冷静沈着

【唖然】思いがけないことに驚きあきれて物も言えない。 
【呆然】気抜けしてぼんやりする。 
【うっとり】心を奪われぼうっとしている。美しいもの快いものなどに心を奪われている。恍惚。 
【立ち竦む】立ったまま体が動かなくなる。驚きや恐怖などで立ったまま動けなくなる。 
毒気に当てられる 非常識な、また予想外な相手の行動や話に呆然とする。 
鳶に油揚を攫われる 当然自分のものになると思っていたものを不意に横取りされて呆然とする。
 
【茫然自失】あっけにとられて我を忘れてしまう。 
【動転・動顛】びっくりして度を失う。非常に驚きあわてる。仰天。 
【心ときめき】期待や不安などで胸がどきどきする。心がはずむ。 
【消沈・銷沈・悄沈】意気が衰える。「意気消沈する」 
気が滅入る 考えこんで憂鬱な気分になる。 
しょんぼり 元気なくしおれる、意気消沈したさま、わびしくさびしそうなさま。 
しょぼたれる 生気がなくなる。意気消沈する。しょんぼりとする。
 
【低迷】意気があがらず活動が鈍る。 
【意気沮喪】意気込みがくじけ弱る。元気を失う。意気消沈。 
【落胆】失望する。期待に反しがっかりする。 
【口惜しい】思う事ができない、思うようにいかない、大切なものを失うなど、失望、落胆した気持。 
【力落】望みや頼みにするものを失い急に気力を失う。落胆する。きおち。 
げんなり 落胆したさま。
 
【大腐】ひどく落胆して気持がふさぐ。 
【吐息】思わず知らずほっとつく息。落胆や思い悩んだ時、緊張がゆるんだ時などに大きくはく息。 
【力無い】望んでいた結果が得られずに気落ちする。 
力を落とす 気力を急に失う。元気を失う。失望する。落胆する。 
がっかり 期待や希望がはずれて落胆する。
   
【溜息】思い悩んだり、苦しみ、失望、落胆などで、思わず長くはく息。 
【項垂れる】心配、落胆、悲しみ、恥ずかしさなどのために気持が沈み込み頭を前に低く垂れる。うつむく。 
【気落】失望して力を落とす。落胆。 
肩を落おとす 気力を失ったり落胆したりするさま。 
【転嫁】罪過や責任などを他になすりつける。 
【擦る】自分の責任や過失などを他のものに負わせる。 
【擦り付ける】自分の責任や過失などを他のものに押しつける。
 
【拙速】へたではあるができあがりの早い。 
【巧遅】たくみではあるができあがりが遅い。 
【上気】夢中になり冷静な判断を失う。 
【陣頭指揮】地位の高い人が直接現場に出て部下を指揮する。 
【意気軒昂】いきごみの盛んなありさま。元気のあるさま。 
【善後】あとのためによいようにすること。
  
【善後策】うまくあとしまつをするための方策。 
【冷静】感情に動かされず落ち着いていて物事に動じない。沈着。「冷静な判断」 
【沈着】落ち着いて物に動じない。 
【冷ややか】落ち着いて物に動じない。冷静なさま。
 
【観照】主観をまじず冷静に現実をみつめる。「心を観照する」 
【心灰】冷えた灰のように何ものにも煩わされない平静な心。冷静な心。欲情情熱などの冷えた心。 
【冷徹】感情に動かされず物事を冷静に鋭く見とおす。 
【冷やす】気持を落ち着かせる。「頭を冷やして考える」 
【深沈】落ち着いて物事に動じない。ふかくもの静かなこと。沈着。
   
時移り事去る (陳鴻「長恨歌伝」の「時移事去、楽尽悲来」)時代が過ぎ色々の事が変遷する。 
時しも (「し・も」は助詞)ちょうどその時に。 
時知らず 時代の流れを知らない。季節にかかわらない。 
時知らぬ山 (季節を知らないかのように、いつも雪をいただいている山の意で)富士山。 
時知る雨 (時期を限って降るところから)時雨(しぐれ)の異称。
 
時として 場合によっては。たまに。 
時とすると ひょっとすると。時によると。 
時となく いつと時間もきめずに。つねに。 
時と場合 その時々の場合。その時の時期と情勢。 
時なし 時勢に乗らない。失意の状態にある。 
時ならず 時節に合わない。思いもよらない時。だしぬけである。
 
