ひとり・一人・独り



息を切らして走る ああ 傷つけあうよりも 今一人をえらんだの
あなたを忘れないわ 一人で生きる自信と 翼をくれたあなたを
ひとりになって 歩いてみたい 傷つけあえば すべてなくすから
こんな気持ちを もてあませば ひとりきり 酔ったつもりで苦おしくも
貴方には見られたくないわ 次の朝は一人目覚める 愛は 悪い夢ね



心にしむ 恋は今宵悲しく 一人でいるときゃなおのことだよ
このまま一人で 眠りについたら 無口な女になるわ
眠れない夜は あたしをたずねておいで ひとりで泣いてちゃみじめよ
ぶってください おんなの迷い ひとり渡れぬ あじさい橋よ
愛をなくしてひとり あゝあなたに逢いたい あなたに逢いたい



消えそで消えない灯を ふりむきふりむき 白い夜道ただひとり
愛を一輪心に咲かせ あなたひとりに生きてゆく 生きてゆく
飛んで行き度い鴎の様に 又逢う日迄唯一人 冷たい風に染む涙
愛して あなたはあなた一人よ アモーレ 泣かせて わたしはわたし一人よ
辛い焦がれる程に まして女の ひとり寝は いさり火 泡沫 波まくら



心をあたためてあげたいのよ 淋しさにひとりで凍える夜が 二度と来ないように
いつか 知らない街にひとり あなただけを 忘れるために 旅立つ私
ひとりの身体じゃないなんて 女がほろりとくるような 優しい嘘の 上手い人
酒のしずくを 文字にして あなたが命と 指で書く ひとり淋しい えにし川
人の世は独りでは渡れない 明日の日を明日の日を 賭けて悔いない おけさ宿



おしどりのように お前一人を 抱きしめて 生きてゆく
私のあすはどこにある 心つめたい夜の海峡 ひとり旅
肌に冷たい夢しずく いまも未練の爪をかみ あなた あなた あなたの影を 独り追う
凍てつく心 ここは日本海 想い出よ なぜ何故 女ひとりを なぜ泣かす
女はいつもミステリー 行かないでお嫁サンバ ひとりのものにならないで



あなたは見えない お先にどうぞ 泪がこぼれる ひとりで言いましょ サヨナラを
お別れ上手ねアナタ アナタはきっと だから今夜 ひとり泣かせて
かもめが翔んだ あなたは一人で生きられるのね
かもめはかもめ ひとりで海を ゆくのがお似合い
一人で眠るのね 待ってつかれて今夜も 一人で眠るのね



一人ぼっちは 慣れっこだけど キネマの屋根裏で待っている
意地をささえた 思い出を 捨てて来ました 女がひとり 呑みほしましょうか
あなたひとりのおもかげを 抱いているのよ あゝやっぱり女
別れ告げられるよりも いっそ死ねと言って 今ここで ひとりきりはごむたいな
顔を上げて笑って どんなに辛い時でも 独りだと思わないで 傍にいるから



想い出かざる さよならグラス 今夜はひとりに させないで
明日からは ひとり歩くわたしの前に うしろすがたの あなたが見えるだけ
しあわせ芝居の舞台裏 逢いたがるのは私ひとり あの人から来る事はない
ひとり泣き濡れる 今宵も霧にむせんでる ああ私は ひとり泣き濡れる
愛はひとりでにこわれてゆく なぜ あなたはここにいないの



一人ぼっちの部屋で 今は居ない貴方に そっとそっと おやすみなさい
渋い笑顔に どことなく かなしい昔が あるみたい そんな女の ひとりごと
遠くひとり旅をする そばにあなたがいないとしても 時を みんな
男はみんな 悪女が好き 優しさを見抜かれて そうよ又一人
でも私には すべて任せてる ひとりのひとがいる



貧乏くじを 引いてしまったようね ひとりにしてよ まるで涙が止まらない
ひとりぼっちの街の角 あかりが溶ける
男だって女だって一人は一人 時には逆巻く怒涛のように 時には舞い散る木の葉のように
誰かのために僕がいるのなら 伝えたい ただひとりのひとは 君だけだ
知らないとこに行く もう一人さ



癪だけど もしかしたら これがしあわせ 好きよ好き 愛はひとり芝居
あなたひとりにつくします よってらっしゃい お兄さん
胸のすきまに 風が吹く ひとり ひとり みんなひとり
頼れないのね 慣れてるわひとり 心配なんかしないで 幸せになって
ついて行くわと 笑うお前を こん夜もひとりじめ



