空を背中にかついで歩けば どこへ行っても心のふるさと お〜い お〜い北海道
いいひとだったあの人 おとこ雪 おんな雪 運命に負けて北国
明日のゆく道 守ってくれる 心の母は 俺の俺の北斗星
人は流れ流れて河川を下る 北へ南へ東へ西へ たどり着くまでに太陽が笑う
北国 浮き雲 母の顔 いつの日か帰ろう 星降る町へ



東西南北夜が明けりゃ いつかどこかで会えるはず
濡れた瞳に 別れの風が 未練心を 吹き流す 北のさい果て やん衆酒場
地獄廻りの 船が出る ぐいと飲み干す 命酒 北の船唄 やん衆挽歌
忘れられない夢がある 北のネオンの 止まり木で 男はそんな 阿呆鳥
のぞみがあれば 身をきるつらさも たえてゆけるわ 北に北に咲く花 明日を待つ



私の願い 叶えてほしい ひとり北陸 能登半島 この恋を 祈ります 雨晴
洗い流してしまうまで 噫々ーあーここは北陸越前岬よ
気楽に飲めると笑うひと 鴎という名の 小さな酒場 窓をあけたら海 北の海
いまでもあなたの心の妻と 北のはずれのとまり木で 夢を待ってる花咲港
北は磐梯 南は湖水 中に浮き立つエーマタ 翁島 



風に唄って 出船だよ 津軽 下北 最果て港 海は男の 恋女房
今日も波の音 あんた教えた 歌がわりに あぁ 北の港町 冬待つ女
さようならあなた さようなら 小雨まじりの 北空港
思い出全部 かき集め 涙は捨てて 行きましょう 北のサッポロ
燃えて花咲くアカシアも 名残りつきない時計台 北の街札幌は恋の街ふたりづれ



何処へ行こうか ねえおさけ 北か南か 故里か あゝ独りとまり木 夜涕き鳥
みれん北陸なごり雨 あなた次第よ私の行く道は 大垣 結びの戻り旅
ほほえむ北の ローカル線 今日から出直す 女の始発駅
涙似合う身の上 しあわせ探し歩く 北の旅路はどこまで
抱いてみつめる あの北岬 惚れてしまえば 女は負けね なみだ 鴎のなみだ



あなた待ってもいいかしら 北は木枯 南は小雨 女心は あゝ港の灯
坂の小樽と 歌の新潟を 結ぶ昭和の あゝ北前船だよ
雨が教えたお店があるわ 雨が教えた夢がある 恋は 二人の北新地
小指も泣いてる 神戸北クラブ 君は人妻 あゝ人の妻
はるかに偲ぶ石北峠 あゝ北海道の屋根という 大雪こえる 旅心



指切り凍る アー 北の駅 降れ降れ積れ 惜しみなく 雪の華 雪の華
北風冷たい 帯広の夜 可愛いあの娘と かた寄せた 今夜も飲もうよ いつもの店で
想い出だけを 残して消える 忘れないでね 台北の夜 再見 再見 また逢う日まで
つたい歩きの とまり木は 浮いて流れて 北新地
三十路女の夢ひとつ 明日は咲かせて 北新地 あなたひとすじ 大阪なさけ



もう二度と 抱いてやれない 彼岸花 北のとまり木 ああ霧笛酒
林檎も桜も 一緒に咲いて 北の津軽は 春盛り花盛り
北の港は 雪景色 せめて今夜は 夢にでも 逢いに帰って 頼むから
ああ 北ゆく船の 窓は寒い 雪が雪が 雪が乱れ舞う
咲いて乱れて夢うつつ あなたの愛に 散って嬉しい 北の花です 薄雪草



ばかな女よ許してね ああ ああ 私あんたと 別れて北へ
明日をさがして 女がひとり さすらいの北の果て 別れの旅路
夢ひとつ 北はみぞれか しぐれる頃か やけにおふくろ 気にかかる
逢いに行きたい 抱いてやりたいよ 北のふるさと 海峡こえて
抱きしめて たった二十日の 一生を 泣かせないでよ 北しぐれ



いつになったら夜があける 津軽海峡 心をはこべ 北のかもめよ心をはこべ
抱いてやりたい あの女を 雪降り止まぬ 北のめぐり逢い
あなたは遠く ふたたび逢える ことも無い 北の海峡 別れ波
あんた負けるなよ エンヤラ コラセ 鴎よ唄え 北の女のョ お祭りだ
幼な馴染が ふと気が付けば 男と女の 北の街 恋の味



