4000-4500     


青いインクの 悲しさよ 今は帰らぬ 思い出の貴方 熱き唇にふれもせず
悲しい合図に火をつける せめて心に 小さなあしたを いつか涙の 別れのタンゴ
井戸の釣瓶に風が吹く 実にしみじみ風が吹く 風は鳴り鳴り吹いていく
風が吹くまま 時が往くまま この身をまかせて 生きてゆきたい
バカな奴でいい 痛みがわかるから 優しくなれるさ 風が吹く時も



燃える想いを抱きしめて 赤い小さな 風ぐるま 風に向って 泣いてます
夢の似顔絵は 彼と似ていたの
ままにならない 茨道なれど それでも行かねば ならぬ道 そうさ 人生やるっきゃないさ
路傍の花は その色故に 心に染みる この世に咲いた 赤い花 真紅の恋の花
あなたなしじゃ 生きてゆけないわ あなたに咲くため うまれたあたしを あゝ忘れて行かないで



息を荒げ きつい目のままで 風を追っておいでよ
雲の切れ間に 星ひとつ 風の街 明日を夢見る 風の街
息子よ 歌わせないで 悲しみの子守唄を
あなた今すぐ そばにきて 帯が悲しい 風の宿
浴衣につつむ 湯あがりの 燃える素肌が あの夜を 思いださせる 港宿



カモメ 俺も帰ろう うつむいた あの頬の涙ぬぐいに
命をかけて くつがえす おわら恋唄 道連れに
抱いてくれたあの宵の 桜の匂い 恋しくなるの 風の恋唄よ
九十九島に波が散る ここで逢いたい暮らしたい 思い一つで生きてます
あなたの腕の中で旅をする オー ミルキィ・スマイル抱きしめて やわらかなその愛で



この僕の想いよ君の街まで吹いて行け そして君の胸に突き刺され 今 風は南から
風まかせ 夢まかせ 俺の人生風まかせ 明日は明日の風が吹く
忘れないでと祈る背中に雪が散る 波また波の波また波の 風みなと
風にはこばれ 耳をさす あなたの手をひく 風花の町
かえらぬ月日が 小さな 小さな点になる



私しゃ薪割り 風呂を焚く 寝床にやがて聴こえるさ 雪解け水の 春の子守唄
飲むほどに 酔うほどに つれもどす 思い出 クルクル 風車
恋がなくても 生きられる 泣くだけ泣けば 夜も明ける 明日は明日の風が吹く
注いで注がれて 憂き世のうさを もやい酒する 風酒場
通い妻だと笑ったひとの 髪の匂いもなつかしい アイヤー 留萌 滝川 稚内



風雪に吹かれて聞こえる唄は 遥かな空の虹の唄
ついて行きたい ついて行けない ここは湊の えーうかれ町
涙背負って 追いかける 貴方と書いて 結べない 手紙破れば 風の舞い
愛し足りない まるであぶり絵 夜明け頃 明けて哀しい 風枕
心 重ねたい あなた あなた 哀しすぎます 日本海



帰りたい帰れない あなたの胸に風立ちぬ 今は秋 今日から私は心の旅人
トランペットの蛍の光 チークタイムで 夜が更ける
この風鈴は 母の声 逢いたい逢いたい 母の声
花の笑顔が あればいい 俺とおまえの 風暦
自分をみつけるその母の 吐息の色は吐息の色は 福寿草



瞳の奥にゃ 幾億万のキララ星 きっとお前見つめてる
根性 根性 ひとすじ演歌道
目のない魚が住むという 風もおちたか さてひと眠り
歌を忘れぬ 人々へ いつか花咲くその日まで
知らない街の片隅で 一人自分をさがしたい



遅すぎたのね 別れたあとじゃ
馬鹿ね 身体が許してる 戻って来てよ あなたの女です 別れたけれど あなたの女です
路地うらあたりの 手相見が さみしい顔だと わたしを呼びとめる
心の迷子を 探すより 別れて そして 別れて そして 今度は上手な 恋をする
信じてる 逢える日だけを 私は一人じゃ 生きられません



別れはしない 離さない そいつをいつも くやんでる 送らないけど 幸せに
私をつつんでしまう だめよ弱いから 別れても好きな人
ばかな女よ許してね ああ ああ 私あんたと 別れて北へ
目を閉じれば あなたがみえる 破り捨てたい 別れのこよみを
あなたの愛した この髪さえ今は泣いてる 今は泣いてる 今は泣いてる



二度と逢えない 心と心 躍るブルースの せつなさよ
踊りましょう 思い出たどりながら 涙こらえて サヨナラ
帰りひたすら 待っている あの娘はいくつ とうに二十はよ 過ぎたろに
キラと散る涙 きみには白い真珠をだいた 旅をあげたい 鳥羽の海
きっと今より 倖せな 私のあなたで いてほしい