時なる
 時期が到来する。 
時に遇う いい時機にめぐりあう。好時機にめぐりあって栄える。 
時に遇えば鼠も虎になる 好時機にめぐりあうと、つまらない者にも勢いが加わって権勢をふるうようになる。 
時に当たる ふさわしい時になる。 
時に従う その時の権力に身を寄せたり、時流に乗ったりする。
 
時につく その時々に順応する。 
時にとって 場合によって。その当座。さしあたって。 
時による 時流に従う。権勢にまかせてふるまう。時節に適応する。時々の状況に応じる。 
時の雨 「時雨」の訓読み、しぐれ。 
時の氏神 ちょうどよい時に現れて仲裁などをする人。 
時の運 その時その時における運や不運。時のまわりあわせ。
   
時の貝
 昼夜の時刻を知らせるために寺などで、吹き鳴らすほら貝。 
時の鐘 歌舞伎囃子。入相の鐘、遠寺の鐘などを表すのに用いたり、舞台の場のさびしさやすごさを盛りあげる効果に用いたりする鐘の音。 
時の綺羅 好機が到来して非常に意気が揚る。 
時の杙(くい) 「時の簡(ふだ)」を支えるために立てた杙。 
時の気 ある時期に流行する病気。はやりやまい。えやみ。 
時の盛り 好機にめぐりあって栄えていること。うまく時流に乗って威勢が揚がること。 
時の太鼓 時刻を知らせるために打つ太鼓。主として、近世、大坂で行われた。時太鼓。 
時の所 時流に乗って隆盛な人の家。
 
時の花 
今を盛りと咲き誇っている花。四季おりおりの花。 
時の花をかざす 時流に乗って栄える。 
時の人 時流に乗って栄えている人。時を得て権勢をふるう人。 
時の間 少しの間。ほんのしばらくの間。ちょっとの間。
時の物 その季節に適応した食べ物や衣類。 
時の用 さしあたっての用事。さしせまった場合。急を要する時。さしせまった場合に役にたつこと。 
時の用には鼻を欠け 危急の際には手段を選ばないで事を行え。 
時は得難くして失い易し 時間は再びめぐって来ない、どんな短い時間をも大切にしなければいけない。 
時は金なり (英Time is moneyの訳)時間は貴重であり有効なものであるから、むだに費やしてはいけない。
 
時人を待たず
 月日は過ぎやすく、好機は失いやすいたとえ。歳月人を待たず。 
時分かず 季節の区別がない。いつでも。 
時を争う その時に至る早さを争う。先を争う。 
時を失う 時勢にあわず、勢力が衰える。 
時を移す 手間どってむだに時間が過ぎる。
 
時を得る 時流に乗って栄える。好機をつかんで権勢をふるう。 
時を稼ぐ 物事の準備や用意のため、他の事柄で時間を長びかせ、必要な時間をつくり出す。 
時をかわさず 時を移さず。直ちに。すぐに。 
時を撞く 時刻を知らせる鐘をつきならす。 
時を作る 鶏が鳴いて暁を告げる。
  
