
今度こそはと また泣かされる 夜の裏街 通り雨
泣いたら駄目 死んだら駄目 それなりに青い鳥



バカよバカバカ 泣けるじゃないの 惚れた惚れた そんなあんたに 惚れました
見てよ 泣いてない 私泣かないわ 朝の並木道 いつまでどこまで 歩いて遠まわり
かわいい瞳で僕をみつめて 泣かすのさ ついて来るかい あしたからふたり
わたしはだいじょうぶ 泣けるだけ泣いてみるわ 振りむかないで
帰らぬあなたは夢の中 淋しいよ 切ないよ 枕を濡らして泣いてます



夢をください 消えない夢を 泣いて紅ひく とまり木の花
誰にも心変りはあるけれど あなたを疑いたくない 泣かずに待ちますいつまでも 女だから
どうせ人生 芝居じゃないか 泣くな なんで泣く バカだなあ お前
酔う程泣かす あの笑顔 酒に浮かべる バカな奴
そうさ 一緒の夢がある ひとりで泣くなよ いつか 倖せ 来るじゃないか



お前だもの 俺が泣けて来たって 無理もないさ 無理もないさ
悔む気持は ないけれど 泣いてまた泣く 胸の傷
泣きたいほどさ 赤坂 麻布 数寄屋橋 ゆられてゆれて ふたりの東京
泣く気はないけど 笑うもつらくて 波止場町 ホテル港や
遠く離れ出会い 笑いながら泣いて 走りきるわきっと 幕が降りる日まで



赤い靴はく女の子 長い黒髪なびかせて 人形をかかえて泣いている 船を見つめて
泣いてあげられるのさ ふたりのため
ただ泣きじゃくる 風よ 海よ 嵐を呼んで あの人 乗せた 船を帰してよ
どうか私を 捨てないで 恋しさが泣いている 幸せみれん酒
愛を知った大人になって 女は少女になれるのね 恋しくて恋しくて 泣きたくなっちゃうわ



むらさきの雨、雨に 濡れて泣いている 愛した女の 心でしょうか
泣かないでマリア いつかまた逢える 誰かれ恋すりゃ 悲しみに濡れ
ゆうべのようにもう泣かないわ 今夜もそっと愛してほしい
ゆきずりの 町に来て ゆきずりの 酒を飲む どこかでひと声 泣く汽笛
めそめそ泣いても 囁く声もない 横浜 たそがれ シルエット 夜って嫌い



わたし 泣かない いつも 女ひとり よこはま 別れ雨ブルース
友達と恋人の 境を決めた以上 もう泣くのも平気 よろしく哀愁
胸の中が痛みだしても 泣かないわ 若くないから 別れ曲でも唄って
酔うほど心に 浮かびます 命を泣かす わかれ酒
いいわね お願い 泣いちゃおかしいわ 幸せになってね わたし祈ってます



ああ抱きしめて ああ思いきり 泣きたい夜に
想い出 はぐれたままで 愛が泣いてる あなたに 抱かれたままで
ぼやけて星がにじんでる 今夜はなぜか泣けてくるの 遠い事なのに
裸足で夜明けの 電車で泣いてから 涙ぽろぽろ ぽろぽろ流れて涸れてから
たとえ明日は 泣こうとも 今日に生きるわ 胸を焦がして 愛してあげる



恋の終りに 烟る街 堀割りづたいに 行くひとに むせび泣くよな 日昏れの雨よ
さよならしたらもう二度とは 足音さえも帰らない 赤坂 赤坂 ぼくは泣きたい
わたしの代わりに泣いてくれた スクリーンにThe end わたしと一緒に恋が終わる
逢いたい想いに泣くの 雨にじむ灯りの 夜の海 雨に椿の あゝ花が散る
泣かない女でいたいけれど 愛をおぼえた心切なくて あなたに逢いたい 今は春



せめて泣くだけ 泣かせて欲しい おけさ浜なす 風岬
泣かす台詞でしょう 不満はそっと お酒に棄てて よろしく愛して もう一年
泣いてまた呼ぶ雷鳥の 声もかなしく消えてゆく ああ奥飛騨に 雨がふる
泣きなさい 笑いなさい いつの日か 花を咲かそうよ
花よ花 花 泣かないで 流れにうかぶ水草も ちいさな春を胸に抱く