それがわたしのさよなら 幸せは ほんの少しでいいの 想い出消えない
明日もおぼろで 命おぼろで サヨナラだけが あるだけよ
しょせん勝てない哀しさよ なみだなみだ なみだ分けあう 夜明け前
あなたをこれ以上 愛するなんて 私には出来ない
わたしの人生に あなたしかいらない



弟みたいな 年の差が 心の重荷に なったのね 
後見ないで 生きて行くでしょう 生きて行くでしょう
みれんな恋など 引きずらないで ひとりで歩ける 女になりたい
明日をさがして 女がひとり さすらいの北の果て 別れの旅路
蒼い灯りよ 汐鳴りよ 心の傷が 道づれの 旅に散る散る 別れ雪



恋のともずな 断ち切りながら バカね 想いがまた打ち返す
どこかへ私も たどりつく はやり歌など うたって泣いた
祈りつづけて 待っている ああ 一人港で 涙雨
みんな捨てましょう 忘れるために 捨てましょう 愛の暮し
さあ行ってもういいの 私のことは



耐えます身の上不倖せ だから いって欲しいのよ まごころ込めて おれ好み 別嬪さんと
夜のお昼にだれか拾って シンデレラ
よりを戻せぬ 湯の街ぐらし ほめる相手が 鴎では おしゃれしたって つまんない
あなたのためにねむれぬ夜の 星にさえ気づかず どこへ行く ひとりひとり
どこかにいい人いるはずよ あゝゆれる心の 片恋おんな



バカな女と言われても 忘れられない恋だから 面影グラスに 忍び泣く
逃げてゆくのね いのちの恋は ひとつ残った はまなすの 花がふるえて 涙ぐませる片恋岬
思い出すと涙が出るから 返事はいらない 返事はいらない
だけど勝負は一対一よ 王将だろうと何だろと 後にゃ引かない 俺のみち
ともに語らん百日祭 酒杯に襟の色うつし



二人で歩いた夏の調べ 悲しみを歌にかえて さよならは風に乗せて
強がりは 間違いね リラ冷え肌まで しみる夜 泣き酒のんでます
離しちゃいけない 女だった 面影ゆれる ひろしまで もう一度逢えたら
無邪気に過ごした頃が よみがえる 昨日のように
あなたが生きてきたように 歩いて行きます この人生を 強くてやさしい 母ごころ



街より 一足 先にくる 春を 春を 春を わが子に送る 母ごころ
ああ 忘れない 忘れない いついつ迄も 母のやさしい おもいで暦
言葉すくなに 見送る門出 親の願いが 咲いて嬉しい 母ざくら
いのち縮めた 子が不憫 血を吐く胸の 母ざんげ
ほんとにありがとう おかあさん 長生きしてよね おかあさん



人生は いいよ 楽しかったと 遠くを 見つめる 横顔 いつまでも 母ひとり
不幸な娘の ざんげの歌を きいて笑って くれるでしょうか
あの日へもしも 帰れるならば 心を連れて 帰れるならば
そんなおんなの 生き甲斐に 春に花咲け 春に花咲け 母紅梅
恨むでしょうか おろかな母だと ごめんね ごめんね こんな母の子に 生まれて



親子で暮らせる その日まで 虹のかけ橋 染めて色ずく 母子草
帰っておいでよ ふるさとへ 這えば立て 立てば歩めの母親ごころ
早く初孫 抱けるよに 祈りましょうよ 母親ふたり
夢のつづきで しばるのね だからはなさない だから捨てられない
泣いて甘える夢枕 母恋巡礼 鈴を鳴らして 花供養



秘伝は心に あるはずだ 包丁一代 俺が 拓くぞ 俺の道
俺はただの男だぜ 何も 何も 何も 何も 怖くないのか
嵐の夜はベッドで 抱いていてね 心が風に吹かれて 飛ばされぬように
熱い指からめてからめて 朝になっちゃった どうするの どっちへ行くの
こんな私でも 本気になる人 あしたのどこかにいるはず



照れながら 一十百の季節過ぎても お前をはなさない
この指この髪 あなたを覚えてる 哀しみに染まる 大阪の夜は 涙の海に なりそうね
抱きしめて 何も言わずに 別れを告げるその前に
強く抱きしめて そしてくちづけて 最後の やさしさ わたしにください
哀しみがこわれるほど さよならまで 想い出にしたくない



抱きしめて 抱きしめてTONIGHT 夜は長い 長い ずっと甘い
目をとじて幸せを いついつまでも 恋に酔う心 泣きたくなるほど あなたが好きよ
道はそこにある 風よ今夜も 俺の涙を かくしておくれよ
流れる雲はちぎれても 俺はおまえを 離しはしない 待ってておくれよ おまえが故郷さ
一人一人重ねた 放浪の 破れ破れ畳を 引きむしる



