IE から Edge へ

インターネット ブラウザ
IE 何となく 20年以上使ってきました

コロナワクチン接種 ネットから予約
「 ご利用のブラウザには対応していません。
推奨ブラウザは Chrome・Safari・Edge・FireFox の最新バージョンとなります。」
予約で 「Edge」 を知りました
ダウンロード 予約を取りました
 
IE  来年 閉店らしい
 


 
 
 
 
コロナワクチン予約に 感謝します
「Edge」 を知らずに 
来年 IE の閉店を迎えたかも
 
 
 
 
 
「Edge」 の諸設定
設定 詳細にわたりできる
裏返せば 面倒くさい
年寄り用 簡易設定がほしい
文字フォントの指定 全て横文字 (MSPGothic)
 
 
 
 
 
若いとき
新しいソフトに出会うと
ソフトそのものを理解するために 夢中になりました
 
 
 
 
 
年を取った今
基本的に 古いソフトをそのまま使っています
古いものでは 1990年代 画像処理ソフト
 
 
 
 
 
今回の「Edge」
早晩使かうしかないソフト 
気持ちは渋々 億劫 我慢して使う
当然 理解に時間がかかりそう
 
 
 
 
 
IE 便利な道具です
不満はありません
 
 
 
 
 
IE 
閉店まで使います
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
●Microsoft Edge へ – Windows 10 ・ IE は 2022/6/15 サポート終了 5/19
ご存じのとおり、マイクロソフトでは、昨年より Internet Explorer のサポートを徐々に縮小しており、Microsoft 365 オンライン サービスでの IE サポート終了などを発表してきました。本日は、次のステップとして、Windows 10 における Internet Explorer の後継は Microsoft Edge であることをお知らせします。Microsoft Edge は Internet Explorer よりも高速かつ安全で、最新のブラウジング体験を提供します。また、従来の Web サイトやレガシ アプリケーションとの互換性という重要な懸念事項にも対応しています。さらに Internet Explorer モード (IE モード) を搭載しており、従来の Internet Explorer ベースの Web サイトやアプリケーションにも直接 Microsoft Edge からアクセスできます。Microsoft Edge が Internet Explorer のほとんどの機能を内包し、更にコレクションやWebキャプチャを始めとする最新の機能を備えていることから、Internet Explorer 11 デスクトップ アプリケーションは 2022 年 6 月 15 日をもってサポートを終了いたします。 ( このサポート終了は、提供中の Windows 10 LTSC やWindows Server 上の Internet Explorer 11 デスクトップ アプリケーションには影響しません。また、MSHTML (Trident) エンジンにも影響はございません。)
Microsoft Edge を通じて、マイクロソフトでは、未来の Web の在り方をご提案すると同時に、これまでに構築されてきた Web 資産との互換性も大切にして参ります。変化は必要ですが、今でも愛用され、ご活用頂いている Web サイトやアプリケーションが取り残されるのは本意ではありません。より包括的なブラウザーである Microsoft Edge へ移行していただくことで、個人や法人でのさまざまなご要望にお応えいたします。以下にその理由をご紹介します。
理由 1 – 互換性の向上
Microsoft Edge は、レガシ Web サイトと最新 Web サイトの両方をサポートするデュアル エンジンを採用しています。Internet Explorer が必要な Web サイトやアプリケーションに対応する「IE モード」を内蔵しています。Microsoft Edgeは、 Internet Explorer ベースの Web サイトやアプリケーションとの互換性を兼ね備える唯一のブラウザです。同時に、現在の主要ブラウザーを支える Chromium プロジェクトの技術を採用しており、最新のWebサイトに世界基準で対応します。デュアル エンジンにより、過去と未来、どちらの Web も有効的にご利用いただけます。
