ミステリー・ドラマ 「甘利大臣 嵌められる」

人は誰も お金に弱い 
まして政治家 喉から手がでる 脇も甘くなる 
 
テレビのミステリー・ドラマか  
これから 告発者・仕掛けた側の本意 楽しめそうだ 
 
1/28 「秘書の監督責任及び、政治家としての矜持に鑑み、閣僚の職を辞す」
 


  
  
  
ミステリー・ドラマ風 分析 
世の中 金の損得で人は動く  得する人を追いかけろ 
この時期にバラす 意味を考えろ
告発者の動機  
   甘利大臣への恨み  
      約束不履行  
      過剰なキックバック要求  
      TPP反対勢力  
   都市再生機構への腹いせ  
   甘利大臣選挙区の候補交代  
   自民党のイメージダウン
告発者の損得 
世のため人のためは ありえない 表向き 告発者に得はない 
裏から 告発者に金を払う人がいるのか
舞台裏で得する人 
( 確実に儲けたのは文春 ) 
今の所不明
結果的に得した人得する人 
野党は救われました 審議に徒(あだ)花を供える  
   > 素晴らしい幕引き劇に打つ手なしか 
ちょっと大変ですが  次の担当大臣 
   > 即刻、石原伸晃元環境相を起用発表
  
衝撃告発「私は甘利大臣に賄賂を渡した」 1/20  
甘利明TPP担当大臣(66)と公設秘書に、政治資金規正法とあっせん利得処罰法違反の疑いがあることが週刊文春の取材でわかった。千葉県内の建設会社の総務担当者が週刊文春の取材に応じ、メモや録音を基に金銭の授受を証言した。  
この男性によれば、独立行政法人都市再生機構(UR)が行っている道路建設の補償を巡り、甘利事務所に口利きを依頼。過去3年にわたり、甘利大臣や地元の大和事務所所長・清島健一氏(公設第一秘書)や鈴木陵允政策秘書に資金提供や接待を続け、総額は証拠が残るものだけで1200万円に上るという。  
2013年11月14日には、大臣室で甘利大臣に面会。桐の箱に入ったとらやの羊羹と一緒に、封筒に入れた現金50万円を「これはお礼です」と渡したという。  
面会をセットした清島所長は、週刊文春の取材に「献金という形で持ってきたのではないですか」と回答した。ただ、甘利氏の政治資金収支報告書に記載はない。  
元東京地検特捜部検事で弁護士の郷原信郎氏は、一連の金銭授受は政治資金規正法違反、あっせん利得処罰法違反の疑いがあると指摘した。  
TPPが国会承認を控える中、甘利大臣の適格性を問う声が上がりそうだ。 
  