こらえた涙が こぼれます 泣かないで 何処まで行けば あなたに逢える
歌へや歌へや泡沫の 夢幻やこの世はざれごと 歌へばこの世は中々よ
海猫の棲む島を ぐるりと一まわり 何を想うか 豊後水道
がんばろうね ふたりでね 影がより添う 豊予海峡
いのちのかぎり 街の隅 わたしも咲きたい あなたと二人



一夜を憩う 山男 星を仰ぎて 明日を待つ
新しい水着 買ったのに 忘れたくて 好きなデザイン変えてみたのに
涙あふれても逃げない バスが行くまで
もう一度女に 生まれるならば きれいなままで あなたにあげる
忘れないで心の隅に もう夢の中しか逢えないから



あの人の思い出を 抱きしめて 忘れな草 もう一度 ふるえてよ あの人の夢にとどけ
その日を信じて お前だけを 忘れられた 遠くに 揺れてる 波音よ
席を立つ君をやがて 星屑が 静かにつつみこむだろう
花の匂いの可愛い君を 忘れるものかいつまでも 遠く倖せ みているぜ
忘れ蛍よ 届けておくれ 未練たちきる すべもない 弱い女の 夢ひとつ



わたし 酒場の忘れ傘
呑み乾す酒に みれんこぼして 笑われる こんな自分が ただ憎い
待つ日泣く日の 明け暮れに またもいじめる 夜の雨
宿命 知りながら おれもおまえも どうせふたりは 冬の忘れ草
きっと不良だよ ひとりではやり切れないくせに 涙こらえて



私ひとりを 待っている 涙の故郷 夢に夢に うかぶから
母のやさしさこの目に刻み 肩のひとつも ああ ふるさと
おやじそれまで それまでおふくろ頼んだよ ハァここはいちばんおとこ節
岩木は吹雪の中か やるだけやってみるさ 俺は男じゃないか 帰りたい 帰れない
望郷しぐれ 根雪とければ 一緒に暮す 春がくる



いい事ばかり手紙に書いて あれから幾つ 何年過ぎた 帰ろかな帰りたい ふる里夢ん中
おたおたするな 人間さまよ 切なさに 昔なじみの顔と顔 目に浮かぶ
男の道かよ 辛さまぎらす 手酌の酒に 風がこぼれる はぐれ街
遊び疲れ泣いてもどる おさな子のように 忘れかけた 歌をききに はるばると帰ろう
泣くに泣かれず飛んでも行けずネ 心墨絵の浜千鳥



夢ひとつ 北はみぞれか しぐれる頃か やけにおふくろ 気にかかる
土産の一枚 いつの日織れる あなたと涙の 添い寝の夢むしろ
望郷千里の わらべうた 歌う 歌う 夜明けに 春よ来い
街道がらすがひと声鳴いた 明日は何処やら 明日は何処やら 俺ら望郷旅鴉
お初天神 水掛け不動 願かけまする倖せに 空晴れて あゝ 望郷浪花節



酔いしれながら 舞うその姿 砦に残る 幻か あゝ望楼の果てに陽が昇る
あゝおまえがいなけりゃ この俺は 何んにもできない でくの坊
愛は死にますか 心は死にますか 私の大切な故郷もみんな 逝ってしまいますか
強く抱きしめて そして夕陽の中 好きとささやいて 何もかも愛してよ
あなたは呼ぶの 愛はミステリー 不思議な力で



逢いに行きたい 抱いてやりたいよ 北のふるさと 海峡こえて
ぬれて重たくなるという あなたみたいな渡り鳥 ついて行ってもいいという
抱きしめて たった二十日の 一生を 泣かせないでよ 北しぐれ
いつになったら夜があける 津軽海峡 心をはこべ 北のかもめよ心をはこべ
他人のような この街に ふたりで点そう 希望の友灯



さよならなんて言いたくないよ ふたりで地の果てまで はるばる旅行くだけ
涙にじんだおふくろ便り おれの帰りを待ってるらしいと あゝわがふるさとよ
抱いてやりたい あの女を 雪降り止まぬ 北のめぐり逢い
まばらな さびれた町で 寒い心だけが 長い旅の終わり探して
海よ哭け 最初で最後の夜だから 今夜はぎっちり抱いてやる



あなたは遠く ふたたび逢える ことも無い 北の海峡 別れ波
あんた負けるなよ エンヤラ コラセ 鴎よ唄え 北の女のョ お祭りだ
幼な馴染が ふと気が付けば 男と女の 北の街 恋の味
海の男にゃヨ怒涛が華になる 北の漁場はヨ男の死に場所サ
蛍 翔んで行け 恨みを忘れて 燃えて行け



あいたいあいたいあの人に 路地に流れる歌も凍る北の五番町
ああ言わないで 夢を見せててもう少し
海で生まれりゃ陸には住めぬ 熱い血を引く 三代目 やっと 男が 見えてきた
思い出させる あの女 北の酒場に いた女
注がせておくれよ私にも 一升徳利 呑み干したなら 唄ってあげよか 舟唄を