初めての一人きりでX'mas 街中はキャンドルみたい 初めての
そうさ 一緒の夢がある ひとりで泣くなよ いつか 倖せ 来るじゃないか
だからひとり かまわないで 優しくしないでよ 涙がでるから
逢ってもいちど 甘えてみたい ひとり居酒屋 しのび酒 しのび酒
情けが夢が せめて届けて ぬくもりを 酒につぶやく ひとり言



何処にいるのよ あなたは何処に 夢を 夢をつないで ひとり札幌
女の春を待つ 路地裏あかり チビリチビリ 夜の居酒屋 ひとり酒
いいのこのまま 死んだって あなた欲しさに 抱きしめる 枕さみしい ひとり宿
心だけ連れてゆかないで 私を置いてゆかないで ひとりが好きなわけじゃないのよ
一人者もいいものだ



秘密から嘘の数まで あなたひとり占め あゝ 恋ひとすじに 生きて生きて行きたい
心の痛み 感じている ひとり暮し 東京で ひとり暮し 恋もなく
二人してよく来た 待合室の レストランひとり飲んでいます 忘れるために
かくれんぼ 面影さがして とまり木迷子 ひろしま ひとりの待ちぼうけ
あなた行く道ふたりづれ 悔やみはしないもう迷わない ふたりはひとり あなたの私



ひとりぼっちはナンセンス ご自由に飲んだんさい 黎明期の陰部は乱気流
ひとはみな 一人では 生きてゆけない ものだから
幸せを連れてくる ひとはみな 一人では生きてゆけない ものだから
死んで私は 月になる 夜明けの中で 女がひとり フランス人形 抱いていた
旅路の宿の ひとり寝は おまえを夢見て 寒かろう



愛した心の残り火を 吹き消しましょうと ひとり言 涙がほろり ほろり酒
塩屋の岬 見えぬ心を 照らしておくれ ひとりぼっちに しないでおくれ
ひとりつぶやき たたずむ橋は おもいきれない きるにきれない みれん橋
熱いこの肌 ほしくはないか あんた荒くれ 波まくら わたしゃ一人寝 夢まくら
わたし 泣かない いつも 女ひとり よこはま 別れ雨ブルース



いい加減にして 男はあなた一人じゃない
独りで生きてく 術もない こんな女は嫌ですか 抱いてくれますか
あなたを忘れる ひとり旅 あゝ 花もない 船もない わかれ恋歌 日本海
明日はきっと又 ひとりで生きてゆける
カモメ舞うあの街 片すみのぬくもり 捨ててひとり旅に出る俺を 許してくれ



愛がほしい 心に 今がほしい ぬくもり 一人じゃ哀しい 季節の変わりめは
いとしき日々は ほろにがく 一人夕陽に 浮かべる涙
一人夕陽に浮かべる涙 いとしき日々のはかなさは 消え残る夢 青春の影
だけど独りで 生きてた訳じゃない 君だけにモテる俺さ この世で一番
ひとりぼっちのまた夜 身体から出ていって あなたの匂いなんか 



この人につれて行ってね 最後まであなただけよ あなたひとりの女です
愛の思い出 貴方がくれた ひとりぼっちの 私のために
踏み迷う ひとり 見えぬ出口に 立ちつくす
雨が止んだら あたしはひとり あなたのガウンを まとってねむる
私の願い 叶えてほしい ひとり北陸 能登半島 この恋を 祈ります 雨晴



今日旅に出る 燃え尽きたい 流星のように 一度きりのひとりきりの今
ひとり紅ひくとまり木で 春を待ちます 春を待ちます 越前岬
一人に悲しい ワルツの調べ
楽しくなるよう努めます 海鳴り 漁火 海辺のホテル 一人に悲しい ワルツの調べ
街を一人歩こう さみしさは風が さらって空へと飛んでゆくわ



山に譬える 不動の決意 いつか解って くれりゃよい それが翁の独り言
紅の闇 一人寝の夜 溜め息つけば心が 千千に乱れます
一人のさびしさ誰も気づかない
ひとり寝の 寂しさ耐えて ゆけません 外はしんしん 雪もよう 寒椿あゝ寒椿あゝ
忘れてくれるな 俺の愛する女は 愛する女は 生涯お前ただひとり



わたし一人を 捨てて行く 連絡船よ
どんなにせつなくても 必ず明日は来る ながいながい坂道のぼるのは あなた独りじゃない
一人言 それもいい そうね今は そうね
私は ひとりで 歩いてゆく
新しい朝が目の前だったのに 深く瞳を閉じて今 天女のようにお前は一人 空へ帰る



