華は自分のもの おいらが大将

でしゃばらない 
譲り合い 
人を立てる 
謙譲の美徳 
華を持たせる 
建前 
 
華の持たせ甲斐が無くなった 
バカに譲ると 
自分が花を育てたと勘違い 
見返りも無い 
 
本音の時代 
華は自分のものにする 
おいらが大将
 


 

棚牡丹 雪月花 
 
  
華のある仕事
  
華  
一生に手にできる華は 
ひとつで成功 
三つあれば大成功 
咲かなかったといって 嘆くこともない 
無事これ名馬もある
  
手にした花 やがて枯れる 
花の捨て時が難しい 
水揚げが悪くなる 欲しがる人に上げる 
花びらが一二枚散る 見入ってはいけない手放す 
他の花が輝く 捨てる 
しがみつくと 心中になる
  
華のある人 
その場が明るい 
活気が出る 
人が集まる
  
自分に華がなかったら  
華のある人を探す ぶら下がる 
花を添える 
一緒に楽しむ
  
花 
雪月花 
落花狼藉 言わぬが花 高嶺の花 
千日草 女郎花 酸漿 鬼灯 
七変化 紫陽花 
徒花 散花 無駄花 落花 
彼岸花 曼珠沙華 死人花 数珠花 幽霊花 
御釈迦の花 卯の花
  
手向花 菊 十日の菊 残草 
雛菊 延命菊 
忘花 雪 不香の花 雪花 氷花 氷華 
枯れ尾花 ドライフラワー 
根無花 花靫 花鰹 花婿 花嫁 
切花 いけ花 仏前花 花代 
宝相華
  
  
棚牡丹 
「棚から牡丹餅(ぼたもち)」の略 
あったら嬉しいものですが ありません 
棚牡丹で得られるものは 一瞬で消えます 
おまけは悪口陰口いいことなしが相場です
 
