きみ・君



振り向けば君が泣いてるよ 青春が通り過ぎてく ホームで
月の光の中 二人ならば きっとうまくゆくさ 君の悲しい涙に もう さよならさ
君をこんなにうたがわせずに すんだのかもしれないね ひとつになっても
きみを泣かせても それは太陽がさせたことだよ みんな太陽が
快楽の中に君が誘う 君を奪うぜ 欲望が俺を打ちのめす



悲しくて 悲しくて 君のこと想うよ もう二度と会えなくても 友達と呼ばせて
君を信じきれず きっと答えは 無限だろう 
時折さめた笑顔の君 眠れない夜もある 二人だけになれば とびきり
哀しいほど似ているかと きみにとても会いたいよ 心が帰れないよ
鮮かにかえらない夏 きみがただキレイで わけもなく 傷つけてた夏



今 孤独の中の君が 失くしたくない君が 僕の瞼の裏にいるよ
君無しじゃ辛い 艶やかな口づけを交わすのは月明かりの下で
いつもいつもsurely 君のそばでdearly 愛は見つかるから
見つめ合って髪に 両手で君の背に こんな調子で恋に
自分だけの生き方 誰にも決められない 君と見つめていたい



ちょっと熱い渚にて君と あの日はもう ひとつ ひとつ 忘れられぬ
涙をため 無理をして微笑んだ君の顔に 刻んだ あの夏の日
きみもおれも あれから どこで何した めぐり逢いの しあわせに乾杯
ふけてゆく夜の流れの中で 俺は俺 信じてる友がいる 俺に乾杯 君に乾杯
君だけがなぜか やさしく見える からたちの道が 春めいて見える



きみを相手と思うなら そういう具合にしたかった
星が流れて消えゆく瞬間も 君も忘れない 誰かの心に今宵鈴が鳴る
君よいま暫し我が街に止まらないか これからがまだまだ これからがある
君の顔が見えない 心がわからない
悲しみに暮れながら 君に寄せる愛はジェラシー



風の噂で聞いたけど 君はまだ燃えていると
帰る場所も 無いのなら 君の腕で眠りたい
憐れ君のために泣こう 僕も同じ夢を見よう すべての人に 恋をしな
夕日に抱かれる君 すべてがたまらず セクシー 
昼も夜も 君にささげん 君にささげん 君にささげん



きみはたぶん たそがれ迷い子 帰る道さえわからない
誰かのために僕がいるのなら 伝えたい ただひとりのひとは 君だけだ
もう忘れなよ 悩んだ分だけ やさしくなれた 君が素敵だよ
君 髪の芯までびっしり 君 髪の芯まで女だったよ
ぼくは知りたい きみのふるさと ふるさとの はなしをしよう



母さんのようだ そのやさしい眼で 君を 見守ってくれる
そばにいなくなれば 淋しいけれど ぼくはただ君が 幸せならいい
見張る男はでかいのなんの 君が捕われの身なんて たとえ夢にも思えない
慣れない場所で 背のび 粋な努力をただで売る 今宵 街でよく見るタイプの君よ
きみと夢みることもない 心はいつでも空まわり 聴かせる夢さえ遠ざかる



愛するひとのためだけでいい 君に話すことがあるとしたら 今はそれだけかもしれない
ここはヨコハマなんだもの 君の横顔まぶしくて 心 せつないね
ああ 札幌 札幌 慕情の都 君とここに住みたかった 夢はまださめない
愛してる愛してる 君よ歌う やっと忘れた歌が もう一度はやる
もう何処へも もうはなしはしない 愛しい人よ 可愛い人よ 君は僕の恋人



だけど独りで 生きてた訳じゃない 君だけにモテる俺さ この世で一番
もうこれからは どんな女にも 君の影だけを 求めるだろう
激しく燃えてる心を掴んで はなさぬこの恋この愛 振り向かぬ 冷たい君だけど
何もいらない 君を抱きしめて暮せるなら 何もいらない
とても気になる 君だけど 別れることが 卒業さ