泣き出しそうな僕のために 舞う花吹雪 そして今君に心込めて 唄をうたおう
恋は花宴 咲く花 散る花 燃える花 泣く花 待つ花 私は揺れる花
しのび泣くよに降るしぐれ 雨のみちのく 花巻の夜
歩く小道に 楠の葉が 人に踏まれて 泣いている 花はぱっと咲いて 散っていく
壊れた壁掛けの時計 進めない戻れない まして泣けはしない



せめても一度 逢いたかろう 関の弥太っぺ 男泣き
泣いたら泣いたら あかん たかが男ぐらいで
泣いた数だけ 倖せに なれるじゃないか
本当は心が 脆いのさ 泣いてもいいよ 寄り道をしていた 俺が悪いのさ
気がつけば 玩具みたいな恋ね 泣いて泣いて港は はしり雨



いまさら名乗っても 遅いでしょうが 涙ぽろぽろ 泣いて昔が 返るなら
泣いて泣いて日本海 旅の終わりの 灯も見えず ああ 女が女がひとり
悲しいことは どんな化粧したって 悲しいのです 泣かせて 泣かせて
気障な台詞は 苦手だが 苦労はさせても 泣かせはしない
おまえってやつは おまえってやつは 泣かせやがって このやろう



過ぎたことは置き去りにして 泣かないで泣かないで あしたが逃げて行くから
もう一度 あんたを信じてみたい 涙はみせんとこ やっぱり泣かんとこ
いい男だと 懲りずに思う 泣いて泣いて天王洲 純情が命とり
濡れた眼差し見せたら 泣くなよ 俺まで 哀しくなるから
月日は戻らぬ 旅人だから ギター泣け泣け 去し方の歌



あなたを追って 今日も会えずに泣く女
好きな人にも涙みせずに あゝかくれて 京都の女は 生きるために泣く
袖も通して 着て貰はれず そっと石碑に 着せて泣く いとしい母は 今は亡い
遠い霧笛が 泣いている 古い映画を 見るようで 青春 だったよ あたしの銀次
抱き寄せた 女性が泣いている 熱い胸が震えて 今宵は誰も愛さない



きっと泣くだろ君は ああその日を夢見ている 君は心の 妻だから
男泣きする 影法師 ひとり明日は 旅に出ようか
なぜか帰りは着せにくい 青い嘆きに ゆらゆらゆれて 舟の水棹が 咽び泣く
揺れて見えます 今宵の月は 泣けてきました ああ
ああ月の光を ひきずりながら 長い汽笛が むせび泣く



だって さみしくて 見返りの美人 泣き濡れて 八方美人
別れちゃったとまた酒を呑む そんな銀座の 明け暮れが 淋しすぎると泣いている
ひとしきり泣かせて 五月雨 流れ 流れて 流れは遠く 愛の影消してよ
さらりと捨てた 言葉の裏に 隠す男の 真実が 夜霧に泣いてる アカシヤの町
幸せさがして 夢をみて 明日を信じて ちょいと人生泣き笑い



叫ぶ名前も 闇に呑まれて これより先は 波も泣いてる 忘れ海峡
汽笛のかげに泣く女 捨ててゆく捨てられてゆく それもこの町なみだ町
待つのはつらい 雨の雨の港町 酔って霧笛と 泣く夜更け
するりと逃げる そんな気がして 泣きそうな 港恋唄 おんな唄
これであなたを 見おさめの 朝が泣かせる 紅葉川



あなたを追いかけ 街に散る チャイナのドレスが 泣いている
惚れた女が 死んだ夜は 涙流れる ままでいい 酒よ 俺を泣かすなよ
じんと重たい 膝まくら 泣けてくるほど 惚れてます 惚れてます
今日のかぎりただ泣けばいい 幸せに精一杯願いを込めて 願いを込めて
抱いて泣いて別れた後は どんな人と何処へゆくの 私は 又ひとり歌う



馬鹿を承知の 俺等の胸を 何故に泣かすか 今朝の風
二人で乗るはずの 船が出て行くわ 三の宮 泣いてサヨナラ 雨に濡れた舗道
笑う事が泣く事が悩む事が 生きる事が 
いっそ散らそか 荒磯の波に 十九の春を あゝ 泣いて
空を仰いで 泣ける日が そんな時が きっと訪れる 私にだって 



