連れて



確かめあって 連れていって 二人だけの夢の世界へ
いい日旅立ち 幸福をさがしに 子供の頃に歌った歌を道連れに
生きるつらさで 忘れたい 春よ しあわせ しあわせ つれて来て
まぶしい陽の射す 春の日が 道連れは おまえだけ この世の果てまで
初島うかぶ海を見て きょうもあなたと二人連れ



今まで迷っていたけれど 連れて帰ろう今度こそ それはお前だけ
これからサーフ天国へ つれてゆこうか これからスキー天国へ
飲んでくだまきゃなお可愛い ぶらりぶらりと 九人連れ 右に左に 四人連れ
心だけ連れてゆかないで 私を置いてゆかないで ひとりが好きなわけじゃないのよ
幸せを連れてくる ひとはみな 一人では生きてゆけない ものだから



恋人つれてるあの人に 平気で挨拶しているなんて 淋しい淋しいもんだね
この人につれて行ってね 最後まであなただけよ あなたひとりの女です
つれていってと 云えないで すがる背中に 霧が降る
哀愁みなと 船でゆく人 かえる人 明日は私に いい夢つれてこい
もっとふれ 私のいい人つれて来い



いつか ひと山 あてたらきっと 連れて行きたい 異国町 夢ひろがる駅前カフェ
旅はまだつづく 俺を連れてゆけよ かすみのかなたへ
わたしのかわりに この一と粒の 涙だけでも あゝ 連れてって 港みれん船
お前を連れて来ればよかった 吉野に 風が なよ風が舞う
越えりゃ向こうに 明日がある 連れて行ってよ 抱いたまま



私もつれていってねと かもめを呼んでくり返す 月下美人の花言葉 花言葉
あとはどこかへ連れてって 今夜は二人踊って二人 灯りが消える おとな同志の恋の夜
俺達子連れの 再婚同志 今宵宴で 絆を結び 親子で旅立つ 人生航路
春になれ 夢を連れてこい もうあと幾つ眠れば 桜の便り
かろやかな 雲のよう 風よ わたしを連れてゆけ



雨よ あの人つれてきて あゝ 女の 女のみれん
夏が来た ほろ苦い想い出つれて 夏が来た ただひとり湘南哀歌
あなたのかわりに 時はあしたを連れてくるけど 過去のどこかで迷子になってる
道連れは 心の杖の 花が明日の 道しるべ
熱帯の花が招いてる ふたりだけの島 もっと遠くに連れて行って ねえ



想い出 過去から連れてこい あの日のままで 優しいままで わたしのそばに
南へ旅しませんか 私と 何処へでも 連れてってちょうだい
聞きたくなかった さよなら でもお願い その娘を連れて この海に来ないで
二人で作った子役をつれて いつか歩こうなァお前 夫婦芝居の花道を
命をかけて くつがえす おわら恋唄 道連れに



あの日へもしも 帰れるならば 心を連れて 帰れるならば
お願い 船にのせてよ 連れてって ああドラが泣かせる 未練の波止場
人生は地図のないさすらいの旅 ときめく想い道連れにして
夢に逢いたい おんなの旅路 雪が雪が 空に連れ舞う 憂愁平野
この幸せが 醒めないうちに どこか遠くへ 遠くへつれてって



この世に私を授けてくれただけで 涙を連れ添う そんな生き方もある
にくい恋しい つれて行ってよ ふりむいて 秋も名残りの 驟り雨