女心の未練でしょう あなた恋しい北の宿
愛して 愛されて 愛して 捨てられて 今夜も 一人酒 飲みましょうか
そっとうなずく横顔に むせび泣くよな 雪嵐 ああ 北の女よ かわいいやつよ
帰ればいいっしょ 死ぬほど飲めて 潮まつりの 深なさけ 北の女房はヨー あんたの港
親父だったら 何と言う 少しは 楽して ほしかった 見上げた夜空に 北の星



汗と涙を分けあった 幾歳の 希望の道に おまえとおれの アアア星が降る
切なくむせぶ あの声が ああ 終りなき愛は 宗谷の岬の月をゆがめる
今日からふたり 北の法善寺 ちいさな愛を 抱きしめて
つらい旅路は 終りにしたい 幸福なぜ遠い 夜よかくすな 北の迷い子
泣かせてやりたい思いきり 消えぬ面影 たずねびと 夜の小樽は 雪が肩に舞う



惚れた私が 眠れずに あなた待つ身に どこか似てる
逢いたいよ あゝゝあんた 霧笛ひと声 北港
真冬の浜辺に傷あと埋め 夢はあきらめて 北へ流れる
北へ帰ろう星降る夜に みとせの夢よわが恋よ 君くれないの くちびるよ
窓を叩く潮風 これきりと言いかけた 唇が 唇にふさがれる北ホテル



愛しているから 笑って泣いて 雪の街で綴る 北ものがたり
霧笛を聞いて 今もゆれる ほほえみよ おまえが恋しいね
もう見おさめだ 船をおりるぜ 千島の千鳥 さらばさよなら ロパトカ岬
あなたにあげたい 里心 私はとても 渇いています
三月振りだよ 大漁の のぼりみやげに 帰る男の あばれ節



温い男を恋しがる カモメ啼くなよ 北海なみだ節
かがり火も 赫々燃えて 面影揺れる あゝ 北海の満月よ
板子一枚 油断はできぬ 度胸いのちの 男の男の まつり船
荒磯ぐらし 泣いちゃ歌えぬ 北海めおと節
湯呑み茶碗で 酒くみ交わす 寒い冬でも 心は春だ 俺ら北海 一番船だ



おもいでばかり 浮かべています 今日もひとり 枕を相手に
あゝ砂に抱かれた 埋もれ舟 あのひとを 追いかけて 星が流れる 北海峡
花を手向ける春の日が ああ北海峡 沈んで浮いて どうせ死ぬまで どうせ死ぬまでひとりだよ
親父仕込みの 俺らの宝 嵐を越えてく 北海船だ 男の夢がある
男まさりも 情に弱い さらばおさらば さらばおさらば また来るよ



歌え踊れよ たゝけよ太鼓ヨ 月のナ 月の世界に とどくまでヨ
恋しいけれど 未練だけれど あなた行く行く 西へ行く 私は寒い夜に哭く
まわり道した 航海ラムプ 消すのはあの女の 店だねと 北へ男は帰る
さらば祖国 愛しき人よ 明日は いずこの町か
港がこおる 心がこおる 鳥さえ飛べない 流氷の街



もう離れずに夢を探そう 涙を捨てて過去さえ捨てて 愛が飛び立つ北空港
待っていてくれ 納沙布かもめ 俺の船唄 船唄 男唄 届け はるばる 北故郷
ああ他人船の 歌がしみてる 歌がしみてる 北港
凍えそうですあなた あなた 波に飛び散る しあわせも 果ても吹雪の 北航路
無口なふたりが たまには酒でも 飲んでるだろか あの故郷へ帰ろかな



おふくろよ もう一度だけ 俺の涙を ふいてくれ
北国へ帰りたい 今はすべてを捨てて 北国へ帰りたい 望郷未練
いつも別れましょうと 言ったけれど そうよ今度だけは ほんとのことなの
あれは上りの 汽車の笛 恋にすがって 冬を越す 北国おんなを あゝ捨てないで
逢いたくて 追いかけて 涙ころがして 風が泣く 空が泣く 海はざんぶりこ



そっとお酒に 持ちかえながら ひとり聞く夜の 北山しぐれ
恋はそれまで おあずけさ 北の桟橋は 別れ夕陽が 泣く港
いまなら も一度 出直せる ふりむけば海 別れを止めた 北時刻
からめた指が運命のように 心を許す北の酒場通りには 女を酔わせる恋がある
君の面影 胸に秘め 想い出すのは 想い出すのは 北上河原の 初恋よ



死ぬ時は二人一緒ねと 泣いているお前には 涙より似合う幸せを 俺が探すから
青い空の下 北の山河がざわめいて 赤い花が咲く
たとえ時代が変わっても 生きざまはひとつだけ 夢追いすぎると 言われても
もう一度 さいごの夢を 抱きしめて 北へひとすじ 北斗星
北の漁師もたそがれどきは 柄に合わない人恋しさが ゴムの軍手をつき抜ける



