飲む・呑む



呑んでちゃ毒だと 抱きしめられりゃ 勝手やっても あんたが好きよ
あなた今夜も 飲んでるの 体無理してないですか 心ににじむ うしろかげ
捨てたつもりの面影に 憎さ恋しさ 合わせて飲めば あつい涙が 頬濡らす
六杯飲んでさようなら きのうも 今日も あさっても この店通う かよい虫
ここじゃ男は盆暮れに 御神酒飲みほし女を替える



愛は二人の 命綱 今日の日を ありがとう ぐい呑み酒は 契り酒
コーヒー・モカ・マタリ みんな陽気に飲んで踊ろう 愛のコーヒールンバ
意地をささえた 思い出を 捨てて来ました 女がひとり 呑みほしましょうか
あの町この町 渡ったよ こんばんわ 久しぶりね あたしにも 飲ませてよ
考える あなたのあれこれを なら 飲むけれど シャンペンには早過ぎる



私は熱い紅茶飲みながら 何故かしら涙ぐむ 絵葉書に追伸のキスをして
夢を浮べた ぐい呑みほして 今日もスチャラカ スチャラカチャンです たそがれ酒場
どんどん飲ませばボロがでる どんなにごまかそうとしても どんでん返しだね
飲んでくだまきゃなお可愛い ぶらりぶらりと 九人連れ 右に左に 四人連れ
笑顔をいっぱい うまい酒 呑んで明日へ 旅立とう まったくそうだね 本当だね



もっと呑んじゃおか これで止めとこか どっちどっちどっちなの お酒に聞いて
細い小指をマドラーにして 死ぬほど飲みましょう
知っているよな弾き語り お酒が飲みたい こんな夜は
二人してよく来た 待合室の レストランひとり飲んでいます 忘れるために
揃い湯呑みの湯気のむこうには きっとくるふたりの夜明けが



ひとりぼっちはナンセンス ご自由に飲んだんさい 黎明期の陰部は乱気流
今日は何杯飲んでも飲んでも酔いきれない 今日は何杯飲んでも飲んでも涙がでる
倖せまだまだ 遠いけど せめて飲もうよ めおと酒
着物売っても 飲ませるわ あたしがこの人 ついていなければ
地獄廻りの 船が出る ぐいと飲み干す 命酒 北の船唄 やん衆挽歌



ゆきずりの 町に来て ゆきずりの 酒を飲む どこかでひと声 泣く汽笛
思い出グラス抱きしめて 熱い想いをとかすのさ 飲もうぜ今夜も 夜が明けるまで
気楽に飲めると笑うひと 鴎という名の 小さな酒場 窓をあけたら海 北の海
一杯飲んだらキュッ 黄昏酒場で バイバイ
肌は鉄火の勇み肌 グイと冷酒 飲みほして 仁義がわりの河内ぶし



いのちの流れに 身をまかす 火の酒 飲みたいよ おんなの涙 華になれ
強く生きろと 云う声が 兄貴 呑んで酔いたい ふたり酒
すがる明日は 来るかしら お酒飲むほど この胸に しんしん 沁みます 月の宿
別れちゃったとまた酒を呑む そんな銀座の 明け暮れが 淋しすぎると泣いている
女がたどる人生を 口にも出さず呑むお酒 倖せか お前ほんとに倖せか



飲み明かそうよ 酒は 広島の男意気 肩組み飲めば 広島天国
飲まなきゃ心ははぐれ鳥 あなたそばにいて 髪など撫でて 子守歌うたってよ
叫ぶ名前も 闇に呑まれて これより先は 波も泣いてる 忘れ海峡
春夏秋冬 祝い唄 グイのグイグイ 飲み干して 天下呑み取る 祭り酒
バカねそれが未練ね せめて今夜はお酒飲ませてね これで他人になるふたり



呑んで明した舟宿の 遠い灯りが 川面に揺れる 思い出川よ
飲んで飲みつぶれて 眠るまで飲んで やがて男は静かに眠るのでしょう
飲んで飲んでうなずけば ああ風になる 男の背中 酒に書いた詫び状
あなたのそばで飲みたいの あゝ今夜も 酒はゆらりと
国のために 燃えつきた 青春の 傷あとに 独り飲む酒 涙がにじむ



ありがとう 今夜は飲めよ 熱い酒 ふたりの人生 たたえよう
涙のために呑んで 哀しみ流し込めば 優しくきっとなれる ああ 酔いごこち
思い出されて つらくなる 酔いざめ女が 飲みほす未練酒
呑もうじゃないか 明日の日和を また来る春を 男どうしで あゝはしご酒
これが運命だと 想い出グラス 飲みほせば あなた明日は いらないわたし



みぞれに変ったこんな夜は あなたしのび あなたしのび 飲もう 他人酒
北風冷たい 帯広の夜 可愛いあの娘と かた寄せた 今夜も飲もうよ いつもの店で
今日がだめなら明日がある 飲もうぜ今夜は 男どうしで 飲もうじゃないか
あなた今夜は酔ってます 少し呑みすぎね らしくもないわ にがいお酒です
いいのじゃないか 生きるのも 涙と笑いの人生を グラスに注ぎ飲みほそう



無理に呑みほす 忘れ酒 夜の巷に 流れる風は 男の 男の子守唄
呑んべ気質が 浮かれて騒ぐ 男同志の 男同志の 酒処
生まれ故郷は 忘れない 酒っこ飲むたび 口に出る 津軽じょんから 故里の唄
忘れない 忘れない 男は飲むほど忘れない 男は飲むほど忘れない
あなたを恨んで 呑んでます



それでもたまに 淋しくなったら 二人でお酒を 飲みましょうね 
あなたが嫌い 想い出なんていらないが お酒を飲む癖が ああ なおらない
日本全国どこへ行っても酒が飲めるぞ 酒が飲める飲めるぞ
微笑むこともない 死なないで 死なないで せめて 酒など飲もうよ
帰りたくない もっと酔うほどに飲んで あの人を忘れたいから 忘れたいから



惚れてつくして死ぬまで一緒 おまえとあなたと さしつさされつ飲みますか
何はなくとも思いやり 胸でやさしくあたためて 今夜は飲もうよ 夫婦酒
飲むほどに 酔うほどに つれもどす 思い出 クルクル 風車
呑み乾す酒に みれんこぼして 笑われる こんな自分が ただ憎い
注がせておくれよ私にも 一升徳利 呑み干したなら 唄ってあげよか 舟唄を



愛して 愛されて 愛して 捨てられて 今夜も 一人酒 飲みましょうか
帰ればいいっしょ 死ぬほど飲めて 潮まつりの 深なさけ 北の女房はヨー あんたの港
湯呑み茶碗で 酒くみ交わす 寒い冬でも 心は春だ 俺ら北海 一番船だ
無口なふたりが たまには酒でも 飲んでるだろか あの故郷へ帰ろかな
おもいで大阪 心に刻んで 夢を飲み干す 夜更けのふたり



親父ゃええとこで 酒飲んでござる 勉強ばかりじゃ 親不孝 有難や有難や
何か飲みませんか 今日の夜のために 二人の出会いに かんぱい
きみの膝枕にうっとり もう飲みすぎちまって きみを抱く気にもなれないみたい
飲めば飲むほど 淋しいくせに あんたどこにいるの あんた逢いたいよ
今夜も飲もうか ああ おちょこ酒 湯気のれん 恋酒場