中途半端な棚牡丹は辞退しましょう

 
2000/ 
 
 
棚牡丹
思いがけなく幸運がころがり込んで来る(「棚から牡丹餅(ぼたもち)」の略)。 
牡丹餅(萩のもち、おはぎ) 糯米(もちごめ)と粳米(うるちごめ)とをまぜてたき、軽くついたものを、ちぎって丸め、あずき餡、きなこなどをまぶしたもの。 
他山の石 自分の修養の助けや戒めとなる他人の誤った言行。 
反面教師 悪い見本として学ぶべき人。 
対岸の火事/川向こうの喧嘩(火事)  利害関係がなく自分の心身に少しも痛みを感じない。 
開いた口へ牡丹餅 (あいたくちへぼたもち) 
寝ていて餅 (ねていてもち) 
鰯網に鯛がかかる (いわしあみにたいがかかる) 
鰯網で鯨捕る (いわしあみでくじらとる) 
寝耳に小判 (ねみみにこばん) 
寝耳に水の果報 (ねみみにみずのかほう) 
鴨が葱を背負って来る (かもねぎ)
【雪月花】四季の自然美の代表的なもの、冬の雪、秋の月、春の花。 
【花空穂・花靫】はなうつぼ 花を挿したうつぼ。植物「浜靫」の異名。 
【枯尾花】かれおばな 枯れすすきの穂。 
ドライフラワー(dry flower)自然の花を切り花にし乾燥させたもの。装飾用。 
【切花】枝や茎のついたまま切りとった花。いけ花や仏前花などに用いる。花柳界で芸者の半日の花代をいう。 
【氷花・氷華】氷が花のように結晶したもの。氷の花。 
【花生・花活】はないけ 花をいけること、いけ花をすること。 
【手向花】たむけばな 神仏や死者の霊などに供える花。 
【供花・供華】くげ 死者や仏前に花をそなえて供養する。 
【花水】はなみず 仏前に花を手向ける時の水。仏前に手向ける花と水。 
【香花・香華】こうばな・こうげ 仏に供える香と花。 
【不香の花】ふきょうのはな かおりのない花。雪を花にたとえる。 
【雪花】せっか 花のような雪。降る雪を花に見たてる。雪の花。六花。
【散花】ちりばな 散った花。花は咲いても実のならない花。むだばな。あだばな。 
【無駄花・徒花】むだばな 咲いても実を結ばない花。 
【徒花】あだばな 咲いても実を結ばない花。実を伴わない物事。咲いてもすぐ散ってしまうはかない花、桜をいう。季節はずれに咲く花。 
【根無花】ねなしばな 俳諧で実際の草木の花ではなくて他のものに花の字を用いた語。花靫・花鰹・花婿・花嫁などの類。 
【花鰹】鰹節を花びらのように薄く細かく削ったもの。 
【花婿・花聟】婿になって間もない男。新郎。 
【花嫁】結婚して間もない嫁。新婦。 
【忘花】忘れ咲きの花。時節を過ぎて咲く花。 
【落花】散り落ちる桜の花。 
【落花狼藉】女性を花にたとえて婦女子に乱暴を働くさま。 
【散華・散花】さんげ 花をまいて仏に供養する。はなばなしく戦死する。
【菊】キク科キク属の植物の総称。多年草で、茎の下部は木質化する。葉は互生、卵形で縁は欠刻し、その間にさらに切れ込みがあり先端はとがる。茎頂に管状花と舌状花から成る頭花をつける。皇室の紋章。日本の国花。いえぎく。あきのはな。いなでぐさ。ちぎりぐさ。かたみぐさ。よわいぐさ。ももよぐさ。隠君子。延年。延寿客。東籬客(とうりかく)。 
【残草】のこりぐさ、「菊」異名。 
十日の菊 陰暦9月9日の菊の節供の翌日の菊。残菊。時期におくれて間に合わない例え。6日の菖蒲。 
【雛菊】キク科の多年草。ヨーロッパ西部原産で明治初年に渡来し、花壇や鉢植えとして観賞される。えんめいぎく。まめぎく。デージー。 
【延命菊】「雛菊」の異名。 
【彼岸花】ヒガンバナ科の多年草。中国原産といわれ、古く日本に渡来し、本州以西の各地の土手、路傍、墓地などの人家の近くに生えている。秋、葉に先だって花茎が伸び、頂に六個の花被片をもつ赤い花が数個輪生状に集まって咲く。 
異名に死人花、数珠花、幽霊花、曼珠沙華、てんがいばな、すてごばな等がある。
【曼珠沙華】まんじゅしゃげ 赤色で柔らかな天界の花。これを見るものはおのずからにして悪業を離れる四華の一つ。紅蓮華にあたる。日本では彼岸花をさす。 
【卯の花】「空木(うつぎ)」の異名。空木の花。古来、杜鵑(ほととぎす)などとともに初夏の代表的風物の一つとされ、白く咲き乱れるさまは、雪、月、波、雲などにたとえられた。「う」は「憂」に掛けても用いられた。水晶花、夏雪草(なつゆきぐさ)、垣見草(かきみぐさ)等、異名が多い。 
御釈迦の花 4月8日の灌仏会の当日、竿の先に挿して高くかかげる卯の花。 
【紫陽花】あじさい ユキノシタ科の落葉低木。夏、球状の花序をつけ、ここに花弁状のがく片を四または五枚もつ小さな花が集まり咲く。がく片は淡青紫色だが土質や開花後の日数等により青が濃くなったり、赤が強くなったりする。しちだんか。てまりばな。 
【七変化】「紫陽花」の異名。
【酸漿・鬼灯】ほおずき ナス科の多年草。初夏、先が浅く五裂したさかずき形の小さな花が下向きに咲く。花は淡黄白色で中心部は緑色。果実は球形で袋状の萼(がく)に包まれて赤く熟す。酸漿。かがち。あかがち。ぬかずき。 
【女郎花】おみなえし オミナエシ科の多年草。各地の日当たりのよい山野に生える。秋の七草の一つ。夏から秋にかけて枝の先端部に黄色の小さな花が多数、密に集まって咲く。黄花竜芽。おみなめし。ちめぐさ。あわばな。 
【千日草】ヒユ科の一年草。熱帯アメリカ原産で、日本には元禄以前に渡来。初夏、長い花茎を伸ばし、先端に小花を密生した径約2cmの球状の頭状花を付ける。花は紫紅色でまれには白色のものもある。千日紅。 
【夾竹桃】きょうちくとう キョウチクトウ科の常緑低木。ペルシアからインドにかけて野生し、日本へは中国経由で江戸時代に渡来し庭木や薬用に栽植。夏から秋にかけて、若枝の先端に筒状鐘形で先端が五裂し、芳香のある径約3cmの紅色の花を開く。 
