お酒に縋って 思い出語るような そんな女には なりたくないわ
憂いに満ちて ワインよりもカシスの酒で 酔いしれましょうか
流れ酒場のネオンのかげで かくれ泣きした夜もある
今夜の酒は どこへ行ったのよ 戻って来てよ ねえあんた
きっとお酒のせいですね せめてうたかた 灯す夢あかり



どんなにあんたを憎んでも 憎みきれない うらみ酒 つのるばかりの 未練酒
酒のしずくを 文字にして あなたが命と 指で書く ひとり淋しい えにし川
出会いから 今日までが 忘れない いついつまでも 男は酒の中
お酒に三味線の音 お世辞の太鼓 どん底天使 おしろい天使 天国で さあはしゃげ
薩摩焼酎 男の酒に 赤い夕陽が 天に舞う



くらしも荒れたこのごろは おもいで酒に酔うばかり
筏を曳いてく 船音に あの日があの日が浮かぶ おもいで酒場
ほろり紅さすお前の目もと 惚れて惚れぬく 酒がうれしい ああ さしむかい
思い出だけじゃ 女は泣くよ お酒と夢で これから生きる
七福神の お酒盛り 目出度うれしや 思うこと叶うた 末は鶴亀 五葉の松



泣くも笑うも 人生一路 夢を宝に 夢を宝に あゝお立ち酒
ここじゃ男は盆暮れに 御神酒飲みほし女を替える
愛は二人の 命綱 今日の日を ありがとう ぐい呑み酒は 契り酒
あなたの姿 微笑み立てる 切なさよ 残りし酒の あゝ味気なや
夜の酒場でつらいだろうな 酒にやつれて 酒にやつれて ほんとうにごめんね



可愛い初孫 抱ける日を思い浮かべて もう一杯 しあわせ酒だよ なぁおまぇ
涙しぐれのしぐれ酒 今でも 憎さといとしさが 夜ごとに流れる こころ川
薄い縁の幸せと 諦めながらの恋しさが つのる夜更けの ああしのび酒
お酒もいいの 噂もいいの 私のことを忘れていないなら
酒場の隅で レコードは唄う



酔えば酔うほど 男と女 心とけあう たそがれ酒場
夢を浮べた ぐい呑みほして 今日もスチャラカ スチャラカチャンです たそがれ酒場
あなたに首ったけ おまえに首ったけ ふたり出逢った ちいさな酒場
酒に預けた 涙のあとも 愛し愛され 抱きしめて しみじみと 今夜は ちぎり酒
ワイン色に 染まる黄昏の街 重ねた夜 映すように 灯がともる



惚れた男のためならば どんな苦労も 苦労も幸せよ 強がり あきらめ なかせ酒
笑顔をいっぱい うまい酒 呑んで明日へ 旅立とう まったくそうだね 本当だね
ピアスをはずして とまり木迷子 つらい涙の 酒に酔う
酒よ お前を道づれに いまも いまも 惚れてひとすじ 愛のなみだ川
女房になれと言ったのよ そうよ おじさん このお酒 夢の欠片よ にがい酒



おもいで酒場の 止り木は ああ熱い涙に ぬれて横浜
明日は倖せ 浮かべましょうか 命にしみる 命にしみる あゝ のれん酒
もっと呑んじゃおか これで止めとこか どっちどっちどっちなの お酒に聞いて
酔う程泣かす あの笑顔 酒に浮かべる バカな奴
江戸の名残りの 浅草は 木やりくずしの 酒の味



袋小路の 明日を今日を 酔って 酔って忘れる はしご酒
知っているよな弾き語り お酒が飲みたい こんな夜は
逢ってもいちど 甘えてみたい ひとり居酒屋 しのび酒 しのび酒
情けが夢が せめて届けて ぬくもりを 酒につぶやく ひとり言
女の春を待つ 路地裏あかり チビリチビリ 夜の居酒屋 ひとり酒



おまえと一緒に あなたと一緒に ふたりが一番 酒に合う
この指この手 最後の夜に 寒さがしみる 寒さがしみる ふたりの別れ酒
おいでよもっと俺のそば つらい涙にくじけずに 春の来る日を おまえとふたり酒
風が吹きます ほろり酒 偉くなるだけが 人生じゃないわ
愛した心の残り火を 吹き消しましょうと ひとり言 涙がほろり ほろり酒



