夏がゆく傷を残して 風はもう秋の気配
波音は無情の この愛なき場所は 夏の天使が消えた
あの夏よいずこへ 酔いざめのヌードで今 誰かに抱かれてる
真夏のPacificHotel 今でも忘れない 涙のPacificHote
愛はあのひとがくれたの 愛はただ私の中にあったの 夏のFantasy



鮮かにかえらない夏 きみがただキレイで わけもなく 傷つけてた夏
あの夏の悪夢を永遠の心に 過ちは神の数だけ我れに ああ無情
真夏はエア・ポケットみたい 恋より愛より 私が私でいるの
涙をため 無理をして微笑んだ君の顔に 刻んだ あの夏の日
素肌につもる陽差し ゴージャスな女神 常夏のシエスタ 覚めないで



春夏秋冬 朝から晩まで ファッションブックとにらめっこ 夢みるは あこがれのカッコマン
甘くて愛しい 笑って 夢から醒めない ひまわりが揺れる夏なのに
知らんふりして暮れて行く となりの町のお嬢さんは 今年の夏の忘れ物
真夏のめまいに 負けた二人 さらば夏よ つらい恋よ あなただけは 幸せに
永遠の夏のメロディ 星よ砂よ涙の陽よ 灼熱の 恋のメロディ



逢えるなら やり直そう 忘れかけた 真夏の恋人はYou
愛が見えますか 離れていても 愛が聴こえますか あなたの心に 春も夏も 秋も冬も
焼けたからだの砂が こぼれて落ちる 夏の午後
あれは遠い遠い夢と 呼びかけても応えない 夏の幻影
フレッシュ 夏は扉を開けて 裸の二人包んでくれる



陽射しの中に溶けるの 夏の恋人 すてきな
虹が出る 江の島が遠くに ボンヤリ寝てる このまま君と あきらめの夏
あたりまえの夏をくりかえして だれよりも 特別なふたりになる
水まきしたっけ夏休み ひまわり 夕立 せみの声
花のように 風のように いつまでも胸にあるよ 戻れるならあの夏のあの日



砂にまみれた 夏の日は言葉もいらない 日影茶屋では お互いに声をひそめてた
妻よがんばれ 涙をぬぐえ もえてきらめく 夏の海
夏の日は 陽炎 遠く遠く離れゆくエボシライン 舞い上がる蜃気楼
故郷の 火の河 寒い夏
春夏秋冬 橋を探そう歳月河に 愛の愛の名残りの月が出る



終わらない夏に誰かとめぐり逢う 夢の中で彷徨いながら 涙も枯れ果てた
春夏秋冬 祝い唄 グイのグイグイ 飲み干して 天下呑み取る 祭り酒
夏は夢見てよく眠り 秋は心の人になる 三日月に 約束しよう
春夏秋秋 そんな一年 あなたと過ごしたい
夏草茂る焼跡で 再出発を誓いつつ 別れた友は 達者やら 昭和よさらば ありがとう



夏が来た ほろ苦い想い出つれて 夏が来た ただひとり湘南哀歌
過ぎ去った時を埋めるものはない 遠い夏 遠い夏 遠い夏
まっかに燃えた 太陽だから 真夏の海は 恋の季節なの
愛に燃えた夏は過ぎて 独り心は冬景色 雪が降る 命が凍る
海に向かって叫んで見ても もう帰らないあの夏の日



太陽にキスをしよう 恋する夏は去く 太陽は罪な奴
春に出会って 夏に恋して 秋で抱かれて 冬に嘘をつく ああ
春とおもえば 夏が来て 夏とおもえば 秋が来て 所詮最後は 寒い冬
すべて投げ出し馳けつける あなたあなたたずねて行く旅は 夏から秋への能登半島
終わりなき夏の誘惑に人は彷徨う 恋は陽炎 ああ蘇る 愛よもう一度 今蘇る



思い出さえも 残しはしない あたしの夏は あしたもつづく
二人で歩いた夏の調べ 悲しみを歌にかえて さよならは風に乗せて