理由 2 – 生産性の向上
用途ごとにブラウザーを使い分けるのは煩わしいものです。最新ブラウザーですべての作業をこなせればよいですが、Internet Explorer でしか動作しないWeb サイトはまだ公開されており、社内業務アプリも少なからず残っています。Microsoft Edge のデュアル エンジンを活用すれば、このような場合でも生産性を落とすことはありません。Microsoft Edge をご利用いただければ、サイトごとにブラウザーを使い分ける必要がなくなります。Microsoft Edge には、Internet Explorer にはない最新の機能を搭載しています。タブを何十個も開いて、コンピューターの動作が遅くなった場合は、スリーピング タブ (英語) を利用して、リソースを解放できます。また、ブラウザー上部にたくさんのタブが並んで見にくい場合は、画面横の垂直タブに移動させることができます。「お気に入り」のリンク機能をもっと活用したいと思っている方は、Web の情報を簡単に収集して整理できる「コレクション」がご利用いただけます。Microsoft Edge では、複数のプロファイルを設定できるので、アカウントを切り替えて、仕事とプライベートでブラウザーを使い分けることもできます。
理由 3 – ブラウザー セキュリティの強化
毎秒約 579 件のパスワード攻撃 (英語) が仕掛けられており、この課題に対応できるブラウザーが必要とされています。Microsoft Edge では、フィッシング攻撃 (英語) とマルウェア (英語) を最高水準で防御できる Microsoft Defender SmartScreen を提供します。また、ダークウェブをスキャンして個人情報の漏洩を検知する、パスワード モニター機能も搭載しています。さらに、新しい Microsoft Edge は Microsoft 365 セキュリティ スイートと連携したビジネスに最適なブラウザーでもあり、Windows 10 版 Chrome for Business よりも高い安全性を実現しています。進化する今日のセキュリティ環境において、セキュリティの脆弱性に即座に対応できることも重要なポイントです。Internet Explorer 11 ではセキュリティ更新プログラムを月ごとにパッケージ配信していましたが、Microsoft Edge では、緊急度の高い脆弱性のセキュリティ パッチを数時間から数日で配信します。Internet Explorer を長年ご愛頂いたユーザー様にとっても、高い互換性、生産性、セキュリティを実現する Microsoft Edge はインターネットを利用するうえでの心強い味方になります。
皆様への影響について
家庭で Internet Explorer をご利用されている場合は、2022 年 6 月 15 日までに Microsoft Edge に移行していただき、高速かつ安全で、最新のブラウジング体験を始めていただくことをお勧めします。お使いのWindows 10 デバイスには既にインストールされていますので、ぜひ、ご利用ください。起動する場合は、Windows 10 の検索ボックスで「Microsoft Edge」と検索するか、アイコンを探してみてください。インストールされていない場合は、こちらからダウンロード頂けます。また、少しでも簡単に移行していただくために、パスワードやお気に入りなどのデータを Internet Explorer から読み込むことができるようになっております。Internet Explorer を必要とするサイトも、Microsoft Edge に組み込まれている Internet Explorer モードからアクセス可能です。