雪隠詰め甘利明TPP担当相「現金1200万円疑惑」 1/21  
建設会社・献金担当者が録音テープやお札番号控え  
新谷学「週刊文春」編集長の快進撃が止まらない。復帰第1号でベッキーの不倫愛、先週号では美智子皇后が雅子妃を「叱る」一部始終をスクープした。もっとも、宮内庁は週刊文春に厳重抗議をし、記事は「全くの事実無根」として即時撤回を求めているようだ。  
だが、美智子皇后と雅子妃の会話が語尾まで正確に掲載されているところを見れば、週刊文春がねつ造したのでない限り、事実無根とは思えない。宮内庁が告訴してくれれば、どうやって週刊文春が二人の会話を入手したのかがわかるのだが、そこまではやらないだろう。  
今週は甘利明大臣と秘書たちが口利き料として多額のカネを受け取っていたと報じている。『週刊文春WEB』から引用してみよう。<甘利明TPP担当大臣(66)と公設秘書に、政治資金規正法とあっせん利得処罰法違反の疑いがあることが週刊文春の取材でわかった。千葉県内の建設会社の総務担当者が週刊文春の取材に応じ、メモや録音を基に金銭の授受を証言した。  
この男性によれば、独立行政法人都市再生機構(UR)が行っている道路建設の補償を巡り、甘利事務所に口利きを依頼。過去3年にわたり、甘利大臣や地元の大和事務所所長・清島健一氏(公設第一秘書)や鈴木陵允政策秘書に資金提供や接待を続け、総額は証拠が残るものだけで1200万円に上るという。  
2013年11月14日には、大臣室で甘利大臣に面会。桐の箱に入ったとらやの羊羹と一緒に、封筒に入れた現金50万円を「これはお礼です」と渡したという。  
面会をセットした清島所長は、週刊文春の取材に「献金という形で持ってきたのではないですか」と回答した。ただ、甘利氏の政治資金収支報告書に記載はない。  
元東京地検特捜部検事で弁護士の郷原信郎氏は、一連の金銭授受は政治資金規正法違反、あっせん利得処罰法違反の疑いがあると指摘した。  
TPPが国会承認を控える中、甘利大臣の適格性を問う声が上がりそうだ。  
ネット上には、カネを渡した男性が50万円を甘利氏に渡した後のツーショット写真が載っている。清島所長が撮影したそうだ。WEB上では音声まで公開している。  
この告発をしたのは千葉県白井市にある建設会社「S」社の総務担当者の一色武氏(62)である。発端はURが千葉ニュータウンの開発に伴い道路用地買収を始め、道路建設工事をやり出したが、地中から硫化酸素が発生したり、「S」社の建物が振動で建物が歪んできたという。そこで知人の紹介で清島所長に相談したのが始まりだという。  
一度はUR側から補償金を手にできたため、清島氏にお礼として500万円を持参したそうだ。その後も飲食をともにしたり、現金を渡したりする関係が続いたが、URとの問題は進展しなかった。だが、UR側は清島氏の事務所に呼び出され、「(「S」社との問題を=筆者注)前に進めるようなことを考えてほしい」といわれたことは認めている。  
この一色氏、甘利大臣に渡したカネのナンバーをすべて控えている、膨大な資料やメモ、50時間以上の録音データを持っていると話している。<「確実な証拠が残っているものだけでも千二百万円に上ります」(一色氏)>  
甘利経済再生担当相は参院決算委員会で週刊文春の報道について、「しっかり調査して説明責任を果たしたい」と述べたが、野党は徹底的に追及すると意気込んでいる。
  
