大事にしなさい「言葉」はあなたの品性そのものです

以心伝心 
目は口ほどにものを言い 
流し目 
笑ってごまかす 
泣いてみる 
手を握る 
肩を寄せる 
顔を覗く 
見詰める 
腕を組む 
のの字を書く(大昔) 
髪に触れる毛づくろい(猿) 
札びらをきる(成金) 
 
でも言葉ほどのものはありません 
言葉にはかなわない 
 
間違うと  
百年の恋も冷めます 
信用も一瞬で消えます
 


アホとバカ
 
  
ボディランゲージ 
目線が定まらない嘘 
口許を隠す自信なし 
声が甲高くなる興奮 
顔が紅潮する興奮 
両腕を組む拒否 
目をつむる思案
  
杉良太郎 
ながしめ・流し目・流目 
流眄 
秋波 
横目 
色目 
斜視 
顔をむけないで目だけでその方向を見る 
相手の気を引くような目つき
  
秋波を送る 
女性が相手の関心を引こうと媚びを含んだ目つきで見る
  
標準語  
NHK 
口を開けてハッキリした口調が大事 
意識すれば綺麗になる 
綺麗な言葉を耳に残す
  
訛り方言  
必死に直そうとした 
大学は訛り方言の溜まり場  
社会人になって意識した 
東京が長くなったら自然ととれた 
たまに会う兄の言葉で思いつく
  
「辛気臭い」 
関西に行って始めて聞いた言葉 
私の物言いは始めかなりきつく取られたらしい 
変な関西弁を真似なかったことが良かったらしい 
明快で信用を得た
  
山の手下町 
ざあます 
てぁんでぇ 
死語になったらしい
  
私 わたくし 僕 俺 自分 
「おれ」だけは一度も使わなかった 
年取っても僕 
一時使い分けができず「自分は」と言った不思議がられてやめた
  
いい・好い・善い・良い 
好きな言い方 
「よい」のくだけた言い方 
(江戸前期の「えい」の関東なまりとして生れた?)
  
あほバカ 
あほバカたわけも京言葉 
馬鹿の呼び方にも 
歴史があるらしい 
流行すたりがあったらしい

 
2000/  
 
  
アホとバカ
「アホちゃうか」「そんなアホな」「アホくさ」「アホかいな」大阪人は「アホ」ということばを連発するが、「アホ」と言われてもムキになって怒ったりはしない。しかし、「バカ」と言われるとムッとする。いっぽう 、東京人は「バカ」と言われるより、「アホ」と言われるほうがムッとする。大阪人にとって「アホ」と言うことばは他人を罵倒する意味はあまりなく、会話を潤滑にする間投詞のようなものである。だから 、「バカにする」と言うように他人を軽蔑したり、「大馬鹿者」みたいな最上級のことばは「アホ」にはない。 
ただ、この「アホ」ということが使われるのは近畿圏のみで、西日本でも西へ行けば行くほど「バカ」がよく使われる。ある言語学者の研究に寄れば、「アホ」ということばは京都が起源で 、京都を中心に半径200km以内がアホ圏で、その外側はバカ圏になるそうだ。ちなみは私の住む愛知県では「たわけ」という。 
「アホ」 / 秦(中国)の始皇帝がつくった阿房宮に由来するという説がある。阿房宮は周囲2kmの中国史上最大の宮殿で 、それに巨費や投じ、多くの農民を工事に動員したことが秦の滅亡を早めた。愚かなことをしたという意味から阿房→阿保→アホウ→アホになった。 
「バカ」 / 仏教の梵語で愚かと言う意味をmakaという。それを中国では「莫迦」という字漢字で表した。それが日本語読みして「バカ」となった。「馬鹿」は当て字である。 
「たわけ」 / 「たわけ」とは田を分ける、すなわち、相続の際に、田をすべての子に平等に分け与えていると 、結局は誰もが狭い田になり生活が立ちゆかなくなる。田を分けるのは愚かなことだと言うこと。  
ただ、これらは俗説で、必ずしも正しい語源かどうかはわかりません。