忘れないで夢の島々 魚たちも愛しあう海で あなたと生きていたいの
凍れる波風が吹き寄せる だけども小船は 明日の海をゆく
さよならの国 トリコロールの海辺の服も 二度と着ることはない セプテンバー 
海に沈む夕日の彼方 それよりも遠い 地球の裏側へ
明日がほしい 暗い海峡 灯をともし ついてゆきます あなたが港町



避けてはゆけぬ どんと荒海 乗り越えて 大漁呼込む あばれ船
霧笛よ泣くな ぐずれば逢いたい あんた あんた あんたの海峡
人目の無い国へ 春はいつくる 春はいつくる いじわる海峡
海鳥よ 大空よ 母なる海原よ 星の砂 十字星 いつまでもこのままで
空を背中にかついで歩けば どこへ行っても心のふるさと お〜い お〜い北海道 



小倉名代は 無法松 情ゆらめく 洞海湾に ひびく祇園の 乱れ打ち
私のあすはどこにある 心つめたい夜の海峡 ひとり旅
初島うかぶ海を見て きょうもあなたと二人連れ
凍てつく心 ここは日本海 想い出よ なぜ何故 女ひとりを なぜ泣かす
かもめはかもめ ひとりで海を ゆくのがお似合い



あなた愛した ここで生きるわ ああ 心の海峡 別れ風
空も海も 月も星も みんな みんな うつろな 輝きだ
でっかい太陽が 恋の女神なのさ 踊りに行こうよ 海は友達なのさ
砂煙が舞い 海が吠えてる 今お前に会いたい
果てしない海へ 消えた僕の若い力 呼んでみたい



手編みのマフラー流します あなたの声して海鳥が しほりと私を呼んだよな
津軽の海峡荒れて 俺もお前も 故郷へふるさとへ 帰りつけない 文明沙漠
突然まわるスクリュー白い波をけるの 飛びたつ鳥のように 青い海を滑る
ほおづえをついて透かしたら なぜか映ってた あの海 あの空 あの島
あなたあなた 未練でしょうか 海が哭く なみだの港



船が揺れれば心も揺れて 強くあなたにまた縋る あゝ愛の旅ゆく ふたりの海峡
いつかきらめく海にでる 死ぬまで一緒 あなたと一緒 夢が舵とる ふたり舟
海を見つめる哀しさは 同じ気持ちか二人とも 行きたいね あの空へ
ただ泣きじゃくる 風よ 海よ 嵐を呼んで あの人 乗せた 船を帰してよ
あの日はもう過ぎし給う 涙の数だけ 海より自然体の野郎



やどかりさ 百里 二百里 間切ってみても 狭い海から 抜けられぬ
海鳴り燈台一羽のかもめ あの人は 行って行ってしまった もうおしまいね
都会の海で心ぬかれる 私よりイイ女なんていないのに
あなたを忘れる ひとり旅 あゝ 花もない 船もない わかれ恋歌 日本海
恋や夢のかけら みんな海に流してく



心 寒い 哀しみ本線 日本海
蝶が玄海灘を渡る ムー けなげな伝説を信じ わたし明日も生きてゆきます
この胸に抱きしめて 愛よりも青い海 いつも心に抱いて
逢いたい想いに泣くの 雨にじむ灯りの 夜の海 雨に椿の あゝ花が散る
いつ来る春は 木綿絣に 雪が舞う 越後 荒海 佐渡ヶ島



たたく 震える 波を打つ 障子あければ あゝいちめん 竹の海
愛の苦しさ わかってくれた わたしの越前 冬の海
楽しくなるよう努めます 海鳴り 漁火 海辺のホテル 一人に悲しい ワルツの調べ
海の果て 夜が明けます わたしゃ人生人生はぐれ鳥
海をみてると勇気が出るの 逢えないつらさ こらえて生きる 私と歌おう 塩屋の灯り