【花魁草】「草夾竹桃」の異名。
【花魁・娼妓】おいらん 江戸吉原で妹分の女郎や禿(かぶろ)が、姉女郎を「おいらの(姉女郎)」といったところから出た語。 
【花代】芸者や娼妓を揚げる費用。玉代。 
【卯の花点】うのはなだて 茶の湯で野外で茶箱を使って行なう点前の一つで、雪月花の点前を簡単にしたもの。 
【唐草】(「唐」は当て字で「絡草(からみぐさ)」の略という)つる草のつるや葉のからみ合ってのびている様子を図案化した模様。エジプトやメソポタミアに始まり、日本には中国を経て伝わった。忍冬(にんどう、実はパルメット〔半円菊花形〕)・葡萄・宝相華・牡丹・蓮華唐草などがある。織物、染物、蒔絵、柱の装飾などに用いる。唐草模様。唐草文(からくさもん)。 
【宝相華】ほうぞうげ 唐草模様の一種。想像上の五弁花の植物をかたどったもの。中国唐代やわが国の奈良・平安時代頃、仏教において装飾的模様としてさかんに用いられた。 
【加賀染】加賀絹を染める染め方。梅の木の皮からとる梅谷渋を用い、赤橙色を何度も染めて黒い色にする。無地染めと、立田川に楓、雪月花などの模様染め(加賀友禅)とがある。  
【死に花】しにばな 死にぎわの名誉。人にたたえられるような立派な死にざま。 
死に花が咲く 立派な死に方をして死後に名が残る。
【花】植物の茎・枝の先に時を定めて開く物。多くは、きれいな色といいにおいを持つ。美しくて、だれでも持っていたいと思うもの、「華」とも書く。 
高嶺の花 遠くからながめるだけで、手に取って自分のものにすることができないもの。 
言わぬが花 口に出して言わないほうがおくゆかしく、さしさわりもなくてよい。 
花に嵐 とかく物事にはじゃまが起こりやすい。月に叢雲(むらくも)花に風。 
花の兄 四季の花のなかで他の花にさきがけて咲くところから、梅の異称。 
花の雨 桜の花のしきりに散るさまを雨に見立てる。
花の浮橋 花が水に散り敷いたのを浮橋に見立てる。 
花の台 極楽往生した人がすわるという蓮の花の台。蓮のうてな。 
花の宴 季節の花を観賞しながら催す酒宴。特に春の観桜の宴。 
花の王 (花の中で最もすぐれている意から)牡丹。桜。 
花のお江戸 江戸の繁華なさまのたたえ。 
花の弟 多くの花に遅れて咲くところから、菊の異称。 
花の会 花を観賞しながら催す茶の会。いけ花の会。挿花の会。 
花の顔(かお・かおばせ・かんばせ) 咲いている花の姿。花の様子。花のように美しい顔。 
花の鏡 花の影が映っている池水などを鏡に見立てる。 
花の陰 花の咲いている木の下かげ。 
花の木 花の咲く木。花の咲いている木。花木。花樹。 
花の雲 桜の花の一面に咲き連なっているさまを雲に見立てる。 
花の君子 蓮の花。
花の心 相手の心をいう美称。花によせる思い。花についての風情。うわき心。 
花の御所 足利将軍家の邸宅。永和四年義満が現京都市上京区室町通今出川北の地に造営。 
花の衣 美しい衣服。はなやかな衣服。多く、春の服をいう。花衣。咲いている花を衣に見立て、梅・桜をいう。 
花の宰相 芍薬(しゃくやく)の異名。 
花の杯 杯を花にたとえていう。美しい杯。 
花の盛り 年若く容色の美しい年頃をたとえる。はなざかり。 
花の魁(さきがけ) 百花にさきがけて咲くこと。梅の花をさしていう。 
花の雫 花からしたたり落ちる露。 
花の下紐(したひも) 花の蕾が開くことを下紐の解けることにたとえた表現。花の紐。 
花の下臥(したぶし) 花の下に臥す。桜の花の下に寝ること。花の枕。
花の風巻(しまき) 花を飛沫にたとえていう。 
花の定座 連歌・連句の一巻で、花の句をよみこむべきところ。 
花の姿 花のかたちや有様。梅・桜の花についていう。 
花の便り 花が咲いたという音信。花便(はなだより)。花信(かしん)。 
花の露 花の上においた露。花に宿る露。桜花におく露。 
花の寺 京都市西京区大原野南春日町にある勝持寺の通称。 
花の頭(とう)(「とう」は当・撓・薹とも書く)祭りのとき頭屋(とうや)などから花を供える式。また、その式を中心行事とする祭り。名古屋市熱田神宮、京都市松尾神社など類例が多い。 
花の常盤(ときわ) 花が永遠に変わらず、美しく咲いていること。 
花の波 花の散り浮かぶ水面にたつ波。 
花の錦 花の美しいのを錦に見立てる。衣の上に花の散りかかるのを錦に見立てる。美しい衣装を花に見立てる。 
花の春 花の咲く春。新年をいう。新春。
花の衾(ふすま) 桜花が身に散りかかるのを夜具に見立てる。 
花の吹雪 桜花の乱れ散るさまを吹雪に見立てる。 
花の父母 草木を潤し養うところから、雨や露のこと。 
花の丸 模様。花のついた枝や茎を丸く図案化。 
花の都 都の美称。 
花の下(もと)花の咲く木の下。花の陰。 
花の宿 花の咲いている家。花のある宿。 
花の山 一面に咲いている山。 
花の雪 白く咲いている花、また花の散るのを雪に見立てる。花吹雪。 
花の装い 花のように美しい装い。美人の装い。
花は折りたし梢(こずえ)は高し 思うようにならないこと。 
花は桜木人は武士 花では桜がすぐれており、人では武士がすぐれている。 
花は根に帰る 物はみなその本に帰ることのたとえ。 
花も恥じらう うら若く美しい女性の形容。 
花も実もある 名実ともに備わる。 
花より団子 虚栄よりも実益のある方を喜ぶこと。 
花を折る (花を折ってかざす意)美しく着飾りたてる。 
花を咲かせる 成功する。名をあげる。 
花を添える はなやかさを増す。「錦上花を添える」 
花を吹く 陰暦九月九日、重陽の節供に菊の酒を飲む際にまじないとして杯の中の菊の花を吹く。 
花を持たせる 勝利や功名を相手にゆずる。相手を立てる。
 