法人で Internet Explorer をご利用されている場合は、Internet Explorer ベースの Web サイトやレガシ アプリを、組織内でご利用頂いている可能性があります。実際、企業が保有するレガシ アプリの数は平均で 1,678 個と言われています1。IE モードを使用すれば、Internet Explorer 11 デスクトップ アプリケーションのサポート終了日以降も、Internet Explorer ベースで構築されている 組織内の Web サイトやアプリをMicrosoft Edge 上で利用できます。
Microsoft Edge の Internet Explorer モードは、少なくとも 2029 年まではサポートする予定です。
2022 年 6 月 15 日に向けての準備として、Microsoft Edge で IE モードをご利用頂く環境を整備する為に、次の 3 つのステップを実施いただく事をお勧めします。
1.Internet Explorer モードの Web サイト (英語) を確認する。Forrester Consulting の Total Economic Impact™ 推計ツールを使用して、Microsoft Edge と IE モードの費用対効果を独自に分析し、入門ガイドにアクセスしてみてください。
2.Getting Started ガイドを確認する。チェック リストや解説ビデオを提供しているほか、展開、Web サイト、アプリ互換性に関するサポートが受けられる FastTrack や App Assure などの無償サポートをご紹介しています。
3.エンタープライズ モード サイト一覧を再利用する。Internet Explorer で作成したリストを利用できます。エンタープライズ モード サイト一覧を再利用すれば、IE モードの設定作業の一部を省略できます。一覧をお持ちでない場合は、IE モード構成ツール (英語) で作成します。
マイクロソフトが提供するツールやドキュメントには、Microsoft Edge の IE モードを展開するためのベスト プラクティスがまとめられています。また、他社の導入事例もご参照いただけます。13 万人の従業員を抱えるグローバル組織 GlaxoSmithKline (英語) が Microsoft Edge を既定のブラウザーに設定し、IE モードを展開した事例をご参考ください。
最新の Web サイトやアプリを開発している Web 開発者の方は、この日を待ち望んでいたことと思います。Internet Explorer と最新ブラウザーを同時にサポートし続けることは困難です。今回の変更によって、法人ユーザー様と個人ユーザー様においては、Internet Explorer の利用を必要最低限のレガシ サイトのみに絞ることができます。時間とコストを削減できることは、Web 開発者にとって喜ばしいことですが、ユーザーは Internet Explorer から移行するのに時間がかかることをご承知おき下さい。そのため、サポート終了まで、ユーザーのニーズに応じた入念な移行計画を立てることをお勧めします。マイクロソフトは、移行の実施をお手伝いするサポートも提供しています。Microsoft Edge に組み込まれている機能を使用すると、サイト利用を中断することなく、ユーザーの履歴、タブ、パスワード、サインイン状態などの設定を、シームレスに移行することができます。準備がお済みでしたら、ietoedge@microsoft.com までご連絡ください。該当の IE サイトをマイクロソフトが管理するリストに追加して、この移行エクスペリエンスを有効化します。詳細については、IE ユーザーのスムーズな移行支援に関するドキュメントをご覧ください。
Windows 10 におけるブラウザーは Internet Explorer から Microsoft Edge へ
長年に渡り、Internet Explorer をご利用いただき誠にありがとうございます。IE は世界中の多くのユーザーのみなさまにとっての、学びや成長、ビジネスのためのオンライン ツールとして活用されてきました。今後は、Internet Explorer モードを備えた Microsoft Edge がこの重要な役割を引き継ぎ、皆さまのオンライン体験をサポートさせて頂きます。これからも Microsoft Edgeをどうぞ、よろしくお願いします。  
 