倖せって不倖せと いつでも背中合わせ 眠りましょう独りの夜は
泣いて泣いて日本海 旅の終わりの 灯も見えず ああ 女が女がひとり
僕がこんなに そばにいること 思いだすまで ひとりじゃない
あの頃の 幸せが後ろ姿で遠去かる ゆらゆらり 京都ひとり
滅ぶ日のためにある 色即是空 空即是色 ひとり 旅をゆく



どうぞ帰ってあの人のもとへ 私は一人去ってゆく
男泣きする 影法師 ひとり明日は 旅に出ようか
女は意地をはるけれど ひとりじゃ生きて ゆけないわ
独り寝枕の子守唄 オロロンバイ オロロンバイ 玄海灘の 海が哭くよ
逢いたいよ 今日もひとり 瞳がきみのこと 抱きしめるから眠れない



花は咲いて 小鳥は啼いて その命 終るのさ みんな独り 私も独り これが生きる さだめ
誰かをいつも傷つけた 真っ白な空の下 メリーゴーランド 独りで今日も廻してる
小さな倖せを 胸にほのぼの 灯りをともす おまえをひとり 探していたんだよ
幸せになりたい ひとりきりだった悲しみと 昨日を忘れて ここにおいで
明日からひとりよ ばかね 抱いてくれた肩先が 今でも温かい



抱いて泣いて別れた後は どんな人と何処へゆくの 私は 又ひとり歌う
なんで一人にさせるのよ それが哀しい ああ二人の運命です
ひとりつぶやくこの俺は 今は 今は 人呼ぶ声も 山頭火
時はかげろう 光る砂の色 ひとりではなく もっと強くなって君を愛しにゆくよ
ひとり酒 これでいいんだ 春になっても冬景色 お前のせいじゃない



一人ぼっちで果てるだけ
馬鹿でした 女ひとりの 淋しさに すがる夜更けの手酌酒
またふられて乾杯だ それじゃお元気で乾杯だ また一人で乾杯だ 酒場であばよ
いつかは故郷へ帰る 苦い酒で苦い酒で ひとり泣いている 酒場のろくでなし
夢も薄れる 肌寒さ いろいろあって いま独り ああ いま独り



死ねば あの世で 添えますか 叶わぬ願い 抱きながら 酒に みれんな 独り言
着く度に よくにた女が降りてくる そして今日も一人 明日も一人 過去から逃げてくる
もしも海に この身投げたなら あ鴎よ いまは 過去という名の 愛に ひとり はぐれて
終わりなのと私から訊けば 最後のステージは ボロボロのひとり芝居
見たいものです 初孫の いつか世に出る ひとり立ち 夢が心の 杖になる



あなたを愛してる きっときっとよ ひとりで来てね 指切りしてね そして秘密
笑って死ねるさいつだって そうさそれ程愛してる お前一人が 生きてくささえ
恋しさだけがつのる あなた求める心 叱りながらの 女ひとりの旅です
何処へ行こうか ねえおさけ 北か南か 故里か あゝ独りとまり木 夜涕き鳥
何処で生きても ひとり花 何処で生きても いつか散る



愛ひとすじに あなたひとりのためにだけ わたしは生きてく 女でいたい
ひとりで踊る 恋歌を ああ 悲しい三拍子 女の円舞曲
私はひとりで 生きて生きて 生きて行くのよ 灯りを探し 旅立つ女
女は昨日のために 男は明日のために 今日だけ 一人で
耳をすませば滝の音 京都 嵐山 大覚寺 恋に疲れた女がひとり



淋しいネ 女ひとりの夜はさ ギターが唄う 別れ歌 聴いてはあの人 おもいだす
ひとりぼっちに 私をさせて さだめの果てに 船は行く 未練せつない 女恋港
だけど小犬は 忘れない たったひとりの 神様を 神様を
だれも探しに 行かないものを おれは求めて ひとりゆく
国のために 燃えつきた 青春の 傷あとに 独り飲む酒 涙がにじむ



夏が来た ほろ苦い想い出つれて 夏が来た ただひとり湘南哀歌
別れた瞳 リル リル ひとりさまようリル 誰かリルを知らないか
お前忍べば ぬくもりが 離したくない 今度こそ 小雨 中洲の ひとり旅
情橋に男が 男がひとり立っていた
明日は東京へ帰ります あゝ 星の降る 八ヶ岳 あなたが恋しい 信濃路ひとり