雪月花
白居易の詩「寄殷協律」の一句「雪月花時最憶君(雪月花の時 最も君を憶ふ)」による語。雪・月・花という自然の美しい景物を指す語である。
殷協律は白居易が江南にいたときの部下であり、長安からこの詩を贈ったものである。この詩における「雪月花の時」は、それぞれの景物の美しいとき、すなわち四季折々を指す語であった。そうした折々に、遠く江南にいる殷協律を思うというのである。
   五歳優遊同過日 一朝消散似浮雲
   琴詩酒伴皆抛我 雪月花時最憶君
   幾度聽鶏歌白日 亦曾騎馬詠紅裙
   呉娘暮雨蕭蕭曲 自別江南更不聞  
「雪月花」は、日本の芸術・美術の特質の一つとしても捉えられており[2]、日本においては、この語句が詩歌だけでなく、以下に述べる含みを持つ語として使われるようになった。
「雪月花」は日本の詩歌においては、これら三種を一度に取り合わせたものを指すものとしてしばしば用いられる。日本語における初出は『万葉集』巻18に残る大伴家持の歌である。「宴席詠雪月梅花歌一首」と題して「雪の上に 照れる月夜に 梅の花 折りて贈らむ 愛しき子もがも」(4134)の歌がある。すなわち月の明るい折に、雪と花をあわせたものを提示するという遊戯的な設定を和歌の題材としたものである。この取り合わせは『枕草子』の一節に村上天皇の挿話として見え、日本の宮廷文化においては、しばしば珍しい取り合わせとして、また「最君憶」(最も君を憶う)との連想において好まれた。「雪月花時最憶君」は『和漢朗詠集』交友の部に前句とともに採られており、先に触れた村上天皇の挿話もこの連想を下敷きにしたものである。なお、大伴家持の歌は749年・32歳の作で、白居易の詩は825年・54歳頃の作と考えられている。
音読語としては「雪月花」が用いられることが多いが、和語としては「月雪花」(つきゆきはな)の順で用いることが伝統的。
現代では伝統的な日本の美の感覚を連想させる語として、様々な場所で用いられている。
1914年の宝塚歌劇団の組の花・月・雪という組分けもここから来ている。
なお、この雪月花に「風」を加えた「雪月風花(せつげつふうか)」という語も存在し、4つの文字それぞれが「冬(雪)」、「秋(月)」、「夏(風)」、「春(花)」の四季に対応している。
三種の景物​
時代が下ると、雪月花は主に雪・月・桜の取り合わせとして理解され、この三種の景物、さらにはそうした景物をめでる風流な態度そのものを示す語句として理解されるようになった。
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