待つ



けれどあなたの優しさ もう待たないと決めた
最後のカーブを曲がり 俺はいつものように朝を待った
思い出を心に待ってよ これきりなんて云わずに 恋は異なものすべからく
ふたりで待ちたい 来る春を あなたの背中に すがって生きる
糸にたぐりよせられて いつか それが最後の めぐり逢わせを 待つだけ



もう待ちました 待ち疲れました 待ちくたびれました いつものより道もどり道
呼んで呼んで あなた呼んで 春を待ちます 命の恋よ
泣くことと待つことと祈ること お願いよ私には あなただけ 情けをかけてほしい
耐えて三百六十五日 ああ あなた春を待ちます 春の門出の 花吹雪
ちょっと待ってよ その気はないよ ぼろりボロボロ 雨すだれ 茜街道 おんな笠



ひと花咲くまで 咲かせる日まで 待ってておくれ お加代ちゃん
一人で眠るのね 待ってつかれて今夜も 一人で眠るのね
一人ぼっちは 慣れっこだけど キネマの屋根裏で待っている
燃えてこがれて ふたりの夜を そっと待ちます あゝ運命花
あたしだけ待ちましょう 待ちましょ 来る春を でも さみしいのよ



さんさみちのく 情けの港 逢う日待とうと 啼くかもめ 待てば逢えると 啼くかもめ
あゝそうよここがあなたの故郷 帰る時を わたし待ちます 岬に春が過ぎてゆくけど
愛におぼれる女です 耐えて春待つ 耐えて春待つ あゝなみだ橋
もうこれ以上は 待てません 雨雨 しゃくなげの雨 私もやっぱり 女です
あなたが恋しい 戎橋 ちょっと待って大阪 涙町 ちょっと待って大阪 恋の町



待つばんだ いいのさいいのさ 憎さもきえて しんからおれを 許せる日まで
ふるさとを捨てた 何かが待っているよな そんな気がして
誰にも心変りはあるけれど あなたを疑いたくない 泣かずに待ちますいつまでも 女だから
あんすかな 待ちかんてィーしみんなよー
冬の夜明けはもう近い 俺とお前の 明日が待ってる のぞみ坂



山河を時がすぎても 恋人よ いつか逢いたい 逢える日まで 待とう
女の春を待つ 路地裏あかり チビリチビリ 夜の居酒屋 ひとり酒
二人してよく来た 待合室の レストランひとり飲んでいます 忘れるために
かくれんぼ 面影さがして とまり木迷子 ひろしま ひとりの待ちぼうけ
ねえ待っててね 心の紘が弾けたら はなやかな九月



俺の帰りを 待ってるだろか 心がふるさとに 飛んで 飛んで もうすぐ祭りだなぁ
また逢えるのに どこの港で待てばいい 恋は悲しいむかい風
歌は世につれ 世は歌につれ 待てば日和の 春がくる
彼女の帰りを待つの メリケン情緒は涙のColor 彼女の姿が消える
ぼくはいつでも あの娘の笑顔待っている 



待ってろよ 待ってくれ よかおごじょ 薩摩育ちのよ 血が騒ぐ
心は滑る きっとちがう 明日が訪れそうな ロッヂで待つクリスマス
待ち疲れてもう踊れない だれかと三拍子じゃ辛い ほっといて 相手を変えて欲しい
のぞみがあれば 身をきるつらさも たえてゆけるわ 北に北に咲く花 明日を待つ
離れた月日の償いができる日まで きっと待ってて 哀愁岬



未来達は人待ち顔してほほえむ 人生って嬉しいものですね
最後の一ぱいは 私にのませて 信じて待ちわびた ごほうびのように
晴れ姿 潮の匂いが 死ぬほど好きな あの娘待ってる 一番船だよ
誰が待ってる わけじゃない 帰りたくない あゝあの部屋へ
待っているのは 見知らぬ街の 見知らぬ女さ