ひとしきり泣いたら 馬鹿げたことねと思う ピアノに問いかけてみたけど
負けたくないけど 嫌いになれ 泣くだけ泣け私の恋よ
泣いたり笑ったり 俺の人生夢芝居 故郷は いつも 酒の中
悩むことはない 泣いて笑ってそれも人生 我を忘れてはめをはずして 酒とバラの日々に
酔いきわまれば 泣くもよし 酒に男の 涙あり



いつかは故郷へ帰る 苦い酒で苦い酒で ひとり泣いている 酒場のろくでなし
あなたといつまでも 春なのに 泣いて駈けだす 十九の港
泣くことよりも これでいいのよ なにもかも あなたひとすじ ついてゆく
薄い陽ざしの この世でも 泣かされながら しあわせさがす 春の夢
砂が泣くことを知っていますか キュッキュと泣くのです あなた恋しと呼ぶのです



夢を見てたの お馬鹿さん 泣いてみせても 私の負けね
涙のかれた女でも 一度でいいから泣かないで 愛のすべてをつかみたい
浮気も嘘も許せない あとで後悔するはずさ 女泣かせちゃいけないよ
そこまで春は来てるのに 運命なら 泣かない あゝ別れ雪
夜明けはいつくる 日本海 泣いちゃダメね この冬すぎれば 春もくる



今夜も溺れて 雨に泣く
いいのね ほんとに私でも 声にならない おんな泣く川 女泣川
泣けるんだよ どうしようもないから 誤解偏見独断の あんちきしょう 傷まみれの青春
ああ旅路の汽笛が 時計の針が この胸を泣かせる 小樽のめぐり逢い
泣いて泣いて 泣いて忍んで泣き濡れて 胸に降る降る 小夜しぐれ



木枯しいたく しみる夜は いつものように 抱きしめて 泣かせはしないよ もうこれ以上
いとしさすぐに こみあげ泣ける 今度は男に 生れてきたい
泣いているよな雨音きけば 思い切ない三度笠 ああ赤城悲しや 里ごころ
つめたい空に 鳥が飛び立つように 私も旅に出るわ ひとり泣きながら
ひきとめて ひきとめて 未練ごころを ああ 泣いて長崎 中の島ブルース



小指も泣いてる 神戸北クラブ 君は人妻 あゝ人の妻
泣かされたけど 元気でいなよ もうわたしあなたの 人形じゃないから
泣きぬれる部屋のかたすみ 私はあなたに命をあずけた
ああ 私はずるい女です おぼれて泣いても 所詮は人の妻
酒よ今夜は酔わせてほしい ちょいと人生かくれんぼ 泣いて笑って生きてゆく



ぐち酒 泣き酒 花見酒 いいこと あるよ いいこと あるさ 人生遠まわり
小雨の街で泣いていた 水たまり 水たまり 別れの顔が 浮かぶ夜
返り血浴びては にが笑い 背で泣いてる 夕日が重い
肩の荷物を 降ろしたら 泣きなさい 声をあげて そばで 抱いてて あげるから
酔うだけ酔わせて 泣くだけ泣かせて 花から花への 悪い人



添えぬさだめに泣かされて みれんひと雨 酔町川よ
生きるつらさに 泣けそうな 星が流れる 瀬戸港
闇の夜風も 泣いて吹く こんな女に誰がした
今日もあなたの 一夜妻 夜の化粧の 裏で泣く
また今日もあんたの夢に 夢に泣かされ枕を濡らす



いのち限り生きて行けば いつかは逢える日が 旅路も泣いている
二度ともどれぬ 時の流れに ふりむくけれど 川は泣いている
分けて区切ったカウンター ああ夜が泣かせる かわばたブルース
泣く日笑う日 どこまでも 愛がみちづれ あなたと生きる
惚れたってダメさ 泣いたってダメさ そんな時ゃダメなのさ



全部だきしめて 泣くのなら 全部だきしめて
泣けてみじかい夜が更ける 別れが出来ない 大阪しのび逢い
浪花のおんなや うちは 泣き止むのも早い めそめそしたって あかん
夢のとなりに 住まわせて 泣けば濡れます 大阪夜曲
よせヨ涙は まっぴらごめん 向けた背中の 裏で泣く 男ひとり旅