そっと巻きつけ さよなら告げた 涙の顔が ただなつかしい
グラスに花びら 受けながら アカシアの酒に 酒に酔いたい
雪解け季節を 夢にみて あんたの枕と 添い寝する 添い寝する
離れて淋しい 夢追うよりも 未練捨てたい この海に 心乱れる 北半島
せめて夢なら 逢えますか 窓に小雨の 窓に小雨の 北埠頭



あんたの夢が 積もってゆく おかえりなさい 終わり電車の ベルも呼んでいる
命ぎりぎり愛したい 涙ぼろぼろすがりたい リラの花咲く都 薄野 女待ちます 北物語
はぐれ鴎よ どこへ飛んでゆく あゝ あなた恋しい ひとり旅 北夜行
船にのせれば 空似の女の 細い衿あし 濡らす若狭の 小夜しぐれ
どうしようもない ことがあるって ねぇ 言ってよ



ママがいつもいつも綺麗で それが夢でありませんように メリークリスマス
彼岸過ぎたら 僕の部屋も あたたかくなる
今すぐ 逢いに来て 好きだよ 永遠に 孤独な僕を見て
マリーが僕に恋をする 甘く悲しい夢を見た 夢を見た 夢を見た
夜汽車の笛はいやだよ 早く行こう あの娘の住んでる東京へ



出来れば昔の ふたりの暮らし 願う心の 女ごころの ああ堀川運河
思い出孕む 旅の宿 ああ 愛の眠りに 身をまかせ 本惚れ ほのかに 色香れ
言葉にするほど幸せでなく 涙にするほど不幸でもない
魔の接吻 美の接吻 夢の接吻 愛の接吻 喪の接吻
できることならもう一度 私のことを思い出して あれが最初で最後の本当の恋だから



私の愛の 燃えのこり
今日が誕生日じゃなくっても 記念日じゃなくっても 給料日じゃなくってもね 毎日がスペシャル
たとえ三途の 河原まで あなたと流れて 堕ちていい
窓に満月 この身を焦がし あなた浮かべて 紅をさす
銀色のエンジェルが 矢を放つ前の 永遠の一瞬が 二人のはじまり



悲しみのニュースが今 なぜジョークみたいになっちまうんだろう
どこへ行ったか親孝行 まるで人情 紙風船 忘れちゃならねぇ男意気
諦めるより 心焦がして 行こう 未来へ行こう
ねえ 未来の花嫁 隣りにいることを 忘れないでね 約束よ
生きてくもの 多分 悲しみに この手を振り 今日から 未来女



切れぬ未練の 糸切歯 じっと唇 かみました
もどりたいあなたに 未練ね 未練ね やっぱり あなたに まだ未練ね
涙のむこうに 揺れている 夢をみつめて 生きてゆくのよ
したたか浴びて それでも酔えず ひとりしみじみ 泣くところ
お願い 船にのせてよ 連れてって ああドラが泣かせる 未練の波止場



おもいで灯り 街あかり ふたりで燃えた 雪まつり 魅せられてサッポロ 好きですサッポロ
花の一輪ない岬 もしもおろかと言われても 私女おんなです
灯台あかり 燃えてあなたを 引き留める 朝はいらない 岬宿
あまりに切なすぎる恋だから 生きることは何てたやすくないの こんな夜更けには
力づくでつかまえていいのよ たぶん無理ね あきらめなさい



罪よ あんたあたし騙して 眠っちまった永遠に 眠っちまった恋人よ
思いがけない 時々に ふっと匂うの あの香りあなたなの あゝ 又 匂うわよ
天使に逢いにゆく そして雲の上寝そべって 貴方の夢を見る
ご無事を祈り 塩屋崎 みだれる黒髪を 指に巻く
辛いのよ しあわせ信じて 涙を越えて 生きる女の 夢いちど



おんなが哀しい いのち狂おしく あなたひとりに あゝ 夢おぼろ
惚れたんやから 惚れたんやから あんたは 心の お守りだから
だまされたわけじゃない あなたを恨むと不幸せ 男と女は 夢芝居
夢があるから 信じているの そうだよね あなたとならば
明けても暮れても あなたゆえ 恋するせつなさ 身も細る そうよほんとよ



肩を寄せていつまでも ついてゆきます めぐるしあわせ 女の夢ごよみ
帰りたくない 雨の夜 胸にしみ込む 路地灯り 私いつまで 夢さがし
二人で咲かす 夢ざくら いまはお酒の 相手も馴れて 目元もほんのり 宵化粧
夢さぐり 愛さぐり さみしい 夢の中で 夢の中で わたしを 抱きしめて
せめて明日は いい日が欲しい ああ どこへ流れる 迷い川



夜明けの向こうに明日が見える 灯り求めて夢つづり
夢でもいいから思い出して 愛し合った日のこと
生きて行きますこの町で 夢に縋って夢で逢えるから
想いがめぐる中で 今愛は心に生きてる
心の夢を 忘れないよと 想いがはしる アア 夢のグラスがあなたをせめる