君に逢いたくてしかたない もう一度だけできるなら あの涙をぬぐうから
胸によみがえる 逢いたくなった時に 君はここにいない 二度と帰らない
君だけが好きな 胸をツメでとがれたような 落ちこみがちの Ev'ry Day
そんな君から 別れの言葉 あれから三年 縁切寺
命あるかぎり 心の中で今も せつなくときめく 愛しい君に また逢いたい



ああ いとし君 いつまたかえる 何日君再来
想いをつのらせ ときめくこの胸を うちあけられなくて 強がりの口笛 君にきこえるかい
虹が出る 江の島が遠くに ボンヤリ寝てる このまま君と あきらめの夏
この世のすべて 限りある命なら 君と行こう 青い空で二人 雲になりたい
泣き出しそうな僕のために 舞う花吹雪 そして今君に心込めて 唄をうたおう



騒ぐ嵐に背を向けて 花ある君と花影の 道に戯れ遊びたかった
愛をくれた君に花を そしてもうふり返らず 遠いあやまち胸にきざんで 風の中へ行こう
今君は人生の大きな舞台に立ち 遥か長い道のりを歩き始めた 君に幸せあれ
君と見つめ合い 他人の愛は無く 明日は遠去かる 冷たいドアのような鏡
空と君とのあいだには 今日も冷たい雨が降る 君が笑ってくれるなら僕は悪にでもなる



僕のこの手で とじてゆくから 君からお行きよ ふり向かないで ふり向かないで
いついつまでも 咲いてておくれ タミー 君は野バラよ
あなたをきっと傷つける だからはなれて行くけれど 君こそ命 君こそ命 わが命
君だけは はなさない 手をつなぎ 二人でかける 夢の世界へ
君の好きなスピードで 僕のテンポで



君が遠くへ 飛び立つ鳥なら 君がくちずさむ 歌になろう
君を視つめて 未知の世界の畏れ・寂しさ 悦びで包む 君の声聴けば
君はそれ以上 すべての 例えの 君はそれ以上
きっと泣くだろ君は ああその日を夢見ている 君は心の 妻だから
君を 君を信じていればこそ しあわせつくろう ふたりして



はかない時代だね せめて君だけは私をみつけて 叫び声紛れ 群衆
逢いたいよ 今日もひとり 瞳がきみのこと 抱きしめるから眠れない
熱き心よ今何処 あゝ花も夢もかえらず 逢いたい逢いたい 今の君に逢いたい
忘れていいよ 今は幸せかい 悔んでみても 今は幸せかい 君はもういない
すねた君の顔が たまらなく好きさ このまま二人きり おどりつづけよう



涙のかわりの 置きみやげ 最後の台詞だけ 言わせてよ 早く消えちまえ
三日月よ せめても遠い面影を 吐息を酒にあびせつつ 今宵もきみを また想う
おさげ 草笛 国なまり あの日の君が目に浮かぶ あゝ夕日に染まる山の駅
君のおもいでよ 君のほほえみよ ここへおいで 今宵せめて夢を見よう
白線流し 私の一番 きれいだった頃 あの頃の 君に逢いたい



時はかげろう 光る砂の色 ひとりではなく もっと強くなって君を愛しにゆくよ
胸に吊した似顔絵の 君と一緒に 越える木曽路は 時雨月
春よ遠き春よ 瞼閉じればそこに 愛をくれし君の なつかしき声がする
順子 君の名を呼べば 僕は悲しいよ だから 心のドアを ノックしないで
きみはうねる きみは跳ねる きみは染まる きみは歌う



きみの明るい 顔みれば 明日もやる気が わいてくる 女にゃ年はいらないよ
その横顔に 光ってた 君はすてきな 君はすてきな女学生
小指も泣いてる 神戸北クラブ 君は人妻 あゝ人の妻
旅の終りに 君にもう一度 会えたならいいね
愛があるから この世は生きられる 君に贈ろう 男のラブソング



忘れられずにひとりなく 遠くに聞こえるあの歌は 君とうたった西海ブルース
ふるさとよ めぐり逢う日は ない君だけど 君のしあわせ 祈ってる
君くれないの唇も 君が緑の黒髪も またいつか見ん この別れ
ああ何という女 素敵に 愛の神話は きみから始まる
君がいちばん哀しいね



