景気に関係ない懲りない人たち

景気が悪ければこっそり 
景気が良ければドサクサに紛れ 
税金を掠め取る 
 
役人も代議士も知事も 
 
ちょつと国民が目を放すと本性を剥き出す 
マスコミも識者も役に立たない 
分け前にありつけなかった チクリ頼りか


  
地方分権 遠のく口実 
授業料と笑える程度にしてください 
早く税金の使い方をマスターしてください
  
  
 
地方ほど役人の質は低い 
初心で賄賂の受渡しに不慣れなだけです 
3年もすればちゃんと中央と同様の技を身につけます
  
  
地方ほど民と密着 
限られた予算 群がってもいい 
節度と最低限の良識が残っていれば 
地場産業と雇用機会の延命にはなります
 
  
中央の役人 喜ぶ 
だから田舎ものに税金は渡せない
  
口閉ざす マスコミ屋さん 
福島和歌山宮崎県とおきれば 他県も同様が常識 
マスコミは何をしているのでしょう
  
  
  
  
  
土木工事の平均落札額は予定額の93% 印刷物は97%  
印刷屋さんもがんばっています 
土建屋さんが良心的に見えてしまいます 
(群馬県のある市広報より  公表しているだけ救いがある)

 
2006/12 
 
  
  
田中康夫に聞く「官製談合の構図」 
福島、和歌山、宮崎・・・。公共事業の入札をめぐる官製談合事件で、現職知事・県幹部職員の逮捕が相次ぎ、暮らしの足もとの政治が大きく揺らいでいる。いずれの事件も容疑段階では、知事が特定の業者に落札させるよう「天の声」を県幹部に発し、知事の後援者が談合の仕切り役や運び役を担い、落札した“外様”の東京の業者から謝礼金などを受け取っていたという構図だ。有権者の一票で地域の未来を信託された知事がなぜ腐敗に陥るのか。「脱ダム宣言」に基づく大型事業に頼らない治水対策や、政官業の癒着を防ぐ入札改革など長野県知事として2期6年にわたり取り組んだ田中康夫氏に聞いた。  
腐敗の背景となっている知事を取り巻く環境というのはどういうものなんですか。  
全国の知事の約6割が霞ヶ関や地元の自治体出身者。なぜ公務員がなるのかというと、地元の国会議員や県議のドンや有力者に都合のいい、「操り人形」にふさわしいってこと。政官業に御用学者、報道機関を加えた「現状追認のペンタゴン(五角形)」の上に座りのいい人が知事になる。議会と知事は「クルマの両輪」と言われるけど、議会の連中にとって都合がいい人をオール与党で知事を選んでくるわけだから、改革のポーズで出てきても、もともと“一輪車”で同衾(どうきん)しているわけ。それに対して、橋本大二郎・高知県知事や私のように議会が選んだわけではない知事だと予算や人事や条例の否決が相次ぐ。長野は私の前の41年6カ月は役人出身者が知事だったけど、ひとつも否決も修正もされたことがなかった。「全知全能の神」のようだが、全国ワースト2位の財政状況を作ったのだから、罪作りだよね。でも、「シャンシャン議会」なもんだから、地元のメディアは何も書かなかった。対立が続くと「停滞」とか「混乱」とか書き立てる。  
しかし、「反原発」の佐藤栄佐久・福島県知事も、木村良樹・和歌山県知事も、いわゆる「闘う知事会」の改革派メンバーとして知られていた。  
小泉さんと同じで闘うふりをしていただけだったんじゃないですか。福島も和歌山も、もっと地元の業者が仕事を請け負えるようにしようとしていたけど、入札制度を抜本的に変えはしなかった。福島なんかは「地産地消の公共事業」「地元の会社に直接卸す」と言ったら、知事の周りに仕事の欲しい業者が集まって、ますます利権構造になってしまった。木村氏にしたって、時計とかもらっちゃったみたいだから困ったもんだけど。でも、40代で知事の人が「自民党の言うことに従わなければ次の選挙は応援しないぞ」と言われたら、落選したら外郭団体の顧問にもなるわけにいかないからどうしようと思ってしまう。  
逮捕・辞任に追い込まれた現職知事に共通する構図とは。  
制度を抜本的に変えないで少し変えようとするから、旧知事の時代になかなか入れてもらえなかった亜流の人が、次の知事にくっついて新たな利権が生まれる。すると、前の人脈の人たちは仕事が来なくて食いっぱぐれているので、チクリ出すと言う構図。さらに、統一地方選に向けては「与党の言うことに従わないような知事は推薦してやらねえぞ」とか恫喝(どうかつ)される。検察は一生懸命やっているけど、中央の政治の側がそれを利用している側面はある。  
その状況を変えようとすると・・・。  
