唄・歌



いい歌を唄って下さい あなたの隣のやさしい人に 心を開いて下さい
誰かあの歌を 聴かせてくれないか 歌える人は もうここにはいないのか
さみしい時には 歌えない歌がある 嗄れた心に これ以上
蹴とばせ波止場のドラムカン やけで唄った浪曲節 ああ さびしいぜ
あなたは まだまだ男ざかり 隠れたファンの 恋歌を あなたの背中に送ります



ひとつになっても ひとつになれない 今夜もうつろな影ふたつ あんたとあたいは数え唄
いい日旅立ち 幸福をさがしに 子供の頃に歌った歌を道連れに
おふくろよありがとう あぁあぁ懐かしい子守歌 おふくろの子守歌
唄もうれしい祝い節 泣けてきちゃった おまえさん ネエ おまえさん
肩にこぼれる 雪の花 払えばいつか 春隣り いのちで唄う おんなの情歌



唄う故郷の 新相馬 淋しくなるたび 想い出す あんたの心が ふる里よ
話し上手に 恋気分 唄ってゆらゆら 踊ってゆらゆら かりそめの ラブソング
お国訛りで 歌うのさ 西の空見て 呼んでみる 遠くやさしい お母さん
みんなで歌おう ゲゲゲのゲー
歌もやさしい サザン瀬戸ブルース



淋しい時に しなやかに歌って この愛を
酒場の隅で レコードは唄う
赤い口紅買ったよな 逢いたいな 逢いたいよ 津軽恋唄 じょんがら岬
闇の歌う声に怯えるだけさ
天までとどけ 舟唄 濡れた体で走るあんたを 抱く気でいるよ わたしの心



母の胸元で 聞いた歌を 何度も 何度も 口ずさんでた
青い表紙も色褪せて 想い出ばかりが しみて哀しい はたちの詩集
歌こそ生命の その言葉通りのhあなた 何度でもビロードの夢をありがとう
カーテン閉じても暗がりは なかなかなかなか作れない ふるえて眠る子守唄
唱ってやろうか 長持唄を やけにやけに今夜は 涙にじむよ



ふるさとは 父母の匂いがするよ あの人の あの友の 想い出を唄おう
想い出くるくる風車 浮かれ囃子の笛太鼓 あゝあゝふるさとは いいなあ 祭り唄よ
女の命燃やしたい 染めて下さい あなたの色に 恋に炎えます紅情歌
あなたの帰る故郷は歌と踊りもにぎやかに パーランク 今鳴りひびけ
夢でも抱いとくれ 涙のみちのく 冬挽歌



恨み言葉も ただ恋しさに 泪まじりの 演歌になる
歌は世につれ 世は歌につれ 待てば日和の 春がくる
ともに抱いて ともに歩き ともに歌う 虹よ
思びじゃすーさ 思びじゃすーさ 山原ぬ詩
地獄廻りの 船が出る ぐいと飲み干す 命酒 北の船唄 やん衆挽歌



ああ ここは 九州 博多ばい ラーメンどんぶり 流れ唄
流す涙は何のため 恋せと歌う子守唄 能登は冬です
愛してる愛してる 君よ歌う やっと忘れた歌が もう一度はやる
胸の中が痛みだしても 泣かないわ 若くないから 別れ曲でも唄って
あなたを忘れる ひとり旅 あゝ 花もない 船もない わかれ恋歌 日本海



このままずっと わたしのこの胸で しあわせ歌っていてね 青い鳥
どこか佗しい赤提灯の 情け横町流し唄 ああ哀愁の高山よ
過ぎた昭和の 人恋演歌が さむい肩抱く ああ 霧笛の酒場
幸せを唄う 夢をみるの 愛の旅路を あなたとあなたと歩く
お父さん どうぞ元気で 唄ってほしい 愛染かつらを いまでも