訊いても返事 ない夜更 あぁこれが未練か あのひとと 夢のつづきが 見たかった
流す涙も うれしかろ 抱いてください この世は夢のゆめ
人生は地図のないさすらいの旅 ときめく想い道連れにして
いつか夢が きっと夢が そこに吹いて来るから
果てしない夢の続き 見させてあげるから



夢の中へ 夢の中へ 行ってみたいと思いませんか
かぼそい肩に 幸せを 幸せを 夢の中まで おれがくれてやる
ただ心の 片隅にでも 小さくメモして
麗しき夢の都 今宵また 花咲き 花散る
ひとりでいれば なおさら辛い 夢の道草 くりかえし あなたの肌を 恋しがる



言葉なんて裏切ってしまえ 流れるままに 遥か彼方へ
このまま心を深く重ねていつまでも 何も見えなくなった せつなくて涙あふれたから
せめて この世の どこまでも あなた ひとひら 夢の露
嘘を信じて 待ちましょう 夢は夜ひらく 夢は夜ひらく
そんな昔もありました 思い出してはまた涙 夢は夜ひらく



負けないわ 女の女の 幸せよりも 夢を選んだ 私です
あなたの声に 花いちりん 飾るのよ 飾るのよ おんなの夢ひとつ
愛をなくした私は生きる 夢を見るには 遅すぎるかしら
耐えて行けます 浮世みち 女ごころの 夢一夜
こんなに切なくて ひとりで眠れはしないから



夢の香りを かがせてくれた
明日に生きて みようじゃないか 夜明けの手枕 夢もどき
夢よもういちど 酒をわすれて朝のある 暮らしがほしい あなたにつくしたい
夫婦は一葉の 舟だから 死ぬまで一緒の 旅だから
花はこぼれて 散ろうとも 離れはしない もうあなたから



どうぞお願い 時間を止めて いつまでも そばにいてほしい
男と女はなおつらい それでいいのさ いいんだよ 逢うも別れも 夢ん中
明日の灯りを この胸に 生きる男の 夢ひとつ
涙咲かせて 男と女のまま 眠らせて 今宵だけは
過去は一秒 それだけだから またちがう人 好きになればいい

そして別れの 季節が来ても 春を一輪 咲かせてくれたら
抱いて探すの あなたの匂い しょせんふたりは 夢花火
苦労ばかりが 好きな男 ずっと そんなあなたに ついてゆきたいの
それもいいぜと 笑い顔 今日も明日も 陽は昇る 日本列島 夢街道
辛くなるから 最後の言葉だ ありがとう



恋人に変って 逢いに来る きっと会うだろ 夢蛍
蕾をつけて 生きている 桜 さくらは あなたの花よ
おどけてみたい 夜更けまで いつも いつも あなた 赤い絆で 夢仕度
対のあげはの誘い誘われ 心はらはら舞う夢芝居 恋はいつでも初舞台
たどりつくのさ きらめく星に 琥珀のかおりよ 夢はてしなく



元気をだしなよ 人生勝負 夢の舞台の 幕開きだ
夜の命が 燃えつきるまで 朝よ来ないで 夢情話
他の誰かと 人生を お前はさがして いるだろか 夢をのみほす ひとり酒
恋は悲しい 走馬灯 あなたは まぼろし
未練が涙の 河になる 初雪舞い散る 夢織り酒場



酒は憂き世の 子守唄 夢 酔々酔 忘れ上手は 倖せ上手
優しさなんか 恋しくないよ ぬくもりなんか 欲しくはないよ どうせひとりの 夢酔枕
言葉を失くす夜明け前です
つのる望郷夢千里 うたを乗せなみだ乗せ 今日も船がゆく
今は静かに心を閉じて 夢の中へ とんでゆくわ



いつかはめぐり逢う 俺の命がほれている 女はひとり
いい日もあるでしょ 春もくる 花は浮草 夢待ち酒場
涙 ため息 夢待ち酒場 ひとり注ぎたす おんな酒 夢を下さい 私にも
夢でいいの あの人は この世で一番一番 好きだから
春は近いと 指さす先の 暗の切れ間に 涙の月が照る



明日の陽ざしがみえてくる 合縁奇縁の ふたりづれ 夢追い坂は きずな坂
心にもえさせて 夢を追いましょ もう一度
愛してね 一度燃やした 恋の灯を どうか一生 消さないで
この世にふたり探せはしない アー酔うほどに未練だね もう移り香さえも残ってないのに
湯の香に匂う黒髪が 今夜もあなたに濡れながら 乱れてからむ 夢追い川よ



酒がのみたきゃ 買うてのめ しょせん男の ゆく道は ひとりぼっちの 夢登り
輝く未来が 待っている ああ 降るような この星の下で 数える明日に 夢灯り
明日を信じて 生きてく私 こんな一途な 女の 夢灯を 消さないで
涙で生きてる 私には あふれる明日は いりません ほほえむ明日が 似合います
祈る幸せ 末広がりに 枝は栄えて 天までも 縁めでたい 夢盃よ



