アメリカ人 「万里の長城」を選択

鎖国  保護主義
東部の再開拓
白人貧乏人 中間層の底上げ

保安官に戻る


 
 
 
 

ありがとうございます。皆さん、お待たせしました。
今、クリントン前国務長官から電話がかかってきました。クリントン氏は、私たちの勝利を祝ってくれました。私も心の底から、クリントン氏とご家族を称えました。ヒラリーは長きにわたり、懸命に戦ってきました。彼女の国に対する献身に対して、私たちは心から感謝をしています。
これからは分断の傷を癒していきましょう。団結を目指す時です。共和党員、民主党員、独立系の人々、国じゅうの全ての人たちに申し上げたい。今こそ私たちは、一致団結した国民の姿を見せるべきです。その時がやってきました。
私はここに誓います。私は、全てのアメリカ人の大統領になります。
私を支持しなかった方にも、私は手を差し伸べます。皆さんの支援、そして導きを求めます。一致団結して、この国を偉大な国にしていきましょう。
当初から述べていましたが、私たちの選挙は素晴らしい「運動」でした。懸命に働く数百万人の男性・女性たち、愛国者の人たち、明るい未来を志向する人たちの大きな運動でした。
この運動には、あらゆる人種の人々が参加し、宗教的な背景、信念を持った人たちが参加した運動でした。彼らは、この国の政府が国民のために奉仕することを求めたのです。
私たちは共に働く事で、緊急に求められる課題に取り組んでいきます。アメリカンドリームを再び復活させます。私はこれまでずっとビジネスの世界に身を置いてきましたが、まだ利用していない潜在的な力を掘り起こし、様々なプロジェクトをやってきました。今度は国のために、これを成し遂げたいと思います。
この国にはまだ非常に大きな可能性があります。この国のことを、私はよく知っています。まだまだ潜在的な力があります。
すべての国民が、自分の可能性を追求するチャンスが与えられる世界へ。世の中から「忘れられた人々」は、もはや忘れられた存在にはならないのです。我々は都市部のスラムやトンネル、高速道路などのインフラを立て直していきます。これは非常に重要なことなのです。インフラを立て直す過程で、大勢の人たちを雇用していきます。
また我々は、素晴らしい退役軍人たちについても対応していきます。この18カ月で、私は多くの人たちと知り合いました。この選挙戦で彼らと過ごした時間は、本当にすばらしい時間でした。彼らは素晴らしい人たちです。そして私たちは才能を持った人たちの能力を活かし、すべての人のためになることに取り組みます。
私たちには素晴らしい経済プランがあります。国の成長を倍増させます。世界で最も強い経済を作り出していきます。また、私たちと「良好な関係を築きたい」という国とは、うまく付き合っていきます。素晴らしい関係を築けることを期待しています。
どんな夢も大きすぎることはありません。我々が望む将来というのは、手の届かないものではありません。とにかく全てのことにおいて、ベストを追求します。
私たちは、自分たちの運命を再び継承しなければなりません。大胆な夢を見なければなりません。再び素晴らしいこと、成功することを夢見ていくのです。
そして、世界に向けて宣言します。私たちは、常にアメリカの利益を最優先しますが、全ての人・国に公正に対応します。紛争や対立ではなく、この機会にパートナーシップを。共通認識を探っていきます。
この機会にもう一度、素晴らしい歴史的な勝利をむかえるために携わってくれた人々にお礼を申し上げます。
まず両親に感謝を。いま天国から、私を見守ってくれている事でしょう。素晴らしい両親でした。メリアン・エリザベス姉妹、ロバート兄弟にも感謝を。それからフレッグ兄弟。素晴らしい家族・兄弟に恵まれました。
妻のメラニア、子のドン(トランプ・ジュニア)、イヴァンカ、エリック、ティファニー、バラン、みんなを愛している。ありがとう。これだけ大変な時間を一緒に過ごしてくれた。厳しい戦いだった。辛く、醜いところもあった。一緒に過ごしてくれた家族に、心より感謝します。
ジュリアーニ・元ニューヨーク市長にも心より感謝を。いろんな会合にも来てくれました。ニュージャージー州のクリスティー州知事も素晴らしい働きをしてくれた。ありがとう。そして、偉大な政治家、ジェフ・セッションズ上院議員も私の陣営に参加してくれました。偉大な人でした。
予備選で互いに争い、色々な意味で学ぶことになったベン・カーソン氏。また、マイク・ハッカビー氏もこの会場のどこかにいると思います。そして、マイク・フリン中将ら200人以上の軍の司令官たちが、私たちを支援してくれました。22人の名誉勲章受章者が私を信じてくれました。
スーパースターであるランス・プリバース共和党全国委員長も支援してくれました。共和党全国委員会で事務局の仕事をしてくれました。本当にありがとう。全国共和党委員会とのパートナーシップは、勝利につながりました。
シークレットーサービスの人たちにもお礼を申し上げたいです。彼らはタフで有能で、鋭い。本当に素晴らしい人たちです。それからニューヨーク市警察にも感謝します。
今回の選挙は、本当に歴史的なイベントでした。でも本当の意味で歴史的になるために、素晴らしいことを成し遂げなければなりません。私たちは、皆さんをがっかりさせません。私たちは偉大なことを成し遂げていきます。
私は皆さんの大統領になれることを、とても楽しみにしています。そして2年後、3年後、4年後、あるいは8年後に「とても誇りを持てた出来事だった」と言えるようにしたいです。選挙戦は終わりましたが、運動はまだ始まったばかりです。私たちはアメリカの国民のため、すぐに作業に取り掛かります。
そして願わくば、皆さんが大統領に誇りを持てるようにしたいです。今夜は素晴らしい夜になりました。私はこの国を愛しています。ありがとうございました。 
トランプ vs クリントン
 
 
 
警察官引退 世界に激震
喜ぶ ロシア 中国
不安 EU 東南アジア 日本
 
 
 
経済不安か  お金の再評価
円高株安 再燃 1日間のトランプショック
105-100-105円/$ 17000-16000-17000円/日経平均
 
 
 
ジョークで決まる選択 当たり年
イギリス人 EU離脱
アメリカ人 トランプ大統領
 
 
 
トランプの大統領選 

 

 2016/11
トランプ氏演説中断“共和党員”取り押さえ 11/6
共和党・トランプ候補が5日、演説中、シークレットサービスに守られながら一時ステージを降りる場面があった。参加者の中に不審な行動をした人物を警察が発見したのが原因ということで、演説は5分後に再開された。
 2016/10
トランプ氏“殿堂入りプレート”壊される 10/27
米・ハリウッドの殿堂入りの証しとして知られる「ウォーク・オブ・フェーム」で、トランプ氏の名前が刻まれたプレートが男に壊された。男は「プレートを売ってトランプ氏から性的被害を受けたと訴えている女性を支援するつもりだった」と話しているという。
リンカーン大統領を模範 トランプ氏が演説 10/23
選挙戦終盤となったアメリカ大統領選挙で、共和党のトランプ候補が22日、リンカーン大統領が名演説を行ったペンシルベニア州のゲティスバーグで演説し、大統領を模範にアメリカの分断に立ち向かいたい、と強調した。
半数の共和党支持者“敗北”受け入れず 10/22
米大統領選挙で共和党のトランプ候補が選挙結果を受け入れない可能性を示唆していることについて、NBCテレビの世論調査で共和党支持者の45%が同じ考えであることがわかった。NBCテレビは、トランプ氏の主張が支持層にかなり浸透していると分析。
“選挙不正”訴えるトランプ氏 逆風強まる 10/21
米大統領選は最後の候補者討論会を終え、「選挙結果を認めない可能性」に言及した共和党のトランプ候補への逆風が強まっている。米メディアは、民主主義を危うくするものだと、選挙に不正があると訴えるトランプ氏を批判。トランプ氏の形勢逆転は一層困難に。
「夫は優しい紳士」トランプ氏の妻が擁護 10/19
アメリカ大統領選の共和党候補トランプ氏の妻のメラニアさんが、FOXテレビに出演し、女性を巡るスキャンダルで劣勢が続くトランプ氏を「夫は優しく紳士であり、女性を大切にする人。不適切で汚い言葉を使うよう誘導された」などと擁護した。
トランプ氏「彼女は薬物検査を受けるべき」 10/16
米大統領選挙で最後のテレビ討論会が来週行われるのを前に、共和党のトランプ候補は15日、健康不安が囁かれる民主党・クリントン候補に対し、「薬物検査を受けるべき」「彼女は前回の討論会で最初は元気だったが最後はヘトヘトだったから」などと挑発した。
トランプ候補 長女が激戦州で支持を訴える 10/14
米大統領選で、共和党・トランプ候補の女性を巡る問題が相次いで取りざたされる中、トランプ氏の長女で、女性からの支持も厚いイヴァンカさんが13日、大統領選の激戦州・ペンシルベニア州入り。小規模な対話集会を重ね、父親への支持を訴えた。
トランプ氏を擁護せず…米議会共和党トップ 10/11
NBCテレビなどによると、米議会の共和党トップであるライアン下院議長は10日、残る大統領選期間中、トランプ候補を擁護しないし、選挙応援にも加わらないと党員らに伝えたという。女性を蔑んだトランプ氏の過去の発言への対応を見て判断したとみられる。
トランプ氏「選挙戦から撤退の可能性ない」 10/9
米大統領選で、共和党・トランプ候補が過去に女性をさげすんだわいせつな発言をしていたことが暴露され、批判が高まっている問題で、トランプ氏は8日、選挙戦から撤退する可能性はないと強調。妻のメラニア夫人は、発言は「気分を害するものだ」と不快感。
女性軽視発言“トランプ離れ”さらに広がる 10/9
米大統領選で、トランプ候補が過去に女性を軽視する発言をしていた問題を受け、共和党の重鎮マケイン上院議員は8日、「投票用紙には別の共和党員の名前を書く」と述べ、トランプ氏を支持しない声明を発表。共和党内で「トランプ離れ」がさらに広がっている。
トランプ氏 女性軽視発言で異例の謝罪 10/8
米大統領選を1か月後に控え、共和党候補のトランプ氏が、過去に「有名人なら女性は何でもさせてくれる」などと女性を軽視する発言をしていたことがわかった。選挙戦への影響が避けられなくなったことから、トランプ氏はビデオメッセージで異例の謝罪をした。
トランプ氏、過去の女性軽視発言に波紋 10/8
米大統領選で共和党候補のトランプ氏が2005年にテレビ番組出演の際、「有名人なら女性は何でもさせてくれる」など、司会者との雑談で女性軽視の発言をしたことが明らかに。トランプ氏は火消しに追われる一方「控室での冗談のようなもの」などと開き直る。 
“納税回避”トランプ氏「法律うまく活用」 10/4
米大統領選で共和党のトランプ候補は3日、自らが長期間、優遇措置を使い所得税を納めていなかったとされることについて、「自分と会社、投資家、従業員の利益のため、税法を合法的に利用してきた」「法律をうまく活用したものだ」と述べ、正当化した。
トランプ氏 元ミス女性の侮辱繰り返し波紋 10/1
米大統領選で、先月26日のテレビ討論会で、共和党のトランプ候補が元ミスユニバース優勝者の女性を「ミス子豚」と呼んだと民主党のクリントン候補が暴露。トランプ氏は発言を正当化、30日にはツイッターにさらに侮辱発言を繰り返し投稿、波紋が広がる。
 2016/9
米大統領選 トランプ氏の長男も問題発言 9/21
米大統領選挙を戦う共和党・トランプ候補の長男、ドナルド・トランプJr.氏が19日、ツイッターにカラフルなキャンディー『スキットルズ』の画像を掲載し、難民受け入れを毒入りキャンディーに例えたとみられるコメントをして、物議を醸している。
トランプ氏 オバマ氏出生について前言撤回 9/17
米大統領選で、共和党のトランプ候補が「オバマ大統領は米国生まれではなく大統領の資格はない」とする持論を突然撤回し、出生地は米国内だと認めた。さらにこの主張は民主党のクリントン候補が始めたと訴えたが、米メディアはそんな事実はないとしている。
米大統領選2候補 テレビ番組でアピール 9/8
米共和党のトランプ候補は番組で「私ならプーチン大統領とうまくやっていける」と外交能力をアピールした。また民主党のクリントン候補は番組で、国務長官時代の公務での私用メールアドレス使用問題を改めて謝罪し、今後も機密情報を慎重に取り扱うと強調。
メキシコ大統領、トランプ氏の提案を批判 9/2
アメリカ大統領選挙の共和党候補・トランプ氏と会談したメキシコの大統領は1日、トランプ氏の国境に壁を建設するなどの提案は「メキシコにとって現実的な脅威だ」と批判した。
トランプ氏“国境の壁”めぐり食い違いも 9/1
アメリカ大統領選挙の共和党候補トランプ氏が、メキシコの大統領と会談。注目の国境沿いの壁の建設をめぐって双方の説明が食い違う結果となった。
トランプ氏“国境に壁を建設”改めて強調 9/1
アメリカ大統領選挙で、共和党のトランプ候補は先月31日、メキシコ大統領との会談後、移民政策について演説し、改めてメキシコ国境沿いに壁を建設すると強調した。
 2016/8
トランプ氏「『イスラム国』オバマが創設」 8/11
米大統領選で共和党のトランプ候補は10日、フロリダ州で行った演説でオバマ政権の外交政策を批判。中東政策について「オバマ大統領が状況をめちゃくちゃにした」と批判した上で、過激派組織「イスラム国」について「オバマ大統領が創設した」などと述べた。
トランプ氏が経済政策発表 大規模減税やTPP離脱  8/9
米共和党大統領候補の不動産王、ドナルド・トランプ氏(70)は8日、自動車産業の集積地、中西部デトロイトで演説し、法人税の最高税率を現行の35%から15%に引き下げるなど大規模減税を柱とする経済政策を発表した。環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)に関しても「自動車産業にさらに大きな災難をもたらす」として、離脱の意向を重ねて表明した。
トランプ氏は税制改革に関し、法人税率の引き下げのほか、育児費用の全額税控除▽所得税率を現在の7段階から3段階に簡素化▽相続税の廃止−などを主張。演説で、トランプ氏は「レーガン元大統領による税制改革以来、最大の税制革命をもたらすことになる」と述べた。また、「グローバリズムではなくアメリカニズムが私たちの新たな信条となる」と語り、米国第一主義を基本として自由貿易協定を見直す考えを強調。
TPP加盟については、北米自由貿易協定(NAFTA)、中国の世界貿易機関(WTO)加盟、米韓自由貿易協定に次ぐ米国民への「裏切り」になると主張。「クリントン氏に投票することは、TPPやNAFTAに賛成するのと同じだ」と訴えた。トランプ氏は数週間以内に詳細な政策を発表するとしている。
これに対し、クリントン氏は8日、南部フロリダ州での演説で「大企業や富裕層のために大減税をしようとしている」と述べ、トランプ氏を批判した。
 2016/7
トランプ氏、副大統領候補を“お披露目” 7/17
米大統領選の共和党の事実上の候補トランプ氏が16日、副大統領候補に選んだインディアナ州知事のペンス氏とともに初めて記者会見を行い、党の結束を呼びかけた。2人は週明けからの党大会で候補に正式に指名されることになる。
クリントン氏訴追見送りへ トランプ氏批判 7/6
クリントン氏が国務長官時代に私用のメールアドレスを公務に使っていた問題で、FBIが訴追しない方針を示したことについて、共和党のトランプ氏は「みんなクリントン氏は有罪と思っている。訴追されないなんてありえない」と激しく批判。
 2016/6
トランプ氏酷評「クリントン氏はウソつき」 6/23
米大統領選で事実上の共和党候補となったトランプ氏が22日の演説で、民主党のクリントン前国務長官を「世界有数のウソつき。気質も判断力も能力もなく、大統領になるべきではない」などと酷評。演説では批判に終始し、具体的な政策はほとんど示さなかった。
“トランプ大統領”で日本は…ブレーン語る 6/10
アメリカ大統領選挙で、事実上の候補となったトランプ氏。日本との外交政策をどう考えているのか。ブレーンの一人でトランプ氏の外交アドバイザー、ワリド・ファレス氏がNNNの取材に答えた。
トランプ氏腹心“対日強硬要求”の真意語る 6/4
アメリカ大統領選挙で事実上の共和党の候補となったトランプ氏の腹心がNNNの取材に答え、日本に強硬な要求を繰り返すトランプ氏の真意を説明した。
 2016/5
トランプ氏「いつでも日本立ち去る用意を」 5/30
米大統領選挙で共和党の事実上候補であるトランプ氏は29日、退役軍人らに「今後も日本を守っていければいい。しかし、いつでも立ち去れるよう用意もしなくてはならない」などと演説。また日本は米軍の駐留費用負担を増やすべきとする持論を改めて強調した。
“真珠湾の言及なし”トランプ氏が批判 5/29
米大統領選で共和党の事実上の候補であるトランプ氏は28日、オバマ大統領が日本滞在中、真珠湾攻撃について言及しなかったと自らのツイッターで批判した。戦争で亡くなった軍人を追悼する祝日を30日に控え、退役軍人などを意識した発言とみられる。
トランプ氏が攻撃「クリントン氏は不誠実」 5/26
米大統領選で民主党支持率トップのクリントン前国務長官が、在任中に公務で私用のメールアドレスを使っていたことが国務省の指針に反していたとする報告書がまとめられたことに、共和党の事実上の候補トランプ氏が「クリントン氏は不誠実だ」と攻撃した。
銃所持の権利守る…トランプ氏が改めて強調 5/21
アメリカ大統領選挙の争点の1つである銃規制について、共和党の事実上の候補者トランプ氏は20日、銃を所持する権利を守る考えを改めて示した。
米朝直接対話を…中国、トランプ氏発言支持 5/18
中国外務省の報道官は、トランプ氏が金正恩委員長と会う意思があると発言したことについて、「中国は米朝双方の直接対話と、意思疎通を支持する。これは利益になることだ」と述べ、トランプ氏の発言を支持した。
トランプ氏「北・金委員長と話をする…」 5/18
米大統領選挙で共和党の事実上の候補・トランプ氏は17日、北朝鮮政策についてたずねられ、金正恩委員長と会う意思を示した。米政府の方針とは異なる発言のため波紋を広げそうだ。また、北朝鮮と関係が深い中国にも圧力をかけると述べた。
 2016/4
トランプ氏「大統領らしく振る舞うつもり」 4/22
米大統領選挙に立候補している共和党のトランプ氏は21日、NBCテレビの番組に出演し「適切な時期がくれば大統領らしく振る舞うつもりだ」などと強調した。また女性を蔑視しているとの批判に対しても釈明するなど、指名獲得を意識した発言が目立った。
トランプ氏“日本の核保有容認はうそだ” 4/12
米大統領選の共和党候補者選びでトップを走るトランプ氏は11日、日本の核兵器保有を認めていると報じられたのはメディアによるうそと主張。その上で「日本が大好き。防衛してもいい」と強調したが、駐留米軍の費用をさらに負担すべきとの持論も繰り返した。
トランプ氏敗北確実に “中絶”発言に批判 4/6
米大統領選の候補者選びは5日、中西部ウィスコンシン州で行われ、共和党でトップを走るトランプ氏が敗北確実となった。理由は「人工妊娠中絶をした女性は罰せられるべき」との発言に批判が高まったこと。決着が7月の党大会にもつれ込む可能性も高まる。
トランプ氏“もっと払え”対日の持論を展開 4/4
米大統領選挙の候補者選びで共和党のトップを走るトランプ氏が3日、在日米軍に関する日本の費用負担が不十分だとの持論を改めて繰り返し、「日本はアメリカに数百万台の車を売って大もうけしているじゃないか。『もっと払え』と言いたい」と話した。
 2016/3
「日本は米軍の駐留経費もっと払うべき」 3/31
アメリカ大統領選挙の候補者レースで共和党のトップを走るトランプ氏は30日、「日本はアメリカ軍の駐留経費をもっと負担すべきだ」と改めて主張した。一方で、これまで繰り返してきた日本の核保有については明言を避けた。
選対トップ訴追でトランプ氏反論「不当だ」 3/30
米大統領選候補者レースで共和党のトップを走るトランプ氏の選対本部長・ルワンドウスキ氏が29日、女性記者を暴行したとして訴追された。トランプ氏は「不当な決定。記者が私の腕をつかんだから引き離そうとしただけ」と話し、解雇するつもりはないと強調。
「米軍撤退も」トランプ氏に国務省が不快感 3/29
米国務省のカービー報道官は28日、共和党の不動産王トランプ氏が日本から米軍を撤退させる可能性を示したことに「日本との安全保障条約に変わりはない」と強調した。日本との同盟関係の見直しにも言及しているトランプ氏に不快感を示した形。
トランプ氏 在日米軍撤退の可能性示す 3/27
米大統領選候補者争いで共和党トップを走る不動産王トランプ氏が日米安保条約は「米国が攻撃を受けても日本は助けにこない事が問題」と主張。「日本が負担を増やさなければ米軍を撤退させるのか」との問いに、「喜んでではないがそれもいとわない」と述べた。
「イスラム国」に核兵器使用も…トランプ氏 3/24
米大統領選の候補者レースで、共和党で支持率トップの不動産王トランプ氏は22日、米メディア「ブルームバーグ」とのインタビューで、「イスラム国」に対する軍事作戦で核兵器を使用する可能性があるのかと問われ、「あらゆる可能性を排除しない」と答えた。
トランプ氏“水責めを超える手段”で尋問を 3/23
米大統領選に共和党から立候補しているトランプ氏が、テロの容疑者には「水責めを超える手段」で尋問を行うべきだと主張。オバマ政権は禁止していて、独自の主張が波紋を広げる可能性も。トランプ氏はかねて水責めによる尋問を復活させるべきだと論じてきた。
TV討論会 トランプ氏問題発言に批判集中 3/11
米大統領選で共和党のテレビ討論会が行われ、候補者争いのトップを走るトランプ氏の新たな問題発言に批判が集まった。トランプ氏は討論会前日のインタビューで「イスラム教徒はアメリカを嫌っている」とし批判を浴びていたが、討論会で発言を撤回しなかった。
「メキシコとの間に壁」メキシコ大統領反論 3/8
「メキシコとの間に壁を作る」などと主張する米大統領選候補者のドナルド・トランプ氏について、メキシコのペニャニエト大統領は7日、「そんな計画はない」などと反論。一方で次期大統領にどの候補者が選ばれても対話を軸に共通の問題解決へ努力するとした。
 2016/2
トランプ氏2連勝「偉大なアメリカを再び」 2/22
アメリカ大統領選挙の候補者レースは20日、第3戦が行われ、民主党はクリントン前国務長官が勝利、一方の共和党は、不動産王のトランプ氏が勝利した。2連勝となったトランプ氏、共和党の戦いの行方について、現地から田口舞記者が報告する。
トランプ氏発言をローマ法王が批判 2/19
米大統領選挙の候補者トランプ氏が移民政策をめぐり壁を建てるなどと過激発言を繰り返していることに、ローマ法王のフランシスコ法王は18日、「キリスト教徒ではない」と批判。これに対し、トランプ氏は「人の信仰を疑うなんて恥ずべき」と反論した。
トランプ氏「死にそうでも投票へ」米予備選 2/9
米大統領選挙で、各党の候補者を絞り込む「予備選挙」の2戦目が9日、ニューハンプシャー州で行われる。共和党の戦いで初戦を落とした不動産王トランプ氏にとっては負けられない戦いで、「何が何でも投票に行かなければならない」などと支持者に訴えている。
 2016/1
トランプ氏“6億円出せばテレビ出演する” 1/30
米大統領選挙で、共和党のテレビ討論会を欠席した不動産王のトランプ氏が、主催テレビ局に出席条件として6億円を自身の慈善事業に寄付するよう求めていた。結局、同氏は討論会と同じ時間に退役軍人のための集会を開き、局に要求した以上の額を集めたという。
女性司会者が嫌…トランプ氏が討論会欠席 1/28
米大統領選で候補者を絞り込む予備選挙まで1週間を切る中、共和党支持率トップのトランプ氏が、直前のテレビ討論会を欠席すると表明。去年8月のテレビ討論会でトランプ氏の女性蔑視発言で厳しい質問をした女性司会者が、司会を務めることに反発している。
オバマ大統領、国民に「米国の団結」訴える 1/13
アメリカのオバマ大統領は任期中最後の「一般教書演説」を行った。銃規制の強化やテロ対策への決意を示すとともに、今年行われる大統領選挙をふまえ、国民の一致団結を訴えた。
 2015
クリントン氏、トランプ氏の発言「差別的」 2015/12/20
来年のアメリカ大統領選挙を前に19日、与党・民主党の候補によるテレビ討論会がニューハンプシャーで行われ、支持率トップのクリントン氏は、イスラム教徒の入国禁止などを主張する、野党・共和党の候補トランプ氏の発言を批判した。 
トランプ氏「イスラム教徒を入国禁止に」 12/8
来年の米大統領選で、野党・共和党の候補として支持率トップのトランプ氏は7日、カリフォルニア州での銃乱射事件を受け、全てのイスラム教徒を米国に入国させないよう訴えた。これに対し民主党の大統領候補・クリントン氏は「米国を分断する考えだ」と非難。
トランプ氏“日米同盟を維持”初めて示す 8/28
来年の米大統領選にむけた共和党候補者レースでトップを走り、これまで日本に批判的な発言を繰り返してきたドナルド・トランプ氏が、日米安保条約の改定は考えていないことを明言し、現在の良好な日米同盟関係を維持したいとの考えを初めて示した。
共和党で初討論会 トランプ氏が持論を展開 8/7
来年のアメリカ大統領選挙に向けて、野党・共和党が6日、初めての討論会を開いた。支持率トップで不動産王として知られるドナルド・トランプ氏は、「(メキシコから)殺人、犯罪、麻薬が流入している。すぐに壁をつくる必要がある」などと持論を展開した。
トランプ氏「メキシコ国境に万里の長城を」 7/24
来年のアメリカ大統領選挙に共和党から出馬を表明し、差別発言などで物議を醸している不動産王ドナルド・トランプ氏が23日、再び持論を展開。テキサス州のメキシコとの国境の町を訪れ、「ここには絶対に、長城がなければならないんだ」と発言した。
大統領選候補トランプ氏 差別的発言で波紋 7/10
来年の米大統領選の争点の一つである「移民政策」を巡り、野党・共和党の候補者で「不動産王」として知られるドナルド・トランプ氏が、「メキシコはアメリカに問題を起こす人を送りこんでいる」などと発言。抗議集会が行われるなど波紋を呼んでいる。 
 
