港・波止場



蹴とばせ波止場のドラムカン やけで唄った浪曲節 ああ さびしいぜ
死ぬまでなんて 夢が 夢が 溶けて落ちてゆく 泣いて港 小雨が熱い
明日がほしい 暗い海峡 灯をともし ついてゆきます あなたが港町
それを頼りに いつまで ああ あの娘がたたずむ 波止場
二人で生きる 明日があれば 今日から俺が おまえの港



涙が凍る 心が 心が 心が燃える 汽笛がむせぶ おもいで港町
沖じゃカモメが泣く お別れ波止場 サヨナラ サヨナラ おんなの出船
忘れられない せつない恋よ おんな港町 別れの涙は 誰にもわからない
恋しゅてならぬ 久し振りだね 久し振りだね かえりの港
次の港はありはしないさ ああ ここまで来たら サクセス 女は明日の 顔を持つ



泣いて手をふりゃ 椿の花が 波に散るちる さよなら港
夢でもいいわ 嘘でもいいわ 帰って下さい しぐれの港
あなたあなた 未練でしょうか 海が哭く なみだの港
揺れて揺られて 流れ流れて 知らない港に 着きたい
泣く気はないけど 笑うもつらくて 波止場町 ホテル港や



また逢えるのに どこの港で待てばいい 恋は悲しいむかい風
おれの心は 変わらない あゝヨコハマ 星がつぶやく 恋港
この手を離すなよ 離さないあなた 港町 夜明け前 あゝ愛始発
途中で下車した 港町 カスマプゲ あなたを忘れる 愛別離
空に飛び立つ翼の窓を 濡らす未練の雨の空港



哀愁みなと 船でゆく人 かえる人 明日は私に いい夢つれてこい
愛をそっとぬくめていた ああ 夜明けと共に 宇品の港から 旅立つのさ
駄目に 駄目になります 女の愛は 潮風も 潮風も涙の 冬港
夢を見ないで眠れても そっと寝返るすき間が寒い ここは旅路の港町
いまでもあなたの心の妻と 北のはずれのとまり木で 夢を待ってる花咲港



風に唄って 出船だよ 津軽 下北 最果て港 海は男の 恋女房
わたしのかわりに この一と粒の 涙だけでも あゝ 連れてって 港みれん船
岬をまわれば やさしい胸だ 花園みたいな 漁港のなかだ
気がつけば 玩具みたいな恋ね 泣いて泣いて港は はしり雨
浜の磯笛 聞きながら 情け抱き寝の 港宿 明日はまた旅 旅路酒



すがり付きたい 思いっきり 日本列島 漁港の女はヨ いつまでたっても 甘えん坊
想い出はあしたを 知らないけれど 過去から旅立つ 空港物語り
あゝ背のびして あゝ指を噛む 波浮の港は 御神火月夜
今日も波の音 あんた教えた 歌がわりに あぁ 北の港町 冬待つ女
ざんぶざんぶと 面影ゆれる 港ほろほろ あぁ女唄



揺れる 恋心 港の灯りが にじんでゆく夜更け
アンタ あの娘の何なのさ 港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ
目をとじて さびしく追っている どこにでもあるような 港の五番町
ああ 港ヨコハマ 花売娘
あなた恋しと鶴をおり 波間にとばします 波浮の港



港酒場で 背を丸め 夢でおまえと 添い寝する
ああ 母となり 親父となって 命彩る 港春秋
女ごころの ほろ苦さ 霧笛海鳴りすきま風 港町
ここは鹿児島 旅路の果てか 港 港町ブルースよ
待つのはつらい 雨の雨の港町 酔って霧笛と 泣く夜更け



あゝ鴎啼け啼け ついて行け行け荒海はるか 男と女の港町
しあわせはこぶ 銀河となって 父亡き港の 春を呼んでる
振舞う自慢の 沖料理 なつかしい あの味この味 さかなの港町同窓会
夜が寒いよろくでなし 星が流れて ひとめ逢いたい 潮風の港町
港夜景に背を向けりゃ 弱い身体が弱い身体が 気にかかる



するりと逃げる そんな気がして 泣きそうな 港恋唄 おんな唄
異国の空に 消えた人 ああ 大阪空港待合室
想い出の灯が点る 港のあのホテル 最後にもう一度 あなたあなた行きたいの
さようならあなた さようなら 小雨まじりの 北空港
港の酒場に 落着きました 私の名前が 変わります



あなたといつまでも 春なのに 泣いて駈けだす 十九の港
ぶつかり転んで 這ってでも 大漁旗あげ つき進む 港駿河の ヤレ男節
帰ってくるはずないのにネ 誰かが待ってる港町 漁火 灯台 女のかぞえ唄
あなた待ってもいいかしら 北は木枯 南は小雨 女心は あゝ港の灯
ひとりぼっちに 私をさせて さだめの果てに 船は行く 未練せつない 女恋港



長寿の港 お前ありゃこそ 無事着いた ともに祝いの あがり酒
どこか優しい仲間たち 新宿 新宿 新宿みなと町
嵐と云う名の海峡越えて たどり着きたい 幸せ港
生きるつらさに 泣けそうな 星が流れる 瀬戸港
消えてく翼よ 二度とは逢えない さようなら 夜ふけの空港 俺もひとりさ



逢えて全てを許すのも それぞれに人生と 思えるものばかり あゝ 昔のように 港町
松浦港は もうすぐ近い ありがとう 黒潮の幸よ 豊後 鶴御崎 男の港
惚れた女房と 子供の待つ港 歌え 男の海の船唄ヨ
北の港は 雪景色 せめて今夜は 夢にでも 逢いに帰って 頼むから
乾いた砂漠の東京も 港町だと思えば濡れる 古い男も女も 生きられる



いのちぎりぎり あゝ 立待ち波止場
あのひとを追いかけて 行けばよかった あの日 いまはひとり 泣く波止場
夜の波止場に あなた あなた あなた あなた 忘れきれない人なのに
そんな女の 意気地がひとつ ぽつんと灯りを 点す港町
せめて自慢の お立ち酒 無事で倖せ つかみなと 祈りつづける イヤ 父娘坂



浴衣につつむ 湯あがりの 燃える素肌が あの夜を 思いださせる 港宿
忘れないでと祈る背中に雪が散る 波また波の波また波の 風みなと
祈りつづけて 待っている ああ 一人港で 涙雨
帰ればいいっしょ 死ぬほど飲めて 潮まつりの 深なさけ 北の女房はヨー あんたの港
逢いたいよ あゝゝあんた 霧笛ひと声 北港



港がこおる 心がこおる 鳥さえ飛べない 流氷の街
もう離れずに夢を探そう 涙を捨てて過去さえ捨てて 愛が飛び立つ北空港
ああ他人船の 歌がしみてる 歌がしみてる 北港
恋はそれまで おあずけさ 北の桟橋は 別れ夕陽が 泣く港
お願い 船にのせてよ 連れてって ああドラが泣かせる 未練の波止場



つきぬ つきぬ想いに 背中を向けて 捨ててゆく捨ててゆく 霧の波止場町
胸がつぶれる 想いです どうぞ戻って 霧雨港
泣けばちるちる 涙のつぶが 連絡線の 着く港
愛しても愛し切れなくて 白い流氷 涙でゆれる わたしは あなたの ああ恋港