許せ許せと 叫んだ胸を 判ってくれるか 男が泣ける
負けて泣いたら 世間が笑う 明日に咲かせろ おとこ夢
顔で泣かずに 腹で泣け 男ならやってみな
五分と五分との恋ならば 女はもともと強いもの 男に泣いて男に泣いてもらいます
俺の俺の胸をよぎるあいつ 泣いたなら 嘘になる 男の やせがまん



親の心は 誰でも同じ 泣くな吠えるな 土佐の海
泣いてたまるか人生は 山川谷のつづらおり 冬に春待つ 男みち
笑うお前がいじらしい そんなお前に人並の 幸せひとつあげたくて 泣けた
明日が勝負 男 金五郎 人生ざんげ 龍がさけべば 海が泣く
おれも おまえも 火の国育ち 惚れた女を 泣かせても すじは通すぜ 男道



忘れちゃいやだよ 気まぐれカラスさん 私を泣かすな 白いかもめよ
あなた私を泣かす人 枕淋しや鵜飼いの宿は 朝が白々長良川
私は帰ります 風の音が胸をゆする 泣けとばかりに ああ津軽海峡冬景色
知らない顔して あなたはいない 雨 雨 雨 わたしを泣かす あなたは通り雨
昨日から 生まれ変われる 横顔の泣きえくぼ 涙渇いた あしたが



もう泣かないわ さびしくないわ 天使も夢みる 春だから
切ないなら 泣いていいから 心を抱きしめて ひとりで抱きしめて
愛したのは何故 こんな悲しみ置き去りに 汽笛をかき消すように 海が泣いた
さっきまで泣いていた私を うかれさせる土曜日 だからキライ
雪が散る 泣くよに 風が鳴る 叫んで あなたさえ奪いとる冬の河



夢で泣くなよ 愛しい 愛しいおんな 耐えて花咲け ああ冬花火
泣かないわ ひとりで生きてく 明日のために 季節はずれの 心は 冬仕度
男の人生 あれやこれ 泣いて笑って 苦労すりゃ 春もくるさと いうおやじ
この街に めぐる めぐる 季節に泣いて それでも熱く 胸は熱く
すがるお酒が ぐちになる ああ 泣いて泣いて今夜も 濡れおんな



あのひとを追いかけて 行けばよかった あの日 いまはひとり 泣く波止場
泣けて 泣けて 泣けてきちゃった ねえ お父つぁん
うつつぬかして 泣きっ面 馬鹿は死ななきゃ なおらない
いつ泣いたらいいのか 気づかぬくらいに 気づかぬくらいに
明日は小樽へ 旅立つあなた 秋が泣かせる 節子草 ここは函館 青柳町



好きで添えない 人の世を 泣いて怨んで 夜が更ける
僕を抱きしめて はじめて泣いた はじめて泣いた 僕は夢の中で
気ままな素顔 一度は狂わせて泣かせてみたいわ ああ あたしのこのひざで
襟を合わせて寂しそに 雨になるかしらねえという あまえの声が泣いていた
泣いて笑った 人生に 明日は陽がさす 花が咲く



泣ける運命を かばい合う 愛がいのちの 二人づれ 固い きずな 想いやり 夫婦草
燃える想いを抱きしめて 赤い小さな 風ぐるま 風に向って 泣いてます
恋がなくても 生きられる 泣くだけ泣けば 夜も明ける 明日は明日の風が吹く
あなたの愛した この髪さえ今は泣いてる 今は泣いてる 今は泣いてる
どこかへ私も たどりつく はやり歌など うたって泣いた



バカな女と言われても 忘れられない恋だから 面影グラスに 忍び泣く
強がりは 間違いね リラ冷え肌まで しみる夜 泣き酒のんでます
泣いて甘える夢枕 母恋巡礼 鈴を鳴らして 花供養
目をとじて幸せを いついつまでも 恋に酔う心 泣きたくなるほど あなたが好きよ
こらえた涙が こぼれます 泣かないで 何処まで行けば あなたに逢える



待つ日泣く日の 明け暮れに またもいじめる 夜の雨
遊び疲れ泣いてもどる おさな子のように 忘れかけた 歌をききに はるばると帰ろう
泣くに泣かれず飛んでも行けずネ 心墨絵の浜千鳥
抱きしめて たった二十日の 一生を 泣かせないでよ 北しぐれ
そっとうなずく横顔に むせび泣くよな 雪嵐 ああ 北の女よ かわいいやつよ