ほろりお酒 とかして涙 季節はずれの 花の宿
燗も程よい 夫婦の情け ほろ酔い酒に 酔うて酔わせる 仲の良さ
おまえ離さない 軒にこぼれる しあわせ灯り 情通わす まこと酒
どうか私を 捨てないで 恋しさが泣いている 幸せみれん酒
そうよ今夜は しみじみお酒 のんで祝いの めおとの旅よ



倖せまだまだ 遠いけど せめて飲もうよ めおと酒
せめて今夜は あなたと もやい酒
濡れた瞳に 別れの風が 未練心を 吹き流す 北のさい果て やん衆酒場
地獄廻りの 船が出る ぐいと飲み干す 命酒 北の船唄 やん衆挽歌
ゆきずりの 町に来て ゆきずりの 酒を飲む どこかでひと声 泣く汽笛



酔うほど心に 浮かびます 命を泣かす わかれ酒
夢とお酒と 燃える手で 堕ちてゆきたい 今夜もあなた
過ぎた昭和の 人恋演歌が さむい肩抱く ああ 霧笛の酒場
死ぬより悲しいわ お酒に酔って こんな夜は心の傷跡いやしたい
みれんは未練 も一度ながれて来たときは 浜の酒場をたずねてよ



少しからしが きいただけ 灯かりが濡れてる 雨の駅裏 屋台酒
ふたりふたり 熱いお酒を盃に 雨の居酒屋で
酒は未練の誘い水 ああひと目会いたい 雨の降る夜は
忘れられないふたり傘 ああ 酔って明日も 雨夜酒
泣かす台詞でしょう 不満はそっと お酒に棄てて よろしく愛して もう一年



気楽に飲めると笑うひと 鴎という名の 小さな酒場 窓をあけたら海 北の海
一杯飲んだらキュッ 黄昏酒場で バイバイ
心にぽっかり穴があく 酔えば 酔うほど 淋しさが 男の肩抱く 屋台酒
いつかお酒を流す日は すこしでいいの私にも 倖せください春の風
とても母には見れません 苦労話が嘘のよう あゝ 笑う涙の 祝い酒



肌は鉄火の勇み肌 グイと冷酒 飲みほして 仁義がわりの河内ぶし
いのちの流れに 身をまかす 火の酒 飲みたいよ おんなの涙 華になれ
天下取る気で 酔おうじゃないか 月の四万十 火振り酒
お酒で忘れて 生きるのよ 花から花へと 花から花へと 行ったひと
決めた心を 火の酒に もやして身をやく 海峡酒場



伏し拝みつつ いやさかの 美酒の香りぞ 嬉しけれ 喜寿の祝いぞ めでたけれ
女は愛の前で目覚めるのね 奇跡のように美しく グラスにワインを 花瓶にスミレを
にじむ涙よ そぼ降る雨よ 酒でなだめる 胸の傷 揺れて淋しい ほつれ髪
絵もない 花もない 歌もない 飾る言葉も 洒落もない そんな居酒屋で
酔えば天国 夜の更けるまで おいでおいでよ 居酒屋はチェジュ



浜の磯笛 聞きながら 情け抱き寝の 港宿 明日はまた旅 旅路酒
強く生きろと 云う声が 兄貴 呑んで酔いたい ふたり酒
兄弟酒は 出船の酒だ 窓に黄金の 夜明けがゆれる
供えて祝うコップの酒に ああ ああ列車が走る まぼろしの
すがる明日は 来るかしら お酒飲むほど この胸に しんしん 沁みます 月の宿



別れちゃったとまた酒を呑む そんな銀座の 明け暮れが 淋しすぎると泣いている
女がたどる人生を 口にも出さず呑むお酒 倖せか お前ほんとに倖せか
飲み明かそうよ 酒は 広島の男意気 肩組み飲めば 広島天国
港酒場で 背を丸め 夢でおまえと 添い寝する
惚れた女が 死んだ夜は 涙流れる ままでいい 酒よ 俺を泣かすなよ



素直な心 酒で汚すなよ 夕子夕子 別れても別れても 愛しているんだ 愛してる
腕っ節なら 誰にも負けぬ 丸く治めて おごり酒
もう怨むまい もう怨むのはよそう 今宵の酒に 酔いしれて
春夏秋冬 祝い唄 グイのグイグイ 飲み干して 天下呑み取る 祭り酒
出直したいと 心に決めて みれん酒 お酒下さい もう少し ああ 外は細雪



