追う



肌に冷たい夢しずく いまも未練の爪をかみ あなた あなた あなたの影を 独り追う
泣けた泣けたよ 夢追い川で 明日をたずねて こころ舟
足音を追いかけ すがれたらいいけど 男と女じゃ女が弱い 男と女じゃ男が悪い
別れがくる 追いかければ 逃げてゆくわ ブルーレイン 雨の大阪
あの日でうっとりさせ 駄目にする 追い出しなよ ムカシって奴をよ



あるとき街角で足をとめる かすかな追い風もふりかえる 私は夢見る SingleGirl
恋のまぼろし 追いながら  夜の長さを 知りました 愛しき人よ いま何処に
演歌みたいな別れでも 愛のわだちを たどりたくなる 泥を払って 追いたくなるよ
心の風は熱いまま クールな都会 追い越せたら 迷わない これから
ふられ上手な女たちよ 乾杯 乾杯 夢追い人ね 女たちは



涙ひきずり 追う霧笛 あなたおねがい どうか私を 抱きにきて
あなたを追いかけ 街に散る チャイナのドレスが 泣いている
そばで一緒に しぶきを浴びる 夢を追います 根室海峡
秋風の後 雪が追いかけ 季節がめぐりあなたを変える
とめどなく頬つたう 涙のあとを 追いかけて 雪国



陸で女のケツ追うて 馬鹿をみるなよ どっしり生きろ
面影を追いかけて ふりむけば今日も わかれ雨降る 夜の中島川
追いかけてヨコハマ あのひとが逃げる 残したすてゼリフに誰か見覚えはありませんか
召しませ花を 粋なジャンバーアメリカ兵の 影を追うよな甘い風 ああ東京の花売娘
瞳の中にレインボウ 心残りは 私しゃピアニッシモ あなただけ追いかけて 見つめあうこの恋よ



男追うのは なおのこと 濡れた瞳が 乾いたら もとの女に戻りましょう
夢追い人ひとり 風の姿に似て 熱き心きみに
あのひとを追いかけて 行けばよかった あの日 いまはひとり 泣く波止場
涙背負って 追いかける 貴方と書いて 結べない 手紙破れば 風の舞い
あゝ砂に抱かれた 埋もれ舟 あのひとを 追いかけて 星が流れる 北海峡



逢いたくて 追いかけて 涙ころがして 風が泣く 空が泣く 海はざんぶりこ
たとえ時代が変わっても 生きざまはひとつだけ 夢追いすぎると 言われても
離れて淋しい 夢追うよりも 未練捨てたい この海に 心乱れる 北半島
明日の陽ざしがみえてくる 合縁奇縁の ふたりづれ 夢追い坂は きずな坂
心にもえさせて 夢を追いましょ もう一度



湯の香に匂う黒髪が 今夜もあなたに濡れながら 乱れてからむ 夢追い川よ
風のように 花のように 名古屋の街で あゝ夢を追いかけるひと
誰だって 言い知れぬ思いに迷いながら 夢を追いかけてる
風の汽笛を追いかける 野郎って奴は そんな淋しい放浪人
夜を舞う君の姿を追いかけて あのまなざし揺れて眠れない



心にさし込む悲しさは ひたむきな追い風か 散り花の夢よ
終った恋ですか あついあつい心が燃える あなた追いかけて