実は意外とまとも!? 「トランプ大統領」の経済政策構想をよむ  2016/9/15
レーガン大統領との共通点
トランプ候補は9月15日、ニューヨークのエコノミッククラブの講演会で、自身の経済政策の構想を明らかにした。
この講演によると、トランプ候補は、レーガン以来の大型減税と各種規制緩和、および貿易政策をテコに、10年間で2500万人の雇用を創出し、年平均で実質3.5%成長を実現させる政策を実施すると言及した。
このうち、大型減税のメニューとしては、以下の3点を挙げている。
1 法人税の大幅減税(最高税率を現行の35%から15%へ)
2 所得税の税率適用区分の簡素化(現行の7段階から3段階へ)と税率の大幅引き下げ(12%、25%、33%の3段階へ)、および各種控除の拡充(子育て費用)
3 相続税の廃止
一方、規制緩和に関しては、現在、オバマ大統領が推進している「パリ条約」にともなう環境政策の停止(クリーンパワープランを廃止し、石油、天然ガス、石炭の生産増をはかる)がその中心となっている。
さらには、ニューヨークでの講演では言及しなかったものの、従来から老朽化が指摘されてきたインフラ(道路、橋、鉄道、港湾など)の整備拡充や防衛関連支出の増大も公約に掲げている。
また、貿易政策では、TPPからの撤退と中国に対する圧力(中国を為替操作国に認定するともに、知的財産侵害や輸出補助金の廃止を中国政府に強く求める)を通じて、米国製造業の輸出を拡大させる政策を提案している。
トランプ候補の台頭は、1980年の大統領選でのレーガン候補の台頭(最終的には大統領選に勝利)と比較されることが多いが、経済政策構想(レーガノミクス)においてもよく似ている部分が多い。
その理由は明らかである。
レーガン氏が台頭してきた1980年は、米国経済がスタグフレーションに苦しんでいた時期であった。その中で、新政権に求められた経済政策は、著しく低下した生産性、および潜在成長率を押し上げることであった。
そしてレーガン大統領が推し進めた経済政策である「レーガノミクス」も、減税と規制緩和を通じて、主に製造業の生産性を上昇させ、米国経済の潜在成長率を押し上げるものであった。
また、当時は、米国の貿易収支、及び経常収支の赤字が急激に拡大し始めた局面であり、保護貿易的な貿易政策もやや強まった(自動車産業などで日米貿易摩擦が強まったのもこのころである)。 
極めて強力な「ケインズ効果」
今回の大統領選でも、リーマンショック後、「長期停滞」に入ったようにみえる米国経済の低成長が問題視されている。
1980年の大統領選当時と同様、米国経済はリーマンショックという未曾有の金融危機を3度にわたるFRBの量的緩和(QE)政策によって克服したものの、その後の成長率はリーマンショック以前に比べ低い状況が続いている。
例えば、リーマンショック後の2010年から2015年にかけての実質GDP成長率の平均は約2.2%で、2000年から2007年までの平均である2.7%から0.5%程度低下している(リーマンショック前までの米国の潜在成長率は約2.8%というのがコンセンサスであった)。
リーマンショック後の米国経済の長期停滞を打破するために、「パパブッシュ」以降の大統領にない強いリーダーシップを求める米国民が数多く存在するというのが現在の米国の実態であり、これがレーガン大統領誕生前の状況と似ていなくもないということなのだろう。
また、レーガン大統領の就任期間には、旧ソ連との緊張が高まり、防衛関連支出の急増から米国の財政赤字は拡大したものの、それがケインズ効果をもたらし、米国経済は回復した。
さらにいえば、当時の防衛関連の投資拡大が、旧ソ連崩壊にともなう民間部門へのスピンオフによって、90年代後半の「IT革命」の素地を作ることにもなった。
CRFB(Committee for a Responsible Federal Budget、米政府の財政政策をモニターするNPO法人)の試算によれば、もし、トランプ候補が大統領に選出され、彼の構想どおりの経済政策が実施された場合、10年後に歳出は、対GDP比で22%まで拡大する。
その一方で、歳入は対GDP比で13%にまで縮小し、結果、財政赤字の対GDP比は9%に拡大すると予想されている(ちなみに2015年度はそれぞれ、20.5%、18%で財政赤字の対GDP比は2.5%)。
すなわち、このことは、トランプ候補が大統領選に勝利し、以上のような経済政策が実施された場合、従来の経済政策の枠組みが大きく転換することを意味する。
各種メディアの報道によれば、このようなトランプ候補の経済政策によって、トランプ氏が主張する「実質3.5%成長」を実現させるのは難しいと考えるエコノミストが少なからず存在するようだ。
だが、インフラ整備や防衛関連を中心とした歳出増と、法人税、所得税の減税の組み合わせが、極めて強力な「ケインズ効果」をもたらすことは間違いないのではなかろうか。
さらに、日本では、様々な困難を乗り越えてようやく交渉妥結にまで持ち込んだTPPをトランプ候補が反故にしようとしていることから「保護貿易主義者」というレッテルを貼っているようだが、これは正確ではない。
トランプ候補は、地域間の貿易協定としてはNAFTA(北米自由貿易協定)を重視し、世界貿易ではWTOの枠組みを利用して自由貿易を維持するとしている。貿易に対する過度な悲観論は不要と考える。要は米国(特に製造業)が不利になるような貿易交渉は反故にするということなのだろう。
トランプ氏の主張がメインストリームに
ところで、興味深いことに、このようなトランプ候補の経済政策は、最近のマクロ経済学の流れとほぼ軌を一にする点に注意する必要がある。
最近のマクロ経済学では、「長期停滞」を脱する経済政策として、金融緩和よりも財政拡大を重視する動きが強まってきている(これは、金融緩和が必要ではないという意味ではない)。
その意味で、インフラ投資の拡大を掲げるトランプ候補の主張は、「長期停滞」に対する処方箋として有効となる可能性がある(クリントン候補もインフラ整備のための公共投資拡大を政策の一つとしているため、来年以降の米国では、財政支出拡大による景気浮揚が実現する可能性が高まっている)。
さらに、世界的な長期金利低下の一因として、緊縮財政路線による国債発行量の減少にともなう「安全資産」の相対的な不足を指摘する研究も出てきている(いわゆる「Safety Trap」の議論)。
前述のように、トランプ候補は思い切った減税を実施する意向でもあるので、税収も大きく減少する見込みだ。そのため、インフラ整備等の公共投資拡大は国債発行増によって賄われる可能性が高い。
トランプ氏の提唱する財政拡大政策によって米国経済の長期停滞を克服することができれば、米国債は世界随一の安全資産として世界中の投資家に選好されることにもなるだろう。
その一方で、富裕層に有利なように見える所得税改革やオバマケア廃止の方針など、所得格差是正のための所得再分配政策にはいまひとつ消極的な印象がある(貧困家庭に対する救済援助も廃止の方針だと伝えられている)。
トランプ氏はビジネスマンとして、自ら大成功を切り開き、また、数回にわたるビジネス的な試練も自助努力で切り抜けてきた人物だけに、労働のインセンティブにネガティブな影響をもたらしかねない所得再分配には、それほど賛意を持っていないのかもしれない。所得再分配政策の是非が、今後の大統領選の大きな争点になっていく可能性もある。
いずれにせよ、トランプ候補は、その過激な言動ばかりが注目されているが、仮に彼が勝利するようなことがあれば、彼の経済政策が、今後のメインストリームになるという可能性を秘めているので、注意が必要である。
 
反対デモ

 