酒の肴にする貴男 ひかげの花で終るなら 夢を見ないで 別れたい
バカねそれが未練ね せめて今夜はお酒飲ませてね これで他人になるふたり
三日月よ せめても遠い面影を 吐息を酒にあびせつつ 今宵もきみを また想う
港の酒場に 落着きました 私の名前が 変わります
ひとり酒 これでいいんだ 春になっても冬景色 お前のせいじゃない



泣いたり笑ったり 俺の人生夢芝居 故郷は いつも 酒の中
馬鹿でした 女ひとりの 淋しさに すがる夜更けの手酌酒
隠れて流す 忍び酒 男心の 盃に 注いだ浮世の 酒の味
消しても消えない 心の傷に 酒 尽尽 酒 尽尽 しみじみ 人生 秋の夜
月に淋しさ 打ち明けながら なみだ杯 酒きずな



同じだよ 酒に酔う心 淋しすぎるぜ 生きるってことが 男ってやつは
悩むことはない 泣いて笑ってそれも人生 我を忘れてはめをはずして 酒とバラの日々に
うしろ髪ひく恋だけど 昔に戻れる夢もない 倖せ祈って あぁ俺は今夜も酒とふたりづれ
酔うほどつらさ忘れるよ 流れる唄で友が来る 酒と涙の人生さ
飲んで飲んでうなずけば ああ風になる 男の背中 酒に書いた詫び状



酒に酔うほど 貴方が恋しい 酔いが醒めれば なお恋しい
あなたのそばで飲みたいの あゝ今夜も 酒はゆらりと
帰っておいでよいつだって 吐息まじりのこぼれ唄 酒は手酌でほろ酔いで
今頃どこかで どんな女と寝てるやら さよなら 酔いどれ女よ 酒は女の子守唄
酔いきわまれば 泣くもよし 酒に男の 涙あり



おまえが恋しいよ やけのやん八朝まで 朝まで酒だよ
詫びながら手酌酒 演歌を聞きながら 愛してるこれからも わかるよ なァ酒よ
泪とふるさとと 年老いた父と母 子供と なぁ 女房 わかるよ なぁ 酒よ
なぐさめて 酒よ今夜は 男をぬきで わたしをちょっぴり なぐさめて
雨の裏街 扉をあける そんな私が好きでした 酒よ お前はやさしいんだね



私はあなたを 忘れない 酔えば果てない 酔えば果てない酒々物語
美酒に酔いしれ それぞれに 人生楽しみゃ それでいい
古い傷あとを 思い出酒場に 捨てるのさ あいつあいつは どこにいる
すててください 溜息を 釧路 夜霧の 釧路夜霧の 幣舞酒場
今日も集まる 酒場のすずめ ちゅんちゅん ちゅんちゅん お前のもうよ 人恋酒場



またふられて乾杯だ それじゃお元気で乾杯だ また一人で乾杯だ 酒場であばよ
いつかは故郷へ帰る 苦い酒で苦い酒で ひとり泣いている 酒場のろくでなし
いつも幸せ 背を向けるけど 明日も咲きましょ 酒場の花よ
嘘か真実かわからずに あぶくを吹き吹き宙返り 金魚金魚 酒場の隅でマッカッカ
酔いしれて 心の傷を洗いたい ネオン悲しい酒場川



夢をさがそと わかれたが 未練がお前が あゝ酒二合
死ねば あの世で 添えますか 叶わぬ願い 抱きながら 酒に みれんな 独り言
憂き世あらしに 負けないで 見せてください 初孫を 歌は高砂 寿酒よ
吹けばとぶよな 小さな木でも 枝は栄える 葉もしげる 門出うれしい 祝い酒
男は酒に酔い 女は夢に酔う 眠りたい 眠りたい あなたのゆりかごで



女が女を捨てました お酒をください お酒を お酒を
女しか分からない 未練酒 酔えば酔うほど あなたが欲しくなる
国のために 燃えつきた 青春の 傷あとに 独り飲む酒 涙がにじむ
ありがとう 今夜は飲めよ 熱い酒 ふたりの人生 たたえよう
酒よ 再会 かえり船 また逢う日まで カスマプゲ 命くれない