 
 
 
●Microsoft Edge 1
マイクロソフトにより開発されているウェブブラウザである。マルチプラットフォームのソフトウェアとしてiOS、macOS、Android、Linux版も配布されている。
概要​
マイクロソフトがInternet Explorer 11の後継として開発したWebブラウザ。デスクトップ用Windows 10とモバイルデバイス版Windows 10両方のデフォルトブラウザとして提供されるほか、iOS、Android、macOS、Linux向けにも無償で提供されている。現在はChromiumをベースに再構築された新バージョンに移行しており、EdgeHTMLベースの旧Edgeは2021年3月9日にサポートを終了した。新しいEdgeはInternet Explorer 11との完全な互換性を持つ「IEモード」を搭載しており、Chrome ウェブストアの拡張機能も利用できる。
設計​
2020年1月15日にChromium 79のstable版が参考にされて発表された。開発版に関しては、Beta, Dev, Canaryの各版が公開されている。そのほか、Google Chromeに搭載されている多くの機能が引き継がれている。ロゴはeの造形を基本としているものの、青に緑を加えたものに変更された。2020年5月末までにはWindowsのみならず、macOS、iOS、Android、LinuxほかのOSにもインストールを可能にする予定である。以前からAndroid向け、iOS向けにBetaバージョンとして提供されていたが、これらのアプリは当初からGoogle Chrome/Blink(Android)及びWebkit(iOS)準拠のアプリとして開発・提供されており、Windows版Edgeとはブックマーク・リーディングリストとプロファイルのみ同期する形式となっていた。(履歴などを同期することは出来ないが閲覧中のページをWindows側で強制的に開く機能がある。)Windows向けBlink版Edgeの開発が進んだ2019年末には「レガシ バージョンのEdge」「新しいEdge」それぞれとプロファイルを同期する機能が切り替えできるようになっている。
機能​
追跡防止機能を「基本」「バランス」「厳重」の3段階に分けて提供している。デフォルトは、バランスに設定されているが変更できる。拡張機能はGoogle Chromeとまったく同じものが使える。スクリーンショット機能とショッピング機能がv87で追加された。v89で追加されたスリーピングタブ機能を利用により、メモリ使用量が32%、CPU使用率が37%削減される。
パフォーマンス
90以上の言語で提供され、高レベルのパフォーマンスが提供される。「Segment Heap」によりブラウジング時のメモリ消費量が最大27%削減された。
シェア​
2020年10月の時点では10.22%でFirefoxを3%上回っている。
歴史​
2014年12月、技術ライターのメアリー・ジョー・フォリー(英語版)はマイクロソフトが「Spartan」(スパルタン)というコードネーム名の Microsoft Windows 10 に対応した新しいウェブブラウザを開発しているとし、「Spartan」は互換性を理由に維持されていたInternet Explorer 11といったInternet Explorerとは別の新製品になるという記事をZDNetに執筆した。
2015年1月初め、The Vergeもマイクロソフトに近い筋から「Spartan」に関する詳細な情報を入手したとし、やはり「Spartan」はWindows 10のデスクトップ版とモバイル版両方でInternet Explorerの後継になると報じた。マイクロソフトが公式に「Spartan」を発表したのは2015年1月21日に開催したWindows 10に関する基調講演だった。「Spartan」はInternet Explorerの後継となる新ブランドで、正式名称が発表されていないが「Microsoft」が名称に含まれるだろうと予想された。
「Spartan」が初めて一般公開されたのは2015年3月30日に公開されたWindows 10 Technical Preview Build 10049のデフォルトブラウザとしてだった。使用している新しいエンジンはかつてWindows 10ビルドのInternet Explorer 11の一部として使用可能で、10の最終バージョンのブラウザでも使用されていたが、マイクロソフトはその後Internet Explorerには「Spartan」のエンジンは使用しないと発表し、Windows 10でInternet Explorerは、正式に廃止すると表明した。
2015年4月29日、"Build 2015"で、「Spartan」の正式名称をMicrosoft Edgeとすることと、ロゴをInternet Explorerから少しながら変更することを発表、マイクロソフトは「eにこだわるのは、eのアイコンに慣れたユーザーが、どうやってブラウザを立ち上げたらいいか分かるようにするため」としている。
2017年10月5日、マイクロソフトはEdgeのiOS版とAndroid版を開発していることを明らかにした。ただし、レンダリングエンジンにiOS版はWebKitを、Android版はBlinkを利用し、EdgeHTMLは使われない。