甘利氏に100万円授受疑惑 建設会社側が手渡す 1/21  
甘利明経済再生担当相が、千葉県の建設会社側から現金計百万円を直接受け取ったなどとする疑惑を、週刊誌「週刊文春」(電子版)が二十日に報じた。甘利氏は同日、記者会見し「事実確認をした上で、疑惑を持たれることのないよう、説明責任を果たしたい」と述べた。  
記事によると、千葉県白井市の建設会社が、県道工事をめぐり、独立行政法人都市再生機構(UR)とトラブルになったことから、建設会社の総務担当者が二〇一三年五月に甘利氏の事務所に相談。URから補償金を得られたため、八月に謝礼として甘利氏の公設秘書に五百万円を渡した。  
その後、総務担当者らは十一月、甘利氏にも謝礼として直接五十万円を渡した。さらにURと新たなトラブルが起きたため、一四年二月、内容を説明した上で甘利氏に再び五十万円を渡したと報じている。  
週刊文春から取材を受けたこの総務担当者は二十日にコメントを出し、「記事は私がURとの補償交渉をめぐる案件で、甘利事務所に口利きを依頼し、その見返りとして現金や接待で確実な証拠が残っているものだけでも千二百万円を渡したという内容で、すべて真実です」としている。  
政治資金収支報告書によると、甘利氏の地元の自民党神奈川県第十三選挙区支部と神奈川県大和市第二支部の二つの政治団体には一三年に、建設会社から計二百七万円の寄付の記載があった。総務担当者が提供したと明かした金額とは食い違っており、一連の資金提供が事実ならば、政治資金規正法違反の疑いがある。  
信用調査会社によると、この建設会社は一九七三年九月に設立。資本金は一千万円で従業員は五人。二十日に本紙の取材に応じた同社の役員は「何も話せない。知らないことばかりでびっくりしている」と話した。  
甘利氏「説明責任果たす」  
「自分自身は国民から疑惑を持たれる行為は今日までしていない」。甘利明氏は二十日夜の記者会見で、週刊文春(電子版)が報じた疑惑について、自身の潔白を強調した。質問が秘書の関与に及ぶと、「そこはしっかり調査する」と語るにとどまった。  
月例経済報告についての恒例の会見だったが、予定を五十分近く遅れて始まった。記者の質問は、週刊誌報道に集中した。質疑は十五分ほど続き、「しっかり調査をした上で説明責任を果たす」と「説明責任」の言葉を何度も繰り返した。  
安倍首相には週刊誌の取材を受けたと報告しているという。ただ、自らの進退を相談したかの問いには「全くしていない」と断言。スイスのダボスで二十日から四日間の日程で行われる「世界経済フォーラム」の年次総会(ダボス会議)には予定通り出席する考えを示した。  
しかし、記者から「秘書に期待を裏切る行為があった場合の対応は」と尋ねられると、「内容によっては」と答え、進退について含みを持たせる発言も出た。それでも、少し間を置いてから「結果を見てから。今は予断を与えることは言わない」と言い直した。  
口利きないと認識  
<都市再生機構(UR)広報の話> 週刊文春の記事については事実関係の詳細を確認中。甘利事務所からの口利きについてはなかったと認識している。 
独立行政法人都市再生機構 (UR都市機構)  
平成16年7月1日設立 / 都市基盤整備公団と地域振興整備公団の地方都市開発整備部門がひとつになりました。  
主務大臣 / 国土交通大臣  
資本金 / 10,611億円(平成27年3月末現在) 職員数 / 3,201人(平成27年4月1日現在)  
目的 / 独立行政法人都市再生機構は、機能的な都市活動及び豊かな都市生活を営む基盤の整備が社会経済情勢の変化に対応して十分に行われていない大都市及び地域社会の中心となる都市において、市街地の整備改善及び賃貸住宅の供給の支援に関する業務を行うことにより、社会経済情勢の変化に対応した都市機能の高度化及び居住環境の向上を通じてこれらの都市の再生を図るとともに、都市基盤整備公団から承継した賃貸住宅等の管理等に関する業務を行うことにより、良好な居住環境を備えた賃貸住宅の安定的な確保を図り、もって都市の健全な発展と国民生活の安定向上に寄与することを目的とする。 