気楽に飲めると笑うひと 鴎という名の 小さな酒場 窓をあけたら海 北の海
海のカモメに 託してお呉れ 俺は待ってるぜ
荒れるな海よ おまえに惚れた 男の夢を 奪うな海よ
駅のホームを吹き抜ける 風が切ない風が切ない 海の城下町
どんとこい 波よこいよ 海の女と 海の 海の男だよ



おーい海 青く深く広く 明日を育む 明日を育む
風に唄って 出船だよ 津軽 下北 最果て港 海は男の 恋女房
も一度やり直せるなら このままこのまま帰り船乗る もう遅いもう遅い涙の海峡
雪と一緒にみれんが積もる 情けの糸を切らないで 飛ぶに飛べない 海峡かもめ
雪を切れ切れ 寒椿 明日は咲きます 海峡の宿



夜明けには船に乗る 海の朝陽よ 心に昇れ
決めた心を 火の酒に もやして身をやく 海峡酒場
すがる未練の 浮標あかり あなたどうして 生きればいいの 心凍える 海峡氷雨
花をみつめて 夢を探したら 海峡平野は もう春の海
つれないね うしろ姿に あんたの面影 うかべるあたいは 海猫さ



海鳴りが 潮風が 小窓をふるわせる しあわせに なれそうな 予感を信じたい
力む親父の 舟から帆網から 海鳴りの詩が 聞こえてくる
生まれ変わればこの命 雪の蛍に なれるでしょうか ああ釜山海峡 日本海
春を知らせに 流れ行く 十三湊へ 日本海 津軽を流るる岩木川
妻よがんばれ 涙をぬぐえ もえてきらめく 夏の海



あゝこの舟は木の葉舟 漕いでも漕いでも たどる岸ない 飢餓海峡
泣いて泣いて日本海 旅の終わりの 灯も見えず ああ 女が女がひとり
今日は雨なのに あなた 誰かの麦わら帽子が 海の隙間で揺れてる
今年も鰹が 鰹が来るぞ はまらんかい きばらんかい 沖は荒海 男の海よ
空が染めてゆく この雪が静かに 海を眠らせて 貴方を眠らせる



俺を育てた 荒くれ海で 親子二代の 暴れ者 俺もお前も 玄海の漁師
独り寝枕の子守唄 オロロンバイ オロロンバイ 玄海灘の 海が哭くよ
なんで なんで忘れて たまるかよ 骨の髄までヨ 玄海育ちだぜ
海に捨ててよこの身体 せめて海鳥よ 私の爪を運んでおくれ 故郷へ
あなたとわたしの光る海 元気でいてね あぁ日本の海よ



叫ぶ名前も 闇に呑まれて これより先は 波も泣いてる 忘れ海峡
女ごころの ほろ苦さ 霧笛海鳴りすきま風 港町
あゝ鴎啼け啼け ついて行け行け荒海はるか 男と女の港町
冬から春へ かけ足で 女の胸も とける頃 ああ 海峡に風が吹く
あかね雲 引く海の果て あこがれ燃ゆる 空の男さ 白い雲 青い空 紅の翼 翼



誠だきしめ 沈みたい 曲がりくねって 流れる川も いつか出てゆく 海がある
そばで一緒に しぶきを浴びる 夢を追います 根室海峡
舞えばせつない雪の肌 あなたに逢いたい 海の荒さよ 佐渡の島
燃えろ かゞり火 あかあかと ひゞけ 鬼太鼓 荒海越えて 憎い恋しい ひとまでも
あなたが私の道しるべ 寒さしのぎで いいから 抱いて 三陸海岸 冬まじか



せめて空に舞え 見果てぬ想いのせて あゝ海に降れ 散華の花弁
一度食べていかんかれ 海女のふるさと志摩半島
あなたの船は しぶきを浴びて 左へ右へゆれながら 西へ流れる ああ時雨海峡
残照の光の海を 二人行く ふたりゆく 花のごとかる罪を抱きて
もしも海に この身投げたなら あ鴎よ いまは 過去という名の 愛に ひとり はぐれて