2018年12月6日、マイクロソフトは次期のWindows版Microsoft Edgeについて、Chromiumをベースに開発することを発表し、同時にmacOSなど発表時点で提供されていないプラットフォーム版への展開も示唆した。2019年4月8日に64ビット版Windows 10向けのプレビュー版を公開した。
2019年7月14日現在のdev版は77.0.211.3で、日本語にも対応した。ユーザーエージェントには新しくedgという新名称が加わっている。
2019年8月20日、マイクロソフトはWindowsとmacOS向けにMicrosoft Edge次期バージョンのBeta版を公開した。
2020年1月15日、マイクロソフトはChromium版を正式版として、バージョン79.0.309.65を提供開始。ただし、日本での配信は e-Tax のウェブサイトが Chromium に対応していないため、確定申告の提出が終了する同年4月17日以降に延期された。なお、同年1月14日に全サポートが終了した Microsoft Windows 7 にも正式対応しており、2022年1月15日まではサポートされる。
2021年3月9日、 Chromiumベースではないレガシー版EdgeがTLS 1.0/1.1を無効化されたうえでサポート終了。Windows 10 ver.20H2以降はレガシー版Edgeは最初から搭載されない。
2021年5月19日、Windows 10 May 2021 Update(21H1)で旧Edge(レガシー版)が削除。
EdgeHTML時代の特徴​
設計​
かつてマイクロソフトが開発していたInternet Explorerの後継としてWindows 10でのデフォルトブラウザとして登場した。しかし、互換性維持のため、Windows 10でも引き続きInternet Explorer 11が搭載されており、セキュリティアップデートも2020年5月までは継続される。2021年5月19日、Windows 10 May 2021 Updateにて削除された。「現代的なウェブとの相互運用性」を重視し、ウェブ標準に対応したレイアウトエンジンで動く軽量なウェブブラウザになるように設計されている。ActiveXやVBScript、BHO、SilverlightなどのHTML5に準拠しない古い技術が削除され、サポート外となった。CortanaアシスタントやOneDriveといったマイクロソフトの他サービスとの統合が重視され、注釈ツール(英語版)やリーディングモード機能が提供される。
機能​
TridentからフォークされたEdgeHTMLという新たなレイアウトエンジンを使用しており、このレイアウトエンジンは「現代的なウェブとの相互運用性」を重視している。EdgeHTMLはWindows 10にてデフォルトで使用される。マイクロソフトは当初、企業使用特化のウェブサイトとソフトウェアとの下位互換性に対応させるため、過去のMSHTMLによる読み込みにも対応するとしていたが、その後撤回され、「強いご意見」によりEdgeには新しいエンジンのみ、Internet Explorerには旧来のエンジンのみを組み込むことになると公表された。
ActiveXやBHOといった古い技術への対応は終了するが、拡張機能として提供される。Internet Explorer 11は互換性を維持するためにWindows 10でも動作し、EdgeHTMLは搭載されない。
マイクロソフトのオンラインプラットフォームへの統合も進められ、Cortanaの統合で音声コントロール、検索、動的にアドレスバー内で個人情報関連の検索を行うことが可能になる。さらにウェブページの注釈の作成や、OneDriveでの保存や共有ができるようになる。また、デバイス間でコンテンツを同期する「リーディング・リスト」機能や、不要な書式設定をカットすることで読みやすさを高める「リーディングモード」の機能も搭載される。PDF表示機能を内蔵。
一方で、Internet Explorerに搭載されていた機能を含め、ブラウザとしては機能が少なくIEと比べて退化している点も多い。例えば、ウェブページをファイルとして保存する機能は搭載されていない。また、他のブラウザでは標準となっている貼り付けて移動や文字を選択して右クリックでの検索などの機能も以前は付いていなかった。
Windows 10にはDolby Audio(Dolby Digital Plus/DD+)が組み込まれているが、Microsoft EdgeはそのDD+デコーダを使用可能であり、対応した形式のコンテンツを高音質で再生できる。
パフォーマンス​
EdgeHTML搭載ブラウザの初期ベンチマークではTrident 7搭載のInternet Explorer 11と比べてJavaScriptの動作が飛躍的に向上したがGoogle Chrome 42やMozilla Firefox 37とMicrosoft Edgeのパフォーマンスは同等だった。SunSpider(英語版)ベンチマークではMicrosoft Edgeは他のブラウザより大幅に高速化されているが、いくつかの重要な場合において他のベンチマークの全項目でGoogle Chrome、Mozilla Firefox、Operaよりも低速だった。バッテリーの持続時間に関しては高い性能を示している。特にムービーの再生については、Chrome、Firefox、Operaに対して2倍以上の負荷を加えた場合にも同等以上のバッテリー持続時間を示している。
シェア​
IEからさほどの移行は起きず、世界全体で7%程であった。Statcounterでは1.9%とされていた。  
 