つめたい空に 鳥が飛び立つように 私も旅に出るわ ひとり泣きながら
あの時ひとこと 行くなと言えたら 雨に濡れて ひとり想う 真夜中のものがたり
つるべ落としの秋がゆく 隠す涙の三度笠 辛ろうござんす ひとり旅
お前ひとりの しあわせだけを 祈る 祈る 盃に 酒をつぐ あゝ夢をつぐ 人情酒場
ひとりが淋しい 淋しい夜は 夢であなたに たどり着きます



こうしてひとり 肩を抱いて 夢をみるわ
夜明けには ひとり鏡見てるわ
ひとりで歩く清河への道
忘れられずにひとりなく 遠くに聞こえるあの歌は 君とうたった西海ブルース
消えてく翼よ 二度とは逢えない さようなら 夜ふけの空港 俺もひとりさ



もう一人の私が 何処かにいます もう一人の貴方を 捜しています
哀りな者や赤花 ひとりぼっちの赤花
接吻は 死んでもいいのと同じです 生きてた中で ただひとり めぐり逢えたから
愛に燃えた夏は過ぎて 独り心は冬景色 雪が降る 命が凍る
涙の夜一人の夜あなたは来ない いくら呼んでも 白い雪が ただ降るばかり



熱いくちづけ いまもほしいの さようなら さようなら 私はひとりぽっちよ
涙では たりないこのつらさ 命のあなたで いてほしい 今夜もひとり 想い酒
一人立ちする 二十才が来たら 祝い言葉を 祝い言葉をかけてやろ
一つ 命を懸けた人 今でも好きや 大阪ひとり 夢で素直になれたのに
待っていた運命の人に 広い世界でひとりだけ 大切な あなた



淋しさを ひとりお酒で まぎらすの ふたりの愛を あゝ嘆くよな 春の淡雪 恋の雪
よせヨ涙は まっぴらごめん 向けた背中の 裏で泣く 男ひとり旅
涙じゃないと笑ってみせて 男はひとり生きるもの ああ 生きるもの
夜風にさすらう恋ごころ ひとり行くこの胸に 夕月あかり
私がひとりベルを聞く



雪に埋れた山あいで ひとり暮らしはつらかろと 抱いてやりたい 紬の女よ
想い出すまい 話すまい 女ひとりが 旅の果て 天城湯ヶ島 白い花
切ないなら 泣いていいから 心を抱きしめて ひとりで抱きしめて
蒼ざめた心ふるわせて 立ちつくす一人立ちつくす
もうあなたのところへは 帰らないだろう ひとりひとり旅に立つ 雪の降る町へ



わたし それでも ああ ひとりで想い つらい つらい つらい恋歌 くり返す
泣かないわ ひとりで生きてく 明日のために 季節はずれの 心は 冬仕度
この冬は久しぶりに一人だから 白い小雪ちらちらと 妹を呼んでやろうと 私手紙を書いた
ひとり春を待つ 燃えてさみしい 紅い唇 明日も流れる さだめ川
何もかもが消えたわ ひとりぼっち 誰もいない 私は愛の難波船



もうただひとり行かないで 淋しさはひとときで きみはまだ素晴らしい愛を持っている
気ままに過ごすわ 一人で 日暮れたら 夜になったら 忘れてみせるわ あなたを
遠い道の果てで 呼ぶものはなに 遠い道をひとり行く 日暮れ坂
夢追い人ひとり 風の姿に似て 熱き心きみに
抱いてくれますか 寒い心が寒い 女ひとりの 能登の能登の旅です



あのひとを追いかけて 行けばよかった あの日 いまはひとり 泣く波止場
責めればみじめになるばかり ひとりひとり身を引く 函館本線
ひとり別れの 酒くめば つらい 逢いたい 箱根の女よ
さしたかんざし緋牡丹化粧 女の女の女の運命 捨てた夜空に一人行く
ひとり夜風に 名前を呼べば 星が流れる 尾道水道



雪割り草よ 春を祈って水をやる ふたりは一人 ひとりは二人 あなたの愛が 道しるべ
風に舞う 一人さみしい想い出に そっと浮かぶの 浮世絵が
今夜もひとり 恋しさが つのる想いの浮草の宿
知らない街の片隅で 一人自分をさがしたい
信じてる 逢える日だけを 私は一人じゃ 生きられません