泣かせてやりたい思いきり 消えぬ面影 たずねびと 夜の小樽は 雪が肩に舞う
愛しているから 笑って泣いて 雪の街で綴る 北ものがたり
荒磯ぐらし 泣いちゃ歌えぬ 北海めおと節
逢いたくて 追いかけて 涙ころがして 風が泣く 空が泣く 海はざんぶりこ
恋はそれまで おあずけさ 北の桟橋は 別れ夕陽が 泣く港



死ぬ時は二人一緒ねと 泣いているお前には 涙より似合う幸せを 俺が探すから
したたか浴びて それでも酔えず ひとりしみじみ 泣くところ
お願い 船にのせてよ 連れてって ああドラが泣かせる 未練の波止場
泣いて疲れて 眠るまで 抱いてやろうか 素肌を温め いっそ このまま 天国へ
春の湯島に散る梅の 香り届かぬはかなさを 泣けば枯れます 命の花が



泣いちゃならぬと 言いつつ泣いて 月にくずれる 影法師
泣いて昨日を ふりかえるより 明日の詩を唄おう
ぐしょぐしょに 泣き濡れて ああ明日天気に 天気になァれ
もう一度甘えたい あゝあなただけ 細い運命を 恨んで泣いて 肩に崩れる 戻り傘
街の灯りも ぬれている どうせあなたは 他国の人よ 泣いて別れた 甲府駅



忘れないさ いつまでも おまえのくせのひとつまで 夜よ泣かないで
小指からめる 泣き笑顔 ばかなやつだよ おまえってやつは
泣かぬつもりの 男の胸を 濡らす夜霧の ああ第二国道
ひとりにさせられた たかが別れじゃないの 泣いてることはない
泣かないで 夕暮れに手をあげて 最後まで



悲しみをため息で いつも塗り換えて 泣くしか出来ない わたし役者だね
打ち明けられそな 胸もない あの人は来ない 夕焼けも泣いている
もう逢えないのだろ 瞳の奥で泣く 言葉にならぬほど 時が流れるまま 涙がこぼれちゃう
ドアにもたれて見送って もう今日かぎりと泣きました
雨よかくしてふたりの夜を 泣いて涙がかれはてるまで おんな心を抱きしめて



夢が一つの想い出さ 泣いて涙が枯れたなら 明日の光を胸に抱く
泣けない時に 歌うのだろうか 流行歌の頁の裏で おまえを抱きしめる
ぬれているのは 涙なんかじゃないわ 泣いたりしない
野暮な野郎の意地っ張り 今日も草鞋の今日も草鞋の 紐が泣く
そんな男と女だけ 涙きらり きらきらきらり 女泣きます お前の腕で



きょうだけは泣かせてね 涙つづりの夫婦の春よ
泣けばちるちる 涙のつぶが 連絡線の 着く港
お前には 悲しい思い させないさ 泣くがいい 泣くがいい 涙は 俺がふく
そっと心に隠してたの 涙雪が落ちてきたわ 私のかわりに泣いている
帯とく音さえ せつなくて 夜更けに泣いてる 恋ざんげ



泣かせるつもりなの 夢のひととき いまは私だけ そうよ私だけ 何も言わないで
淋しいけれど 泣いたらダメね すぐまた逢える 元気でいてね
辛い運命です 長崎は雨 いつもそうですね 女は 泣かされて 待ちわびて
だって二年も やさしくされて うれしかったの 泣かせてあなた
あゝ泣きながら すがりつく つめたくされるほど 燃えるのよ燃えるのよ



女の夢が 冷たいグラスの底で泣く 夜よわたしに なぜ永い
泣かせてよおもいきり あの日のように 淋しい秋が こんなに 切ないものなら
妻になる日は なくてもいいと 言った言葉の 裏で泣く
泣いて笑って怒鳴り合い あげくに肩まで組んでいる 帽子とりかえて
あとはおぼろ ああ今宵またすすり泣く 恍惚のブルースよ



どしてなのなぜに泣けるの ひところのアナタに戻る この時こそ大事な
女が泣いて 雨降る夜に こっそり出やる
押さえ切れずにはげしく 泣いて唄うは ああ ああ あなたのブルース
ついてゆきたい ダメなあたしね だから泣かせて だからひとこと 嫌いにさせて 離れさせて