 
 
 
 
●Microsoft Edge 2
Microsoft Edge とは?
2015年より配信されたWebブラウザです。当初は「Spartan(スパルタン)」という名前のソフトウェアでしたが、その後Microsoft Edgeに変更になりました。macOSとiOS、Androidでも利用可能です。
Internet Explorer との違い
Microsoft Edgeが2015年配信なのに対して、IEの歴史は長く、1995年に最初のバージョンが発表されました。ナンバリング1から始まり、2020年現在はInternet Explorer 11まで公開されています。そんな最新ブラウザのMicrosoft Edgeですが、具体的にはどんな部分がIEと違うのでしょうか。
ページの表示が速い
快適なネットサーフィンに欠かせないのは、やはり読み込みの速さ。クリックした後に読み込みを待つ時間は、ほんの数秒でもなんだかすごく長く感じますよね。Microsoft Edgeは、Internet Explorerに比べてより高い速度で読み込みができるようになりました。特にJava Script のスピードは、一部の計測結果では約1.5〜2倍以上の差があるとも言われているんだとか。ふだん明確に「速くなった!」と実感することは少ないかもしれませんが、読み込み遅延による小さなストレスが軽減できるのはうれしいですね。
古い技術に対応していない
Webページを作るにあたって、時代によってさまざまな技術が活用されてきました。Microsoft Edgeでは、一部古い言語や技術が使われたページは表示できなくなっています。Internet Explorerでは古い仕様のページを閲覧することも可能ですが、エラーやリスクが高いものが多く、Microsoft Edgeでは新しい技術への移行のために、該当する技術には一部非対応となっています。ふだんはMicrosoft Edgeを利用して、表示されないページをInternet Explorerで、と用途に合わせて使い分けるとよさそうですね。
UI(ユーザーインターフェース)がシンプルに
UI とは、ユーザーの目に触れる部分のこと。主に使用感やデザインについて指すことが多いです。
Microsoft EdgeのUIは、より使いやすいものに変わりました。 わかりやすいところで言うと、右クリック時のメニューがシンプルかつ、行間を広くとって押しやすくなっています。ウィンドウ上部のボタンが大きくなって、余白も広めに。おかげで、小さなアイコンでもクリックを間違えることが減りそうです。
Ctrl+Pのショートカットで表示される印刷メニューも、最初からプレビューが表示されるようになりました。
RSSフィードの廃止
Webサイトが更新されたときなどに通知してくれるフィード機能。IEには標準搭載されていましたが、Microsoft Edgeでは廃止となりました。標準機能ではなくなりましたが、後述する「拡張機能」を利用すれば、RSSフィードだけではなく、さまざまなツールをブラウザひとつで利用できるようになります。
便利な拡張機能
以前はブラウザの標準機能として、Webページに直接メモを書き込んで保存できる「Webノート」機能などが搭載されていましたが、最新バージョンではすべて「拡張機能」としてインストールする形になりました。
OneNote Web Clipper
OneNote Web Clipper は、今までの「Webノート」の代替となる拡張機能です。Webノートと同様に、Webページに手書きのメモを加えて保存することができます。ページだけではなく、PDFファイルやYouTubeの動画なども保存可能です。OneNote(ワンノート)内に保存しておけば、オフライン時でも確認することができます。Microsoftアカウントでサインインする必要がありますが、同期さえすればPCとスマホとタブレット、といった複数デバイスで共有することができます。
広告ブロッカーやダークモードビュー
従来のMicrosoft Edgeには、ボタンひとつでWebページを読みやすく切り替える機能が付いていました。広告や不要な画像を非表示にしたり、ページ全体をダークモードに切り替えたり、といったことが可能な「イマーシブリーダー(読み取りビュー)」も、同様の拡張機能があります。まったく同じもの、というよりは、「広告や無関係な画像を非表示にする」「ページをダークモードにする」といったそれぞれの機能に特化したものが多いです。インストール・アンインストールはいつでも簡単にできるので、様々な機能を試して組み合わせてみるのをおすすめします。
Office
Microsoftと言えばやっぱりWordやExcelといったOfficeの機能。「Office」の拡張機能なら、ブラウザ上ですぐにOfficeの機能を使うことができます。それぞれのアプリケーションを立ち上げたり、数あるファイルの中から該当のデータを探し出したり…という必要がないので、「ネットサーフィン中にWordでメモがとりたくなった」「Web上の情報を見ながらExcelの表にまとめたい」といったときにも素早い対応が可能です。
まだInternet Explorerを使いたい!
Microsoft Edgeが標準ブラウザになりましたが、もうIEが使えない!というわけではありません。IEの探し方は簡単で、スタートメニューをクリックするだけ。いつでも使うことができます。ただし、IEの開発はすでに終了しているので、今後利用できなくなる可能性が高いです。マイクロソフトも、今後のIEの利用は推奨していません。しばらくの間は、Microsoft Edgeが対応していないページを閲覧するとき用、と使い分けていくといいかもしれませんね。IEのセキュリティアップデートは2020年5月までなので、ご利用の際はご注意ください。
まとめ
Microsoft提供の新しいブラウザ、Microsoft Edge。IE に慣れ親しんだ方にはちょっと抵抗があるかもしれませんが、UIの改善や拡張機能の追加など、よりユーザーが使いやすいように考えて作られています。開発の終了でセキュリティ面の不安はありますが、しばらくの間はMicrosoft EdgeとInternet Explorerの併用、という形で新しい機能に慣れていくのがおすすめです。 
 
 
 
 


2021/7