内部告発者をゲスの極みと言う山東昭子  
耳を疑う発言だった。甘利明経済再生担当相をめぐる金銭授受疑惑に関し、自民党山東派の山東昭子会長が発言した。その模様が報道された。  
「政治家自身も身をたださなければならないが、(週刊文春に)告発した事業者のあり方も『ゲスの極み』。まさに『両成敗』という感じでたださなければならない」  
こんな発言をする人物が参議院議員を務め、自民党の派閥の領袖を務めている。さすがは金権腐敗体質の政党の派閥領袖であると、称えるべきか。  
週刊誌を通じて告発した人物は氏名も公表している。どのような人物であるのかははっきりしない。しかし、公職選挙法や政治資金規正法に抵触する可能性のある犯罪性の高い事案を告発したのである。問われるべきは、この問題事案であって、内部告発という行為ではないはずだ。これまで公表されている内容からすると、告発者はいわゆる贈賄側の実行人物であるということになる。  
汚職は金品を提供する贈賄側と金品を受け取る収賄側の二つによって成立する事案であるから、収賄側の責任が問われるだけではなく、贈賄側の責任も問われることになる。贈賄側の責任が問われるという意味で発言したのならともかく、発言そのものは、こうした機密案件を告発した、その行為を批判しているように見える。このような事案が明るみに出るきっかけの多くは内部告発である。  
犯罪性の高い事案があり、その事案を告発する人物が存在する場合、この告発者は隠ぺいされていた犯罪性の高い事案を、広く世に知らしめたことで、称えられることはあっても、批判されるべき存在ではない。  
内部告発を促進することが、このような汚職=経済犯罪を抑止する、重要な抑止力になる。公益通報者保護法が制定されたのは、こうした内部告発を積極的に支援するためである。  
山東昭子氏の発言は、こうした内部告発の行動そのものを「ゲスの極み」であると批判するものである。「ゲスの極み」のスキャンダルが広がっているが、思わぬかたちで、さらなる展開を示してしまった。山東昭子氏の心情は、「賄賂の贈呈という、何よりも隠ぺいしなければならない行為を告発することなど、「ゲスの極み」だ」ということなのだろうが、驚愕の発言と言わざるを得ない。  
甘利明氏は、問題になっている企業の社長と面会したことを認めているが、週刊誌が指摘する現金の受領については、記憶が定かでないと述べている。この程度の金額の受領は、記憶の外にあるというのは、日常茶飯事であるから、いちいち覚えてはいられない、ということなのだろう。そのような現金受領は一切行わない、と言うなら、この事案についても、現金受領はない、と断言できるはずだ。しかし、記憶があいまいではっきり答えられないということは、少なくとも、類似した事案が多数存在することを想起させるものである。  
1月20日の記者会見で甘利明氏は、「私は、今日まで政治家として法に反するようなことはやってきていない」と述べていたが、1月21日の国会質疑では、これが、「私は、今日まで政治家として法に反するようなことはやってきていないつもり」に変化した。  
「やってきていない」と「やってきていないつもり」では天と地の開きがある。  
これまでの発言を見ると、いわゆる「あっせん利得罪」に該当する犯罪行為は、すべて秘書の責任として処理し、現金受領は正規の政治資金受領として押し通す算段なのだと思われる。  
告発者は、写真、録音データなど、多くの証拠を保持していると見られるから、甘利氏が事実に基づかない逃げ道を作ろうとしても、容易ではないと推察される。  
菅義偉氏、麻生太郎氏、甘利明氏の3名は、第二次安倍政権を支える三本の矢と呼べる存在である。その一角が重大な経済犯罪事案で転落するということになれば、政権の命運は一気に暗転する。現段階では、まだ真相が明らかではないから、今後の真相究明が何よりも強く求められるが、この事案を契機に、政局の流れが劇的に転換することになるなら、主権者にとって悪いことではない。 
  