土産話しも ない今は ひゅるりひゅるり 飛び乗る夜汽車も 夢ン中
愛は不思議な きっと生きものだから 飼いならすこと出来ない
十六で捨ててきた 雪のふるさとあの町へ 夢で今夜は ああ帰りたい
涙ひとすじ夜露に変えて 命を灯すしあわせ螢
女蟋蟀 羽根震わせて 浅い眠りに 耐えきれず 手繰る明日の 夢ひとつ



忍ぶ 不忍無縁坂 かみしめる様な ささやかな僕の 母の人生
鬼火みたいな心を抱いて たぶん 惚れるは 無我夢中
許したい 許せない 雨の迷い坂 ここは無言坂
きっと過去も未来も きみとめぐり逢い きっと過去も未来も そして離れてく
好きでもない人に抱かれた あなた 何か云ってよ 何か云ってよ ああ



心の中まで広くなる ごめんよも一度出直そう 今度は君をはなしはしない
泣いて疲れて 眠るまで 抱いてやろうか 素肌を温め いっそ このまま 天国へ
逢いたいよ 逢いたいよ とんでゆきたい ゆかれない 海のにくらしさ
いつか幸せやりたいが 思うばかりの路地住まい 弱いからださ無理をするなよ
みんな夢ん中 どうすりゃいいの 霧笛鳴らし 船が出る



流しのお兄さん どこへ行くのよ あの船は あの人 いるところ 北の果て
胸の迷いが晴れたなら も一度あなたに帰りたい
つきぬ つきぬ想いに 背中を向けて 捨ててゆく捨ててゆく 霧の波止場町
背中を抱きしめて バラのように咲いてみたい もう一度だけ
いつかあなたが話してくれた 北のさいはて摩周湖の夜



すぐ戻ると信じた 胸に降り続く光が あふれて見えない
胸がつぶれる 想いです どうぞ戻って 霧雨港
夜の円山 見かけたという 噂たずねりゃ他人の空似 夜霧よ歌うな ブルースは
あんたはきっと帰ってきます もうすぐこの霧 霙に変わりゃ 慕情抱えて 冬篭り
どなたにもあなたを あなたを 渡せないから 



探しあぐねて 渚に立てば 霧笛が俺を 呼んでいる
あゝ 酔えば 酔うほど 心変わりを 心変わりを わたし 許せない
娘たちがわたってゆく 今日も一人一人一人
別れの朝だ 起こしてくれよ みんな想い出 持って行け 写真一枚 あればいい
おしどり暦を 歩いてよ それが願いの 親ごころ…



想い出のページに またひとつ 幸せあふれる その姿
いつも笑顔を 忘れずに ついて行くんだ 信じた人に
愛に生きるわ 命の限り 深い情の 名寄の女よ
明日はいずこのねぐらやら 心しみじみ吹く横笛に またも騒ぐか夜半の風
風のように 花のように 名古屋の街で あゝ夢を追いかけるひと



あてにならない あなたなら せめて二人で いるときだけは あまえさせてね 広小路
逢いたい逢えない せつなく消える命でも 心の灯りはあなただけ
知略にかけて 挑む合戦も 大勝の 凱歌に明ける 巌島
よろこびに身悶えしたい わたしの愛に 誰か 誰か 誰かお願い 命あたえて
笑顔の裏で じっと耐えてる せつない涙 女は女は女は恋に 命がけ



命をかけてもいいですか 私はあなたについてゆきます
女の青春を 唇を 返してくれとは言わないが 死ぬまで愛して欲しかった
あなたおまえ 手をかさね 命くれない 命くれない ふたりづれ
夢は千里の 旅の果て ここが勝負の三度笠
負けはしません あなたとならば 命のかぎり 尽くしてゆくわ



歳を重ねて 妻から母へ 生きる旅路の ああ山や河
春の湯島に散る梅の 香り届かぬはかなさを 泣けば枯れます 命の花が
あなたとなら 死んでもいいの 私の恋は 激しいしぶき 命の花
命に付く名前を心と呼ぶ 名もなき君にも 名もなき僕にも
一つ苦労を 半身にわけて 生きてゆきましょ ねえ あんた



私は生命も 惜しくない あゝあなた 私の為に死ねますか
いのちびよ 生きてゆくって なんなのさ
好いとるばい 好いとるばい あん男呼んでいる 不知火の女
あなたが死ぬなら 私も死ぬわ 私の命は あなたの命
こんな女で よかったら 命預けます



もっと心を震わせて深くこだわり続けたい イチかバチかの勝負さ 明け方までにはケリがつく
泣いちゃならぬと 言いつつ泣いて 月にくずれる 影法師
明日に来るめぐり逢いの よろこびを 光と影のはざまに 揺れている
片道切符で夜汽車に乗るけれど 明日からのあなたは 幸せをつかんでね
すべて忘れて すべて忘れて これから独り