ああ淋しいとささやけよ  想い出のクリフサイド・ホテル 君がいちばん哀しいね
望む雷州 海峡通う あの船に君と揺られたい 恋と夢の島 海南島
僕と君のふたつの愛が 風にふるえて 光っているぜ 光ってる
君はどこに 昨日までの君は
どんなに遠く 離れても 君は心の友



見ている君らにゃ わからない こんなにこんなにほんとに 楽しい麦畑
男はあなたナオキ 女はきみさキョーコ 夜はまだ早いから せめてはしご酒
黄昏あとに開く花 香り漂い世界も変わるさ 君と踊るダンスのように
見栄も飾りも 酒に換え 君の愁いを 晴らしたい
知らず 知らずのうちに 君と歩き始めて 知らず 知らずのうちに



面影と 生きるなんて 君には させないと
右手にはエロス 君に微睡む時
東京へはもう何度も行きましたね 君が咲く花の都
君の瞳に愛を見る 男はいつも憧れ気分 抱きしめる時さえ夢暦
笑ってよ君のために 笑ってよ僕のために いつか真実に 笑いながら話せる日がくるから



僕と君が映るウインド 肩を寄せて指をからませ 二人の銀座
きみはまだ素晴らしい愛を持っている
もうただひとり行かないで 淋しさはひとときで きみはまだ素晴らしい愛を持っている
夢追い人ひとり 風の姿に似て 熱き心きみに
想い出グラスを君に さよならグラスをあなたに 最後の言葉は 悲しい乾杯



この僕の想いよ君の街まで吹いて行け そして君の胸に突き刺され 今 風は南から
キラと散る涙 きみには白い真珠をだいた 旅をあげたい 鳥羽の海
席を立つ君をやがて 星屑が 静かにつつみこむだろう
花の匂いの可愛い君を 忘れるものかいつまでも 遠く倖せ みているぜ
北へ帰ろう星降る夜に みとせの夢よわが恋よ 君くれないの くちびるよ



君の面影 胸に秘め 想い出すのは 想い出すのは 北上河原の 初恋よ
きっと過去も未来も きみとめぐり逢い きっと過去も未来も そして離れてく
心の中まで広くなる ごめんよも一度出直そう 今度は君をはなしはしない
命に付く名前を心と呼ぶ 名もなき君にも 名もなき僕にも
明日に君がいるだけで 強くなれると感じていたのに



昏れゆく波間に 君を呼んでる 僕の声がきこえるかい 逢いたいな
だから遠くなるほど 胸がいたむよ 君には罪はない 罪はないんだよ
むなしく返るは谺よ 君よ眠れ また逢う日を 夢みるような 星あかり
夜を舞う君の姿を追いかけて あのまなざし揺れて眠れない
俺は男を隠しながら きみと夜を抱いている



眩しいな 君を見ていると 愛を告げたくなる ビーナス
きみの膝枕にうっとり もう飲みすぎちまって きみを抱く気にもなれないみたい
君よ歌ってくれ 僕に歌ってくれ 忘れない忘れないものもここにあるよと
時はゆくとも いのち果てるまで 君よ夢を心に 若き旅人よ
誰よりも愛してる 最後のキッス もう一度だけでも 君を抱いていたい



身も世も捨てたい 夜だけど おそすぎた何もかも 君は遠い女
君が好きだよ ぼくは君だけを 愛しつづけたい
振られたぼくより哀しい そうさ哀しい女だね君は
語り明かした 伊セ佐木通り 忘れはしない 君のこと アア 恋の横浜 情け街
ひととき 戯れでいい 夢の続きみたいの



たとえ嵐 訪れても この命は 君だけのためにある
他の誰ともちがう 君らしい生き方見つけて 愛を知るその日はもう近い
素敵な紅茶になる秘密 なんにもいらない 君がいるそれだけで
はかない夢だけど もういない きみに会えなくなるなんて
そのあとへ君の名を綴っていいか 淋しさと虚しさと疑いとのかわりに