例えば、故・小倉昌男氏(元ヤマト運輸会長)を迎えて県の外郭団体の統廃合をやろうとしたら、バブル期に融資したものまでクローズされることになるから、地元の金融機関が、弁護士が怒り出す。天下り先がなくなるから公務員が、就職の斡旋(あっせん)ができなくなるから議員が怒り出すわけ。でも、みんなが怒り出すようなことじゃなければ改革じゃないよね。ボクとか橋本大二郎とかは、議会にとって不愉快極まりない存在。本当に変えようとすれば役人の大半は反発するし、議会も共産党も含めて守旧派ばかりだし。  
談合をなくすためにどのような改革をしたのですか。  
長野県では制度を抜本的に変えて、公正取引委員会出身の人や倒産を経験した経営者など外部の人たちで委員を組織した。地域にしがらみのある地元の弁護士や首長などを委員にしたら、日が暮れても改革なんてできない。道路を造ろうとすれば国から6割の補助金が出るけど、補修や舗装は全額県負担になる。従来は、長野の県費でまかなう工事にまで、東京の会社や、県内で一番に大きい会社だけに発注されていた。でも、実際の工事は地元の孫請け、ひ孫請けがやっていたから、彼らの技術でも機械と従業員を抱えていればできることだった。そこで、県内の小さな業者も直接入札に参加できるよう、年間500カ所の維持・補修工事を、800万円規模で分割発注できる参加希望型入札制度を作った。  
競争原理を取り入れすぎると落札率が下がって、手抜き工事も出てくるのでは。  
最初は落札率が6割にまで下がったが、結果的に8割程度に戻ってきた。「安かろう悪かろう」の超低落札ではなく、かといって昔のような99.5%といった高落札でもなく、適正価格に落ち着いてきたのは、あえて品質検査チームを会計局の出納部門に作ったから。土木部や林業部、農政部にいる検査官をそこに移動させ、粗雑工事にはやり直しや入札参加制限などのペナルティを課すことにした。これまでのように、土木部で検査すると、天下ったOBの会社の仕事が「安かろう、悪かろう」だったとしても文句が言えないわけ。落札率の高止まりではなく、適正な基準の下でいい仕事をしてもらうということ。良い意味でのチェック機能や競争原理を入れるような改革をしていかねばだめだ。  
長野方式にすれば談合は根絶できる?  
長野県でやることに、北海道や九州、極論ではアメリカから入札してくるわけではないから、構成しているのは顔見知り同士なんだよね。だから常に制度は改革し続けなければならない。保守ってのは「民主主義を守る」ために常に絶え間ない変革をしなければならないのに、単に精神論、「修身」を語っているだけなんだよね。革新も2割しかいない組合員しか見ていない。  
知事に就任すると「誘惑」はあるものなんですか。  
最初はあるでしょう。ボクも知事に当選したときにたくさんの胡蝶蘭が届いたけど全部送り返した。「ウチは銀座のクラブじゃねえぞ」って感じで(笑)。お歳暮も。すると、次は来なくなった。俺に出すとばらされることを学習して贈るのをやめ、追い出しに掛かったわけ。  
では、得したことは。  
ねえよ。でもまあ、神戸であれだけの人が空港建設反対に署名したって、市議会が住民投票条例案を否決したから通りもしなかった。櫻井よしこや大前研一、保守と呼ばれている奴らと一緒に運動していたって、止まらないわけでしょ。知事になればそういうことを止めることはできた。  
知事の権限は首相よりも強いって表現されることも多いですよね。  
権限があっても、人々のために行使しようとすると膨大な足の引っ張り合いが始まる。政官業学報のために利権を分配している分には気持ちがいいんじゃないかな。多くの知事は権限を人のために使わずに、自分の権威や利権のために使うから失敗しちゃうわけでしょ。  
統一地方選が間もなくありますが。  
とにかく投票に行こう。「入れたい人がいない」って言っていたら、みんなが入れたくない人ばかりが通っちゃうんですよ。  
田中さんは参院選なり首長選なりに出馬される考えはあるのですか。  
知事を辞めてからは「市民派」と称する人たちではなく、青年会議所、商工会とか本来自民党の支持者たちと思われる人たちや「自民党はどうも違うよな。でも今の民主党はなあ・・・」という人たちから講演に呼ばれたり、ぜーんぜん知らない人たちから市長に県知事に出てくれという話は多いですね。田中を都知事選にどうだなんて、朝日新聞にまで書かれちゃっているけど、東京都なんて長野県以上に伏魔殿でしょ。「石原公私混同王国」が自壊していくのを見てみたい気もするしね。