悪くなれ 裸がいいのなら 悪くなれと歌う
あなたの胸には届かない 辛い別れを恋歌で紛らして 続くの続くのわたしの旅は
熱い情けを 大切に 演歌ひとすじ 演歌ひとすじ 生きてゆく
演歌みたいな別れでも 愛のわだちを たどりたくなる 泥を払って 追いたくなるよ
待てば日和の春もあろ しんどいネ そりゃましんどいけれど このみち演歌みち



青く尾をひく あの星に 思い届けと ヨーホホホ 演歌船
演歌 惚れた女と 道づれに どこまでも
向い風に命捨て 戦う誇り高き男であれ 猿一匹唄えば侍 
海をみてると勇気が出るの 逢えないつらさ こらえて生きる 私と歌おう 塩屋の灯り
男が仕事具を 辞ろすとき 伝えて残すぜ 心晴々 おとこ歌



歌姫 スカートの裾を 歌姫 潮風になげて 夢も 哀しみも 欲望も 歌い流してくれ
逢わない 逢えないわ どうする どうなるの 私 まるでまるごと 歌麿
唄の命は 気魄と呼吸 意気がふれ合う 撥さばき
泣き出しそうな僕のために 舞う花吹雪 そして今君に心込めて 唄をうたおう
瞳でくり返す 両親様よ さようなら 声も名残りの 祝い唄



長い長もち 唄かけながら 可愛い おばこが 嫁にくる
風に唄って 出船だよ 津軽 下北 最果て港 海は男の 恋女房
力む親父の 舟から帆網から 海鳴りの詩が 聞こえてくる
ふたりの別れ歌のように みだれながら さけびながら 哀しく今 降りしきるよ
それでもわたしは 今日も恋の歌 うたってる



のぼせないうちに なつかしの唄も 天井にコダマする
月日は戻らぬ 旅人だから ギター泣け泣け 去し方の歌
絵もない 花もない 歌もない 飾る言葉も 洒落もない そんな居酒屋で
いつか逢えますか 陽気に今日もお手拍子 私 極楽とんぼです 歌います
君が遠くへ 飛び立つ鳥なら 君がくちずさむ 歌になろう



ゆらゆら ゆらりこ 月夜舟 縁 嬉しい 人の世の 情け唄
独り寝枕の子守唄 オロロンバイ オロロンバイ 玄海灘の 海が哭くよ
焦がれる私が あなたみえますか 逢いたい 逢えない 故宮恋唄 風が舞う
今日も波の音 あんた教えた 歌がわりに あぁ 北の港町 冬待つ女
ざんぶざんぶと 面影ゆれる 港ほろほろ あぁ女唄



飲まなきゃ心ははぐれ鳥 あなたそばにいて 髪など撫でて 子守歌うたってよ
するりと逃げる そんな気がして 泣きそうな 港恋唄 おんな唄
暗闇の中 むなしい恋唄 あの日あの頃は 今どこに 今日も消える 夢ひとつ
ふたりで刻んだ 夢こけし エンヤコラマカセの 舟唄に ゆれてゆられて 最上川
ついて行きます どこまでも 演歌だ 演歌だね あんたに惚の字傘



抱いて泣いて別れた後は どんな人と何処へゆくの 私は 又ひとり歌う
迎え来てねとョー 待ってる女の 黒髪にからまる 祭り唄
春夏秋冬 祝い唄 グイのグイグイ 飲み干して 天下呑み取る 祭り酒
陽が昇り あしたも 愛する人がいるならば くちびるに桜の唄を
買って 売って 買って 売って 夢と詩の言葉



酔うほどつらさ忘れるよ 流れる唄で友が来る 酒と涙の人生さ
帰っておいでよいつだって 吐息まじりのこぼれ唄 酒は手酌でほろ酔いで
今頃どこかで どんな女と寝てるやら さよなら 酔いどれ女よ 酒は女の子守唄
詫びながら手酌酒 演歌を聞きながら 愛してるこれからも わかるよ なァ酒よ
憂き世あらしに 負けないで 見せてください 初孫を 歌は高砂 寿酒よ