陽の光あびて 夜明けの海へ あーあー 舟を出そうよ
はるかな夢 もう誰もここにいない ひき潮の海のように
ゆられたら ゆられたら 海を見た
夜明けはいつくる 日本海 泣いちゃダメね この冬すぎれば 春もくる
名もない鴎に なりたくて 海なり岬を 函館本線は 涙の線路を 走ります



霧に抱かれた 黄浦江 恋ひと夜 夢ひと夜 二人の上海 上海しのび逢い
ふかす煙りの 消えゆく影に ああ上海の 花売り娘
長いおさげをゆらして きっと僕を待っていてくれる 心ひとつ上海我愛?
それはあのとき 蒼い心の海にひとつぶ投げた 真珠のピアス
まっかに燃えた 太陽だから 真夏の海は 恋の季節なの



夢の小島に 着きたがる 人生海峡 おんなの旅は 今日も荒海
嵐と云う名の海峡越えて たどり着きたい 幸せ港
つわものの 昔を語る武勇伝 海を見おろす 海を見おろす 夢の跡
それであなたに償えるならば 海よ 海に流れがあるならば とどけてほしい この思い
忘れられずにひとりなく 遠くに聞こえるあの歌は 君とうたった西海ブルース



はるかに偲ぶ石北峠 あゝ北海道の屋根という 大雪こえる 旅心
明日の道さえ 埋めつくす 津軽平野は あぁー雪の海
小さな旅の海ぞいの宿 あなたあなた想い出が またふえました
望む雷州 海峡通う あの船に君と揺られたい 恋と夢の島 海南島
海に向かって叫んで見ても もう帰らないあの夏の日



捨てて勝つ気が 明日を呼ぶ 海に貰うた 度胸が宝
清き流れも濁世の水も これもこれも人生 あゝ花を浮かべて海に着く
親の心は 誰でも同じ 泣くな吠えるな 土佐の海
今に見てくれ 親父のように 網を引く手も 鼻唄まじり 東シナ海 男の海だ
惚れた女房と 子供の待つ港 歌え 男の海の船唄ヨ



海があいつの 声で涕く 悔やんでみても もう遅い 夢は儚ない 男の慕情
明日が勝負 男 金五郎 人生ざんげ 龍がさけべば 海が泣く
わたしはまぶたを閉じていた あなたと来なくたって わたしはもとから この海が好き
今年ァめでたの 父子船 あんたの海だよ 津軽の海は 絆一本 固めて来され
私は帰ります 風の音が胸をゆする 泣けとばかりに ああ津軽海峡冬景色



守り通した 神の道 天草四郎時貞の 魂が写る 有明の海よ
愛したのは何故 こんな悲しみ置き去りに 汽笛をかき消すように 海が泣いた
旅は道づれ この世は情け 酒はまだかよ あヽ東海道
あなたの心は海よりも深く あなたの心は海よりも蒼い
海の碧さをもう一度伝えるために 今 瞳を閉じて 今 瞳を閉じて



愛の人生 海に咲かせる 夫婦船だよ ほまれ船
愛のない くらしなんて わたしはほしくない ああ 春は遠い ふたりの海峡
未練な奴と 能登の岬よ ああ日本海 なまり色した ああ日本海
手紙を書く気も起ります 窓の右てに日本海 屋根のかわらが 変わります
見つめた日本海に 抱かれるよりも 抱きしめること 海が教えてくれました



抱けばいとしい乳房の重み 明日はどの人好きになる あなたさよなら 忍路海岸わかれ雪
海の藻屑と 消えた友 あいつの心を 無駄にはしない 波涛万里の男船
あたしは涙の海を漕ぐ 寒いよ こんな夜は 恋唄なみだ酒
聞きたくなかった さよなら でもお願い その娘を連れて この海に来ないで
陽のさす海に おんな浮草 春はいつ来る いつ逢える