ネットに飛び交う雑話
雑話1  
週刊文春によるとUR(独立行政法人都市再生機構)が行う道路建設の補償に際して、千葉県の建設会社Sが甘利大臣の事務所に、トラブル仲介の口利きを依頼したとのこと。その際に建設会社Sは、甘利大臣や地元(神奈川県大和市桜森)である大和事務所所長の清島健一氏(公設第一秘書)や、鈴木陵允政策秘書に資金提供や接待などを行い、その費用は最低でも1200万円になると言われているです。  
また具体的には2013年11月14日に、建設会社S側は大臣室で甘利大臣に面会し、桐の箱に入ったとらやの羊羹(ようかん)と共に、現金50万円を封筒に入れ「これは御礼です」と渡していたと言います。もちろん、この資金提供や接待は、「政治資金規正法違反」や「あっせん利得処罰法違反」にあたるとされ、今、政界に衝撃が走っているのです。  
千葉県白井市の建設会社Sはどこ?  
さて、甘利大臣側に賄賂を渡していたこの「千葉県白井市の建設会社Sはどこ?」という話ですが、薩摩興業が有力候補として挙がって来ています。薩摩興業( 薩摩興業株式会社 / 1973年9月設立 / 資本金1000万円 / 代表者 寺床博好 )は、千葉県白井市に本社を置く建設会社で、今回のUR(独立行政法人都市再生機構)の道路建設、「千葉北部地区北環状線清戸西工区整備工事」の道路用地を巡ってトラブルになっていたのを、甘利大臣の口利きによってその内一つが、解決したと言われているのです。  
また薩摩興業の政治資金収支報告書には、甘利大臣が代表者である「神奈川県第十三選挙区支部」と記載され、2013年に107万円、2014年に169万円、また甘山会(甘利明を囲む会)に計18万円と報告されています。  
今回の事件は甘利大臣側や薩摩興業においても、これまでの1200万円や甘利大臣の大臣室で手渡した50万円などが、政治資金収支報告書に記載がないということで、問題になっているのです。  
ただ、この事件の詳細は未だに不明瞭な部分も多く、週刊文春に告発して来た人物が誰なのか?、また薩摩興業の役員も今回の報道を知らなかったという噂もあり、未だに事件の真相は“闇”と言えます。  
ただ、甘利大臣が野党の追及を逃れ切ることも難しく、今後の身の振り方も踏まえて、何かしらの対応を迫られるでしょう。  
雑話2  
資本金1千万円で従業員5名なのに、許可もなく1200万円を賄賂として使えるというのも違和感を感じるわけで、千葉の会社なのに神奈川の甘利事務所に陳情。ピン札の紙幣番号をコピーして、50時間以上録音をして、証拠が用意周到。ということもあって、甘利や秘書が嵌められた可能性は否定出来ません。脇が甘いというのもありますが、寄付した連中を調べるのは困難ですし、政治資金問題のための献金といった性質もあるわけで、個人献金でも通名献金というのもあるわけで、これらを全て水際で防ぐのは無理筋であって、悪意のある献金の類については、献金した側を一方的に罰する制度というのは作ったほうがいいのかもしれません。  
こういった経緯もありますので、この件については、斡旋収賄や斡旋利得の事案として問ったとしても、検察は面倒事を抱えるだけの話で取り上げることはないわけで、政治資金収支報告書の未記載の部分ついての追及になると思われます。本気で甘利を潰すために贈収賄事案で訴えるなら、相応の証拠を警察署に持って自首した方がダメージは少ないだろう。贈賄する側も罪に問われるわけで、警察に自首するのと雑誌に売り込むでは、甘利へのダメージがどっちが大きいのかとも言えます。当然甘利潰しの観点では前者なわけで、雑誌に売り込むというのは、何らかの意図があるわけです。センテンススプリングとしては騒ぎを大きくした方が売上は上がるわけで、マスゴミとしても曖昧なままで引っ張り続けることで「アイツは真っ黒だよ」というイメージ刷り込みができますから選挙対策として与党の支持率下げに暫く引っ張って使い続けられると言ったところもあるのかもしれません。  
ついでに失踪したとされる甘利の公設第1秘書の清島健一氏についてです。清島氏は神奈川・逗子市出身。国士舘大学を卒業後、2年から江田憲司衆院議員(現・維新の党)の事務所で働き始めた。3年に江田が落選すると、5年ごろに甘利事務所に移り、11年に公設第1秘書となり、今や地元事務所の「所長」を名乗っている。江田との繋がりが臭いです、渡辺喜美潰しと似た手口と見てもいいかも。この件は、内通者と偽装献金とみていいかもしれません。但し、結果的に脇が甘く問題を引き起こした以上、甘利も何らかの責任は問われると思います。  
雑話3  
トラブルの原因は、道路工事で隣接している敷地のコンクリの敷地内にいくつもの亀裂が入った、というトラブル。この土地の下には産業廃棄物が埋められていて、掘り起こすには100億以上の経費が掛かるという。この土地は建設会社が借地として借りている土地で行政からは、「コンクリを剥がした場合はすべて撤去するように指導がはいっていた」 産廃を投棄したのは建設会社の地主の父親が道路建設予定地の一部を勝手にURに売ってしまって問題が発覚。この土地は道路計画が発表される直前に名義変更されている。当時、市長まで巻き込む贈収賄疑惑が持ち上がっていた。告発者は、数ヶ月前に知人の紹介で知り合った、甘利明大臣の秘書の、大和事務所所長の清島健一に力を貸してれるよう相談したのが始まりらしいが、文春は紹介者の身元も書くべきだった。  
雑話4  
この事件は最初から立ち退き料をせしめるために買い取った土地のようなもので、そのために工事が遅れた経緯がある。証拠取り手口もその筋風で、裏の黒幕は出てこない。目的は産業廃棄物の処理代を都市再生機構に支払わせるための仕組み。週間文春には掲載されてないが、都市再生機構に100億単位のカネを請求しているはずだ。その証拠は100億は処理代で掛かると、一色武さんはうっかり喋っている。大臣を巻き込んだ恐喝崩れ事件。これなら賄賂として薩摩興業は1億や2億支払っても損はない。大臣はその交渉をしたが金額が大きすぎて都市再生機構だけの決断は下せなかった、ということだろう。うまくいけば10億や20億の賄賂は手にすることが出来たろうが、そこまで甘くなかった、と言うのが真相だろう。会えば小遣い稼ぎ、失敗してもともと。そうでなければ、1千万や2千万のチンケなカネで大臣室で会うことはしない。だから国に対する恐喝事件の片棒を担いだのが大臣になる。薩摩興業の操り人形に日本の大臣が振り回されたが、本来は大臣を巻き込んだ恐喝事件。警察はこの真相を捜査するべきだろう。 
 