冷静沈着になる5つの方法
 揺れない動じない柔軟な性格とは?
あなたは冷静沈着な人というと、どんな人を思い浮かべますか? どんな人でも自由に思い浮かべてみてください。そして、あなたはそんな冷静沈着な人と比べていかがでしょうか。
普段から冷静な人は、ここぞというときに力を発揮します。そして、普段から大口な人は、ここぞというときに弱腰になってしまいます。
どんなときでも決して揺れない動じないというのは、異性なら素敵に見え、同性ならカッコ良く見えますね。どうすれば、そんな冷静沈着になることができるのでしょうか。
「兵に常勢無く、水に常形無し 兵を形するの極みは、無形に至る」 孫武
1、結論や判断を焦らずじっくり見定める
僕たちは、結論や結果をすぐ求めてしまう気持ちがあります。
「先のことが分からないと不安・・・」「はやく成果を手に入れたい!」
冷静な人は、はやくしたいと言うはやる気持ちをあきらめて、腰を据えて目の前のこととじっくり向き合う姿勢を持っています。
頭の中に思い描いていることが、予定どおりにいかないとつい焦ってしまいますね。そんなときには、予定どおりにしたいという気持ちを「あきらめる」ことで、冷静沈着になることができます。
2、理性のバランス感覚
冷静沈着になるには、感情に流されずかつ考え過ぎない。このように感情と理性のバランス感覚をもっている人が、本当の意味での冷静な人と言えるのではないでしょうか。
よく感情に流されず理性を持つことが大切だと言われています。
しかし、理性を優先し過ぎてしまうと、逆に考え過ぎてしまうことになるのです。では、なぜ考え過ぎてしまうことがあまり良くないのかと言うと、このことは、あなたも十分にご承知のことと思います。
その理由とは、考え過ぎて、行動できなくなってしまうからです。
そのため、感情に流されず考え過ぎないということが大切ではないでしょうか。では、考えることも適度に抑えるならば何を大切にすれば良いのでしょうか。
それは、自分の「直感」を信じることです。
なぜかと言うと、自分の心から納得できる答えを見出すには、一生懸命に思考するよりは、潜在意識のから出てくる答えに素直に耳を傾けることが大切だからです。
なので、普段から簡単な決め事を3秒以内で即決したり、パッとイメージが出てきたことを中心に考えるようにすると、判断力を鍛えるトレーニングをしておくと重要なときの判断もスムーズになります。
3、一人、自分の感情と向き合う
僕たちは、寂しいときは誰かと一緒に居たくなります。そして、一人でいることを嫌ってしまう傾向があります。誰かと過ごしたり、何かをしていると気が紛れますね?
なぜなら、一人でいると、ネガティブな感情も自然と湧き上がってくるからです。
冷静な人は、他人の意見や情報に振り回されません。冷静な人は、一人で過ごす時間の大切さを知っているからです。
一人になったとき、自然と湧き上がるネガティブな感情と真正面から向き合い、今、この瞬間に感じる自分の感情を、素直に感じるようにしているので、いざというときも、冷静沈着になることができるのです。
冷静に成れない人は、少しでも心に痛いと感じることは、まるで腫れものに触れるかのように敏感に反応してしまいます。
多少の苦しさ、痛み、寂しさにたいして冷静沈着になるためには、前もって「覚悟」を決めて臨む姿勢が大切となります。
4、結局のところ、なるようにしかならない
僕たちは失敗を恐れてしまいます。当然ながら失敗なんてしたくはありませんね。失敗もしたくなければ、失いたくもありませんね。
では、冷静な人はこんなときにどのように考えるのでしょうか?
それは、目先のことから距離をとり、長い目でもの事を見ることです。
つまり、今できる限りのことはするけど、結局のところはなるようにしかならない、ということを理解しており、「開き直る」ことで冷静になることができます。
人は、今の自分にできることしかできません。
今の自分にできることを尽くして、あとはなるようにしかならない。先の不安を心配するより「人事を尽くして天命を待つ」という姿勢が、冷静沈着になるための方法です。
5、考える時間を短縮する
冷静な人は、考えることより判断力を自分なりに工夫しています。
冷静沈着な人 = 冷静に考える
と思い浮かべてしまいがちですが、項目2のように理性のバランス感覚が大切です。考えすぎると行動ができなくなってしまいますが、判断力を養うと行動力に強く影響します。
そのため、「ダラダラと長い時間、悩むのは時間のムダ」と判断し考えるこをあきらめ、まずは、あまり考える必要のない小さなことから行動に移していく。ということを意識することが冷静沈着になる方法です。
冷静沈着な人になる方法とは?
1. 今、執着していることをあきらめる
2. 潜在意識からの答え「直感」を信じる
3. 覚悟を持つ
4. 開き直る
5. 判断力を養う
まとめると以上の5つになると思います。
冷静沈着とは、「知的でクール」というイメージに憧れを抱くかもしれません。
ですが、その中身は、それとは無縁の自分との向き合いです。本当の意味での冷静沈着になるということは、精神的に成熟することを目指す。このことなのかもしれません。
また冷静沈着になるには執着を捨てることも大切です。捨てる勇気−イライラして息苦しい感情を手放す5つの執着では、自分が冷静になれない執着を思い切って捨てる勇気についてお伝えしています。先にリスクを背負うことで冷静になれることも大切となるでしょう。
冷静で、揺れない動じない柔軟な心になれることを祈っています。  

 
   
出典「マルチメディア統合辞典」マイクロソフト社 / 引用を最小限にするための割愛等による文責はすべて当HPにあります。