未練が胸に舞い戻る 夜更けてさびしくなったなら 歌いだすのさ舟唄を
今日咲く花が実になって 孫という名の孫という名の 芽を出せと 祈る幸せ 祝い唄
おまえを守ると 言われたら 春告鳥は 歌い出す 命の歌を 歌い出す
あなたのため 祈りを愛を込めて 迷わず唄う 純情歌
きみはうねる きみは跳ねる きみは染まる きみは歌う



いい歌を唄って下さい あなたの隣のやさしい人に 心を開いて下さい
帰ってくるはずないのにネ 誰かが待ってる港町 漁火 灯台 女のかぞえ唄
ひとりで踊る 恋歌を ああ 悲しい三拍子 女の円舞曲
あの人に あゝ 酔えば 口ずさむ ねんねん 女の子守唄
淋しいネ 女ひとりの夜はさ ギターが唄う 別れ歌 聴いてはあの人 おもいだす



坂の小樽と 歌の新潟を 結ぶ昭和の あゝ北前船だよ
夏が来た ほろ苦い想い出つれて 夏が来た ただひとり湘南哀歌
愛のゆりかご 悲しみはひそかに 喜びはおおらかに 二人で歌う愛の歌
愛する歌が ある限り 私は 歌いつづけたい
歓びの歌 人生航路 めざす幸せまっしぐら 生きてゆこうじゃないか



あなた色に 染まりたくて 繰り返す 女心 水の恋詠 歌います
貴方がじっと見てるから ああ 酔いどれマリアが歌う店
雨に濡れながら 口ずさむ歌は 酔いどれ女の流れ歌 巷の風の歌
歌うよせめて心の歌を ひびけ夜空に 星のフラメンコ
やっと見つけて歌ってた



忘れられずにひとりなく 遠くに聞こえるあの歌は 君とうたった西海ブルース
わたしの命 夢の歌です夢の歌です 千恵っ子よされ
酒でぬくめて 唄うのよ ああここは前橋 なぜかこの唄 前橋ブルース
流しのギターよ その演歌は あの日あなたとうたった唄よ
狂い咲きの薔薇よ ああ闇を飛ぶ蛾の群れに 歌いつがれ踊るボレロ



大阪の女 負けたらあかん 若い私に演歌は似合いませんか
七色のネオンさえ 甘い夢を唄ってる 宵闇の大阪は 二人づれ恋の街
悲しい歌が聞こえる あほやねん あほやねん 騙された私が あほやねん
寂しい心が 微笑むように 歌ってあげよう やさしい愛の詩
今に見てくれ 親父のように 網を引く手も 鼻唄まじり 東シナ海 男の海だ



無理に呑みほす 忘れ酒 夜の巷に 流れる風は 男の 男の子守唄
一途に生きたい この恋に 少しあしたが 見えりゃいい 酒よ 男の純情詩集
惚れた女房と 子供の待つ港 歌え 男の海の船唄ヨ
しぶき散れ散れ 逆巻く怒涛を 越えて一節 歌う人生 オーッサー 男伊達
むち打ち生きて 愛の涙を ちらすのか 津軽じょんがら流れ唄



生まれ故郷は 忘れない 酒っこ飲むたび 口に出る 津軽じょんから 故里の唄
天竜くだりの 舟唄が やけに身に沁む やけに身に沁む 日の暮れは
わたし それでも ああ ひとりで想い つらい つらい つらい恋歌 くり返す
骨のずいまで 演歌で通す それも男の それも男の 東京流転笠
唄もなつかし あのアロハオエ ああ あこがれの ハワイ航路



印半纏 背中をきめて 木遣り唄って あおぐ空
きっとこの歌は幸せを呼ぶから いつもこうして聞いているの ここにすわって
よろこび熱く 伝えよ 友よ 歌え 肩を組んで 今宵の宴に
もてなすものなど ないけれど 白鳥の歌が 聴こえますか
そっと生きてる人ならば ぽつりぽつりと ふりむくままに ほろりほろりと 鴎歌