長寿の港 お前ありゃこそ 無事着いた ともに祝いの あがり酒
ほどよき酔いよ 心の酒 煌めき 芳しき夢よ 心の酒 輝き
お前ひとりの しあわせだけを 祈る 祈る 盃に 酒をつぐ あゝ夢をつぐ 人情酒場
世帯持とうか なァお前 そんなセリフを ついついいわす こゝは場末の人情酒場
酒よ今夜は酔わせてほしい ちょいと人生かくれんぼ 泣いて笑って生きてゆく



ぐち酒 泣き酒 花見酒 いいこと あるよ いいこと あるさ 人生遠まわり
今夜もどこかの 居酒屋で どこへ行こうか 人生夜汽車
悔いを残さず 歩きたい 酒よ 今夜もおまえとさしむかい
水割りの 水割りの酒の力で とびだす路地に 冬の雨
さらりと小粋な 酒がいい いゝねいゝね 小粋だなんて 夢をつぎたす 裏通り



頬杖淋しい 人恋酒場で あなたの名を呼ぶ 酔ごころ
思い出されて つらくなる 酔いざめ女が 飲みほす未練酒
酔わせて 死なせて 火の酒で 酔いどれて 夢のつづきを見ないよう
ああ酔うほどに ああ酔うほどに 未練重ねの 酒気分
お酒が私 笑ってる 酔わせてよ 今夜だけ 帰りたくないの



詫びて合わせる右の手と左 酒が降らせた男の涙 積もり行く雪に 今夜も酒を
呑もうじゃないか 明日の日和を また来る春を 男どうしで あゝはしご酒
今日も稼いだ喜びに 大漁目出度い漁師町 ドッコイ 笑顔の夫婦酒
涙ぐむひそかに酔う酒よ 身にしむわびしさしんみりと 赤坂の夜は更けゆく
酒でぬくめて 唄うのよ ああここは前橋 なぜかこの唄 前橋ブルース



涙では たりないこのつらさ 命のあなたで いてほしい 今夜もひとり 想い酒
乾せば霧笛が 別れを告げる 浜の番屋の あゝ送り酒
いつか二人で酒のみながら 男同志で 話をしよう それが 親子と云うものさ
みぞれに変ったこんな夜は あなたしのび あなたしのび 飲もう 他人酒
淋しさを ひとりお酒で まぎらすの ふたりの愛を あゝ嘆くよな 春の淡雪 恋の雪



馬鹿な生き方しか どうせできないけれど お前らしくていいさと 今夜も 酒が笑う
あなた今夜は酔ってます 少し呑みすぎね らしくもないわ にがいお酒です
男はあなたナオキ 女はきみさキョーコ 夜はまだ早いから せめてはしご酒
もう二度と 抱いてやれない 彼岸花 北のとまり木 ああ霧笛酒
無理に呑みほす 忘れ酒 夜の巷に 流れる風は 男の 男の子守唄



呑んべ気質が 浮かれて騒ぐ 男同志の 男同志の 酒処
一途に生きたい この恋に 少しあしたが 見えりゃいい 酒よ 男の純情詩集
見栄も飾りも 酒に換え 君の愁いを 晴らしたい
地団駄ふんで人生 酔いしれて人生 新しい酒が人生 新しい恋が人生さ
酒に恨みは ないものを あゝ 長崎は今日も雨だった



生まれ故郷は 忘れない 酒っこ飲むたび 口に出る 津軽じょんから 故里の唄
浮くも沈むも 一緒だと ひとこと言われりゃヨー 夢に酔うのに 追分酒場
網に御神酒を ふりかけて 雪に放浪う 度胸船
冬の露地 冬の風 冬の町 冬の酒 冬の夢 冬の空 冬の雨 冬の酒
旅は道づれ この世は情け 酒はまだかよ あヽ東海道



凍てつく空に おまえがゆれる 抱いてやりたい 湯の町酒場
酒を相手に 愚痴ろうと それも人生 歩く道
ほれてつきあう 今夜の酒は まっ赤に流れる 浪花の心意気
それでもたまに 淋しくなったら 二人でお酒を 飲みましょうね 
ああ人生は居酒屋ね ああ行きずりどうしが肩寄せて 少し心を気にしてる