明日は大漁だ 男の海で 網を引く手に 俺と倅の父子船
演歌は浪曲 荒海仕込み ふたり揃って 舞台へ立った 夢が命の 父娘鷹
心 重ねたい あなた あなた 哀しすぎます 日本海
キラと散る涙 きみには白い真珠をだいた 旅をあげたい 鳥羽の海
この指この髪 あなたを覚えてる 哀しみに染まる 大阪の夜は 涙の海に なりそうね



海猫の棲む島を ぐるりと一まわり 何を想うか 豊後水道
がんばろうね ふたりでね 影がより添う 豊予海峡
逢いに行きたい 抱いてやりたいよ 北のふるさと 海峡こえて
いつになったら夜があける 津軽海峡 心をはこべ 北のかもめよ心をはこべ
海よ哭け 最初で最後の夜だから 今夜はぎっちり抱いてやる



あなたは遠く ふたたび逢える ことも無い 北の海峡 別れ波
海の男にゃヨ怒涛が華になる 北の漁場はヨ男の死に場所サ
海で生まれりゃ陸には住めぬ 熱い血を引く 三代目 やっと 男が 見えてきた
温い男を恋しがる カモメ啼くなよ 北海なみだ節
かがり火も 赫々燃えて 面影揺れる あゝ 北海の満月よ



荒磯ぐらし 泣いちゃ歌えぬ 北海めおと節
湯呑み茶碗で 酒くみ交わす 寒い冬でも 心は春だ 俺ら北海 一番船だ
あゝ砂に抱かれた 埋もれ舟 あのひとを 追いかけて 星が流れる 北海峡
花を手向ける春の日が ああ北海峡 沈んで浮いて どうせ死ぬまで どうせ死ぬまでひとりだよ
親父仕込みの 俺らの宝 嵐を越えてく 北海船だ 男の夢がある



まわり道した 航海ラムプ 消すのはあの女の 店だねと 北へ男は帰る
逢いたくて 追いかけて 涙ころがして 風が泣く 空が泣く 海はざんぶりこ
いまなら も一度 出直せる ふりむけば海 別れを止めた 北時刻
離れて淋しい 夢追うよりも 未練捨てたい この海に 心乱れる 北半島
逢いたいよ 逢いたいよ とんでゆきたい ゆかれない 海のにくらしさ



紅の寒椿 夢の中でも 散りいそぐ 鳴門海峡 海が鳴る
海が鳴く あなたも燃えた 私も燃えた 恋の炎が 渦を巻く
吹雪の岬 身を投げて 死んでくれると いうのなら あゝあなた 夜叉海峡
船は来るのに 戻らぬ人を 鴎どうして 忘れりゃいいの 夢を返して 夕霧海峡
醒めたでしょうか 夢はかげろう 泡雪の 波の花散る 日本海



氷はるよな海ヨ 流氷そこまで 来てるだヨ
沖へ船が出る スケソウ漁はヨ 氷はるよな海ヨ 夫婦舟が行く
みな仲間 右も左も 有りゃせんと しぶきが吠えるぞ 来島海峡
秋から冬へ日本海 女の心に ひゅるる ひゅるる 風が鳴る
明日は七つの 海越えて 龍馬夜明けの 龍馬夜明けの 天を征く



抱かれたい あまえたい 心が寒い 北の海峡 ああ なごり雪
情熱を凍てつく海に 流したら 生きて 生きてみようか もう一度
秋といっしょに冬が来る 海の 海の 海の暗さよ ああ抱きしめて
秋と一緒に冬が来る 海の海の海のくらさよ あゝ抱きしめて
女の胸から したたる愛が 画けるでしょうか この海に



波間の彼方 気ままに行こうぜ 海を越えて
浮標の代りに 女火が 螢となって 波に舞う ホー ホー 螢火海峡
お前に溺れて 暮らすだろ 北の海へと 流れる俺さ
追分の海で鮭をとる 男衆は汗で銭をとる