大阪・浪花・なにわ



わりない仲でも 泣きをみる 義理には勝てない 大阪かたぎ
誘い誘われて 誘い誘われて 誘われて大阪
あなたが恋しい 戎橋 ちょっと待って大阪 涙町 ちょっと待って大阪 恋の町
あんたひとすじ あんたひとすじ なにわの女 灯をともす
ぬれて大阪 あなた あなた愛して 涙のブルース



ああ抱きしめて ふたりの大阪 ラスト・ダンス
別れがくる 追いかければ 逃げてゆくわ ブルーレイン 雨の大阪
夜の大阪あなたの胸で あなたの胸で 今夜だけでも雨やどり アーさせてもう一度
とんがったまんまの黒ちゃんの背中が 大阪の街で小さく見えた
箱根山を 越えたいものと 咲かせます心華 大阪のはな



大阪好きやねん この街で この街で 生きていくんやもん
異国の空に 消えた人 ああ 大阪空港待合室
今日も最高やねエ ただそれだけで 浪花に夢の風が吹く
愛のぬくもり抱きしめて 東京大阪 心の糸を 結んで走る 14番線
離ればなれじゃ いられへん 夜の大阪 曽根崎そだち



大阪 この街にめぐり逢えた奇跡を 今もこのままであたためて
遅いのかい 大阪Broken Heart 好きやねん テレホンベルを鳴らし続けた
いつかあなたに めぐり逢う ああ 夢を見ました 今日もまた大阪ごころ
つくしたりない 私が悪い あのひとを 雨よ帰して ああ大阪しぐれ
泣けてみじかい夜が更ける 別れが出来ない 大阪しのび逢い



人の情けがいきる街 東京なんてめじゃないわ あなたとわたしは 大阪すずめ
浪花のおんなや うちは 泣き止むのも早い めそめそしたって あかん
そんな女とそんな男が 一夜限りの夢に酔う 大阪 大阪 大阪ナイトクラブ
三十路女の夢ひとつ 明日は咲かせて 北新地 あなたひとすじ 大阪なさけ
笑顔千両で 小春のように 生きてゆきたい 浪花のおんな



死ぬほど抱いて あんたと添いたい 情け花 難儀なもんやね 大阪のおんな
酔ったふりして名を呼べば 急にあなたが来るようで 離れられない大阪を
大阪の女 負けたらあかん 若い私に演歌は似合いませんか
一つ 命を懸けた人 今でも好きや 大阪ひとり 夢で素直になれたのに
雨も小降りの御堂筋 愛合傘で 愛合傘で 大阪ふたりづれ



ふたり生きたい この街で あーあああ 春はいつ 大阪ブルース
耐えりゃほほえむ 春もあろ あんじょやりやと 今日も流れる 大阪めおと川
女はいつもみをつくし 男はいつも明日へ逃げる 大阪 大阪 恋と夢が 川に映る街
七色のネオンさえ 甘い夢を唄ってる 宵闇の大阪は 二人づれ恋の街
占う路地裏に 星がながれる 堂島あたり 夢もぬれます 大阪無情



夢のとなりに 住まわせて 泣けば濡れます 大阪夜曲
酔わせてゆらゆら 愛してゆらゆら 雨がうれしい 雨がうれしい 大阪恋めぐり
ほれてつきあう 今夜の酒は まっ赤に流れる 浪花の心意気
そう言う私も昭和の女 浮世世渡り下手やけど 浪花女の女の夢がある
じっと見上げて 明日を祈りゃ 鐘が鳴ります 浪花の空に



天照らします 御親神 負けてたまるか 一心不乱 浪花男の 華の道
この指この髪 あなたを覚えてる 哀しみに染まる 大阪の夜は 涙の海に なりそうね
おもいで大阪 心に刻んで 夢を飲み干す 夜更けのふたり
心と心が結ばれて ふたりが ひとりになった街 アー大阪 大阪 小雨の御堂筋
頬よせて濡れてゆく 大阪 恋する街よ もいちどください 愛のくちづけ



夢を支えて ついて行く 惚れぬいて 惚れぬいて 浪花の 花になる
うちにゃふたりの 明日が見える 浪花生まれや あんたについてゆく
ついてゆきたい 男の夢に 浪花そだちの 女です
不倖をかくす 頬紅つけて あゝ今日も聞いてる 浪花のギター
のぞく情けの 二十日月 浪花花道 恋あかり 足もと照らして おくれやす



桜もやっと蕾をつける ああ浪花の春はもう近い
生きる女の 夢ひとつ 消しは 消しは 消しはしません 浪花の灯り
両手合わせる ご命日 お母ちゃん見ててや 私のこと 浪花で生きてゆく
小春びよりの明日を呼ぶ ええやないか あいあい傘で 夢をひろげる 浪花めおと橋
宝だよ 浪花春秋 これから先もその先も 縁でこそあれ 夫婦の絆



どんとまかせろ これから先は 口上だけでも 景気よく 浪花人情花が咲く
肩よせあって 夢が虹となる 浪花人生 夫婦花
気ばればいつか 夢も咲く あんたはうちの 浪花灯りや 春灯り
浪花人情 捨てられません 涙もろうて 笑いの華よ 浮世舞台に 夢と咲け
笑うふたりに 浪花の春が来る