あなたが嫌い 想い出なんていらないが お酒を飲む癖が ああ なおらない
日本全国どこへ行っても酒が飲めるぞ 酒が飲める飲めるぞ
すがるお酒が ぐちになる ああ 泣いて泣いて今夜も 濡れおんな
腕に抱かれた 思い出が 酒にちらつく 淋しさよ
ひとり別れの 酒くめば つらい 逢いたい 箱根の女よ



夫婦燗酒 晩酌に せめて明日を 夢みよう
微笑むこともない 死なないで 死なないで せめて 酒など飲もうよ
あたしは涙の海を漕ぐ 寒いよ こんな夜は 恋唄なみだ酒
何はなくとも思いやり 胸でやさしくあたためて 今夜は飲もうよ 夫婦酒
せめて自慢の お立ち酒 無事で倖せ つかみなと 祈りつづける イヤ 父娘坂



なにを信じて 生きればいいの 未練裏町 夢を下さい 舞酔い酒
注いで注がれて 憂き世のうさを もやい酒する 風酒場
ともに語らん百日祭 酒杯に襟の色うつし
強がりは 間違いね リラ冷え肌まで しみる夜 泣き酒のんでます
わたし 酒場の忘れ傘



呑み乾す酒に みれんこぼして 笑われる こんな自分が ただ憎い
男の道かよ 辛さまぎらす 手酌の酒に 風がこぼれる はぐれ街
思い出させる あの女 北の酒場に いた女
愛して 愛されて 愛して 捨てられて 今夜も 一人酒 飲みましょうか
湯呑み茶碗で 酒くみ交わす 寒い冬でも 心は春だ 俺ら北海 一番船だ



無口なふたりが たまには酒でも 飲んでるだろか あの故郷へ帰ろかな
そっとお酒に 持ちかえながら ひとり聞く夜の 北山しぐれ
からめた指が運命のように 心を許す北の酒場通りには 女を酔わせる恋がある
グラスに花びら 受けながら アカシアの酒に 酒に酔いたい
二人で咲かす 夢ざくら いまはお酒の 相手も馴れて 目元もほんのり 宵化粧



夢よもういちど 酒をわすれて朝のある 暮らしがほしい あなたにつくしたい
他の誰かと 人生を お前はさがして いるだろか 夢をのみほす ひとり酒
未練が涙の 河になる 初雪舞い散る 夢織り酒場
酒は憂き世の 子守唄 夢 酔々酔 忘れ上手は 倖せ上手
いい日もあるでしょ 春もくる 花は浮草 夢待ち酒場



涙 ため息 夢待ち酒場 ひとり注ぎたす おんな酒 夢を下さい 私にも
酒がのみたきゃ 買うてのめ しょせん男の ゆく道は ひとりぼっちの 夢登り
ぐっと干そうよ なあ おまえ ふたりの夢よ 明日咲け 明日酒
酒や女に ふりこむな 希望 辛棒 きかんぼう 三つ揃えた この棒で
別れて この世の 無情を悟る 女のため息 夜寒酒



親父ゃええとこで 酒飲んでござる 勉強ばかりじゃ 親不孝 有難や有難や
帰りたいけど帰れない 帰れない 夕焼け雲の その下で ひとりの酒に 偲ぶ町
酒か沈む夕陽のはかない夢 夕焼けに 恋のかけらを浮かべ 男一人
酔って忘れる つもりでも 未練こぼれる ひとり酒
箸の袋に別れ文字 書いて残してどこ行った 馬鹿な奴だよ ああひとり酒



晴れてうれしや夫婦びな 娘達者で幸せに 祈る心でお立ち酒
ばかな男の 男の心 酒よ、せめるな 露地裏屋台
つくり笑顔で 別れ酒 どんと一発 恋は女の 胸三寸
恋歌よ いたみの心に注ぐ酒のごと ひと生きる歌よ
今夜も飲もうか ああ おちょこ酒 湯気のれん 恋酒場



噂をしたいこんな夜は あなたあなたお酒が相手です
酒に酒におぼれて いなければ 冷たすぎます世の中は
恋は瑠璃いろ 心は涙いろ 抱いて下さい もう一度 恋夜酒
眠りもいらない なぐさめもいらない 酒もいらない 腕に虹だけ抱いて