好きで別れてもう二年 待ってる 誰かが いるのでしょうね
ひとり紅ひくとまり木で 春を待ちます 春を待ちます 越前岬
待てば日和の春もあろ しんどいネ そりゃましんどいけれど このみち演歌みち
奥尻のはばたきを聴いて欲しい 島中みんなで呼んでます 島中みんなでお待ちしています
海のカモメに 託してお呉れ 俺は待ってるぜ



袖を引く 夢も寒々下町川よ 明日の願いを酉の市 賭けて待ちたい またの春
バスのつくのを 待ってます
待っていますよ あの世とやらで だからそれまで だから元気で しあわせ祈ります
恋は花宴 咲く花 散る花 燃える花 泣く花 待つ花 私は揺れる花
いまでもあなたの心の妻と 北のはずれのとまり木で 夢を待ってる花咲港



髪が凍る 夢が凍る 命が凍る 一目逢う日を ああ待ちます 待ちますあなた
たもとに一輪 宵待草よ あなたがそばに いればいい
愛を信じて 別れる駅に 汽笛がひびく ちょっと待って 振り向かないで
帰るあてない 男だけど 待ってみようか あと三月 夜の亀田は わかれ町
世界中が明日の太陽を待ってる 夢を見るたび はり裂けそうなEverynight



いまも待ってる止まり木ばかり もいちどもいちど男の浪漫
春をあいつと 待ちたいが しょせん俺らの行く先は 倖せ番外地
今日も波の音 あんた教えた 歌がわりに あぁ 北の港町 冬待つ女
待つのはつらい 雨の雨の港町 酔って霧笛と 泣く夜更け
春を隠した 冬木立 風に吹かれて 待ちます あなた



裏はらな企み隠してる どんなに遅すぎても告白 待ちわびて生きているの
異国の空に 消えた人 ああ 大阪空港待合室
雲の切れ間に あの娘が浮かぶ 俺とお前の 一本釣りだ 待っていてくれ かつお船
待って 待っておくれよ この俺を
迎え来てねとョー 待ってる女の 黒髪にからまる 祭り唄



夜明けを待ちます あなたのそばで 木もれ陽ゆれる 明日川
あゝ死ぬまでふたりづれ 想い出が 消えるまで チョッと待って札幌 しのび雪
淋しい終電車 それとも あの娘の 待つ部屋か どこにも あるような 人生か
未練だね 待ちわびている 通りすぎてゆく秋に あぁ ふるえてる ふるえてる
いつも女は待っている 女あっての 男じゃないか



本当に私 馬鹿なのね 知っていながら いつも待ってるなんて
帰ってくるはずないのにネ 誰かが待ってる港町 漁火 灯台 女のかぞえ唄
拾い集めてョー あなたの船が いつか来る日を 信じて待つわ
涙の分だけ強がりみせて これからは そうよ 私 待ってる女でいたい
あなた待ってもいいかしら 北は木枯 南は小雨 女心は あゝ港の灯



長いおさげをゆらして きっと僕を待っていてくれる 心ひとつ上海我愛
いつか一度を 待ちましょう
明日に届けよ 人生太鼓 春が出番を 待っている
抱いてください あの日のように ため息ばかり おもいで濡れます 酔い待ちしぐれ
集めるみたいな 夢さがし さがしつかれて 躓いて それでも春待つ 酔恋花



あなたが止まって くれるの待つわ 昔の名前で 出ています
人に知られず どこかの町で 春を待とうよ 雪の駅
つらくはないのか 冬木立 私 春を待てない 雪ほたる
橋のむこうはみれん川 いいの私は 心の妻と 涙かくして 春を待つ
私を抱いて 黄昏が切ない 待ちわびて哀愁 心が寒い



この胸でこの指で 約束したのに 霧の中あの女 いまでもホラ待っている
見えますやろか 妻と娘の 妻と娘の 春待つ心
待っていた運命の人に 広い世界でひとりだけ 大切な あなた
夢を抱きしめ 耐えながら 祈りつづけて 待っている 二人の倖せ涙で遠い
惚れた女房と 子供の待つ港 歌え 男の海の船唄ヨ