続く「トランプショック」、全米で反対デモ 
 トランプタワー近くには数千人集まる
アメリカ大統領選挙で勝利したトランプ氏は、9日、姿を見せなかった。トランプ氏への期待と不安が入り交じる中、大統領就任に反対するデモが全米各地で起きる事態になっている。
トランプ氏は9日、自宅のあるトランプタワーで一日を過ごしたものとみられ、姿を現すことはなかった。勝利宣言では国民に対して団結を訴えたトランプ氏だが、これまで主張してきた不法移民やイスラム教徒などへの厳しい姿勢が招いた国民の分断は解消されていない。
ニューヨークのトランプタワー近くでは9日夜、反トランプ派の人々による数千人規模のデモが起きた。
デモ参加者「トランプ氏は良識・まともな考えの全てに反している。彼には投票していない。この国のリーダーにふさわしくない」
参加者はトランプ氏について「我々の大統領ではない!」「差別主義者だ」などと叫び、選挙結果を受け入れられないとしている。
また、ワシントン市内にあるトランプ氏が経営するホテルの前でも若者が集まり、「トランプ氏の考え方は差別的だ」などと非難した。
デモ参加者「トランプ氏は選挙に勝ったが、これは私のアメリカではない。彼は私たちのあるべきアメリカの姿を代表していない」
トランプ氏への期待と不安が入り交じる中、こうした「反トランプデモ」はサンフランシスコやシカゴなど全米規模で起きている。
一方、敗れたクリントン氏は9日、ニューヨーク市内で敗北を認め、若者にメッセージを残した。
クリントン氏「挫折はつらいが、信念のために戦うことは価値があると信じ続けてほしい」
そして、トランプ氏に次のバトンを渡すオバマ大統領は、10日にトランプ氏をホワイトハウスに招き、政権の移行に向けて話し合う。
オバマ大統領「政権の平和的移譲は民主主義のすばらしさの一つだ。これからの数か月、我々は世界にそれを見せていく」
またオバマ大統領は、「この国には他人を尊重することが必要だ」などとトランプ氏への注文も忘れなかった。
トランプ氏は、オバマ政権からの大幅な方針転換をはかるとみられていて、具体的にどのような政策を打ち出していくのかが注目されている。 
クリントン敗北で憤るセレブ達、レディー・ガガは抗議デモ「愛は嫌悪に勝る」
来日中の11月4日に『NEWS ZERO』(日本テレビ系)に出演し、ヒラリー・クリントン支持を公言していたアメリカの歌手レディー・ガガ。大統領選の結果が出た後、ドナルド・トランプ氏の自宅があるニューヨークのトランプ・タワー前で抗議デモを行ったようだ。
「気温10度の寒空の下、肩と背中を大きく露出した格好で、手には「Love trumps hate」(愛は嫌悪に勝る)と書かれたプラカード。投票直前の7日深夜、ノースカロライナ州で行われた選挙集会でクリントン氏が叫んだ決めゼリフでバッシング。「トランプが嫌い」と連呼して車で走り去った。」
レディー・ガガはこの抗議の様子をSNSにアップ。投票が始まる前、レディー・ガガはヒラリー・クリントン氏の支援者集会に現れて聴衆に向けてスピーチするほどクリントン支持を強く表明していた。
他にもマドンナ、ケイティ・ペリー、シェール、ジェニファー・ロペスといったヒラリー・クリントン氏の支持を表明していた名だたる女性アーティストがSNSなどを通じて選挙結果を受けての声明を発表している。
「トランプ氏が勝ったら木星に移住すると語っていた米ベテラン歌手で女優のシェールは、「世界は決してこれまでと同じではない。若者を気の毒に思う」とツイッターに投稿。米国からの移住については言及しなかった。クリントン氏の選挙集会で何度もパフォーマンスを披露したペリーは、「じっと座っていてはだめ。嘆いてはだめ。動きましょう。私たちは憎しみに率いられるような国民ではない」と述べた。マドンナは、「新たな火が灯った。決してあきらめない。決して敗北を認めない」とツイッターに投稿した。」 
「私の大統領じゃない」――トランプ氏選出に各地で抗議デモ
米大統領選で共和党候補のドナルド・トランプ氏が次期大統領に選出されたことを受け、米国のいくつかの都市で9日、大規模な抗議デモが発生した。デモ参加者たちは、トランプ氏を批判するスローガン「私の大統領じゃない」と叫んでいた。同じスローガンはソーシャルメディアでも拡散されている。
ニューヨーク市では、トランプ氏が住むビル「トランプ・タワー」の周辺に何千人もの人々が集まり、移民や同性愛者の権利、人工妊娠中絶の権利をめぐるトランプ氏の政策に反対する声を上げ、行進した。これに先立ち、警察はニューヨーク中心部の5番街に面するトランプ・タワー周辺にコンクリートの防御壁を設置するなど安全確保の措置を取った。トランプ氏の政権移行チームは同ビルの中に拠点を置くとみられている。
ロサンゼルスでは、抗議デモによって市近郊の主要な高速道路が封鎖されたと地元メディアが報じた。
シカゴのトランプ・タワー周辺では、デモ参加者が「ノー、トランプ、ノー、KKK(白人至上主義団体「クー・クラックス・クランの略称)、ノー、ファシストの米国」などと繰り返しながら、ビルへの入り口を塞いだという。
一部の抗議デモでは米国旗が焼かれた。オレゴン州ポートランドでは、デモ参加者が高速道路を封鎖した。抗議デモはフィラデルフィアやサンフランシスコなどでも行われた。 
「トランプショック」続く 全米で反対デモ
アメリカ大統領選挙で勝利したトランプ氏は、9日、姿を見せなかった。トランプ氏への期待と不安が入り交じる中、大統領就任に反対するデモが全米各地で起きる事態になっている。
トランプ氏は9日、自宅のあるトランプタワーで一日を過ごしたものとみられ、姿を現すことはなかった。勝利宣言では国民に対して団結を訴えたトランプ氏だが、これまで主張してきた不法移民やイスラム教徒などへの厳しい姿勢が招いた国民の分断は解消されていない。
ニューヨークのトランプタワー近くでは9日夜、反トランプ派の人々による数千人規模のデモが起きた。
デモ参加者「トランプ氏は良識・まともな考えの全てに反している。彼には投票していない。この国のリーダーにふさわしくない」
参加者はトランプ氏について「我々の大統領ではない!」「差別主義者だ」などと叫び、選挙結果を受け入れられないとしている。
また、ワシントン市内にあるトランプ氏が経営するホテルの前でも若者が集まり、「トランプ氏の考え方は差別的だ」などと非難した。
デモ参加者「トランプ氏は選挙に勝ったが、これは私のアメリカではない。彼は私たちのあるべきアメリカの姿を代表していない」
トランプ氏への期待と不安が入り交じる中、こうした「反トランプデモ」はサンフランシスコやシカゴなど全米規模で起きている。
一方、敗れたクリントン氏は9日、ニューヨーク市内で敗北を認め、若者にメッセージを残した。
クリントン氏「挫折はつらいが、信念のために戦うことは価値があると信じ続けてほしい」
そして、トランプ氏に次のバトンを渡すオバマ大統領は、10日にトランプ氏をホワイトハウスに招き、政権の移行に向けて話し合う。
オバマ大統領「政権の平和的移譲は民主主義のすばらしさの一つだ。これからの数か月、我々は世界にそれを見せていく」
またオバマ大統領は、「この国には他人を尊重することが必要だ」などとトランプ氏への注文も忘れなかった。
トランプ氏は、オバマ政権からの大幅な方針転換をはかるとみられていて、具体的にどのような政策を打ち出していくのかが注目されている。 
これがアメリカの真の姿だった 「分断」を選び、衰退の道へ
「ビジネス・アズ・ユージュアル(平常通り開業)」というのが、私が住むニューヨークのスタイルだ。大停電になっても、ハリケーンが来ても、テロ攻撃があっても、「前に進む」ことを、ニューヨーカーは誇りにしてきた。
ところが、ドナルド・トランプというニューヨーカーの1人が、アメリカ合衆国大統領になることが決定した11月8日夜、そしてその翌日でさえ、ニューヨーカーは、クールさを失っていた。9日夜は、トランプ大統領に反対するデモまで起きた。選挙の結果は覆せない。ニューヨーカーとしては、常軌を逸している。
8日の夜中、ヒラリー・クリントン陣営が勝利集会を予定していたコンベンション・センター(ガラスで作られていて、女性の昇進を阻むガラスの天井を破ることを象徴しようとした)で、若い女の子が、すすり泣きながら抱き合っていた。数人の報道カメラマンが寄ってきて、2人の姿を撮影し続けたが、彼女たちは泣き続けた。
ホットドックやピザの包み、空き缶に混じって、クリントン陣営が配った小さな星条旗でさえ、捨てられていた。米国人がそんなことをするのは、信じられない、と思っていたら、ゴミを回収する黒人のおじいさんが、無言で星条旗を拾い集め、自分のジーンズのポケットに差し込んでいた。
近所のバーに行くと、バーテンダーや友人が、私を見て、次々に無言で長いハグをしてきた。
「デモクラシー(民主主義)とアメリカの終わりに」と皆が何度も、グラスを上げた。
しかし、そうなのだろうか。選挙結果は、デモクラシーそのものだ。
9日朝、通りに出た途端、今年夏や投開票日直前に周った中西部や南西部で出会った保守的な人々のことを急に思い出した。彼らこそが、アメリカの「真の姿」だったと――。
私が2回の旅で、フォトグラファーとともに計約5000キロのロードトリップをしたきっかけは、ドキュメンタリー監督のマイケル・ムーアのコラム「トランプが勝つ5つの理由」だ。ざっくりまとめると、中西部ミシガン州生まれのムーアは、中西部の有権者がどう行動するか知り尽くしている。彼らは、真に怒っている。彼らこそ、都会に多い軟弱な民主党支持者と違って、投票日に雨が降ろうが槍が降ろうが、何時間でも列に並んで、現状を変えてくれる頼みの綱で「アウトサイダー」のトランプに投票するという内容だ。
これを読んで、中西部に行こうと思った。また、投票率が低いとクリントンには痛手になるだろうとおぼろげに思っていた。
クリントン集会で、巨大スクリーンで見守っていた開票速報では、ウィスコンシン、ミシガン、オハイオ、アイオワといった、2012年にオバマ大統領が勝利した中西部の州が、次々と共和党の赤い色に変わっていった。
「ここでクリントンが勝てなければ、彼女が勝てる見込みは非常に薄くなります。ガラス張りでできた勝利集会会場に彼女が行くことは、間違っていると言えます」と、テレビ解説者が言って、地図の中西部の州をペンで丸く囲った。
「ラスト・ベルト!」と、独り言が出てしまった。それらの州は、製造業が去って斜陽の街が多い「ラスト・ベルト(サビのベルト地帯)」、そしてムーアが指摘していた「怒っている」白人有権者が多いエリアと完全に一致していた。
私が住むリベラルな大都会ニューヨークは、たまたま全米から夢の実現と富をものにしようという、人生に対する意識が「エリート」の人が集まってきている。近所のお金がないヒップスターと呼ばれる若者たちでさえ、アパートを出る時は洒落た格好をしている。新聞広告や街の看板は、現実離れをした美しいモデルやハリウッド俳優の写真に溢れている。夕方には、新しいレストランはみな制覇するつもりでいる若者やビジネスパーソンが、どっと通りに出てくる。
そしてたまたま、過去8年間、オバマ大統領とミシェル夫人という美男美女、そして黒人の夫婦が、ホワイトハウスに住んでいた。2人とも歌って踊れて、スタイルも良く、何よりも黒人であるということで、白人以外の市民に何らかの安心感を与えていた。しかし、それは「バブル」だった。アメリカは、そんな格好のいい国ではない。
半径500キロにたった一軒の妊娠中絶ができる病院を経営していて、銃殺された医者が住んでいた街、バーで選挙の話を聞こうとしたら白人の客に怒られた街、 年金が半分になるため就職活動をしている退役軍人、小さなトウモロコシ畑を自慢にしている農家の男性、本物のカウボーイ、「ノアの箱舟」を信じているキリスト教原理主義の人々。彼らこそが、今回の選挙の「立役者」だった。
中西部、南西部の旅は、全米を歩き回って、自分の足で稼いだ経験をもとに「トランプ勝利」を予言したマイケル・ムーアを少しだけ追いかける旅だった。
投開票日前の選挙集会で、クリントンはこう訴えていた。
「この国を分断し、間違った方向へ導くのがいいのか。この選挙は、『分断』なのか、『統一』なのか、どちらを選ぶのかという選挙だ」
「私は、この選挙がいかに怒りに満ちたものだったか振り返ると、深く後悔している」
しかし、この国の約半分の有権者は(得票は、クリントンがわずか20万票上回った)、「分断」してもいいから、自分たちの生活を良くしてもらいたいという望みを託した。
トランプは、勝利宣言で、こう言った。
「分断を縫い合わせていく」
トランプは子供時代、新聞配達をしていたが、雨の日は、父親の運転手付き車で配達をしていた。トランプタワーに住み、トランプステーキとトランプワインをたしなみ、中西部の人々とはかけ離れた生活をしてきた。彼らとのギャップがどう埋められるのか、お手並み拝見だ。
ここまで書いたところで、友人がフェイスブックで「2018年中間選挙で下院を(民主党多数に)戻そう」というページをシェアしていた。「ビジネス・アズ・ユージュアル」が戻ってきてはいる。 
「トランプが勝つ5つの理由」 マイケル・ムーアは正しかった
「人生で、自分が間違っていてほしいとここまで強く思ったことは、これまで一度もない。」
政治や社会問題に鋭く斬り込むことで知られるドキュメンタリー映画監督マイケル・ムーアは、今年7月、早々と、自分のウェブサイトに、ドナルド・トランプの当選を予測するエッセイを投稿している。筆者も当時それを読み、なかなか説得力があるなと思いながらも、ムーアがエッセイの中で指摘するとおり、「でも、アメリカの大多数があの狂った男に投票するなんていうことは、やはりないだろう」と思っていた。
選挙が近づくにつれ、ヒラリー・クリントンを支持するセレブが次々に派手なイベントを行い、CMに出演して、ハリウッドはクリントン一色になる。討論会でのトランプの支離滅裂ぶりはジョークのネタになって「サタデー・ナイト・ライブ」は記録的視聴率を上げ、選挙前の数々の調査でもクリントンが多少なりともリードしていることが報道されて、選挙当日、ハリウッドの業界人は、クリントンのために祝杯を上げる気分でいっぱいだった。
そこへきて、この結果である。信じられない出来事に震えながらも、思い出してムーアの書いたエッセイを読み直してみると、彼が言っていたことは、すべて正しかったとわかった。
「悪いニュースを知らせる人になってしまうのは残念だが、昨年夏にも、僕は、ドナルド・トランプが共和党の指名を受けるとはっきり言ったよね。今、もっと悪いニュースを告げよう。この11月、ドナルド・J・トランプは、当選するよ。卑劣で、無知で、危険な、時に道化師、常に狂ったこの男が、僕らの次の大統領になるんだ」という文で始まるこのエッセイで、ムーアは、これを信じない人たちは「バブルに包まれている」と指摘している。人が家でXboxを使って投票できるならヒラリーが勝つだろうが、投票所に足を運んで、時には長い列に並ばなければいけない以上、それをやるのは、最も情熱的な投票者。選挙広告も、トランプの意味をなさない発言も、その人たちの心を変えることはできないのだと言う彼は、さらに詳しくトランプが当選する5つの理由を挙げている。
理由1 / 中西部のパワー
ムーアは、トランプが、ミシガン、オハイオ、ペンシルバニア、ウィスコンシンの4つの州に集中したキャンペーンを行うだろうと予測している。そこは、かつて工業地区として栄えた地域。「もし本当に工場を閉鎖し、メキシコに製造を移すなら、メキシコで作られた車がアメリカに送られてくる時、35%の税金をかけてやる」「iPhoneを中国で作るのをやめさせ、アメリカにそのための工場を作らせてやる」というトランプの言葉は、まさにここの住民が聞きたい言葉だったのだと、ムーア。彼はまた、「ここはイギリスのど真ん中と同じ。イギリスのEU離脱で起こったことが、ここで起こるのだ」とも述べている。
理由2 / 白人男のあがき
“絶滅しつつある白人男”という種族は、自分たちが見守る中で女性が台頭していき、自分たちの力が衰えてきていることに不満を感じているのだと、ムーアは言っている。「8年間も黒人男に命令されてきたと思ったら、次の8年は女の言うことを聞けというのかい?その次の8年はゲイかよ?そしてトランスジェンダー?その頃には動物にも人間と同じ権利が与えられていて、ハムスターが大統領になるんじゃないか?ここで止めなければ」と言うのが彼らの心境だと、ムーアは分析した。
理由3 / ヒラリーの問題
「ヒラリーがイラク戦争に賛成した時、自分は絶対に今後彼女には投票しないと決めた」と言うムーアだが、「ファシストが僕らの軍を率いる人になることを防がなくてはいけないので、僕は自分に対して結んだ約束を破る」と、消極的ながら、今度の選挙ではクリントンに投票すると宣言している。続いて、今回の選挙の最も大きな問題は「トランプではなくヒラリー」と断言。自分が選挙に勝つことだけを重視している彼女は、古い政治の象徴だとし、「若者は彼女が嫌い。ミレニアルが彼女には投票しないと僕に言ってこない日は、1日たりともない。民主党支持者ですら、この11月8日、オバマの時みたいに、あるいはバーニーの名前が投票用紙にあった時みたいに、興奮に満ちて投票所に出かけることはしないだろう」と述べた。
理由4 / 意気消沈したバーニー・サンダース支持者
まず、「サンダースの熱狂的な支持者たちがクリントンに投票しないというのは違う」と、自らもサンダースを支持していたムーアは言う。ただ、そこに、同じような情熱はない。「彼らはトランプに投票することはしない。もしかしたら第三政党に投票するかもしれないが、投票しない人も多いだろう」と予測(実際、サンダース支持者だったスーザン・サランドンやロザリオ・ドーソンは、クリントンではなく、第三政党に投票すると公言している)。クリントンが副大統領候補に年配の白人男性を選ぶという無難な策を取ったことも、若い人たちをさらに遠ざけることになったと、ムーアは分析する。
理由5 / ただ掻き回してやりたい
崩壊した政治システムに怒りを覚える人々は、「まるでパパとママを怒らせたいがためにりんごのカゴをひっくり返す子供と同じ」で、トランプに入れるのだとムーア。人は、操り人形を操る人になって、トランプを選び、それがどんなことかを見てみたいだけと彼は指摘した。「(彼に入れるのは)トランプに同意するからではない。彼のエゴが好きだからではない。そうできる力が、彼らにはあるというだけ」。ムーアはまた、90年代にミネソタでプロレスラーのジェシー・ベンチュラが州知事に選ばれた例を出し、「彼らがそうしたのは、そうできるから。それにミネソタの人はブラックなユーモアのセンスがある。ベンチュラに投票するのは、腐った政治に対する彼らなりのおふざけだったのだ。それと同じことが、トランプで再び起こる」と明言した。
「僕は、ここで書くことが実際に起きると信じている。それに向き合うために、まずは現実を認めなければならない。その後、もしかしたら、あくまでもしかしたらだが、僕らは、そのひどい状態から抜け出すための方法を見つけられるかもしれない」と、ムーアはこのエッセイで述べている。
そして今、この現実を認める以外に選択肢はない状況になった。ここから抜け出すための方法も、ムーアは予測してくれないだろうか。この次は、きっとみんな、彼の言うことに、より深い注意を払うはずだから。
 
発言 1

 

●日本に対する発言
2015年7月 / アリゾナで演説
日本の安倍、(米経済の)殺人者だが、やつはすごい。地獄の円安で、アメリカが日本と競争できないようにした。さらに、安倍は(駐日米大使の)キャロライン・ケネディを接待漬けにして(言うことを聞かせることで)、アメリカに打撃を与えた。
2015年9月 / エコノミストのインタビュー
(友人がキャタピラー社ではなくコマツのトラクターを買った話をして)友人がコマツのトラクターを買ったのは、円安ドル高のため、アメリカは日本と価格競争ができないからだ。機械の性能差ではない、このレベルの円安誘導では競争は不可能だ。
2015年8月 / MSNBCのテレビ番組「Morning Joe」に出演
日本から、何百万台もの車が、ひっきりなしに輸入されてくる。アメリカは、日本に何か買わせたか?牛肉を輸出した、だが日本は買いたがらない。これは貿易不均衡だ。
2015年9月 / エコノミストのインタビュー
(もし中国などが日本を攻撃したらどうするかという質問に)アメリカが一歩引いても、日本は自ら防衛できるだろう。日本は中国との戦争に勝ち続けた歴史がある。なぜ、アメリカは日本を守ってやっているのか?ご存知の通り、日米安保条約は心憎い。なぜなら、他国がアメリカを攻撃しても、日本はアメリカを助けなくてよい。なのに、他国が日本を攻撃したら、アメリカは日本を助けなければならない。
●移民問題に対する発言
2015年6月 / 大統領選出馬を宣言
(メキシコ移民について)メキシコは、ベストではない人々、問題があり、麻薬や犯罪を持ち込む人々を送り込んでくる。彼らは強姦魔だ、中には善良な人もいるかもしれないが。
(同じく大統領選出馬宣言時の発言)
(不法移民の流入防止のために)メキシコとの国境に「万里の長城」を建設し、メキシコにその費用を払わせる。
●イスラム教徒に対する発言
2015年11月 / NBCニュースに出演
(イスラム教徒をデータベースに登録すべきかという記者の質問に)絶対に実施する。データベース以外にも、いろいろなシステムを備えるべきだ。
2015年12月 / トランプ自身のサイトで出した声明
米当局が事態を把握できるまでの間、イスラム教徒をアメリカ入国禁止にすべきだ。
●過激な発言・暴言・失言
2015年11月 / アラバマ州の集会
(9.11に)ジャージーシティで何千もの人が、世界貿易センタービルの倒壊を見て喜んでいたのを、私はこの目で見た。
2016年1月 / アイオワ州の集会
たとえ私がニューヨーク5番街の真ん中でだれかを撃っても、選挙の票は失わない。
●ヒラリー・クリントンなど他の候補者や議員に対する発言
2015年4月 / ヒラリー・クリントンに対するトランプのTwitterでの発言(後に削除)
ヒラリー・クリントンが夫を満足させられていないなら、なぜ彼女は(自分が)アメリカを満足させられると思っているのか?
2015年7月 / 共和党大会
(捕虜経験のあるマケイン上院軍事委員長に対して)彼は英雄ではない。捕まったからこそ、英雄になったのだ。捕まらなかった人の方が、私はいいと思う。
2015年7月 / サウスカロライナ州で演説
(リンゼー・グラム上院議員から「間抜け」と呼ばれたことに腹を立て、グラム氏の携帯番号を読み上げる)これが(グラム氏の)正しい電話番号かは知らない。試してごらん。優柔不断なヤツだが、話し相手にはなるだろう。
2015年10月 / アイオワでの討論会
ベン・カーソンは超低エネ(全く活力がない)。アメリカには巨大なエネルギー(=トランプ)が必要だ。
●マヌケな発言
2015年3月 / (自身のスローガンについて)
「Make America great again」は私のスローガンだ。1年前に考えついて、使い続けている。みんなも使い、愛してくれてる。→ だが実は、このスローガンを最初に使ったのはレーガン大統領(1980年代)
●不動産王ドナルド・トランプの成功者としての名言
人生で、私が得意だと分かったことが2つある。障害を克服することと、優秀な人々が仕事でベストを尽くせるよう、やる気にさせることだ。
金持ちは、難しい問題を解決できるから金持ちなのだ。問題から成長することを学べ。
もし、仕事と遊びのバランスを取っているなら、それをやめることだ。そしたら、仕事がもっと(遊びのように)楽しくなる。
「あぁ、休みをとりたいなぁ」と思ったらその仕事はあなたに合っていない。理想的な仕事とは、仕事と休みの区別がつかないようなものである。睡眠時間が短ければライバルに勝つチャンスも増える。私のやり方は非常に単純でストレートだ。求めるものを手に入れるためには押し、押し、押しの一手だ。
幸運はそうしばしばやって来ない。来た時は必ず、その機を完全に活かせ、たとえ死ぬほど働くことになろうとも。幸運が来たら、謙遜したり臆してる場合じゃない。最大の成功を掴みに行く時なのだ。これが、「大きなことを考える」ことの本当の意味だ。
批判は簡単である、批判されない人はリスクを取らない人だと気づくことよりも。
成功者になった後の問題の一つとして、嫉妬と妬みは必ずついて回る。「人生の敗者」と私が分類する人々は、他人を邪魔することに達成感を見出す。彼らに真の能力があれば、私と闘ったりせず、建設的なことをするはずだ。
アンチや負け犬は認めたがらないが、ご存知の通り、私はかつらを着けていない。私の髪は完全ではない、だが私自身の髪だ。 
 
発言 2

 

●暴言・失言
「すべてのイスラム教徒のアメリカ入国を拒否すべきだ」 この発言後、与野党一体となっての非難の大合唱に包まれました。
「メキシコ人は麻薬や犯罪を持ち込む」「メキシコは問題のある人間を(米国に)送り込んでいる。彼らは強姦(ごうかん)犯だ」メキシコに対して「国境に万里の長城を造る」
「彼(マケイン氏)は戦争の英雄ではない。私は捕虜にならなかった人が好きだ」
「どわははは、世界は俺を中心に回っているんだ!」
グラハム議員(共和党)に対し「ばか」「間抜け」
「トランプさん、あなたはバットマンですか?」質問に対し、トランプ氏「そうだよ!」
「おい!そんな小汚い子供より、俺を先に助けろ!!金ならいくらでもやるぞ!!」
「あの顔を見てみろよ。だれがあんな顔の奴に投票するってんだ?」 共和党候補フィオリーナ氏に対してのコメント
「移民なんかくそくらえ」
「貴様ーーー!!俺を誰だと思ってるんだ!不動産王のトランプ様だぞ!!」
「世界同時株安は中国、お前らのせいだ!」
●名言
金持ちだけど、恋人がいない奴らを何人も知ってる。理由は金があってもちっとも魅力がないからだ。女性は魅力的な男を求めてるんだ。吸引力の話だよ。それから、尊敬できる相手であることもだな。(女性観について)
「仕事と遊びのバランスをとろうなどと思うな。それより仕事をもっと楽しいものにしろ」
あなたが今どんな職業に就いていようと、情熱的に取りくんでいれば奇跡は起きる。 正しい人物とめぐり会い、その人の目にとまるのだ。私は何度もそういう実例を見てきた。
『不当な扱いを受けたらやり返せ』『やり返す』ことは『目には目を』ではない!単なる『フェア』である。よし、ためらわずに反撃しよう。それは当然のマナーなのだ。すなわち『ウィンウィン』という奴だ。
運命の転換にどのように対処するかが、勝者と敗者を分ける。
日本人はウォール街でアメリカの会社を買い、ニューヨークで不動産を買っている。多分、マンハッタンを自分たちのものにしたいんだな。日本人と競り合っても勝てる見こみはない。どうみても彼らはこちらをコケにするためだけに法外な金額を払っているとしか思えない。
ネットワークビジネスが収入源として成り立ち、それなりの見返りが期待できることは既に立証済みだ。それが貴方にぴったりのやりがいのあるビジネスになる可能性もある。目覚しい成功談は、ディストリビューターの勤勉さと熱意、商品自体の適切さ、タイミングの良さなど。
いったん負けることによって、勝つための新たな戦術が見えてくることがある。
いろんな人間がいるけどできるだけ相手と仲よくすること、またフェアであること。
重要なのは自分の子どもを信頼することさ。オレの子どもたちはウォートン・スクール・オブ・ファイナンスで素晴らしい成績を修めた。オレも通った学校だ。ウォートンはビジネススクールでも最高だといわれている。(ファミリービジネスについて)
世の中に信じる者はいないと思え。この私でさえも絶対信じるな。(自分の息子へ)
成功は、特別の人ににしか解き明かせない神秘などでは決してない。
どうせ考えなるなら大きく考えろ。どうせ生きるなら大きく生きろ。もっと大きなディール(取引)をしなければならない。
心配するのは時間の無駄だ。心配は問題を解決しようとする私の邪魔になる。
経験と実績がない場合、エネルギーと情熱を売り込むべき。
私に言わせれば、タフであるためには、たくましさと頭の良さと自信を兼ね備えている必要がある。
「あぁ、休みをとりたいなぁ」と思ったらその仕事はあなたに合っていない。理想的な仕事とは、仕事と休みの区別がつかないようなものである。睡眠時間が短ければライバルに勝つチャンスも増える。私のやり方は非常に単純でストレートだ。求めるものを手に入れるためには押し、押し、押しの一手だ。
ルパート・マードックやスティーブ・ロス、ロン・ベレルマン、マーティ・デービスといった連中のタフさには敬服している。この人たちは当然成功するつもりでいるし、成功を収め続けるための方法を知り尽くしている。ビジネスが思うようにいかなくても、落ち込んだりしない。苦しい状況を好転させる力を持っている。
私はタフな男だということになっている。それも当然だと思うようにしている。実力者たちにお前の時代は終わりだと言われ、結婚生活は破たん寸前、おまけにビジネスでのプレッシャーも増して来れば、タフでなければやっていけない。
私にとって、お金は決して大きな動機ではなかった。スコアを付ける方法としてを除けば。真に刺激的なのは、そのゲームに参加することだ。我々は『大きなことを考えない理由』をあらゆる方法で考えなければならない 。 
 
 

 


 
2016/11
 
 
ドナルド・トランプの名言 

 