あたしは涙の海を漕ぐ 寒いよ こんな夜は 恋唄なみだ酒
忘れられない さびしさを 歌に歌って 祈る心の いじらしさ
誰が唄うか 沁みてくる 胸のなかまで 沁みてくる
演歌は浪曲 荒海仕込み ふたり揃って 舞台へ立った 夢が命の 父娘鷹
息子よ 歌わせないで 悲しみの子守唄を



命をかけて くつがえす おわら恋唄 道連れに
抱いてくれたあの宵の 桜の匂い 恋しくなるの 風の恋唄よ
私しゃ薪割り 風呂を焚く 寝床にやがて聴こえるさ 雪解け水の 春の子守唄
風雪に吹かれて聞こえる唄は 遥かな空の虹の唄
根性 根性 ひとすじ演歌道



歌を忘れぬ 人々へ いつか花咲くその日まで
どこかへ私も たどりつく はやり歌など うたって泣いた
二人で歩いた夏の調べ 悲しみを歌にかえて さよならは風に乗せて
不幸な娘の ざんげの歌を きいて笑って くれるでしょうか
歌へや歌へや泡沫の 夢幻やこの世はざれごと 歌へばこの世は中々よ



遊び疲れ泣いてもどる おさな子のように 忘れかけた 歌をききに はるばると帰ろう
望郷千里の わらべうた 歌う 歌う 夜明けに 春よ来い
あんた負けるなよ エンヤラ コラセ 鴎よ唄え 北の女のョ お祭りだ
あいたいあいたいあの人に 路地に流れる歌も凍る北の五番町
注がせておくれよ私にも 一升徳利 呑み干したなら 唄ってあげよか 舟唄を



荒磯ぐらし 泣いちゃ歌えぬ 北海めおと節
歌え踊れよ たゝけよ太鼓ヨ 月のナ 月の世界に とどくまでヨ
待っていてくれ 納沙布かもめ 俺の船唄 船唄 男唄 届け はるばる 北故郷
ああ他人船の 歌がしみてる 歌がしみてる 北港
酒は憂き世の 子守唄 夢 酔々酔 忘れ上手は 倖せ上手



夜の円山 見かけたという 噂たずねりゃ他人の空似 夜霧よ歌うな ブルースは
知略にかけて 挑む合戦も 大勝の 凱歌に明ける 巌島
泣いて昨日を ふりかえるより 明日の詩を唄おう
僕の行く所へ ついておいでよ 夜空にはあんなに 星が唄う
膝をかかえて独り 風と歌うの 風と夜更けのメロディー 子守唄にはしないよ



愛の唄 ひびくだけ 愛しあう ふたりの 時計は 止まるのよ
春はいつくる 涙が枯れたら 鴎の唄に 明日を夢見る 夕霧岬
雨が黄金を運んでくるよ 唄え踊れ豊作だ
泣けない時に 歌うのだろうか 流行歌の頁の裏で おまえを抱きしめる
たとえひと冬 待ったとて 逢えぬ運命が 怨めしい 唄も涙の 流氷挽歌



暗い灯影に 肩寄せあって 歌う故郷の 子守唄
君よ歌ってくれ 僕に歌ってくれ 忘れない忘れないものもここにあるよと
人前でくちづけたいと 心からそう思う せつないだけの恋唄
躯がちぎれて しまうほど あなた あなた死ぬまで 恋炎歌
ふたたび 恋歌を 女を捨ててはいけないと 誰か歌ってあげておくれ



恋歌よ いたみの心に注ぐ酒のごと ひと生きる歌よ
捨てる勇気の邪魔になる 今も燃えてる愛が悲しい おんなの恋艶歌
酔えば切なく なるばかり 咲くに咲けない 咲くに咲けない ああ 恋挽歌
東京の夜明けに歌う 子守唄