 
 
 
 
 
 
「秘書の監督責任及び、政治家としての矜持に鑑み、閣僚の職を辞す」 1/28
発言要旨  
甘利明経済再生担当相は28日の記者会見で「閣僚のポストは重いが、政治家としてのけじめはもっと重い」と辞任の理由を語った。  
 
今回の報道により、野党の皆さんに経済演説を聴いていただけないばかりか国会運営に支障を生じかねない事態になった。本来、安倍政権を支えるべき中心たる人間が逆に安倍政権の足を引っ張る。安倍内閣の一員としての閣僚、甘利明にとっては誠に耐えがたい事態だ。  
希望を生み出す強い経済を推進してきた閣僚、甘利明が、そのポストにあることで重要な予算審議に入れない。いささかといえども国政に停滞をもたらすことがあってはならない。私に関わることが、権威ある国会の、この国の未来を語る建設的な営みの足かせとなることは、閣僚、甘利明の信念に反する。  
閣僚のポストは重い。しかし、政治家としてのけじめをつけること、自分を律することはもっと重い。政治家は結果責任であり、国民の信頼の上にある。たとえ私自身はまったく関わっていなかった、知らなかったとしても、何ら国民に恥じることをしていなくても、秘書に責任転嫁することはできない。それは私の政治家としての美学、生き様に反する。  
安倍内閣は経済最優先で取り組み、我が国経済は緩やかな回復基調が続き、ようやくもはやデフレではないという状況までやってくることができた。15年以上続いたデフレの重力圏から脱却できるかの瀬戸際にある。デフレから脱却し、強い経済を実現するには、予算案及び重要関連法案の一刻も早い成立が求められており、その阻害要因となることを取り除かなければならない。もとより私もその例外ではない。国会議員としての秘書の監督責任、閣僚としての責務、および政治家としての矜持(きょうじ)に鑑み、閣僚の職を辞することを決断した。  
 