泣いてたまるか人生は 山川谷のつづらおり 冬に春待つ 男みち
紅で染めるか涙のあとか どちら先でも待ってると 船はヨー船はヨー 三段跳びだよ 波頭
こな雪 つぶ雪 わた雪 ざらめ雪 みず雪 かた雪 春待つ氷雪
遊んでるとこを 見つけても待つことが 出来る私です
あなたを今も 待っている 東京で一番淋しい女



ひとり春を待つ 燃えてさみしい 紅い唇 明日も流れる さだめ川
女ざかりの短かさを あなたその手で抱きしめて 夢待ち 浮き草 忍ぶ雨
いのちぎりぎり あゝ 立待ち波止場
抱いて下さい待つ身はつらい 明日を夢見る夫婦川 あなたを待ちます博多舟
好きなあなたを 待つ花は もえて紅さす 白牡丹



男は死ぬまで 船に乗る 女は番屋で 網を刺し 留守を守って 帰り待つ
あなたなしでは 生きてゆけない 愛し合える日を 待ちわびるのよ
夫婦きずなの 結びめに 点る小さな 夢灯り 待っていてくれ 惚れ女房
可愛いお前が 恋女房 俺の帰りを 待っててくれる
帰りひたすら 待っている あの娘はいくつ とうに二十はよ 過ぎたろに



祈りつづけて 待っている ああ 一人港で 涙雨
流れる雲はちぎれても 俺はおまえを 離しはしない 待ってておくれよ おまえが故郷さ
一夜を憩う 山男 星を仰ぎて 明日を待つ
待つ日泣く日の 明け暮れに またもいじめる 夜の雨
私ひとりを 待っている 涙の故郷 夢に夢に うかぶから



涙にじんだおふくろ便り おれの帰りを待ってるらしいと あゝわがふるさとよ
惚れた私が 眠れずに あなた待つ身に どこか似てる
待っていてくれ 納沙布かもめ 俺の船唄 船唄 男唄 届け はるばる 北故郷
命ぎりぎり愛したい 涙ぼろぼろすがりたい リラの花咲く都 薄野 女待ちます 北物語
嘘を信じて 待ちましょう 夢は夜ひらく 夢は夜ひらく



いい日もあるでしょ 春もくる 花は浮草 夢待ち酒場
涙 ため息 夢待ち酒場 ひとり注ぎたす おんな酒 夢を下さい 私にも
輝く未来が 待っている ああ 降るような この星の下で 数える明日に 夢灯り
きっと誰かが待っててくれる 跳んで鳴きうさぎ 砂漠みたいな 都会でも
ああ恋は終わっても 待ちますあなた どこへ行く流れ雲 木曽路の女



ひとすじに 待ってます 愛しても ふたり渡れない 戻り川
夜の寒さに たえかねて 夜明けを待ちわびる 小鳥たち お前も静かに眠れ
あきらめたこの胸に飾って待つわ
矢車の矢車の花を一輪 あきらめたこの胸に飾って待つわ
私はあなたのふるさと きっと待っているから



めぐり逢う日を いつまでも 仲よく鴎と 待つんだぜ
いつ迄待ったら いいですか 応えてほしい ああ 来不彼雨
あなたあなた 待ちます この命枯れ果てるまで
たとえひと冬 待ったとて 逢えぬ運命が 怨めしい 唄も涙の 流氷挽歌
いつまでも待つけど 窓辺に坐れば青空が 涙のしずくでいっぱいになる



あなたを待ちます 夜霧に消えてゆく 最終列車
辛い運命です 長崎は雨 いつもそうですね 女は 泣かされて 待ちわびて
女を捨て 待つのを捨て この街捨てて 旅に出るわ あの人 あきらめて
灯りをつけて 待っててあげる 帰っておいでよ おいでよ 背中を流すから
気づいてください お願いだから 別れの待ってる 恋芝居



待てばこの身も渡良瀬の 秋の中 あなただけに身を焦がす 恋紅葉
帰るあてない ひとでもいいの 待てば女は 生きられる
たとえあなたが ふり向いてくれなくても 待つわ いつまでも 待つわ 他の誰かに あなたがふられる日まで