歴史上最悪の出来事が起こったのは、人々が自分の頭で考えるのをやめ、他人の考えを聞くようになり、さらには他人に追従するようになったときだった。それが独裁者の台頭を許してしまう。
成功への道を開く絶好の方法は努力と勤勉さ、そして上手くいかないことより上手くいっていることに目を向けることに尽きる。
一途にやり通せば必ず得るものがある。
品質と誠実さを基盤にビジネスを築くと、黙っていても売れるようになる。
人づての情報はあくまで人づての情報にすぎない。自分で情報源にあたろう。
権力は最大限の思いやりをもって使われたとき、最もその良さを発揮する。
私はひたすら歯を食いしばることで大きな挫折を何度も乗り越えた。屈することも諦めることも拒んだ。目的を曲げずにいれば、大きな成果が得られる。
私くらい長くやっていると、ありきたりの正直さがいかに貴重かがわかる。ビジネスマンとして、どんな局面も切り抜けられる強みとなる。
時として、慎重になりすぎることが最大のリスクになる。
多くを与えられた者は多くを期待される。
たとえ今トップの地位にいても、追う立場だという意識を持とう。その意識が洞察を深め、ビジョンに磨きをかけてくれる。
成功するには事前の計画が大切である。そしてその計画にこだわりすぎず柔軟に構えるのも同じくらい大切である。
自立した人が増えれば増えるほど、国全体が強くなる。
物事は見た目ほど頼りになるとは限らない。
あなたに最初にチャンスを与える人間はあなた自身でなければならない。
希望は生き残りにも成功にも大切である。運が味方してくれないときにも頑張れるのは希望のおかげだ。
最高の仕事をする人々は自発的で、生来の好奇心があり、次は何をしろと教えられる必要のない人々である。そういう人になれるよう努力しよう。
計画に入っていたにせよ、いないにせよ、寄り道したときにこそ面白いことが起きる。
損切りは早いに越したことはない。これは成功したければぜひとも覚えておくべきである。
人生は些事ではない。だから、これほど大切なものに自分を出し惜しみしてはいけない。
成功が成功を生むように、発見は発見を生む。質間とは探求する心である。
発見の喜びから生まれる熱意さえあれば、あなたのすることはすべて確実に今の成功や将来の成功への布石となる。
往々にして、事前にいくら調査しても、やってみなければ、どれほどの努力が必要かはわからないものだ。だから不屈の意志は絶対に必要である。
これまでに学んだ一番大事なことの一つが、目と耳を使って人の言動を観察することである。
楽な道はない。しかし、心から好きなことをしていれば、それほど苦労は感じないはずだ。
問題はあってあたりまえと思うことだ。問題が一転、あなたのプラスに働く場合もあるし、時には驚くような出来事が起こったりもする。
建設の仕事をしてきた経験からわかるのだが、問題は手を抜かずに取り組めば大幅に小さくなる。
どんな分野にも問題はつきものである。それなら、避けられないものにどう対処すべきか知っておいたほうがよい。
問題はチャンスになるかもしれない。物事に別の名前をつけたら、それに対する姿勢は驚くほど変わる。
何事もあたりまえと思うな。
最悪を予想しておくのが得策だ。そうすればいい意味で裏切られるからである。
毎日を「自分の将来のために大切な一日」、「生きているというだけで特別な日」だと考えれば、どれだけ生産的でエネルギッシュになれるか驚くことだろう。
問題を投げ出してはいけないが、考え込んでしまってもいけない。対処するのだ。問題とあなたと、どちらが主役なのか。姿勢を明らかにしたほうがよい。
私の持論は、仕事は真面目に考え、自分のことはちょっと不真面目に考えよ、である。楽しんで良い思い出を残す大事なコツだ。
怖がらずにチャンスに乗れ。楽しいことに尻込みするな。そのプロセスで他の多くの人たちも楽しんでくれるかもしれないのだから。
もうすべてやり尽くした、ベストを尽くしたとはゆめゆめ思ってはいけない。そんな考えは、安易にあなたの可能性を損なうだけだ。
感情的になってはいけない。感情が先に立てば、状況の理解を誤りかねない。必ずしも簡単なことではないが、客観性を心がけよう。
企業は常に利益を気にしていなければならない。でなければ長く事業を続けられないからだ。
仕事とはお金を稼ぐことである。これは基本だ。これがわかるのが早ければ早いほど、ビジネスとは何かを理解するのも早くなる。
あまり簡単に満足してはいけない。自分自身にも、何に対しても。たとえ逆風が吹いていても、歯を食いしばり、妥協しないでほしい。
安全地帯から踏み出してみよう。安全地帯とは別の呼び方をすれば現状への満足である。そこにいたら絶対に何も成し遂げられない。
情報を持たずにいい仕事はできない。教育や情報が欠けているとコントロールを失うリスクが大きくなる。
私は生活の場と仕事の場が同じビルの中なので、通勤時間はごく短く、渋滞に巻き込まれることもまれで、かなり時間の節約となっている。
何ものにもあなたの行く手を邪魔させてはいけない。まずは両方を秤にかけてから、ネガティブに対してポジティブを圧倒的多数にしよう。
仕事における私の目的は、毎日自分の力の及ぶかぎりベストを尽くすことだとわきまえている。それが私の掲げるスタンダードである。
科学者が発見に至るまでに何年間努力を続けるか見てみるといい。そうすれば忍耐が成功の要素のひとつであることがわかるだろう。
何かを語るとき自分のやり方がすべてだと思ってはいけない。
人生と仕事の大部分はすなわち役者稼業である。どんな分野にいようと、人生そのものがパフォーマンス・アートなのだ。
発想が変わればパフォーマンスも変わる。
私には仕事をするとき、父直伝の四段階の方程式がある。おかげで経済的に助かっている。開始、実行、完了、撤収だ。
ハードに働くのが好きな人間の元には、同じ倫理観の人間が集まってくる。
相手をどれほど尊敬していようと、好意を持っていようと、お金のやりとりには必ず目を光らせるべきだ。
何かがうまく行かないときは真っ先に我が身を省みよう。
自分は運がいいと思い込むのは効くようだ。どうやらそうすると運に好かれるようになるらしい。
ビジネスとは問題解決そのものだ。問題に対処し解決する姿勢を身につければ、成功の可能性は大きく広がる。
何でもわかっているつもりでいると老け込むうえに、新しいことが頭に入らなくなる。
目標に向けて準備する時間は取ろう。私は毎日欠かさず準備に取り組んでいる。何もせずに物事が自分の思惑どおりに運ぶわけがない。
過ちや失敗を怖がるな。あなた自身のすばらしい何かをつくり上げる途上での、学習ツールになるからだ。
混乱から変革が生まれる。必要に迫られてこそ創造性を発揮する余地ができる。
どんな失敗もすばらしい学びになる。そういう過程を経て私はビジネスマンとしての腕を磨いてきた。
成功の秘密などないと思っているが、自分にとってうまくいく方程式は誰もが持っておくべきだろう。
どんな業界であろうと、誰にでもターゲット市場というものがあり、対象がどんな層かは重要である。
私はかねてから、問題の裏を掘り下げることに時間とエネルギーを注ぎ、他の誰も思いつかないような妙案を見つけるのを楽しんできた。
仕事で抜きん出ようと思うなら、決まりきった思考の枠の中に閉じこもってはいけない。
自分自身と自分の仕事に嘘をつかないことこそが資産である。資産には守るだけの価値があるのを忘れないでほしい。 

 

私はかねてから、問題の裏を掘り下げることに時間とエネルギーを注ぎ、他の誰も思いつかないような妙案を見つけるのを楽しんできた。
物事には順序がある。まずは歩き、次に走り、それからダッシュだ。
努力しないかぎり、願望だけでは実現しない。毎日、全力で取り組まなければならない。
人からはよく仕事が早いといわれ、実際そのとおりだ。しかし早く動ける理由は、最初に下準備をしておくからである。
学びは未知の冒険の可能性を秘めている。そして学びは新たな始まりを用意してくれる。
今の時代、力を合わせて働くことは成功はもちろん、生き残りにも不可欠なもの。
よく働いていれば新しいアイデアが引き寄せられてくる。反対に、怠け心と無気力さはネガティブな考えを引き寄せる。
生きることの意味は成長にある。人生には成長の証がなければならない。
最初から完全な人間はほとんどいない。誰もがプロセスの途上にいる。モーツァルトでさえ努力した。
変化に足並みを揃えて前に進んでいかなければ、カビの生えたピザをつかまされるはめになるだろう。
行動なき思考は長い目で見れば実りが少ない。せっかくいいアイデアがあっても、それをもとに行動を起こさなければいいアイデアどまりで終わる。
失敗の可能性はつきものだが、何もしないよりは実際にやってみるほうが成功のチャンスははるかに大きい。
毎日が新しい何かを学ぶチャンス。
どうせ考えなるなら大きく考えろ。どうせ生きるなら大きく生きろ。もっと大きなディール(取引)をしなければならない。
心配するのは時間の無駄だ。心配は問題を解決しようとする私の邪魔になる。
経験と実績がない場合、エネルギーと情熱を売り込むべき。
いったん負けることによって、勝つための新たな戦術が見えてくることがある。
私に言わせれば、タフであるためには、たくましさと頭の良さと自信を兼ね備えている必要がある。
「あぁ、休みをとりたいなぁ」と思ったらその仕事はあなたに合っていない。理想的な仕事とは、仕事と休みの区別がつかないようなものである。睡眠時間が短ければライバルに勝つチャンスも増える。私のやり方は非常に単純でストレートだ。求めるものを手に入れるためには押し、押し、押しの一手だ。
成功への大きな一歩は言動を一致させることだ。言葉と行動が一致するようになれば、時間とエネルギーの大幅な節約にもなる。
本来の自分に戻るためにはまず、外界から自分を遮断しなければならない。私は忙しい人間だが、心の均衡を保つために毎日朝と晩に静かな時間を確保している。
人々は対決を予想していた。私は、逆にパートナーとして手を結ぼうと歩み寄った。(覚え書き|スコットランドにゴルフ場を建設したときを振り返っての発言)
私は代替案を用意しておくのは常識だと学んだ。何としても代替案を考え出さねばならない。それが結局は従来のやり方より良いものかもしれないのだ。
あるものに怖いとレッテルを貼ってしまうと、怖いのではなく気がかりな状況にまで恐怖心が生まれてしまう。
一見すると、天才というものは存在するのだと思えるが、舞台裏を見れば、すべての天才は入念な訓練を受けている。
あなたが自分について良いことをいわなかったら、誰がいってくれるだろう。だから、宣伝に値することをしたときには遠慮せずに自己宣伝をしよう。
何をするにせよ、成長を止めてはならない。現状に満足してはならない。自分が与える側であれ、もらう側であれ、50%で十分、というふりをするな。
新しい考え方や新しい情報に心をオープンにしておくのは大事だ。何でもわかっているつもりでいると、素晴らしい発見やチャンスへの扉を閉ざしてしまう。
私たちには誰でも、感謝すべきことがたくさんあると気づくべきだ。新年であろうと、感謝祭であろうと、ただの水曜日であろうと。
新しく出てきたものについて、「革新的」だといわれることがよくある。たいていは、既存の要素を寄せ集めて一見新しいものをつくり出したにすぎない。
ルパート・マードックやスティーブ・ロス、ロン・ベレルマン、マーティ・デービスといった連中のタフさには敬服している。この人たちは当然成功するつもりでいるし、成功を収め続けるための方法を知り尽くしている。ビジネスが思うようにいかなくても、落ち込んだりしない。苦しい状況を好転させる力を持っている。
私はタフな男だということになっている。それも当然だと思うようにしている。実力者たちにお前の時代は終わりだと言われ、結婚生活は破たん寸前、おまけにビジネスでのプレッシャーも増して来れば、タフでなければやっていけない。
私にとって、お金は決して大きな動機ではなかった。スコアを付ける方法としてを除けば。真に刺激的なのは、そのゲームに参加することだ。我々は『大きなことを考えない理由』をあらゆる方法で考えなければならない 。
自分のしていることを愛していなかったら、成功の確率は大幅に低下する。苦しいときを乗り切るのもはるかに難しくなるだろう。情熱は大きなことを成し遂げるのに必要な立ち直る力を与えてくれる。
成功する交渉にはバランスがある。双方が得をするのが最高の交渉である。妥協もしなければならない。相手の言い分に注意深く耳を傾けるということ。それができれば、良い結果が出る。
建設業者としての経歴が私にビジネスを運営し拡大する基礎と、徹底を追求する性向を与えてくれた。建築には妥協を許さない完全性が求められる。急造の建築物がどうなるかを、私たちは世界各地の地震をはじめとする災害現場で見てきた。私は人々の安全と幸福を危険にさらすつもりはない。もし私が細部へのこだわりで知られているとしたら、それが一つの理由である。
ビジネスの世界で成功するにはビジネスの手腕だけではなく、誠実さも必要である。それは約束を守るとか、場合によっては自分のした約束を覚えているといった単純なものである。しかしある人々にとっては、単純なことが必ずしも簡単だとは限らないようだ。
勉強はけっして時間の無駄にはならない。私は若い頃、すでに不動産業界に入ることを決めていたにもかかわらず、エンターテインメントビジネスを少しばかりかじった。そして後年、めぐりめぐってエンターテインメントビジネスに身を置くようになったのである。この分野に進出することを意識的に計画していたわけではなかったが、結局あの勉強は無駄にはならなかった。
仕事環境をできるだけ快適で成果の上がるものにする努力をしよう。不可能ではない。自ら範を示せば、良い人が集まってくる。それが好きな人たちと仕事をするためのいちばん良い方法である。
良いマネージャーは周囲の人間の好感の持てるところを探そうとするものだ。完璧な人などいない。誰にでも長所と短所がある。他人にどういう態度で接するかが、周囲を良い人々で固めるうえで大きくものをいう。
先日、そりの合わない人をマネジメントする方法をある人から手紙でたずねられた。私は逆に、マネジメントしようとしている相手にどこか好感の持てるところはないかと質問した。誰にでも隠れた可能性があり、良いマネージャーならそれを見つけ出す。
以前、修道士の修行について読んだことがあるが、修道士は仕事ごとに時間を決め、ベルが鳴ると手を止めてすぐ次の仕事に移るのだという。集中するための規律をつくり、それに則って行動するのは、何事にも必要以上に時間をかけずにすむ上手な方法である。
情熱は、いずれやってくる厳しい時期を乗り切るための強力なエネルギー源である。だから、金持ちになる下地づくりとして最初のステップは、心から愛せる何かを見つけることである。
人から期待されていることではなく、自分自身が何をしたいかを知ること。多くの場合、蓋を開けてみれば他人の期待などたいしたものではない。あなた自身を前進させる時間を取ろう。
自分の評判を築くうえでキーワードを選ぶなら、「責任感」「プロ意識」「誠実」がベストスリーだ。トランプ・ブランドに関してもこの3つを意識している。
あなたの言葉や行動はすべて重みを持つのだと心にとめておこう。言動は大事だ。事業をやっているかどうかに関係なく、文字どおりあなた自身がブランドなのである。自分が取り組んでいることに本気なら、今から自分の言動に責任を持とう。
かつて私に対してまったく見当違いなことをいう人たちがいた。今なら、およそ9割は私とは何の関係もない言いがかりとわかっているから、さらりとかわせる。面(つら)の皮を厚くし、常に自分はポジティブな物の考え方をキープしていなければならない。
個人に向けられたわけではないものを、個人的に受け止めないことだ。人が怒りの矛先を間違うのはよくある話で、それを個人的に受け止めてしまうと、罵詈雑言のサンドバッグ状態になってしまう。
私はどちらかといえば人に優しくありたいと思う。そのほうが物事はうまく回る。エネルギーは余分に必要かもしれないが、それだけの価値ある結果が出るのは断言できる。
死なないかぎり、できることはまだたくさんある。自分の可能性や物事に秘められた本来の価値を実現しよう。一日を自分にとって、そして他の人々にとっても素晴らしいものにしよう。
最も重要な挑戦は、自分で自分に課す挑戦である。今の私には誰かをあっといわせたい欲求はないが、自分自身の目標や理想に到達したい欲求はまちがいなくある。
今あなたに問題があるとすれば喜ばしい。生きている意味が一つはあるということだからだ。その問題に考えをめぐらせ、その状況を最大限に活用しよう。
新しいことに帆を上げて挑戦し、すべてが完璧だったらどんなに退屈か、考えてみるといい。ビジネスマンだろうと船乗りだろうと、凪の海では自分の腕の見せどころがない。
人に対しては、疑うまではいかなくとも慎重になろう。私は夢にも思わなかったことをされて驚いた経験が何度もあるから、相手への期待を加減している。おかげで心の平和が保たれている。
新しく人を雇うのは毎回ギャンブルである。採用したのが本当のところどんな人物なのかは絶対にわからないからだ。経歴が立派でも見掛け倒しという人もいれば、経歴はそこそこでも働きだしてみれば素晴らしく優秀な人間もいる。人に関しては保証はないといっていい。だから行動を観察することが性能証明試験となる。
大きな苦難を耐え抜いた人々は、目の前の大変な状況にもかかわらず、何らかの希望を、将来のビジョンを失わなかったから乗り越えられたとよくいう。絶体絶命の状況が新たな始まりの契機となることもある。
ミケランジェロやベートーヴェンのような人々が大変な苦難に見舞われたのは誰もが知るところだろう。だが彼らは打ち克ち、数百年後の今もその名は生き永らえている。他の人々が目標の達成までにどんな苦労をしたかを知ると気が楽になる。
非常な成功をおさめている人々について耳にしたら、そこに至るまでには何らかの障害や困難があったと思ってまずまちがいない。何かが苦もなくできるようになったり、洗練のきわみに達したりするまでには、山のような試行錯誤を重ねているはずだ。
嬉しいことに、今という時代はあまりに変化が早く、誰も退屈などしていられない。現代人にとってはついていくだけでもチャレンジだ。私はこのチャレンジが気に入っている。チャレンジとはすなわち、成功の萌芽だからだ。
私は幼稚園時代の先生から手紙をもらったが、その中で先生は、「私について一番よく覚えているのが際限なく質問する子だったことです」と書いていた。私は先生への返事に、三つ子の魂百までとはよくいったもので私はいまだに際限なく質問しますと書いた。しかし質問癖は明らかに私のためになったと書き添え、遠い昔、辛抱強く私に付き合ってくれた先生に遅ればせながら感謝した。私の質問の一つひとつは次の質問の始まりだったのだ。
自分の成し遂げたことをたいしたことではないととらえ、次への意欲をかき立てるのが功を奏する場合もある。「たしかによくできたが、これはほんのウォーミングアップだ」と言ってチャレンジし続ける方法である。
私は実現までに20年待ったことがあるが、待っただけの甲斐はあったし、物事がようやくおさまるべきところにおさまるまでに何度か方向転換しなければならなかった。人生も仕事も運に左右される部分がある。だから心に余裕を持って、運に働いてもらおう。
成功への道筋を入念に計画するのは目標達成の確実な方法であり、このアプローチはけっしておろそかに考えてはならない。ただ、途中には遅れや回り道があるかもしれないと心得て、粘り強く我慢する必要があるのを覚えておいてほしい。
ある無名の思想家の名言が私は気に入っている。「曲がり角は行き止まりではない。あなたが曲がるのをいとわないかぎり」。ビジネススキルとしても人生のスキルとしても貴重な考え方だ。すべてが自分の望むとおり、予想どおりの展開になることなどめったにない。むしろ途中で何度か回り道を強いられたときのほうが良い結果になることもある。
まず考えるべきは、自分と相手の間に共通する最大公約数はあるか、である。場合によっては天気だって話のとっかかりとしてうまく使える。億万長者だろうと大学生だろうと、誰でも荒れ模様や悪天候には影響を受けるのだ。以前、あまり好感を持っていない人物と交渉していて、そのために相手との間に見えない壁が立ちふさがっていたのだが、やがて相手も私と同じ大のゴルフ好きとわかったことがあった。突然、お互いが楽しく話せる話題ができて、その後は交渉が順調に進んだ。 

 