みれんな恋など 引きずらないで ひとりで歩ける 女になりたい
明日をさがして 女がひとり さすらいの北の果て 別れの旅路
祈りつづけて 待っている ああ 一人港で 涙雨
あなたのためにねむれぬ夜の 星にさえ気づかず どこへ行く ひとりひとり
人生は いいよ 楽しかったと 遠くを 見つめる 横顔 いつまでも 母ひとり



一人一人重ねた 放浪の 破れ破れ畳を 引きむしる
きっと不良だよ ひとりではやり切れないくせに 涙こらえて
私ひとりを 待っている 涙の故郷 夢に夢に うかぶから
愛して 愛されて 愛して 捨てられて 今夜も 一人酒 飲みましょうか
おもいでばかり 浮かべています 今日もひとり 枕を相手に



花を手向ける春の日が ああ北海峡 沈んで浮いて どうせ死ぬまで どうせ死ぬまでひとりだよ
そっとお酒に 持ちかえながら ひとり聞く夜の 北山しぐれ
はぐれ鴎よ どこへ飛んでゆく あゝ あなた恋しい ひとり旅 北夜行
したたか浴びて それでも酔えず ひとりしみじみ 泣くところ
おんなが哀しい いのち狂おしく あなたひとりに あゝ 夢おぼろ



ひとりでいれば なおさら辛い 夢の道草 くりかえし あなたの肌を 恋しがる
こんなに切なくて ひとりで眠れはしないから
他の誰かと 人生を お前はさがして いるだろか 夢をのみほす ひとり酒
優しさなんか 恋しくないよ ぬくもりなんか 欲しくはないよ どうせひとりの 夢酔枕
いつかはめぐり逢う 俺の命がほれている 女はひとり



涙 ため息 夢待ち酒場 ひとり注ぎたす おんな酒 夢を下さい 私にも
酒がのみたきゃ 買うてのめ しょせん男の ゆく道は ひとりぼっちの 夢登り
娘たちがわたってゆく 今日も一人一人一人
すべて忘れて すべて忘れて これから独り
われた手鏡に 語りかける おんなの朝は ひとり ひとり



膝をかかえて独り 風と歌うの 風と夜更けのメロディー 子守唄にはしないよ
わたしひとり それもならず 吐息の重さ 持て余す あなた あなた
心に秘めた 妻なのさ ひとりたたずむ 夜霧にぬれて
ひとりにさせられた たかが別れじゃないの 泣いてることはない
夜明けまぢかの この部屋で 今は ひとりで 吐息せつなく 夢の中



トゥルリラー ひとり静かに 愛をみつめて 20才のエチュード
あなたもひとりでとびたつ 明日を あー つかんでおくれ
帰りたいけど帰れない 帰れない 夕焼け雲の その下で ひとりの酒に 偲ぶ町
一人ただようなら 夕凪に 恋は まぼろし 物語
酒か沈む夕陽のはかない夢 夕焼けに 恋のかけらを浮かべ 男一人



好きだから あなたひとりが好きだから どうぞ忘れないでね 離れていても
酔って忘れる つもりでも 未練こぼれる ひとり酒
箸の袋に別れ文字 書いて残してどこ行った 馬鹿な奴だよ ああひとり酒
一人が寒い 心が寒い 女が寒い 忘れられない 命が寒い
涙が凍る心が燃えるあなたが欲しい ひとりが辛いこんな夜は あなたを許せない



胸に聞かせるひとり旅 朝が来たのかバンドのかもめ 帰れ 帰れと今日も鳴く
あゝ寝がえり打てば あゝあなたの匂い ひとり慰め
生きてゆけない ひとりでは ああ あなた あなたが あなたが欲しい
夢を描いて また消して ひとりみつめる 薄紫の 肌に冷たい 麗人の花
内山 山の辺 ひとり道 あなたを呼べば 風ばかり



ひとりきりでささやかなる 今宵この時はようようよう ユウコさんなら何を感じてる
心と心が結ばれて ふたりが ひとりになった街 アー大阪 大阪 小雨の御堂筋
今日も一人あたし一人 消したはずの恋の嵐 かれた心につきささる
一人静の花になれる たとえ逢わずとも たとえ離れても 一人静の花になれる
あなた背中を 向けないで おもいでばかり 巻きつけて ひとり暦を まためくる



他人と思わせて あとでしあわせ ひとり占め しんみり酔いたい 恋夜雨
宵の高座の 出囃子だけが 独り浮かれる 法善寺
明日もひとり あの坂を帰って来そうな そんな六本木