2013年11月14日の大臣室における表敬訪問では、大臣室で菓子折りが入った袋をいただいたと思う。社長らが退出された後に秘書から「紙袋の中にのし袋が入っていました」という報告があった。それで私から秘書に「政治資金としてきちんと処理するように」と指示をしたと思う。  
次に、14年2月1日の(神奈川県大和市の)大和事務所での面談は、地元事務所長であるA秘書から、あらかじめ(建設会社の)総務担当者が大臣室訪問のお礼と病気の快気祝いに来ると聞いていた。  
お礼とお祝いの話や総務担当者の私生活に関する雑談などをした後、総務担当者が「敷地から産廃が出て困っている」という話があった。  
私は「地主が責任を持つんじゃない?」と話したように思う。ただ、資料を持参していたので、東京のE秘書に渡しておいてくれとA秘書に指示し、話を終えた。  
帰り際に、総務担当者が菓子折りの入った紙袋と封筒を差し出した。大臣室訪問のお礼と、病気を克服して頑張れ、という政治活動への応援の趣旨だと思い、これを受け取り、A秘書が部屋に戻ってきた際に、菓子折りと白い封筒を渡し、「適正に処理しておくように」と指示した。  
週刊文春は、大臣室にて私がお見舞いの袋から現金の入った封筒を取り出し、スーツの内ポケットにしまったと2度にわたり報道した。  
実はこの部分が私の記憶と週刊文春が2度にわたって報道した内容の違いの一つだ。しかも、音声など決定的な証拠がすべてそろっているとの報道だった。お客の前で紙袋から現金の入った封筒を取り出し、スーツの内ポケットにしまうという行為が本当だとしたら、政治家以前に人間としての品格が疑われる行為だ。そんなことは、するはずがない。  
 