他人が何かを成し遂げたとき、どれだけの時間と努力を注いだか、私たちにはわからないことがある。ウォーレン・バフェットは今、数十億の資産を持っているが、彼は6歳でチューインガムを売り始めたのだ。1パックで2セントの儲けだった。
習慣は資質になる。自分の習慣を見直して、習慣があなたを正しい方向に導いてくれるようにしよう。つまり、目指す結果に努力の方向が合っているようにし、それを達成するために行っている方法が自分に合っているかどうかを知ろう。
ある無名の思想家の名言が私は気に入っている。「曲がり角は行き止まりではない。あなたが曲がるのをいとわないかぎり」。ビジネススキルとしても人生のスキルとしても貴重な考え方だ。すべてが自分の望むとおり、予想どおりの展開になることなどめったにない。むしろ途中で何度か回り道を強いられたときのほうが良い結果になることもある。
あなたにとって最も生産性の高い働き方を見つけよう。ハードに働くのはかまわないが、頭の悪い働き方をしても何のメリットもないと思っている。ハードに働いているふりをするのは誰にとっても時間と才能の無駄遣いである。その日の目標を達成するベストな方法は何か。数時間だけ非常にハードに働いて、他人が二日かけてやる以上の成果を上げる人たちもいる。
誰かが私の仕事のプロセスを観察したら、きっとこう言うだろう。「ほとんどの時間、電話でしゃべっているよ」。そのとおりだ。私は電話でしゃべっていることが多い。だがそれが私のビジネスのやり方なのだ。肝心な点は、成果をあげていることである。あれが私のスタイルなのだ。私が毎日おしゃべりばかり、それで大金を儲けているといいたがる者がいるなら、それでもかまわない。業績が私の仕事ぶりを証明している。
物事を達成する方法は人それぞれである。長い時間をかけて熟考したすえ一気呵成に行動する人もいれば、決断は早いが実行までに時間がかかる人もいる。両者の成果はまったく同じであったりする。「十人十色」ということわざがあるが、そのとおり。やり方に良いも悪いもないからだ。
私は「もし〜だったら?」という質問を自ら重ねた。ネガティブな要素と同じだけポジティブな要素があった。
一夜にして実現することなどめったにない。一夜にして成功を手に入れたといわれる話もたいてい、内実は違うものだ。最近あなたが耳にした一夜のサクセス・ストーリーも、その陰には20年、30年以上の努力があったのかもしれない。
何の準備もなく飛び込むなと私はいつも人に忠告している。勇気と愚かさは紙一重である。飛び込む前に流れを知ることだ。ある程度の危険は、たとえ浅瀬であっても必ずある。危険とは未知の要因のことだ。
ある人から自分を天才だと思うか、とたずねられた。イエス、とあえて答えることにした。いいじゃないか。試しにいってみればいい。自分は天才だと自分にいってみるのだ。きっとすぐに、なぜ天才なのか、どういうところが天才なのかと考え始めるだろう。そしてすぐに、心をオープンにして考えをめぐらせ、問いかけを始めるだろう。これが天才の発想への大きな第一歩であり、あなたの隠れた才能を解き放ってくれるかもしれない。
天才たちが何かを生み出す性向を持っている。彼らは多産である。中には駄作も失敗作もあろうが、彼らの頭脳の力と思考プロセスの熟練ぶりを示す作品を多数残す。アインシュタインは、自分の思考プロセスに数字や言語はほとんど使わない、視覚化するすべを覚えたからだと述べている。それでも学者としてのキャリアの中で数百本の論文を発表した。
私たちはみなビジネスマン、ビジネスウーマンである。あなたがアートを愛していてアートではお金が稼げないとしたら、やがて世の中はすべて、アートでさえもビジネスなのだと悟るだろう。
アメリカでも世界でも、多くのことが変わりつつあり、今後も変わっていくだろう。物事は循環するのだと心得て、元気を出そう、忍耐強く、創意工夫して、前向きな気持ちでいよう。変革は誰にとっても良いことである。
何よりも大事なのは決して自分を諦めないことだ。周囲の観察を怠らず、やるだけの価値のあるものに向かって努力していれば、どこで潮目が変わるかわからない。
漫然と同じ間違いを繰り返しながら運を天に任せてはいけない。自分の置かれた状況をその都度反省しなければ、何度も同じ困難に見舞われて痛い目に遭うはめになる。
過ちの処理を誤らないための一つの方法は、過ちはいつでも起こりうると心得ておくことである。悲観論者になる必要はないが気持ちの準備をしておくのだ。問題、失敗、過ち、損失はすべて人生の一部。受け入れなければならないことだ。もし起こったとしても、いつ起こったとしても、ショックを受けてはいけない。物事に振り回されて逆上したり、頭が真っ白になったりしてしまってはいけない。自分が相対しているのは何かを知って平常心を保とう。
困難な状況への対処の仕方には人間性がよく表れる。逆境に対応する場合、その状況をどう見るかも重要な要素である。同じ出来事で破滅する人もいれば、いっそう強くなる人もいる。だから私はいつも自分にこう問いかけているのだ。「これは取るに足らないことか、それとも大惨事か」と。困った状況のさなかで、それが理性のよりどころとなる。
責任を負っている人は、他人を責めたりいつまでも落ち度を探したりする必要性を感じない。たいした役にも立たず、貢献もできないのは口で文句ばかりいっている人である。そんな人たちの仲間になってはいけない。
自分にコントロールできることはコントロールしておくのがよい。毎日、どんな問題が起きる可能性があるかを自問し、すべてのプロジェクトをおさらいし、自分の予定を把握しておくようにしよう。できるかぎり目を行き届かせよう。油断しないことだ。
問題がないという人は、何かを見ないふりしているか、自分で事業を運営していないのである。どんな仕事にも問題はつきもので、それに驚いてはいけない。予測しておくべきだ。
ビジネスはリレー競走に似ている。優秀なチーム、勝てるチームをつくるには、後れを取る人間を入れるわけにはいかない。その人に全員が足を引っ張られるからだ。自分が流れを止めて皆を待たせる人間にならないよう、気をつけよう。明快さを求められたときに全力疾走できるようになろう。
ビジネスは自分の考えを思いつくままに口から垂れ流す場ではない。自分がどれほど面白い人間だと思っていようと、である。何をするにせよ、短く、早く、単刀直入を心がけよう。そのほうが礼儀にもかなう。
才能とは適性だと思う。人によっては向かないことをやっているだけで、自分にふさわしいものが見つかれば成功する。一生懸命に努力することと賢く努力することを両立させなければならない。
ウィンストン・チャーチルは演説の名手として知られる。持って生まれた才能にちがいないと私は思い込んでいたが、彼についての本を読んで、彼が膨大な時間を費やしてこのスキルを伸ばしたのを知った。単なる生まれつきの能力ではない。たゆみない努力があったのだ。
私は多くの人から事業の才があると思われている。ある意味では当たっているかもしれないが、自己鍛錬と集中によって身につけたスキルのおかげもある。アスリートやミュージシャンが粘り強い努力と何年ものトレーニングを経なければなれないのと同じだ。
財務の授業は無味乾燥だ――だがそう決めつけたものでもない。私は架空のプロジェクトを想定して学んだ原理を頭の中ですぐに応用することで、授業を私なりに面白くして乗り切った。
恐怖心をあなたの人生の一隅たりとも忍び込ませてはならない。それは敗北主義であり、ネガティブな感情である。ただちに見つけて消し去ろう。恐怖心を問題解決の姿勢と自信とハードワークに置き換えよう。この方程式を日常の習慣にすれば、あなたは恐怖心に動かされるのではなく、力を握った立場で物事に対処するようになる。これぞ勝利の方程式である。
1990年代前半に巨額の負債を抱えたとき、これでトランプは終わりだ、つぶれて消えていくだろうと大々的に報道された。数字を見ただけでメディアには明らかにそう思われたのだ。しかし私は自分が終わったとは絶対に思わなかった。あの状況を単純に解決すべき問題ととらえ、行動を起こした。
恐怖心があると物事が実際以上に大きく見える。「恐怖心がオオカミを実際よりも大きくする」という意味のドイツのことわざがあるが、これは本当だ。恐怖心の反対は自信である。自分を信じ、やればできる人間だと思わなければならない一つの理由はここにある。どんな障害、難しい相手、問題に出会っても対処できるのがわかるはずだ。
自分で事業を経営したいと思ったら、自分でやらなければならないことがたくさんある。そういうものだ。ただ指示を出すだけ、手を動かしたり頭を使ったりするのは他人まかせ、というわけにはいかない。
恐怖心への対抗手段はごく簡単、問題解決である。投資や不動産計画や事業経営を、あるいはその全部を考えているなら、いずれも個々の思考単位に分解して順序立てて取り組めばよい。一種のジグソーパズルのようなものだ。全体が見えてくるまで一つひとつのピースがあてはまる場所を探してやらなくてはならない。
事業を経営するのは怖いだろうか。この質問を別の言葉でしなおしてみよう。自分で事業を経営するうえで懸念はあるだろうか。具体的に何が気がかりなのだろうか。恐怖よりも懸念を分解するほうがはるかにやりやすい。恐怖心はクリエイティブ思考を邪魔するだけの障害物になる。
週に数時間、古典文学でも歴史でも、普段はあなたの関心の外にあるようなものをおさらいしてみよう。自分の幅を狭めてしまうのは得策ではない。仕事上の議論や面接の場にはたくさんの話題が出る。すべては無理でも、できるだけ多く知っておきたい。
ニュースが簡単に手に入る時代だから、どこに住んでいようと知らないことの言い訳はもうできない。情報は誰にも開かれている。だから情報と断絶していたらいずれ自分が損をする。
すべての人が何かの世界チャンピオンになれるわけではないが、自分に可能なかぎりの最高点に向かって努力することはできる。それが最初の一歩であり、日々の責任である。
私たちは時として成功を追いかけるのに夢中になりすぎて、何が大切かを忘れてしまう。成功の動機には金銭だけでなく、何らかの本質的な価値観が伴ってしかるべきだ。
高みを目指す者は一つのことを達成してもそこに甘んじない。そこが始まりとなる。高みを目指す者は常に前進している。次の課題が視野に入っており、新たな目標がすぐ先に控えている。
自分を会社だと思ってほしい。人生のあらゆる面に目を配ろう。どこが強いのか。どこが弱いのか。欠けているのは何か。全体像を向上させるためにあなたには何ができるか。
「アイデアの先を越された」と内心ぼやいたことはないだろうか。今実行しよう。そうすれば他人から「先を越されたよ。なんていいアイデアだ!」と言われるようになる。
特に苦労が多い日に私はよく、これは競技なんだ、くじけずに走り抜かなければと考える。するとなぜか不屈の心が湧いてくる。負けたと思って終わりたくないからだ。
私が何でも知っているつもりで事業を始めていたら、スタートを切る前から終わっていただろう。そんな愚を犯してはならない。どの業界にも隠れた側面がたくさんある。一見単純な物事がどれほど複雑にできているかを思い知るはずだ。
私たちは無から何かを創り上げるのではなく、私たちのために創造されたものを組み合わせている。あなたの関心の対象が何であれ、組み合わせの達人になろう。それが創意工夫への道だ。
時として新しいアイデアは、自分の乗っている車のワイパーのような日常的で実用的なものから生まれる。大事なのは新しい刺激に目をとめること、頭と五感を開かれた状態にしておくことだ。
信念を守り通すのが簡単だとは誰もいわないだろうが、守り通さなければならないと私は信じている。でなければ、あなたのやっていることは何だというのか、誰のためにやっているというのか。直球勝負でいこう。
私が人に好かれる理由のひとつは、率直だからだ。嫌われる理由のひとつも、その率直さにある。しかし成功の理由のひとつは、私が単刀直入に物事の核心に切り込めるところにあるのかもしれない。 
 
ドナルド・ジョン・トランプ  

 

(Donald John Trump、1946- ) アメリカの著名な実業家であり、政治家である。2016年5月に共和党の推定候補となり、2016年7月の共和党予備選挙で正式に大統領候補に指名された。2016年11月8日執行のアメリカ合衆国大統領選挙で、民主党候補のヒラリー・クリントンを相手に接戦の末に勝利を果たし、第45代アメリカ合衆国大統領当選者となった。
不動産会社トランプ・オーガナイゼーションの会長兼社長で、カジノ・ホテル運営会社トランプ・エンターテイメント・リゾーツの設立者である。アメリカのビジネスシーンでの有名人であり、メディアへの露出機会も際立って多い。その経歴、ブランディングの努力、私生活、豊かな財産、歯に衣着せぬコメントによって、セレブリティとして知られる。
生粋のニューヨーカーであり、父のフレッド・トランプもニューヨーク市の不動産開発業者。 父フレッドは不動産開発事業に対するトランプの関心を育て、トランプはペンシルベニア大学ウォートン・スクール在学中から、父フレッドの経営する不動産会社「エリザベス・トランプ・アンド・サン」を手伝い、1968年に正式に社員になった。
1971年には父フレッドから同社の経営権を与えられ、社名を現行の「トランプ・オーガナイゼーション」に改めた。以来トランプは、ホテル、カジノ、ゴルフコースその他の不動産を建設し、その多くに自らの名前を冠している。 NBCのリアリティ番組「アプレンティス」への出演はトランプの知名度を更に高め、3回の結婚歴はタブロイド紙で広く報じられた。
2015年6月16日、2016年アメリカ合衆国大統領選挙へ共和党から出馬することを発表。トランプの初期キャンペーンは大々的にメディアの注目を浴び、広く一般の支持を集めた。2015年6月以来、共和党の世論調査では継続してトップの支持率を保っている。メキシコ系やヒスパニック系の不法移民に関する発言は、外国人嫌悪と取られることから共和党主流派の方針と決定的に相反するという指摘も受けておりワシントン・ポスト、エコノミスト、ニューヨーク・タイムズ、ウォール・ストリート・ジャーナル、ハフィントン・ポストなどのメディアからは大きな批判を浴びた。
その一方で、ヒスパニックへの愛を表明し、マンハッタンのトランプ・タワーで各分野のラティーノ指導者らと会談を持ち、マイノリティの声に耳を傾けてもいる。また、親しい黒人女優のオマロサ・マニゴールトとともにミシガン州デトロイトを訪れ、黒人有権者らとセルフィしたり、赤ちゃんを抱っこしたり、一緒に踊ったりし、差別されてきた人たちのことを理解しているとアピール。さらに、共和党はリンカーンの党であり、誰も排除されない国、労働者の党を目指すと宣言。有権者からの支持を増やすことに繋がった。2016年7月、トランプはマイク・ペンス(インディアナ州知事)を副大統領候補に指名した。 
プロフィール
生い立ち
トランプは裕福な家庭の第四子として生まれた。父のフレッド・トランプは、1885年にドイツのラインラント=プファルツ州カルシュタット(ドイツ語版)からアメリカに移民して渡米したドイツ人フレデリック・トランプの子で、ニューヨーク州クイーンズ区の不動産デベロッパー。母のメアリー・アンは、スコットランドのルイス島生まれで1930年にアメリカに渡った慈善家・主婦。トランプの両親は1936年に結婚し、5人兄妹をもうけた。
少年期のトランプは、クイーンズ区ジャマイカ・エステートのミッドランド・パークハイウェイ沿いで育って暮らし、13歳までは父が運営委員を務めるフォレスト・ヒルズ地区の学校に通っていたが、素行不良のためニューヨーク・ミリタリー・アカデミー(en)(陸軍幼年学校の1つ)に転入させられた。
1964年からブロンクス区のフォーダム大学に2年通ったのち、不動産の専門学科があった数少ない大学であるペンシルベニア大学の経営学部(ウォートン・スクール)に転校し、1968年に経済学士号(BA (ECon))を取得して卒業した。(なお、大学院には通っておらず、したがってMBAも取得していない)。卒業後に父親が経営するエリザベス・トランプ・アンド・サンに入社して、仕事を通じて不動産管理や投資などの知識を身につける。
不動産王
1970年代からオフィスビル開発やホテル、カジノ経営などに乗り出し、1980年代には、ロナルド・レーガン政権下における景況感の回復を背景に大成功を収め、アメリカの不動産王と呼ばれることになる。
自己顕示欲が旺盛であると言われ、各種メディアに積極的に露出するだけでなく、自らが開発・運営する不動産に「トランプ・タワー」、「トランプ・プラザ」、「トランプ・マリーナ」、「トランプ・タージマハール」など、自分の名前を冠している。
トランプ・タワー
「トランプ・タワー」は、1983年に、ニューヨーク五番街(ミッドタウン・マンハッタンの目抜き通りである)に建設された。80年代のトランプの代表作として知られ、高級アパートメントとショッピングモール、オフィスエリアを擁する複合施設である。80年代にはスピルバーグやマイク・タイソンといったセレブが入居しており、現在もNYヤンキースのデレク・ジーターや、ハリソン・フォード、ビヨンセなどの有名人が住む。ミス・ティーンUSA、ミスUSA、ミス・ユニバースの優勝者が共同生活していることでも有名である。
転落とカムバック
1980年代後半には、当時経営不振に陥っていた大手航空会社・イースタン航空のニューヨーク発(ラガーディア空港)のシャトル便路線網を買収して、自らの名を冠した「トランプ・シャトル」を興すなど他異業種への展開を進めたものの、 88年から89年にかけて巨額の債務を抱え、 91年にカジノが、92年にホテルが倒産した。 94年にこれらの資産を売って借金を減らし、遊覧船事業と飛行機事業から撤退、マンハッタンに所有する物件も多数を中国企業に売却した。現在も中国の銀行やゴールドマン・サックスなどから多額の借金を抱えている。
危機を切り抜けると、90年代後半から好景気を背景に復活を成し遂げ、著名な経済誌「フォーブス」が選ぶアメリカのトップ企業400社に再びランクインし、マンハッタンに新たな高級アパートメントを多数建設する他、ラスベガスやアトランティック・シティなどアメリカ中に多数のホテルやカジノをオープンするなど、再び「アメリカの不動産王」としての地位を取り戻した。
サブプライム問題
2007年後半に起こったいわゆる「サブプライム問題」以降の不況を受け、社債の利子の支払い不能に陥るなど経営難に陥っていた「トランプ・プラザ」、「トランプ・マリーナ」、「トランプ・タージマハール」を経営するトランプ・エンターテイメント・リゾーツ社が、2009年2月17日に連邦倒産法第11章の適用を申請した。
同社の創業者でもあるトランプはこれに先立ち、同社の取締役会に対して「同社の株式をすべて購入する」との申し出を行ったが拒否されたことを不服として同社の取締役を辞職した。2010年9月9日、「グラウンド・ゼロ」近くにイスラム教の文化センターが計画されている問題で、センター予定地を価格の25%上乗せで買い取りたいと申し出た。
オバマに対する発言
ハワイ州が発行したバラク・オバマ大統領の簡易な出生証明書("Certification of Live Birth")に疑問を呈し、 2011年、オバマは実際はハワイではなくアフリカ(ケニア)生まれで大統領の資格はないのではないかという国籍陰謀論を蒸し返し、注目を集めた。
ABCニュースに出演したトランプはカメラの前に自身の出生証明書を掲げ、オバマにも同じことをするように要求した。 「アフリカ生まれ」との疑惑を払拭するため、オバマは出生証明の原本をメディアに公開し、改めてハワイ生まれであるという事実を証明した。これについてトランプは、「バラク・オバマの出生情報を提出させることに成功した」と自画自賛した。
これには、一部から人種差別だという反発とボイコット運動が起こり、グルーポンが「アプレンティス」(後述)のサイトから広告を引き上げる騒ぎとなった。
同年4月末、トランプは年一回開かれるホワイトハウス記者クラブ主催の晩餐会に出席したが、ここでオバマは「この問題を取り上げていた人は、かねてからの問題に安心して取り組むことができるようになったのではないでしょうか」と、トランプら陰謀論を唱えた人々をジョークで皮肉った。
同月の世論調査では、トランプは、大統領選における共和党の候補として、アーカンソー州前知事マイク・ハッカビーと並んで、2位の支持率を獲得した(1位はマサチューセッツ州元知事ミット・ロムニー)。2012年2月2日、共和党大統領候補として、ミット・ロムニーを支持すると表明した 。
同年5月16日、共和党の予備選挙への不出馬を表明したが、最後に付け加える形で、のちの大統領選に、再び「(政治)見習いのセレブ(Celebrity Apprentice)」として出馬する予定であるとも述べた。
2015年9月18日には、自身の集会で、自身の支持者がオバマをムスリムと決めつけたときに否定しなかったことで再び非難を浴びた。
2016年8月10日には、フォートローダーデールの集会において、オバマと対抗馬のヒラリー・クリントンをイスラム過激派組織ISIL(イスラム国)の共同創設者であるとの持論を展開。翌11日のCNBCでのインタビューにおいて「私は事実を言ってるだけ」と述べた。しかし民主党のチャーリー・ウィルソンやオバマ陣営の外交問題顧問を務めたズビグネフ・ブレジンスキーらが、冷戦下のイスラム系反共武装集団に政治的支援を与えていたとしても、創設したとまでは言い難い。クリントン陣営は、「的外れな主張」であり、「トランプが米国を見下していることを示す新たな例」であるとの声明を発表した。一方で民主党の側もロシア悪玉論を振りかざしている。
2016年8月19日には、洪水の被害に見舞われたルイジアナ州のバトンルージュを訪問。トラックいっぱいに詰め込まれた支援物資(子供向け玩具、衣類、おしめ、水、食料など)を運び、荷下ろしも手伝った。そして「大丈夫さ。状況は良くなる」などと被災者を励ました。その一方で、大統領就任以来300回目となるゴルフプレーに興じていたオバマに対し、「大統領はゴルフをせずに、早くルイジアナを訪れるべきだった。遅すぎる」と批判するのも忘れなかった。
2016年9月16日、トランプはワシントンで記者会見を開き、「オバマ大統領は米国生まれ。以上」と短い声明を読み上げ、オバマがアメリカ合衆国生まれであることを渋々認めたが、謝罪はしなかった。
民主党候補者への言動
かねてよりチェロキー族を先祖に持つエリザベス・ウォーレン上院議員を「ポカホンタス」と蔑称で呼ぶなど、SNS上で民主党関係者や共和党の対抗馬などへの挑発を続けてきたトランプであるが、ヒラリー・クリントンと最後まで予備選を争ったバーニー・サンダース候補が民主党党大会においてクリントン支持を表明するとTwitterにおいて、サンダースがやってきたことは全て無駄だったと挑発。サンダースは、「Never tweet.」(二度とツイートするな)と投稿した。オバマがクリントン支持を表明したことについて誰もオバマの続投を望んでいないとツイートすると、クリントンは「Delete your account.」(アカウントを削除しなさい)と短く返し話題を呼んだ。
2016年8月10日、銃規制の強化をクリントンが主張していることについて、「銃を所持する権利を支持する人なら何かできるだろう」と発言し、支持者に暗殺を示唆したものとして波紋が広がった。トランプの選挙対策本部は、支持者に投票を呼びかけたものであると釈明に追われた。アメリカ合衆国シークレットサービスは、トランプ陣営に対して事情聴取を複数回行ったことを明らかにした。
一方のトランプは、肺炎と診断された民主党候補ヒラリー・クリントンの回復を願うと表明。トランプ陣営の職員らにも、クリントンの病状に配慮し、 この件に関するソーシャルメディア上の投稿を控えるよう指示している。
女性蔑視発言
2016年10月8日、ワシントン・ポストは、2005年にトランプがテレビドラマ『デイズ・オブ・アワ・ライブス』の収録に向かうバスの中で、バラエティ番組『アクセス・ハリウッド』の司会者ビリー・ブッシュと、結婚直後であったにもかかわらず、「私は魅力的で美しい女性に磁石のように引き寄せられ、キスを始めてしまう」と既婚女性と性的関係を持とうとしたことを発言し、猥談を繰り広げる動画を公表した。
ポール・ライアン下院議長は、気分が悪くなるとしてトランプの演説会への参加を取りやめ、ラインス・プリーバス共和党全国委員長も非難する声明を発表。さらには、ジェーソン・チェイフェッツ下院議員が、共和党の議員として初めてトランプ支持を撤回するなど、批判の広がりを受けたトランプは「気分を害した人がいたら謝罪する」と傍若無人の問題発言を繰り返すトランプが、自らの発言について謝罪を行う初の事態に追い込まれた。10月10日までに共和党に所属する連邦議会議員、州知事331人のうち少なくとも160人がトランプを批判し、うち32人はトランプに選挙戦からの撤退を要求した。 
共和党大統領候補