明日に君がいるだけで 強くなれると感じていたのに
だから 明日に向って走れ こぶしを握りしめて
私らしく生きてゆく キレイに心磨けばきっと 運命は笑いかける
泣いて昨日を ふりかえるより 明日の詩を唄おう
明日は晴れかな 曇りかな



別れ惜しんで いる内に 男心に 傷がつく 明日は 明日の風が吹かァ
ぐっと干そうよ なあ おまえ ふたりの夢よ 明日咲け 明日酒
水の流れにこの身をまかせ いつか倖せみつけたい
ぐしょぐしょに 泣き濡れて ああ明日天気に 天気になァれ
熱にうなされて 今夜も ドノ娘アノ娘コノ娘 恋して踊ろうぜ



誰だって 言い知れぬ思いに迷いながら 夢を追いかけてる
それでも 傾く 恋ごころ あなたに 逢いたい 抱かれたい
冬から春 誰かを抱く季節 迷い猫と迷い女と一緒に暮した
好きな女の出来た男と そんな男をあきらめた女が 別れの場面 探してる
きっと誰かが待っててくれる 跳んで鳴きうさぎ 砂漠みたいな 都会でも



紅の寒椿 夢の中でも 散りいそぐ 鳴門海峡 海が鳴る
海が鳴く あなたも燃えた 私も燃えた 恋の炎が 渦を巻く
もう帰らない 告げた別れが 涙ににじむ あすは何処か 旅立ちの街
あかあかと落ちる陽 彼方に炎える この心とどけよ 面影の郷に
今は他人の あのひとだけど 酔えば恋しい 面影みれん



切ないよ 六畳一間の 面影平野
最終夜行で 帰るのさ 想い尽きない 北みれん
かばってくれた可愛いい娘 かけてやりたや優言葉 今の俺らじゃままならぬ
西陣しめて 雨にかくれて 唇かんで すがる木屋町 宵あかり
憎む心と背中合せの 愛に生きたけど ああ あなたが忘られぬ 石だたみ



後れ月夜に あと振り返り 今度逢うときゃ 堅気だぜ
ああ恋は終わっても 待ちますあなた どこへ行く流れ雲 木曽路の女
湯もやに炎える かなしいふたりの愛の里 夜の木曽路は わかれ雨
呼吸乱して 語合えよ それが愛になる
素敵な気分 私の時間 今忘れていた 私の時間



もう一度甘えたい あゝあなただけ 細い運命を 恨んで泣いて 肩に崩れる 戻り傘
ひとすじに 待ってます 愛しても ふたり渡れない 戻り川
そうね わたしもばかな事を話したものね
酒や女に ふりこむな 希望 辛棒 きかんぼう 三つ揃えた この棒で
おまえによく似た 可愛い子 この手に抱くのは いつの日か 娘やさしい 母になれ



われた手鏡に 語りかける おんなの朝は ひとり ひとり
夜の寒さに たえかねて 夜明けを待ちわびる 小鳥たち お前も静かに眠れ
冷たい人もキライです あなたはなぜか醒めていて 恋さえほんの景色だと
今宵のわたし あなただけのものなの あなたのものよ
その痛みもその願いも眠って 背中あわせの 嘘に気づくなんて



さよならあなた 愛していました 夜のフェリーボートは 今 出てゆきます
うすいコートで包みあう 肩の先にもしあわせが 夜の東京 二人のめぐり逢い
かわいい横顔 やつれたお前 別れて今日まで 探したあなた
寒い心の この街よ 何も言うなよ 許してやれよ 男どうしの 夜の雨
街の灯りも ぬれている どうせあなたは 他国の人よ 泣いて別れた 甲府駅



夜の数だけ 愛しているから 優雅な愛の 達人になるのよ
すがる想いが なお募る 夢が 夢が 夢が散る 女かなしい 夜の雪
息を殺してくるめく闇に うたかたの肌を焦がす 生きる縁のああ幻想の川
びしょびしょ ぬれて 歩こうか 生きていりゃ 明日も みえるから
あなたは純子を 送ってね ああ福岡の 空におんなの さだめ星



修羅 修羅 阿修羅 修羅 夜へ
惚れごころをひとしずく あなたの心へ とべそうよ おいでよ可愛い 蝶々さん
忘れないさ いつまでも おまえのくせのひとつまで 夜よ泣かないで
別れて この世の 無情を悟る 女のため息 夜寒酒
二度と帰らないの そして 帰らないの



今は かえらない さすらいの人を 愛した女 この私
希望という名の 夜汽車にゆられ 過去から明日へと 何処まで行くの
少しでも 早くその日が 来るように 来るように
とどかない夢だから なおさら淋しい淋しい この胸よ 夜空 遠く果てしない
僕の行く所へ ついておいでよ 夜空にはあんなに 星が唄う

 

4000-4500