海の男にゃヨ怒涛が華になる 北の漁場はヨ男の死に場所サ
あいたいあいたいあの人に 路地に流れる歌も凍る北の五番町
思い出させる あの女 北の酒場に いた女
女心の未練でしょう あなた恋しい北の宿
そっとうなずく横顔に むせび泣くよな 雪嵐 ああ 北の女よ かわいいやつよ



帰ればいいっしょ 死ぬほど飲めて 潮まつりの 深なさけ 北の女房はヨー あんたの港
親父だったら 何と言う 少しは 楽して ほしかった 見上げた夜空に 北の星
今日からふたり 北の法善寺 ちいさな愛を 抱きしめて
つらい旅路は 終りにしたい 幸福なぜ遠い 夜よかくすな 北の迷い子
逢いたいよ あゝゝあんた 霧笛ひと声 北港



真冬の浜辺に傷あと埋め 夢はあきらめて 北へ流れる
北へ帰ろう星降る夜に みとせの夢よわが恋よ 君くれないの くちびるよ
窓を叩く潮風 これきりと言いかけた 唇が 唇にふさがれる北ホテル
愛しているから 笑って泣いて 雪の街で綴る 北ものがたり
温い男を恋しがる カモメ啼くなよ 北海なみだ節



かがり火も 赫々燃えて 面影揺れる あゝ 北海の満月よ
荒磯ぐらし 泣いちゃ歌えぬ 北海めおと節
湯呑み茶碗で 酒くみ交わす 寒い冬でも 心は春だ 俺ら北海 一番船だ
あゝ砂に抱かれた 埋もれ舟 あのひとを 追いかけて 星が流れる 北海峡
花を手向ける春の日が ああ北海峡 沈んで浮いて どうせ死ぬまで どうせ死ぬまでひとりだよ



親父仕込みの 俺らの宝 嵐を越えてく 北海船だ 男の夢がある
まわり道した 航海ラムプ 消すのはあの女の 店だねと 北へ男は帰る
もう離れずに夢を探そう 涙を捨てて過去さえ捨てて 愛が飛び立つ北空港
待っていてくれ 納沙布かもめ 俺の船唄 船唄 男唄 届け はるばる 北故郷
ああ他人船の 歌がしみてる 歌がしみてる 北港



凍えそうですあなた あなた 波に飛び散る しあわせも 果ても吹雪の 北航路
北国へ帰りたい 今はすべてを捨てて 北国へ帰りたい 望郷未練
あれは上りの 汽車の笛 恋にすがって 冬を越す 北国おんなを あゝ捨てないで
そっとお酒に 持ちかえながら ひとり聞く夜の 北山しぐれ
恋はそれまで おあずけさ 北の桟橋は 別れ夕陽が 泣く港 



からめた指が運命のように 心を許す北の酒場通りには 女を酔わせる恋がある
君の面影 胸に秘め 想い出すのは 想い出すのは 北上河原の 初恋よ
青い空の下 北の山河がざわめいて 赤い花が咲く
もう一度 さいごの夢を 抱きしめて 北へひとすじ 北斗星
北の漁師もたそがれどきは 柄に合わない人恋しさが ゴムの軍手をつき抜ける



離れて淋しい 夢追うよりも 未練捨てたい この海に 心乱れる 北半島
せめて夢なら 逢えますか 窓に小雨の 窓に小雨の 北埠頭
命ぎりぎり愛したい 涙ぼろぼろすがりたい リラの花咲く都 薄野 女待ちます 北物語
はぐれ鴎よ どこへ飛んでゆく あゝ あなた恋しい ひとり旅 北夜行
流しのお兄さん どこへ行くのよ あの船は あの人 いるところ 北の果て



いつかあなたが話してくれた 北のさいはて摩周湖の夜
最終夜行で 帰るのさ 想い尽きない 北みれん
北の大地の夜空突き刺す 立ちねぷた立ちねぷた
恋しいよ 恋しいよ 風の噂じゃ北の町 あ〜北の町
つのる恋しさ 旅の宿 明日が別れの 北国の町



ああ涙で乾かない 北のはずれで 手紙を書けば 愛が 愛が凍える
竜飛岬は ああ北の果て 命断ち切る 意地もない つらさなお増す 別れ旅
抱かれたい あまえたい 心が寒い 北の海峡 ああ なごり雪
冬の冬の銀河は 寒々と 北の北の夜空に 炎えて炎えて降る
お前に溺れて 暮らすだろ 北の海へと 流れる俺さ
いまなら も一度 出直せる ふりむけば海 別れを止めた 北時刻