 

出馬表明会見
2015年6月16日には、トランプ・タワーの会見場で、2016年アメリカ合衆国大統領選挙に共和党から出馬することを表明した。
この出馬表明の場でトランプは「メキシコ(政府)がメキシコの人を送ってくるときは、メキシコのベストな人は送ってこない。メキシコは問題が沢山ある人を送ってきて、彼ら(問題が沢山あるメキシコ人)は問題を我々のところに持ち込む。彼らはドラッグを持ちこむ。彼らは犯罪を持ちこむ。彼らは強姦犯だ。そして、いくらかは多分良い人だ!国境警備隊と話したら我々の直面していることを話してくれた。」と破天荒な発言し、大きな反発を招いた。
アメリカではヒスパニック(中南米)系住民が増加の一途をたどっており、2050年には国民の3人に1人はヒスパニックになると予想されている。このヒスパニックの反感を買う発言はトランプ自身の首を締めるものと言われた。
米スペイン語放送最大手でヒスパニック向けのテレビ番組を放送しているユニビジョンは、トランプが共同事業者として参加しているMUO(ミス・ユニバース機構)との提携関係を解消し、「ミス・ユニバース」関連の放送を今後一切行わないと発表した。
米放送メディア大手NBCも「ミス・ユニバース」の放送を打ち切ると発表し、「ミスUSA」の放送も打ち切り、自社番組「アプレンティス」からトランプを降板させ、トランプ抜きで放送を続けると発表した。
トランプは同時に「私はメキシコにもメキシコ人にも敬意を抱いているし好きだよ」(I have great respect for Mexico and love their people and their people's great spirit.)とも言ったが、米大手百貨店メイシーズもトランプ・ブランドを撤去すると発表した。
男子ゴルフのメジャー大会優勝者で争われるPGAグランドスラムを開催する米プロゴルフ協会(PGA)は、10月の大会をトランプが所有するロサンゼルスのコースで行う予定だったが、別の場所にすると発表した。
同月、トランプはケーブルテレビのインタビューで、大統領に当選すれば、投資家のカール・アイカーンを財務長官に、実業家のジャック・ウェルチや投資家のヘンリー・クラビスを政策ブレーンに起用すると発言した。アイカーンは「突然のことで驚いた」「嬉しいが、この提案に応じられるほど私は早起きしていない」と一旦は辞退したものの、後に受諾を表明した。 カール・アイカーンはトランプのためにスーパーPACを組織するなど大統領選を支援し、支持を呼びかけている。
11月、ヒスパニック系の著名な知識人67名が、「数百万の死者を出すことに繋がった異民族に対する歴史的運動を想起させる」危険なヘイトスピーチであるとの非難声明を発表した。
出馬表明後
2015年12月には、ムスリム系夫妻がカリフォルニア州サンバーナディーノ郡で福祉施設を銃撃し14人を殺害した事件の後、「当局が(テロの)全容を把握するまで当面の間ムスリムの入国を完全に禁止するよう」提案した。メディアはこれを「ムスリム入国禁止発言」と伝え、世界的に波紋が広がり、イスラム世界はトランプ・ブランドの商品を回収するなど激しく反発した。
この発言を巡っては、アラブの大富豪として知られるサウジアラビアのアルワリード・ビン・タラール王子が「おまえは共和党だけでなく全米の恥だ。おまえは決して勝てないから大統領選から撤退しろ」と、Twitterで攻撃して話題になった。
これに対してトランプは「まぬけ王子のアルワリード・タラルの望みは、我がアメリカの政治家をパパのお金で操縦することだ。私が当選したら出来ないがね。」とツイートし返して注目を集めた。
その後も様々な「問題発言」が取り上げられているが、2016年3月現在では、共和党の指名候補争いでトップの支持率を保っている。
2016年1月19日、2008年大統領選挙で共和党の副大統領候補だったサラ・ペイリン元アラスカ州知事から支持を表明された。
2月27日、大統領選挙から撤退したニュージャージー州知事クリス・クリスティから共和党指名争いにおける支持を得る。
3月2日、スーパー・チューズデーの日、共和党の安全保障専門家たちが「トランプの大統領就任を阻止するために精力的に取り組むと誓う」とする連名の公開書簡を発表した。この書簡にはロバート・ゼーリック前世界銀行総裁、マイケル・チャートフ元国土安全保障長官、ドブ・ザケイム元会計検査担当国防次官など120人以上が署名している。
トランプ人気の強さが明らかになるに連れて、トランプの集会を訪れる抗議者も増えている。 特にシカゴで予定されていた3月11日の選挙集会では、移民に関する発言に反発した黒人やヒスパニック系の反トランプ派数百人が現れ、会場となっていたアリーナの5区画を占拠した。既に会場にはトランプの演説を聞くために8500〜1万人の聴衆が集まっていたが、抗議者と支持者の間で殴り合いも起き、トランプ陣営は「安全上の懸念」を理由として集会の中止を発表した。
同日、4日に共和党指名争いから撤退した元神経外科医のベン・カーソンから大統領候補としての支持を受けた。
共和党予備選での勝利
2016年5月3日、インディアナ州予備選で勝利し共和党の大統領候補指名獲得に必要な代議員1237人の確保がほぼ確実となった。
これを受け、ライバル候補のテッド・クルーズおよびジョン・ケーシックが予備選からの撤退を表明。他の候補者がすべて選挙戦から撤退し、予備選に残っている候補者はトランプのみとなったため、この時点でトランプの大統領候補指名獲得が事実上確定した。 
メディア報道
トランプは他の候補よりも少ない資金で指名争いをリードすることで、資金力だけでは勝てないことを印象づけた。
ルビオ、ヒラリー、ジェブ・ブッシュらがウォール街から大口の献金を得ていることと対照的に、トランプは献金を募らずに自弁による選挙活動を続けており、同陣営が使った28億円(2500万ドル)という費用はあらゆる共和党候補よりも少ない。
16年2月時点で、共和党の各候補が1票を獲得するために投じた費用は、ジェブ・ブッシュが14万円(1320ドル)、ルビオが3万円(260ドル)、テッド・クルーズが2万6千円(233ドル)、トランプが6800円(60ドル)である。
有権者1人あたりに投じた金額は、ジェブ・ブッシュ6万円(551ドル)、ルビオ3400円(30ドル)に対して、トランプは340円(3ドル)である。
またトランプに対するネガティブ広告は週ごとに増し、2月末までに費やされたトランプ封じのネガティブキャンペーン予算は76億円(6700万ドル)に上る。各候補は対トランプ予算を3億円以上用意しており、フロリダの予備選投票ではトランプ阻止のために7億9千万円(700万ドル)が使われた。
16年3月上旬には共和党のテレビCMの半数はトランプ降ろしを狙うものになり、対トランプのネガティブCMは6万件に達し、「弾幕」や「嵐」と呼ばれるほど増えた。
また欧米メディアは、一様にトランプに否定的な反応を見せている。米国の政治専門紙ザ・ヒルの調査によると2016年10月までに米国の発行部数上位100紙のうち民主党候補のクリントンを支持した新聞が17紙あったのに対し、トランプ支持を打ち出した新聞は1紙も存在しなかった。女性蔑視発言によるトランプの失速が明らかになって以降、トランプ批判に踏み切りクリントン支持を打ち出すメディアは急増しており、歴代大統領に関する資料を収集するカリフォルニア大学サンタバーバラ校のプロジェクトが同じく上位100紙を対象に行った調査では、クリントン支持33紙、ジョンソン支持3紙、トランプ支持は0紙であった。ジョンソン支持を打ち出した3紙は元来、共和党寄りの論調の新聞である。
エコノミストは、「トランプのアメリカ - なぜトランプ氏は危険なのか」という題の社説を掲載、トランプの政策の変遷や政党遍歴、ポピュリズムや外交政策を批判した。
ニューズウィークは、トランプについてアドルフ・ヒトラーと同じデマゴーグであり、自画自賛が激しく、傲慢で具体性もないのに詭弁を弄して民衆の支持を集める人物であるとする記事を掲載した。
ハフィントン・ポストは、2015年にはトランプの選挙運動を「見せ物」(sideshow)に過ぎないとして、政治欄で扱わずエンタメ欄に掲載していたが、12月7日、アリアナ・ハフィントン(ハフィントンポスト創設者で社長、編集長)がトランプを「トランプの発言は初めから醜かった(ugly)」「トランプは女性蔑視主義者だ」「トランプは人種差別主義者」「トランプの好きにはさせない」「彼の発言は面白くない。不快で危険だ。」と非難し、再び政治面で扱う決定をしたと発表した。
共和党系保守紙ナショナル・レビューは、ドナルド・トランプとテッド・クルーズの2人を共和党への脅威として辛辣に批判し続けており、2016年には「反トランプ」特集を組んだ。
タブロイド紙デイリーニューズの黒人記者は、トランプが2度離婚していること、牧師に罪を告解した経験がないこと、人種差別的とされる発言が多いことなどを挙げ、キリスト教徒のふりをしている紛い物であると批判した。トランプへの支持を表明したジェリー・ファルウェル(米バージニア州のリバティ大学学長)に対しても「南部の保守的な白人キリスト教徒はいつも人種差別的である」とした上で、トランプのことをファルウェルのような保守派のキリスト教徒に愛される人間ではないとした。
ニューヨーク・タイムズは、1月30日、民主党のヒラリー・クリントンを「近代史上、最も能力の高い大統領候補」と称賛する一方で、共和党トランプを「経験もなければ、安全保障や世界規模の貿易について学習することへの興味もない」と評した。
ウォール・ストリート・ジャーナルは2月22日の社説で、トランプ支持を見直さなければ得体の知れないものに真っ逆さまに飛び込むことになると訴えかけ、民主党が党内の社会主義者(バーニー・サンダース)を「甘やかさなかったように」、共和党支持者も反トランプ票を1人の対抗馬に集めることが望まれるとした。
ワシントン・ポストは2月25日の社説でトランプの大統領就任阻止を訴えた。トランプが1100万人に上る不法移民を強制送還すると発言した点に触れて、「スターリン政権かポル・ポト政権以来のスケールの強制措置」であると批判、「良心ある共和党指導者がトランプ氏を支援できないと表明し、指名阻止のためにできることをする時だ」と訴えた。10月13日には、トランプについて「偏見に満ち、無知で、嘘つきで、自己中心的で、執念深く、狭量で、女性蔑視で、財政面で無頓着。民主主義を軽蔑し、米国の敵に心を奪われている」と強く批判した上で、「根気があり、困難にめげず、決然とし、しかも賢明」なクリントンへの支持を表明した。
キリスト教有力紙クリスチャン・ポストは、トランプを「ミソジニスト(女性差別主義者)であり、なおかつ遊び人である」として、「女性と少数派を貶めている」と批判、トランプを落選させるよう有権者に呼びかけた。
フォーリン・ポリシーには、軍にテロ容疑者の家族、疑わしい市民に対する拷問を命じるとするトランプの発言に反対する50人の共同声明が掲載された。彼らは「我々の知る有力な法律家は皆それらを違法だと考えている」として、トランプに違法な命令を出すような約束をやめるように呼びかけた。また米国の大統領が戦争犯罪を行うよう命令しても米軍は法的職業上の義務として拒絶するとした。
フィナンシャル・タイムズは、トランプがウィスコンシン州の予備選で敗北すると、投票者がようやくトランプの欠点に気がつき始めたのかもしれないというかすかな希望が見えたとし、有権者に共和党の大多数がトランプに反対する流れに今から続いても決して遅くはないと呼びかけた。
ボストン・グローブは、2016年4月10日、「共和党はトランプを阻止せよ」と題する社説とともに「トランプ大統領」の統治下を想定した架空の記事を掲載してトランプが掲げる1100万人の移民強制送還などの政策を批判した。米国最大手紙USAトゥデイは、2016年9月29日、行き当たりばったりで人種偏見的思想を持つトランプを、確定申告もしない嘘つきであるとして、「米国が大統領に求める性格、知識、堅実さ、誠実さを欠く」トランプは大統領に相応しくないと論評した。政治的中立を謳う同紙が大統領に対する支持・不支持を明確にするのは1982年の創業以来初のことである。
老舗雑誌アトランティックもトランプを「主要な政党の候補者としては、大統領選挙史上、最も不適格だ」として政治的中立の立場を52年ぶりに取りやめ、クリントン支持を表明した。
長年共和党支持を打ち出してきたテキサス州の最大手紙ダラス・モーニングニューズは、トランプを「党のほぼ全ての理想と相いれない。党員でも保守主義者でもない」と批判し、「大統領になる資格はなく、投票に値しない」として不支持を表明。第二次世界大戦後初めて民主党候補であるクリントンの支持を表明した。
アリゾナ州の最大手紙アリゾナ・リパブリックも、創刊時の紙名が「リパブリカン」(共和党員)である共和党支持の新聞であるが、トランプを「保守でもなく、大統領になるべきでもない」として1980年の創刊以来初めて民主党候補を推薦した。
その他、共和党寄りの論調で知られる新聞では、ヒューストン・クロニクル(テキサス州)が史上2回目、シンシナティ・インクワイアラー(オハイオ州)が100年ぶり、サンディエゴ・ユニオン・トリビューン(カリフォルニア州)が創刊以来初めて民主党支持を打ち出した他、リッチモンド・タイムズ・ディスパッチ(バージニア州)、ニューハンプシャー・ユニオン・リーダー(ニューハンプシャー州)、デトロイト・ニュース(ミシガン州)のように第3の候補とされるリバタリアン党のゲーリー・ジョンソン元ニューメキシコ州知事を支持する新聞もある。
激戦区フロリダ州のタンパベイ・タイムズなどもクリントン支持を明らかにしている。
このようなメディアの逆風と、少ない選挙資金で指名争いの首位を保ってきた逆説的な状況については、マスコミ誌上でも多くの分析があり、全体としては主流政治家への不満の他、支持者の見識不足と結論づける論調が多いが、非常に少数の意見としては米大手シンクタンク戦略国際問題研究所(CSIS)のエドワード・ルトワックによる見解などもある。
なお、トランプ陣営は自身に対して批判したメディアの取材を拒否し、ワシントン・タイムズ、ハフィントン・ポスト、バズフィード、デイリー・ビースト、ユニビジョン、フュージョン、マザー・ジョーンズ、ポリティコ、ナショナル・レビューなど多くの報道機関の記者から記者証を取り上げたり、トランプの選挙対策本部長コーリー・ルワンドウスキ(後に解任)が質問しようとした女性記者の腕を掴むなどの強硬策に打って出ている。
数少ないメディアによる支持表明の例としては、ニューヨーク・ポストがあり、日韓核武装論やメキシコ国境への万里の長城建設といった政策を「新人らしいミス」と一蹴しつつも、「不完全だが、可能性に満ちている」として支持を表明している。
日本語メディアの反応
アメリカ大統領選挙は世界中の政治や経済の秩序に大きな影響を与えるため世界中のメディアが注目しており、アメリカの同盟国として最大の経済力を持つ日本でも新聞各紙はトランプの躍進について社説で論評している。
読売新聞は、3月3日の社説で、トランプが中国・日本・メキシコなどを打ち負かすと発言したり、偉大な米国を取り戻すといった「単純なスローガン」の繰り返しによって危うい大衆扇動をしていると評し、トランプを支持する動きを「反知性主義」と断じた。
朝日新聞は、トランプが「米国と世界を覆う難題」に冷静に取りくまず「社会の分断」を煽ってきたと言い、トランプは国民の鬱屈する心情に「扇動的」に訴えかけており、「自由主義の旗手を自負する大国」の指導者に相応しくないとした。また米国の強みは流入する移民とともに成長することであるとした上で、米国では白人が着実に減っている反面、中南米系とアジア系が増えているのだから「人種的な意識があるならば時代錯誤である」として、米国民に「移民を排し、外国を責め、国を閉じ」ても何も解決しないので「グローバル」で優秀な指導者を選ぶように期待するとした。
毎日新聞は、トランプがメキシコとの国境に壁を作って移民を締め出し、イスラム教徒の入国も禁じる訴えをしていると紹介したうえで、世界がこのような発言で息苦しくなっているとし、共和党にそれでよいのかと疑問を投げかけ、トランプには、「暴言や下品なパフォーマンス」を慎むべきだとした。
中日新聞は、「移民やイスラム教徒に対する無用の憎悪をあおり喝采を浴び」る「ポピュリストの手法」によるトランプの躍進に世界の憂慮が深まっていると指摘した。
日本経済新聞は、トランプが支持を集める背景を理解すべきとした上で、トランプが「人種差別的な発言」を繰り返しているとした。またトランプの「極端な主張」は必ずしも保守主義を体現しておらず、そのような主張に共鳴する支持者の姿を見ると、歯止めがきかなくなった「大衆迎合主義の危うさ」を感じるとし、米国社会の分裂がトランプや他の候補の政策によって高まれば日本が不満の捌け口にされる恐れもあると指摘した。
産経新聞は、『トランプ現象 「痛快だから」では済まぬ』と題する記事を掲載。トランプの政治姿勢について「貿易で日本、中国、メキシコを打ち負かすと連呼」していて、「日米同盟の意義」を理解していない、「有無を言わせず通商紛争を仕掛けるかのような」内向きで独善的な姿勢であるとして、トランプの躍進に不安を覚えるとした。他方、トランプの対立候補には、トランプを支持する人たちが抱えている政治や社会への不満を克服する手法や政策を提示するよう求めた。 
政見

 