14年2月1日に大和事務所で渡された50万円は、13年11月14日の大臣室で社長から渡された50万円と合わせ14年2月4日に(自民党神奈川県)13区支部で寄付として入金処理した。弁護士によると、13区支部の政治資金収支報告書には14年2月4日に建設会社から100万円の寄付金の記載があることが確認できた。  
A秘書による弁護士への説明によると、13年8月20日、総務担当と大和事務所で会った。総務担当が1000万円を出してきて、そんな多額の献金は受け取れないといって500万円は返し、結果として100万円と400万円に分けて受領し、事務員に分けて領収書を切るように言った。  
その後、経理事務員と400万円の取り扱いをどうするか相談したところ、やはり400万円は返した方がいいとなった。総務担当者に伝えたが、「いったん渡したお金なので受け取ってもらいたい。自由に使ってほしい」と言ってきた。  
そこで400万円のうち100万円を大臣の元秘書の県議に回し、9月6日に渡した。300万円は返せず、自分の机の引き出しに保管した。  
この300万円はその後、自腹ですべき支出支払いに使った。自腹負担の誘惑に負けた。県議に100万円を渡したことと300万円を自分で使ったことは甘利大臣や事務所には伝えていない。  
関係資料によると、13年8月20日の500万円のうち100万円は建設会社からの寄付として入金処理され、13年の収支報告書で計上しているのを確認。県議が代表を務める大和市第2支部の13年収支報告書にも建設会社からの100万円寄付計上が確認された。  
秘書2人は総務担当や建設会社社長から飲食や金銭授受などの接待を多数受けたことは認めている。調査している弁護士を通じ両名から辞表が提出された。辞表は本日付で受理することにした。  
総務担当と建設会社からの政治献金はすべて返金するよう事務所に指示した。
雑話1 甘利経済再生相、閣僚辞任を表明 2度の現金授受認める  
甘利明経済再生相は28日、内閣府で記者会見を開き、週刊文春で報じられた自らの金銭授受疑惑の責任をとり、閣僚を辞任することを表明した。甘利氏は、甘利氏の秘書が千葉県内の建設業者から受け取った300万円を個人的に費消していたことを認めた。その上で、「閣僚としての責務、および政治家としての矜持(きょうじ)に鑑み、本日ここに、閣僚の職を辞することを決断しました」と述べた。また、甘利氏は千葉県内の建設業者から2度にわたり各50万円ずつ計100万円の現金授受があったことは認めた上で、弁護士による調査を経て「政治資金として適切に処理されたことを確認した」と語った。  
雑話2 甘利明・経済再生相が辞任を表明 現金授受の事実認める  
自身の現金授受の疑惑を週刊文春に報道されていた甘利明・経済再生相は1月28日、記者会見し、2回にわたる計100万円の現金受取を認め、閣僚を辞任することを明らかにした。  
甘利氏は、2013年11月に大臣室で、2014年2月に神奈川県大和市の地元事務所で、千葉県内の建設業者の関係者からそれぞれ50万円を受け取っていたことを認めた。この計100万円については、のちにまとめて政治資金収支報告書に記載されているとしたが、地元事務所の秘書が別途受け取っていた300万円を政治献金として処理せず、個人的に使っていたことが分かったとした。  
その上で「私の政治活動の基盤である地元事務所及び秘書の問題で、国民の皆様に大変恥ずかしい事態を招いてしまった事実が判明しました。国会議員としての秘書の監督責任、閣僚としての責務、および政治家としての矜持に鑑み、本日ここに、閣僚の職を辞することを決断しました」と述べた。  
安倍晋三首相は1月27日の参院本会議の代表質問で「経済再生、TPP(環太平洋経済連携協定)をはじめとする重要な職務に引き続き邁進してもらいたい」と、続投させる方針を言明していた。2月4日にニュージーランドであるTPPの署名式にも、甘利氏を派遣する方針だった。  
甘利氏によると、辞意は会見の直前に安倍首相に伝え、慰留されたという。重要政策を担当する閣僚が金銭スキャンダルで辞任することになり、安倍政権は通常国会の運営や夏の参院選に向けて、大きな難題を抱え込むことになった。  
雑話3 金銭授受疑惑で甘利明経済再生担当相が会見「閣僚の職を辞する」  
金銭授受疑惑が報じられている甘利明経済再生担当相が28日午後5時から記者会見し、自身の疑惑について事実関係などを説明。寄付として秘書に適切に処理するよう指示したものの、業者から計100万円が渡ったことを認め、「秘書のせいと責任転嫁できない。閣僚の職を辞する」と辞意を表明した。  
雑話4 甘利担当相辞任・会見10秒の沈黙「辞することを決断」  
甘利明経済再生担当相(66)=衆院神奈川13区=は28日、自身や秘書が千葉県の建設会社から口利きを依頼されて、現金を受け取ったとする週刊文春の報道を受けて記者会見し、閣僚を辞任する意向を表明した。  
首相官邸の向かいにある合同庁舎1階の記者会見室。午後5時、甘利氏が入ってくると、一斉にストロボがたかれた。一礼して上げた顔は、意外にも穏やかだ。  
甘利氏は眼鏡をかけ、調査報告の原稿を、やや早口で読み上げ始めた。ちょうど30分で読み終えると、頭を下げた。「国民の皆様に多大なご迷惑をおかけしたことをおわびいたします」。表情が硬くなり、空気が変わったのはそれからだ。  
甘利氏は一拍おいて、再び原稿を読み始めた。  
「私はアベノミクスの司令塔として、安倍総理より日本経済のかじ取りを任され、この3年間、国務に命がけで取り組んでまいりました」。少し声のトーンを上げて切り出したが、3分ほどすると、言葉が途切れるようになった。  
「本来、安倍政権を支える中心的立場の人間が、逆に足を引っ張る。閣僚、甘利明にとっては………誠に耐え難い…事態である」  
「……これは……私の政治家としての美学、生き様に反する」  
目を潤ませ、さらに言葉を詰まらせる。これは辞任表明の前置きではないのか−−。そう思わせる言葉を次々に重ね始め、会場を埋め尽くした記者団にも緊張が走る。そして、経済回復のために予算と関連法案の一刻も早い成立を訴えた後、10秒ほどの沈黙−−。  
「国会議員としての秘書の監督責任及び、政治家としての矜持(きょうじ)にかんがみ、本日ここに、閣僚の職を辞することを決断しました」  
会見が始まって38分後のことだった。甘利氏は腰を折って深く一礼。顔を上げると、ペットボトルの水をぐいと飲み、黒いハンカチで鼻の脇をぬぐった。  
その後の質疑応答では、むしろさばさばした表情を見せた。最後は、まだ記者が質問しようと手を挙げる中、「後の日程がある」として1時間12分に及んだ会見を終え、会場を出た。

 
2016/1/20 -