辛い



ねぇ 微笑みは何のため つらい思いをさせたのに
つらい思いが多くなるけれど 夢見ずに いられない もしかしたら
君無しじゃ辛い 艶やかな口づけを交わすのは月明かりの下で
お店の仕事は辛いけど 胸にゃでっかい夢がある
辛い焦がれる程に まして女の ひとり寝は いさり火 泡沫 波まくら



あんたその手で 何人くどいた 恋がしたいの 死ぬほど辛い恋が
つらいときには入道雲を じっとにらんで おやじの苦労 想い出しては たえて行く
つらい命に花そえて 痛みに耐えてちりばめた ああいや果てのおんな道
男と女のかけひきは 負けても勝ってもつらいもの やけに降れ降れ 恋しぐれ
夜の酒場でつらいだろうな 酒にやつれて 酒にやつれて ほんとうにごめんね



顔を上げて笑って どんなに辛い時でも 独りだと思わないで 傍にいるから
だってさよならは つらい ダンスの後に してね
つらい話はよそう 甘いくちづけしよう 他人同志に なる前に
ピアスをはずして とまり木迷子 つらい涙の 酒に酔う
真夏のめまいに 負けた二人 さらば夏よ つらい恋よ あなただけは 幸せに



おいでよもっと俺のそば つらい涙にくじけずに 春の来る日を おまえとふたり酒
辛い別れを ないたとさ リンゴの花びらが 風に散ったよな
待ち疲れてもう踊れない だれかと三拍子じゃ辛い ほっといて 相手を変えて欲しい
辛い想いを過去にして 紅を忘れた女の唇に 愛しつづけるボレロだけ
分かって下さい私も辛い 他人の頃の昔に戻る 女 女なみだは 別れの一夜雨



つらいときには わたし抱いて 枕がわりに 眠ればいいわ
辛い憂き世の 屏風岩 越えなきゃ来ない 花の春
言葉少ないその優しさが 死ぬほど辛い切ない 春はもう来ない
あなたの胸には届かない 辛い別れを恋歌で紛らして 続くの続くのわたしの旅は
人間と 呼ばれてるけど 心が痛い 心がつらい



コートの衿を 立ててふるえる 心の寒さに 明日がつらい
あなたの胸に もたれて遊び そして別れる クルマは走る つらい月曜日へ
つらい女の この気持ち 戻って来てよ ねぇ ねぇあなた
待つのはつらい 雨の雨の港町 酔って霧笛と 泣く夜更け
そっとあなたを見送る夜は ふけてふけて消えてく 花ネオン 女にばかり つらい街



眠りつけない いつまでも 心乱れて 心乱れて つらい夜
つらい知らせはなれっこだから 夜汽車でマフラー 編むのです
辛い運命の面影に 未練せつない 女の夜汽車
妬いてやの字の 夫婦やないか 女もつらいよ ほんまにな
つらい女のなみだ坂 あなたをもしも嫌いなら 別れもたやすく できるのに



恋すれば 誰もかれも 辛いこともあるよ 素顔のままでいい
別れ間際に振りむけば 同じ気持ちで 振りむくお前 男って辛いよなア
貴女は祈る つらい恋だから 愛の物語
佐渡はいよいか 住みよいか つらい運命の 恋ゆえに 私は帰らぬ 旅に出た
わたし それでも ああ ひとりで想い つらい つらい つらい恋歌 くり返す



そんな耳うちを されると 別れがとてもつらい 東京 東京 ラスト・ナイト
つらいときにも 生きる力を くれるひと どこに咲いても ふたりは二輪草
だめよだめだめ つらいのと 涙で別れた 年上の女
抱いて下さい待つ身はつらい 明日を夢見る夫婦川 あなたを待ちます博多舟
ひとり別れの 酒くめば つらい 逢いたい 箱根の女よ



つらい旅路は 終りにしたい 幸福なぜ遠い 夜よかくすな 北の迷い子
辛いのよ しあわせ信じて 涙を越えて 生きる女の 夢いちど
ひとりでいれば なおさら辛い 夢の道草 くりかえし あなたの肌を 恋しがる
男と女はなおつらい それでいいのさ いいんだよ 逢うも別れも 夢ん中
涙が凍る心が燃えるあなたが欲しい ひとりが辛いこんな夜は あなたを許せない



愛する人と 別れることは 死ぬよりつらい 生きる女の 恋しぐれ
辛い運命です 長崎は雨 いつもそうですね 女は 泣かされて 待ちわびて
辛い時の人の情けを 友よ友よ 信じあった あの日の浪漫 探している あの日の浪漫