1987年以前と2001年〜2009年にかけては民主党員であり、同党のクリントン元大統領夫妻に過去10回に亘って献金もしている。また1999年〜2001年までの間、アメリカ合衆国改革党にも所属していた。2000年の大統領選には同党から立候補しようとしたが結局断念。2016年の大統領選では共和党から出馬しているが、アメリカ改革党の支持も得ている。
トランプの政策的主張は共和党の主流派とは大きく異なっており、政見について敵対する勢力からは大衆迎合主義(ポピュリズム)であると揶揄されることも多い。
トランプをポピュリストとする1人でロイター通信のコラムニスト、ビル・シュナイダー(英語)によれば、ポピュリストとしてのトランプには右翼ポピュリストの特徴と左翼ポピュリストの特徴が両方あるという。
シュナイダーによれば、ポピュリストにも右翼と左翼の区別があり、左翼ポピュリストはウォール街と「富を独占する1%の富裕層」を攻撃するが、右翼ポピュリストはリベラルの俗物ぶりとエゴの大きさを批判し、高学歴者がキリスト教の伝統的価値を破壊することを批判する。
そしてドナルド・トランプはそれが合体しており、自分自身が富裕層であるのにウォール街を愛しておらず、右派のように移民、少数派、女性を攻撃するばかりか、左派のようにヘッジファンド嫌いであり、ウォール街の側も、反トランプの広告に何百万ドルも使って、トランプの勝利を阻もうとしているという。
こうしたトランプの主張の支持者は、ニューヨーク・タイムズによれば「高校を出ていない白人」「農業や製造業といった古い産業の底辺」であり、ウォール・ストリート・ジャーナルによれば「高卒の白人、特に男」「下流労働者で非民主的な思想の持ち主」だという。また支持者に移民はほとんど居ないと言われている。しかし一部の合法な移民からは支持されているという。
外交
反共主義や自由化、民主化を掲げて介入するジョージ・W・ブッシュ元大統領をはじめとする共和党のネオコンや、ヒラリー・クリントンなどの民主党のタカ派とはトランプは一線を画していると見られており、外国の事に関与するよりも国内問題に集中して取り組むべきだというモンロー主義(孤立主義)により近いという見方もある。トランプの古くからの親友で長年アドバイザーだったロジャー・ストーンはリチャード・ニクソンの崇拝者であり、トランプには輸入課徴金の採用やニクソンの演説の引用など保護主義的で国益重視だったニクソンの影響があるともされている。
トランプは自らの外交方針について「私は孤立主義者ではないが、’’米国が第一’’だ(I’m “America First.” )」「我々はあらゆる国と親しくするが、いかなる国に対しても付け入る隙を与えない」と要約している。
ときに米国のリベラル・保守派の双方が非難している他国の指導者を支持するかのような発言が見られ、1990年にインタビューの中で、崩壊前年のソビエト連邦と天安門事件直後の中国について語った箇所は、トランプが共和党候補者でタカ派であるにも関わらず、共和党右派からも批判されている。
インタビュアーがソビエト連邦の情勢をどう見るか尋ねると、トランプは「ピケが多発しており、今すぐにも革命が起こる。ロシアはリーダーシップを失って混乱している。がっちりした手を講じないゴルバチョフ大統領(当時)に問題があるのだろう。」と答えた。
この前年(89年)に起きた中国の天安門事件を念頭において「がっちりした手とは中国のような対応?」とインタビュアーが質問すると「中国は学生たちを一掃した。彼らは悪いやつで恐ろしい。だが、彼らは我々に力の強さを見せつけた。一方の我々の国は、弱くなっている」とコメントした。
また、「ソビエト連邦は転覆すると予言しておく。ゴルバチョフが極端な弱さを示しているからだ。突然いたるところで騒乱がおきて、究極的には暴力革命に繋がるだろう。ゴルバチョフは素敵なリーダー扱いされており今後も国際的な信用を増していくだろうが、それは彼がソ連を破壊しているからだ。」とゴルバチョフの改革がソ連を脆弱化させているという認識を示した。
この発言は、右派ナショナル・レビューの共和党とイラク戦争を支持する編集幹部から、「(ソ連や中国の強権政治について)こんな発言をする人間だからプーチンを褒めても驚くには値しない」「自由や民主主義や人権に背を向ける民主党のように、共和党まで落ちてしまうのか。」「私は残忍で殺人的で卑怯な中国政府を吹き飛ばしたかった!」と非難されている。
この発言はCNNで行われたテレビ討論会でも追及され、その際にも天安門で起きたことを支持していないと強調した上で、中国政府が「暴動」を押さえ込んだという表現を使ったことで、天安門事件でリーダー格だった王丹、魏京生やウイグル人ウーアルカイシといった著名な中国民主化運動家から「まるで中国共産党の指導者」「中国共産党による抑圧に反対する者への侮辱だ」「アメリカの価値観の敵」として抗議を受けている。
ロシアや中国とは小さくない問題を抱えてるとしながらも、「敵対関係になってはならず、共通の利益を見いだすべきだ」と発言している。
対ロシア
2015年9月にはシリアで空爆を続けるロシア軍について「ロシアはアメリカに敬意を払っていないが、もしイスラム国を攻撃したいのならロシアに好きにさせればいい。イスラム国を排除させるのだ。我々もイスラム国を排除したいのだから気にすることなどない」と発言。ロシアが主導権を握ることを容認する考えを示した。2016年7月には「イスラム国に対抗して、我々がロシアや中国などと一緒になってイスラム国がもたらす地獄と混乱を一掃すれば素晴らしいだろう?」と発言している。
当時はソ連だった80年代からロシアや他の旧ソ連構成国でもビジネスを行っている経験上、ロシアとも関係を深めるべきであると発言しており、「米ロがもっと協力すれば、テロを根絶し世界平和を再構築することができると常に感じている。貿易のみならず、あらゆる恩恵が相互の信頼関係からもたらされる」と述べている。
トランプはウラジミール・プーチンを「内外で尊敬されている人物」「オバマと違って少なくともリーダーだ」と称賛しており、プーチン大統領もトランプを「トランプ氏には才能がある」と評価している。ただし、トランプは「ロシアとは関係はよくなると思うが、もしかしたらそうでもないかもしれない。私をプーチン大統領が褒めたといっても、これは交渉の助けにならない」とも発言している。
トランプ陣営が制作した選挙宣伝用ビデオの中で、ナレーションがロシアを「最強の敵」と表現したことについては、ロシアの大統領報道官ドミトリー・ペスコフは「ロシアを悪魔のように扱っている」と批判した。
また、国際空域で米軍機へのロシア軍戦闘機の接近が相次ぐことに関連して、オバマはロシアに弱腰であるとして、「ロシアの戦闘機が米国機に接近しても、外交が役に立たないなら、それらを撃墜する必要がある」とも明言している。
民主党のメール流出事件については「ロシアや中国といった我々の友人はハッキングの地獄に突き落としたのだ」「ロシアにはさらにメールを見つけてもらいたい」「ロシアと中国、或いは他の国がメールを持っているなら、正直に言う、彼らは私に見せてほしい」と発言している。
対中東
これまでの中東政策には否定的であり、イラク戦争にも反対してきた。
CNNの番組の中では、次のように述べた。
わかるだろ、あなたがサダム・フセインを好きかしらないが、彼はテロリストを殺していた。テロリストにとってイラクは楽しい場所ではなかった。ところが今や、イラクは「テロリズムのハーバード大学」だ。数年前のイラクを見たらわかる。彼(サダム)が良いやつだったと言うつもりはない。彼はおそろしい奴だったが、今よりもマシだった。
人々は頭を刎ね飛ばされたり、溺れさせられたりしている。今この時、彼らの状態は、かつてなく最低で、サダム・フセインやカダフィの時代より悪い。
何が起こったか見てくれ。リビヤは大惨事だ。大災害だ。イラクも大災害。シリアも大災害。中東まるごと大災害だ。全部、ヒラリーとオバマの時代に吹き飛んでしまった。
一方で、2002年のラジオの中では、「あなたならイラクに侵攻する?」と問われて「するだろうね」と答えていたので、かつてはイラク戦争を支持していたのではないかという指摘もある。トランプはこの件について、「私は開戦する前から反対派になり、2003年からはっきりと反対しているのだから意味がない」と主張した。
イラン核合意については破棄を「私の最優先事項」と訴えている。
サウジアラビアについては「守りたいが、彼らはいくら負担してくれるんだ?」と発言した。
エジプトについては、「親イスラエルだったホスニ・ムバラク政権を倒してムスリム同胞団を助けた」とオバマの外交政策を批判している。
イスラエル・パレスチナ政策
イスラエルを「アメリカの最も信頼できる友」としており、「我々は100%、イスラエルのために戦う。1000%戦う。永遠に戦う」や「イスラエルはユダヤ人の国家であり、永遠にユダヤ人国家として存在することをパレスチナは受け入れなければならない」などと表明するなど、明確にイスラエル寄りの姿勢を示している。
1983年にユダヤ民族基金から米国とイスラエルの関係への貢献を称えられて表彰されており、2004年にニューヨーク五番街で行われたイスラエルを応援するパレードでグランドマーシャルを務めたり、「Jewish Voice」というメディアから、ユダヤ人の孫の祖父であることをどう感じるかと聞かれて、「私はユダヤ人の孫だけでなくユダヤの娘(イヴァンカ)もいて、とても光栄に思います」と答えるなど、ユダヤ人コミュニティとの繋がりも深い。
2016年7月に行われた共和党大会では、採択された政策綱領で同盟国イスラエルとの関係強化が掲げられ、パレスチナに言及した二国家解決案の削除などがされたことから「史上最も親イスラエル的な綱領」と称賛した。大統領選の際もイスラエルで前例のない規模の在外投票を呼びかけるキャンペーンを行った。また、ヨルダン川西岸地区でのイスラエルの入植活動を支持しており、自らが掲げるメキシコとの間の壁建設も自身の著書でイスラエル西岸地区の分離壁を参考にしてるとしている。
イスラエル首相のベンヤミン・ネタニヤフを評価しており、2013年には再選キャンペーンにも「本当に偉大な首相だ」と支持する36秒の応援メッセージを寄せた。ただし、ネタニヤフ首相も、イスラム教徒を入国禁止にするというトランプの発言に関しては、発言の数時間後には「イスラエルはあらゆる宗教を尊重する」と表明するなど距離を置いている。同発言については、ルーベン・リブリン大統領も「我々はイスラムと戦争していない」と過激思想とイスラム教そのものとの区別を強調して批判した。このためか、トランプは予定していたイスラエル訪問を「彼(ネタニヤフ)は会うのを楽しみにしているとか言ってるが、余計なプレッシャーをかけたくないので大統領になってからする」と延期した。
2016年9月25日、ネタニヤフ首相との会談を果たし、イラン核合意やイスラエルへの軍事支援を話し合った他、エルサレムをイスラエルの首都として承認することやパレスチナにイスラエルをユダヤ人国家として受け入れさせることで一致した。
対アジア
アジア太平洋での海洋安全保障については、2015年9月3日にラジオで司会者から「中国が日本やフィリピンの船を沈めたら、どう対応するか」と聞かれたときは、「相手に考えを知られたくないから答えない」「『これをする』『ここを攻撃する』と言ってしまうのがオバマ大統領の問題。」と明言しなかった。また、「中国の行動をきっかけに米国が第三次世界大戦を始めるとは考えない」「中国をよく理解している」「中国とは良いビジネスを重ねてきた」として「米国は中国に対して貿易上の影響力を持っている。圧力をかけて譲歩を引き出すことができる」とし、尖閣諸島を中国が占領した場合も「答えたくない」としている]。
また、2016年2月25日テキサス州でのテレビ討論会では「日本、韓国、ドイツ、など全ての同盟国を守ることはできない」とし「もっとお金を払わせたいんだ」と、在日・在韓米軍の駐留費用の負担増を求める考えを示した。
3月10日フロリダ州では、社会保障の財源について司会者から聞かれると、「狂気じみた北朝鮮が何かするたびに米国は艦船を派遣するが、事実上、米国が得るものは何もない」と話し、アジア地域を含む在外米軍の駐留経費を削減する可能性に言及した。
3月21日、ワシントン・ポストによるインタビューにおいて、人件費を除いた日韓の米軍駐留経費のうち、50%を日韓が負担していることを指摘された際、「50%? なぜ100%ではないのか?」と答え、海外に基地を有することで米国は利益を得ているかと問われた際には、「個人的にはそう思わない」「米国はかつての地位にはないと思う。米国は大変強く、大変豊かな国だったと思うが、今は貧しい」とした上で、それにも関わらず巨額の予算を自国のためではなく外国の防衛のために投じていると述べた。
3月26日、ニューヨーク・タイムズのインタビューでは、記者が「日本は世界のどの国よりも多額の駐留支援金を払っている」と指摘すると、「払っているが、依然我々が負っているコストより遥かに少ない」と指摘し、駐留経費の負担を日韓が大幅に増額しないのであれば「喜んでそうするわけではないが」、在日・在韓米軍を撤退させるつもりがあると答えた。更に、NATOや日米等の防衛条約について「非常に不公平」であるとして、再交渉する意向を表明した。
また「我々がこのまま弱体化を続けるなら、私が議論するかどうかとは無関係に、日韓は核兵器の保有を望むようになるだろう」「日本が核兵器を保有することはそんなに悪いことではない」と述べると共に、記者の「(北朝鮮が何をしでかすかわからないから)日本が米国に頼るばかりではいられなくなり、自分たち自身の核兵器を必要とするかもしれない?」との発言に対しては「特に北朝鮮の脅威に対しては本当にその通りだと思っている。北は中国とイラン以外には誰に対しても攻撃的で、特に日本には攻撃的だから。」と答え、日韓の核武装に反対しない考えを示唆した。
中国・日本に対しては、大統領選出馬表明会見の際にも「中国、メキシコ、日本、その他多くの場所から、仕事を取り返す。私は我々の仕事を取り返し、我々にお金を取り返す」と言及がある。
この会見では、特に中国への対抗姿勢を鮮明にしており、「私は中国のことは大好きです。中国から世界で最大の銀行(中国工商銀行)がやってきたが、米国本部がどこにあるか知っていますか?このビルの中ですよ。トランプ・タワーです。だから中国は好きですよ。」「みんなは私に中国が嫌いなんですかと聞きます。違います、私は彼らが大好きです。だが彼らの指導者たちは我々の指導者たちよりも遥かに―うんざりするぐらい―上手くやっている。彼らはあらゆるものを作り変えている。彼らは我々を殺そうとしてるが、私は彼らを撃退すると発言している。一方で、2016年7月29日の演説では「中国は偉大だ。中国が好きだ。われわれは中国とビジネスをするべきだ。もっとうまくやっていけるはずだ」と発言した。
トランプの対中国姿勢を批判する者は、トランプが中国に8社もの合弁会社を所有してその提携先には中国共産党の幹部が経営する国有企業もあることや、トランプが中国の国営銀行に多額の債務を抱えてること、トランプが新ビル建設工事にあたって中国の鉄鋼を使用し、中国人投資家へ出資を募り、彼らに向けて迅速にビザが発行される政府プログラムの利用を勧めていたことを取り上げ「安全保障を損ないかねない」と批判したり、トランプブランドの商品の産地がメイド・イン・チャイナやメイド・イン・メキシコであることを問題視し「全製品をアメリカで生産せよ」と非難するなどしている。これに対しトランプは、中国やメキシコの通貨が安くなっているためにアメリカブランドがアメリカで生産できなくなってしまっているなどの説明を行っている。
日本については貿易上のライバル国と見た発言が多い。
1990年には米雑誌記者のインタビューに答えて「まず日本はアメリカに商品を売りにきて我々のお金を残らず日本に持っていく。次に、そのお金を返しに戻ってきてマンハッタン中の不動産を買いまくる。というわけで、両方ともこちらの負けだ。」と論評。
米国の有名な不動産を日本企業が買収していることについて感想を求められると、日本による爆買いでマンハッタンごと買い占められる、という危機感を示し「自分はそのことの最大の受益者の1人だから文句さえ言うべきではないのかもしれない。所有する資産を売るように望まれたら大はしゃぎするかもしれない」とした上で、「いらだつ」と拒否感を示していた。
2015年の出馬会見では、「彼ら(日本)は、百万台以上の日本車を送ってくるが、我々はどうだ?最後にシボレーを東京で見たのはいつだ?存在しませんよ。彼らは我々をいつも打ち負かしてきた」と発言。
為替政策について批判しており、たびたび「日本の度重なる円安誘導のせいで、友達は高いキャタピラーではなく、コマツのトラクターを購入した」と発言している。
日米安保条約についても、アメリカ防衛の義務を日本が負っておらずアメリカが日本を防衛する義務を負っていることに不満があると見られる。
1990年には「日本は石油の7割近くを湾岸地域に依存しているが、その活動は米軍が守っている。日本は米軍に守られて石油を持ち帰ってアメリカの自動車メーカーを叩きのめしている」「日本の優れた技術者はビデオデッキや車を作り、アメリカの優れた技術者はミサイルを作って日本を守っている。日本にコストを弁償させるべきじゃないか」と発言。
大統領選挙出馬後には、
「もし誰かが日本を攻撃したら私たちは即座に第3次世界大戦を始める、OK?だが、我々が攻撃を受けたら日本は私たちを助けなくてもいいんだ。」「もし日本が攻撃されたら私たちは直ちに救援に行かなくてはならない。もし私たちが攻撃を受けたら日本は私たちを助けなくてもいい。」「この取引は公平なのか?」との発言が伝えられている。
移民対策
中米からの不法移民の取り締まりに積極的な姿勢を示している。シリア難民の受け入れにも反対している。
アメリカ国内に住む不法移民について強制退去させると言っており、アメリカ生まれの不法移民の子供にアメリカの市民権が与えられるという規定を廃止するとも述べた。1100万人に上る不法移民を退去させることは莫大な費用が掛かるし、差別的であると批判を受けながらも、退去させることは実現可能で人道的だとの考えを表明している。
大統領選の出馬会見でも、メキシコからやってくる不法入国者たちが麻薬と犯罪を持ち込んでいるとの見解を述べ、メキシコとの国境沿いに「万里の長城」の様な国境の壁を造り、(注・CNNの試算では数十億ドルになるという)その建設費をメキシコに払わせると発言した。
国境線に壁が必要だという主張についてメキシコ大統領報道官のエドゥアルド・サンチェスはブルームバーグの電話インタビューで「それはもちろん間違っている」「そういう考えはメキシコが果たしている役割をものすごく無視していて、そんなことを主張する候補者の無責任さを示すものだ」とコメントしており、その費用をメキシコに負わせるという発言に対しても「トランプの発言には米国の現実についての知識の巨大な欠如が反映されている」「アメリカにいるメキシコ人は熱意を持って働いている。彼らは仕事をよくやっている」として、負担に応じない方針を示しているが、トランプは現在まで撤回していない。
イスラム教徒について一部のセキュリティ会社が発表した調査結果(アメリカ人を攻撃することをジハードの一部として正当化できると回答した割合が25%に上る)などを引用し、「ムスリムのアメリカへの憎しみは我々の理解を超えている」と何度も主張しており、ムスリム系夫妻が14人を銃撃し殺害する事件が起きると、イスラム教徒の入国を禁止するように提案したり、一部のモスクを閉鎖させてムスリムを監視すべきと提案している。 
内政

 

司法制度 / 死刑制度
トランプは、死刑を支持する死刑制度存続派である。以下の事件に関する言動では抗議デモも受けた。
1989年4月19日、夜のセントラル・パークで、10代のストリートギャングが人々を襲った。夜9時ころから30人以上の黒人やヒスパニックの少年たちがパークの来園者を襲い始めた。
襲撃者たちはタクシーを石で破壊し、サイクリングコースで数台の自転車を襲った。人々が逃げ出すと歩行中の男性に襲いかかり、金品を奪って意識不明になるまで殴った。通りがかった教師はひどく殴打され、何度も蹴られた。ランニングコースにいた2人の男性も意識を失うまで鉄パイプと棍棒で殴られた。駆けつけた警官は、血の海だったと証言した。被害者たちは意識が戻ると、4、5人の黒人の若者に襲われたと証言した。通報を受けて急行したニューヨーク市警は、少年たちを逮捕しながらパーク内の見回りを始めた。
同じ頃、パーク内のランニングコースでも、ジョギング中の28歳の白人女性Aが何者かに襲われてレイプされ、肛門を犯されるなどの暴行を受けた。女性は発見時、縛り上げられ、口枷をされ、裸で、血液の75%を失う深刻な頭部外傷を負い、血まみれで泥の中に埋もれていた。女性は奇跡的に生きていたが、12日間昏睡状態にあり、深刻な障害が残った。
Aが発見される前、パーク内を見回っているパトカーの車内でリヤシートに座っていた少年が、出し抜けに「俺は殺人(murder)はしていない」と言い出した。「だが誰がやったか知ってる。あいつら2人だ」と2人の名前をあげた。その隣に座っている少年も同調して「あいつがやった」と繰り返した。
Aが20日未明に発見されると、警察は逮捕した少年たちから14歳から16歳の黒人4人とヒスパニック1人の計5人を、Aへの暴行、強姦、殺人未遂の被疑者とした。5人ともパークでの襲撃に参加しており、うち2人は前述のパトカーで仲間から犯人と名指しされた少年だった。
5人は通行人を襲ったことは認めたものの強姦については否認し、目撃しただけで関与はしていないと供述した。5人の一人は「女を犯していた1人はフードを被ったプエルトリコ系(ヒスパニック)の少年だった」と供述し、一人は「レイプはしていない。俺は胸を触っただけだ」と供述した。
メディアがこの事件を報じると、トランプは「犯人たちの死刑」と「ニューヨークでの死刑の復活」を求め、8万5000ドルを投じて新聞4紙に「死刑を取り戻せ!」という全面広告を掲載した。また当時のエドワード・コッチ市長が「憎しみや恨みを私たちの心から取り去らないといけません」と発言したことにも反論し「私はそうは思わない。私はこれらの強盗・殺人犯たちを憎しみたい。犯人たちが苦しむことを望む。社会を攻撃する者たちには、攻撃を始める時が人権の終わる時だと教えるべきだ。」と主張した。 5人側を防御する弁護士は、この意見広告について「5人を公然と侮辱している」と抗議した。
ニューヨーク市警は5人に苛烈な取り調べを加え、Aへの暴行も自白させた(後に虚偽の自白と判明する)。陪審員による裁判は少年たちに懲役6年から13年を宣告した。5人は二審でも有罪になり服役した。
しかし2002年、この5人のぬれぎぬを晴らす出来事がおきた。連続強姦や殺人罪で服役していたヒスパニックの男性B(5人とは別人)が司法取引で強姦罪の免責と引き換えに、Aに乱暴した真犯人は自分だと告白した。Bの告白には信ぴょう性があり、DNA鑑定によっても裏付けられ、さらにBは1人でレイプしたと証言したため、5人の元少年たちは無実だったことが明らかになった。
5人の元少年たちは釈放されるとトランプに謝罪を求めた。元少年たちの弁護士は「ドナルド・トランプは社会に対して、また若者たち(被告)とその家族に対して、本当の謝罪をするべきだ」とコメントした。トランプは「謝罪しない。彼らは刑事に自白した。後になってからやっていないと言い出したが信じない」と拒否した。人権団体はデモ集会を行って、参加者たちはトランプ・タワーの前で「トランプのとんま!」「人種差別主義者」と声をあげた。
5人の元少年たちは人種差別、悪意訴追、精神的苦痛を理由としてニューヨーク市に2500万ドルの賠償を求めて訴えた。市側は、元少年たちを起訴に持ち込んだことには相当な理由があったとして応じず、市側の法律家も自分たちが勝つと感じていた。しかし裁判は10年間に及び、2013年にビル・デブラシオが「私が市長になればこの問題を解決する」と宣言し、新市長に就任すると、2014年5月に、元少年たちに解決金として4100万ドル(約46億円)を支払う決定をした。
トランプはこの決着を批判し「これは恥だ」「彼ら(ニューヨーク市を訴えた5人)は天使のような人間ではない」「4000万ドルはニューヨーク市の納税者にとっては大金だ。この受け取り手は大声で笑っているに決まっている」「決着はしたが潔白という意味ではない」「この司法制度は問題だらけで、この問題に費やされた時間とエネルギーはとんでもない」などと発言した。
無実が証明された5人の少年の内の1人は「トランプはあいかわらず憎しみに満ちた人間だ。トランプが大統領になることなど想像も出来ない」とコメントした。
なお5人の元少年たちはニューヨーク市から4100万ドル(46億円)を受け取るとニューヨーク州に対しても5200万ドル(約58億円)を求めて2014年12月に提訴している。
警官の黒人容疑者への対応
2014年にニューヨークの路上で、違法タバコを所持していた黒人男性が、彼を販売容疑で逮捕しようとした警官たちにねじ伏せられて窒息死する事件が起きた。
この黒人男性は1980年以来、重窃盗罪や暴行、公務執行妨害、タバコの違法販売など、軽微な罪も含めて数多くの逮捕歴があり、事件当時は3件の違反(無免許運転、マリファナ所持、身分詐称)で逮捕されており、2000ドルを払って仮釈放されていた。
警官たちは男性を囲むと、1人の白人警官が男性の後ろから男性の右腕をつかみ、続けて男性の首に腕を回して絞めあげ、男性を路面に引き倒した。この警官は男性を腹ばいに倒し、その頭を路面におしつけるまでの約15秒間にわたって、男性の首を絞め続けた。男性がうつ伏せに転倒する際に「息ができない」と絞りだすように言うと、警官の腕は声を出せる程度に緩んだ。男性は首に腕をまわされて抑えこまれた状態で「息ができない」と繰り返し訴えつづけたが、警官たちは彼にうつ伏せの姿勢を取らせ続けた。
男性が意識を失うと警官たちは彼を解放して仰向けに寝かせ、7分後に救急車が到着したが、男性は1時間後に病院で死亡した。
背後から首を絞めた白人警官は前年(13年)にも黒人容疑者の服を脱がせて所持品検査を行ったことで行政訴訟を起こされていた。現場にいた黒人の女性巡査部長は「犯人は横たわっている時は深刻な状態には見えなかったし、それ以上悪くなるようにも見えなかった」と証言した。
男性は体重150kgを超える肥満体で心臓疾患と糖尿病、睡眠時無呼吸症候群、重度の喘息など多数の疾患を患っており、
男性の死因については、ニューヨーク市の検死官が「首を絞められたことと胸部が圧迫されたこと、うつ伏せ姿勢による窒息」「他者の意図的な行為による死」と断定した一方で、ニューヨーク市警の労働組合は「男性は意識を失っていたが救急車が到着するまで呼吸をしており、死亡は元々の健康状態の極端な悪さによるもの」と主張した。
白人警官は殺人罪で起訴されたが、大陪審は不起訴とした。
リベラル派市民や黒人を中心に人種差別との声が沸き起こり、男性の遺族は警察を訴え、ニューヨーク市警は590万ドル(約6.6億円)を支払って和解した。
この事件に関して「警官によって28時間ごとに1人の黒人が殺されている」「戦争のようだ」などと抗議運動をしていた『黒人の命も大切だ』が2015年11月、トランプの集会で抗議を行うと、トランプは批判を展開し「面倒を起こそうとしてるんだと思う」と述べた。
また白人や警官によって殺される黒人よりも黒人によって殺される市民の方がはるかに多いとして画像をツイートしたが、この画像には信頼性がなく、非難を浴びた。
トランプが引用した画像は、出典を「サンフランシスコ 犯罪統計局 2015年度データ」としているが、サンフランシスコ市は年次報告書の発行を2014年で終了しており、2015年の統計は公表されていなかった。また14年以前も、加害者・被害者の人種ごとの内訳は掲載していなかった。
また各数字も、実在するFBIの14年度の全米統計データと見比べてあまりに差が大きく、信頼できないものと考えられた。実際のFBIの2014年度の全米統計では、@「黒人(B)が加害者になって、白人被害者(W)を殺害した数」は全殺人の15%である一方、A「白人(W)が加害者になって、黒人被害者(B)を殺害した件数」は7%である。
ところがトランプが引用した画像は、15年のサンフランシスコについて@を81%、Aを2%としていた。 サンフランシスコ市警察の広報は新聞の取材に対して「(トランプがツイートした画像は)我々が公表したデータではない。どこから来た情報か分からない。」と答えた。
人工妊娠中絶についての見解
自らを人工妊娠中絶反対派と位置づけており、原則として妊娠後期(米国では一般的に満20週以降)では中絶(abortion)を認めるべきではないとする。認めるべき場合としては、強姦被害による場合と、近親姦による場合、母体の健康に問題がある場合を挙げる。
2016年3月、トークショーの司会者から、中絶手術を禁止した場合に違法な手術は罰するべきかと問われて、「(女性に対して)何らかの罰を設けるべきだろう」と答えた。
司会者:中絶に対して原則的には罰を与えるべきだと思いますか?イエスかノーかで答えてください。 / トランプ:何らかの罰を設けるべきだろう。 / 司会者:女性に対してですか? / トランプ:はい。
この発言に関して世界中のメディアが、「ドナルド・トランプ氏が「妊娠中絶を受けた女性は刑罰の対象にすべきだ」と発言 / 中絶手術を受けた女性は処罰されるべきだと発言した」と報じ、中絶反対派からも激しい非難を受けた。
日本のマスコミも、「トランプ氏は、人工妊娠中絶を行った女性は罰せられるべきだと発言 / 妊娠中絶手術を受けた女性は「処罰されるべきだ」と発言」と批判した。
トランプはこの件については同日中に再説明し「もし議会が中絶を違法化し、あるいはいずれかの州が連邦法の下で禁止し、連邦裁判所がこの法律(中絶を禁じる法律)を合憲とする場合には、医師あるいはどんな人物であれ、この違法行為を妊婦に行った者(堕胎施術者)は、法的責任を問われる。この時、胎内の命を奪われた妊婦は被害者である。」として「私の立場はロナルド・レーガンと同じ立場で、例外を認めるプロライフだ。」とした。
中絶を巡る問題に関しては、この件についての多数の報道があった後、有利とされていたウィスコンシン州で敗北したことで、フレームアップされたこの「発言」が、選挙戦に致命的なダメージを与えたという分析も出ている。
ただトランプは、刑罰化を積極的に望む姿勢を示したわけではなかった。激しく非難された発言は、後期中絶の違法化を巡るやりとりの中での返答だが、トランプは司会者から「違法に堕胎するものが現れれば罰するのか?」と質問されて、そのたびに「これは非常に難しい問題なんだ」「他の候補者よりも緩やかな考えだ」「広い例外を認める禁止派(プロライフ)だ」と濁している。また、この返答を受けた司会者が「ではどのような刑を課すのか」などと矢継ぎ早に畳み掛けると、その際にもトランプは「分からない」と3度繰り返し「カトリックと同様の見地から対応するつもり」「これについては今後、決定する」と続けており、強固な考えを持っていないことも示唆している。
なお、妊娠後期の胎児についての中絶の禁止自体は、共和党の候補者に共通する考えであり、米国外では日本などが採用している。しかし、日本の刑法で第212条から216条に規定されている堕胎罪の場合は、犯罪の主体が女性に限定されないため、批判されたトランプの当初の主張とは異なる。
トランプは17年前には、中絶の問題は妊婦と担当医に委ねるべきと述べていた。
トランプ:私は完全にプロチョイスだ。中絶のことは嫌悪している。嫌いだ。胎児の殺害を意味する全てを嫌っている。私は人々がこの話題で言い争うのを聞くだけで、身のすくむ思いがする。しかし、そうであっても選ぶ自由を認めるべきなのだと思う。それに……あるいはニューヨークの人々の物の捉え方には、他の地域の人々とは少し変わっている部分がある。そして知ってのように、私はニューヨーク生まれの人間だ。この町で大きくなって、働いて、ニューヨークシティで形作られた。なんにせよ、プロチョイスを強く支持している。だが堕胎も嫌悪している。
司会者:ではトランプ大統領は堕胎を禁止しますか?トランプ:いいえ、自分はどの点でもプロチョイスだ。しかし、嫌いなんだ。自分は全面的に「中絶の自由」を支持する。「中絶の自由」を嫌悪しているし、「中絶の自由」など口にするのも嫌だ。そして自分が「中絶の自由」の支持者だと言うことを恥ずかしいとも感じる。だが支持する他ないように思われるから「中絶の自由」の支持者だ。
現在「例外を認めるプロライフ」としていることについて、1999年の見解から立場を変えたことを批判しているマスコミもある。
財政、税制、貿易、医療
財政面では、社会保障のための積極財政政策を唱える。
税制面では、法人税と個人の最高税率を引き下げて経済活動を促すと共に、年収5万ドル(約570万円)以下の夫婦世帯および年収2万5000ドル(約280万円)以下の単身者に対しては所得税を免除して国民の間の格差も是正するとしている。
経済格差については過去に拡大を止めるために民主党のバーニー・サンダース上院議員と同じく富裕税を提唱したことがあり、政策スタンスはリベラルや民主党左派に近いともされる。
また超高所得者、富裕層に対しては、ストックに対する懲罰的課税・富裕税を課し、ウォール街への規制を強化し、租税回避対策、インバージョン規制を行うなどとする。
これらの政策は中流の保護と低所得者の保護、金融規制を含んでおり、共和党主流派の小さな政府・民営化・資産再配分の否定(自由主義・リバタリアニズム)と相容れないため、共和党や米財界から社会主義や隠れリベラルという批判を受けており、エスタブリッシュメント層からはポピュリズムや反市場・反企業と糾弾されている。
グローバリズム拡散による単一市場に対しては否定的であり、保護貿易主義的とされる。TPPにも反対である。
医療保険改革では、PPACA、通称オバマケアに対して廃止を明言している。トランプは自らのプランをサンダースが訴える単一支払者制度ではないとたびたび表明しており、オバマケアに反対している。トランプ陣営のスポークスマンは、「ユニバーサルかつ、自由市場に基づいて選択の幅を提供する社会主義的ではない制度」を用意するとコメントしている。 
メディアへの露出
自己顕示欲が旺盛で、テレビドラマ「スピン・シティ」や映画「ホームアローン2」、「トゥー・ウィークス・ノーティス」などのほか、さらにはセサミストリートのマペットやアニメーション「ザ・シンプソンズ」に至るまで、様々な媒体に様々な形で積極的に出演しており、この様な活動を通じて自らのホテルやカジノへの集客を図るだけでなく、自己顕示欲を満たすことも兼ねていると言われている。
アプレンティス
2004年に放映が開始されたNBCテレビのリアリティ番組「アプレンティス(The Apprentice)」に、主演兼プロデューサーとして参加し、トランプの関連企業の役員の椅子を懸けて番組内で丁稚奉公を行う番組参加者(公募による関係者以外)を、「お前はクビだ(You're fired)」(本当はビンス・マクマホンが元祖であり、ビンスの場合は原語では同じYou're firedだが、日本語では「貴様はクビだ」と表示される)の決め台詞で斬り落とす姿が人気を博し、同番組はリアリティ番組として空前の人気を誇るだけでなく、トランプの発する決め台詞が流行語となった。
WWE
2007年4月1日、アメリカのプロレス団体のWWEが主催したWrestlemania23において、「Battle of the Billionaires(億万長者対決)」と題されたトランプとビンスそれぞれの代理レスラー(トランプの代理はボビー・ラシュリー、ビンスの代理はウマガ)の試合が行われた。
アメリカではそれぞれがかつらとの噂があり、その噂を皮肉った対決で、敗者は頭を剃ることになるルールであった。特別レフェリーの"ストーン・コールド"・スティーブ・オースチンの助けもあり、トランプ側が勝利し、その場でトランプがビンスの髪の毛を刈った。ちなみに、試合後にトランプもオースチンから必殺技のストーンコールド・スタナーを浴びている。
2009年6月にはアングルとして、マクマホンからRAWを買収してオーナーに就任。翌週の放送は番組史上初のCM無し放送や観客の入場料全額払い戻しを実行するが、その日のうちにマクマホンが売却した倍額で買い戻し、オーナーアングルは1回限りで終了した。2013年にWWE殿堂入り。 
私生活
トランプは祖父と兄をアルコール依存症に由来する合併症で失っている。 兄は酒とタバコに触れないように言い、トランプはその言いつけ通り、酒、タバコのどちらも一切摂取せず、コーヒーさえ飲まないという。 子どもたちにも酒、タバコ、ドラッグを摂取しないように勧めてきた。 その理由についてABCニュースの出演時には「本当に輝いていた優秀な人たちが人生を台無しにするのを沢山見てきたため」としている。
宗教は長老派教会(プレステビリアン)のプロテスタントとしている。積極的な活動はしていないが、好きな本を聖書としている。ユダヤ教との結びつきも強い。2016年の選挙ではギリシャ正教のアメリカ人主教から祝福を受けた。
家族
父のフレッド・トランプは、ニューヨークを中心に事業を展開していた不動産開発者。 トランプが自ら語るところによれば、父の手伝いは5歳からしていたという。
姉のマリアン・トランプ・バリーは、連邦高等裁判所の裁判官。
フレッド・トランプについては、21歳の頃、KKKに加名していた可能性があると報じられた。それによれば、1927年のニューヨーク・タイムズの記事に、クイーンズ地区でKKKが約1000人で騒々しいデモ行進を行い、取り締まり中の約100人の警官と乱闘に発展したという記事があり、警官が負傷し、7名の逮捕者が出た。7人の内の一人が、ドナルド・トランプの父親のフレッドと同姓同名だった。 当時の記事によれば、フレッド・トランプという21歳の男性は起訴されずに釈放された。この男性の住所は、クイーンズ区ジャマイカ・エステートと記載されていた。ジャマイカ・エステートはドナルド・トランプの父が住んでいた地区である。
当時KKKは合法の結社で、若き日のハリー・トルーマン(後に第33代大統領になる)も、選挙での支援を得るために一時加入したことがあるほど党勢が強く、600万人の党員がおり、州知事も輩出していた。
トランプはこの報道について、英紙デーリー・メールのインタビューで「くだらない」と否定。「父に逮捕歴はないし、その事件とも無関係だ。そんなことはまったくなかった。ばかげている」と語っている。
なおフォーク歌手のウディ・ガスリーは、フレッドに家を借りていた事があり、ガスリーによるとフレッドは人種差別的な行動を取っていたとし、賃貸エージェントによると、黒人に家を貸さないように指示していたと言う。
娘のイヴァンカは、二児の母。主婦業、母親業、モデル業をこなす傍ら、相続人としてトランプ・オーガナイゼーションの副社長も務め、父ドナルドの選挙活動にも出馬会見や集会で前座を務めるなど活発に参加している。産経新聞によると「クールで最高に行儀がよい」ことから米メディアから「秘密兵器」と呼ばれているという。夫と同じユダヤ教に改宗して16年2月現在、第三子を妊娠中。
ドナルドは3度結婚しており、1977年にチェコスロバキア出身のイヴァナ・ゼルチコヴァ(イヴァナ・トランプ)と結婚し、1992年に離婚。夫妻の間には、二男一女(ドナルド・トランプJr、イヴァンカ、エリック)。
翌1993年に、女優のマーラ・メープルズと再婚。マーラとの間にティファニー・トランプが生まれる。マーラとは、1999年6月8日に離婚する。
3度めの結婚は、2005年1月22日で、相手は24歳年下のスロベニア出身のモデル、メラニア・クナウス。翌2006年3月20日メラニアとの間に男児バロンが生まれる。 
金銭
2009年11月、経済誌フォーブス誌が「アメリカのテレビ界で最も稼いでいる男性」のランキングを発表し、2008年6月から2009年6月までの収入が5,000万ドル(日本円で約45億円)で2位にランクインした。
このランキングの上位にランキングされた男性出演者のほとんどが事業なども手掛けていて、トランプは自身の名前をネクタイやウォッカなどの商品に使わせており、講演や著書の印税などの収入もある。 
その他
非合法の白人至上主義団体KKKの元幹部デービッド・デュークが、トランプの支持を表明して、「移民問題に強く、メディアの嘘を暴いて、白人社会を発展に導く候補だ」と発言した。この件について、CNNのインタビュー番組で司会者が「デューク氏に支持されることを拒否するか」と尋ねると、トランプは「私はデュークという男を知らない。一度も会ったことがないし、何も知らない」「あなたは私の知りもしないグループについて私に糾弾させようと思うべきではない」「白人至上主義者のことは何も知らない」、「どの団体のことを言っているのか分からない」と言うだけではっきりと拒絶しなかった。
トランプの支持者がジェブ・ブッシュを嘲る加工画像を作ってトランプのツイッター宛に送ったとき、トランプはいつものように面白がってリツイートしたが、後からそのユーザーがネオナチのメンバーだったことが判明した。ブッシュ陣営の広報は「政敵をナチス呼ばわりすると自分にも戻ってくる法則。トランプはジェブをナチ呼ばわりしていたが、彼のアンチ・ジェブのリツイートの中にはナチのアカウントがある」と、からかった。
2005年当時、911テロで崩壊した旧ワールドトレードセンターの跡地計画について、モニュメント性の高い建築を作る案よりも、911テロで崩壊した旧ワールドトレードセンターよりも更に大きな「ツインタワーU」として再建しようと語っている。
2011年6月1日、サラ・ペイリンとニューヨークのピザ屋で同席し、ともに朝食をとる。この際、どういうわけかプラスチックのフォークとナイフで食べるトランプの姿が注目され、2日、トランプはYouTube上でこの件について説明をした。
2011年4月に入り、上記のオバマ大統領出生地論を話題に出したことで、瞬くまにアメリカ主要メディアの注目を浴び、この一件は日本のメディアでも取り上げられた。また、ABCの朝の番組グッド・モーニング・アメリカの司会者ジョージ・ステファノプロスとのインタビューで、ジョージに対し「George, Next question George」と次の質問を要求するさまが、同じABC系のトーク番組で取り上げられるなど、ニュース、バラエティとジャンルを問わずに話題になった。
脚本家 ボブ・ゲイルによると、映画バック・トゥ・ザ・フューチャーシリーズに登場する悪役ビフ・タネンは、トランプをモデルにして描かれたとの事。
2016年、カナダの島、ケープブレトン島では、ドナルド・トランプが大統領に就任した場合には米国人を「政治難民」として受け入れる用意があるとして、キャンペーンを行った。
ノーベル平和賞にノミネートされたことがある。個人として推薦された228人の候補者の1人になったとのこと。推薦した人物はノーベル平和賞委員会から候補を推薦するように依頼されたアメリカ人と見られる。推薦の理由は「力のイデオロギーを通じて平和を精力的に追求している」ことという。通常はノーベル平和賞委員会から受賞に相応しい人を推薦するように依頼される有識者は数千人に上る。受賞の可能性はほぼ無いと考えられているが、万一トランプが大統領に当選してノーベル賞も受賞すれば、米国大統領は2代続けてノーベル平和賞を受賞することになる。
カツラ疑惑を払しょくすることができず、そのため2015年9月には、子供に髪の毛を引っ張らせてカツラ疑惑を払しょくしたが、ハリウッドのスタイリストらはいまだカツラか自毛かで論争が続ているとAFP通信が伝えた。また、実際前妻との離婚理由は、増毛に失敗して植毛せざるをえなくなったことが原因とする報道もあるが、本人の過激な発言が先行したため、かつら疑惑は陰に追いやられており、いまだ真相は不明なままである。
借金について、 " A small loan of one million dollars"(百万ドル(1ドル100円換算で1億円)のちっぽけな借金)と表現したことがある。
大統領選で共和党の正式大統領候補者となったとことで、ツイッター上で「ヒスパニック愛してる」など、人種差別的なイメージの払しょくを語る傾向が出だしている。
「我が国で何が起こっているかを見てほしい。人々が警察を冷酷に殺すような状態で、どのように我々は人に何かを教えることが出来るのか」と述べ、他の国のふるまいを矯正しようとする前に米国は自らを秩序のもとに置かねばならないとする考えを示した。