愛のぬくもりョー恋しかろう あなた何処まで 女の冬路は いつ終る
冬眠したい 冬眠したい 冬眠したい
冬のとなりに春がある あ〜人生は かざぐるま 今日も回り続ける
春夏秋冬 朝から晩まで ファッションブックとにらめっこ 夢みるは あこがれのカッコマン
ふたり咲いても 冬の花 春はいつくる さざんかの宿



逢いに帰ろか あの路地へ しのぶしのぶ さすらう町に ああ 冬の雨
子供すぎてたあの頃は あゝいまでも愛しているよ ひと冬ふた冬そしてめぐり逢い
冬の夜明けはもう近い 俺とお前の 明日が待ってる のぞみ坂
夢でも抱いとくれ 涙のみちのく 冬挽歌
流す涙は何のため 恋せと歌う子守唄 能登は冬です



愛が見えますか 離れていても 愛が聴こえますか あなたの心に 春も夏も 秋も冬も
旅に出ようかな 冬は雪国 いで湯の宿で 口説きなおすも 悪くない
きっと冬は暗く 道に迷いそうで 春まで過ごします
愛の苦しさ わかってくれた わたしの越前 冬の海
駄目に 駄目になります 女の愛は 潮風も 潮風も涙の 冬港



冬の浜べは さみしくて よせる波だけが さわいでいた
冷たい風に耐えながら 冬空に咲く花の 花の魂を 抱いてゆく
風刃身を切る冬の夜も 忠と勇との二文字を 肝に銘じて勉むべし
燃える故郷 走馬燈 幻夢のえれじい 男と女 冬に迷子の にごりえの街
淡き想いの雪の華 めぐる季節のはかなさに 何を語るか 古都の冬



冬が過ぎれば 花が咲く 倖せをありがとう 流す涙を 忘れはしない
今日も波の音 あんた教えた 歌がわりに あぁ 北の港町 冬待つ女
冬から春へ かけ足で 女の胸も とける頃 ああ 海峡に風が吹く
春を隠した 冬木立 風に吹かれて 待ちます あなた
春夏秋冬 橋を探そう歳月河に 愛の愛の名残りの月が出る



春夏秋冬 祝い唄 グイのグイグイ 飲み干して 天下呑み取る 祭り酒
あなたが私の道しるべ 寒さしのぎで いいから 抱いて 三陸海岸 冬まじか
冬を愛する人は心広き人 根雪を溶かす大地のような ぼくの母親
ひとり酒 これでいいんだ 春になっても冬景色 お前のせいじゃない
夜明けはいつくる 日本海 泣いちゃダメね この冬すぎれば 春もくる



心の中に冬がくる 恨み言葉も ただ恋しさに 涙まじりの うたになる
水割りの 水割りの酒の力で とびだす路地に 冬の雨
愛に燃えた夏は過ぎて 独り心は冬景色 雪が降る 命が凍る
冬ごとにとどく やさしいラブレター 冬ごとにとどく せつないラブレター
つらくはないのか 冬木立 私 春を待てない 雪ほたる
苦労の冬を 越えたなら 明日は空へ 舞い上がる



思いだしてごらん・冬 雪に埋もれていても 種子は春 おひさまの愛で花ひらく
泣いてたまるか人生は 山川谷のつづらおり 冬に春待つ 男みち
私は帰ります 風の音が胸をゆする 泣けとばかりに ああ津軽海峡冬景色
部屋を花と写真で 飾りつけて 故里の冬に 眼を閉じる
夢があるだけ まだいいの 冬・七夕の 恋ならば 次の逢瀬も 雪見月



この手のひらの中 陽だまりのかけらさえ 何も残さず 冬のひまわり
春に出会って 夏に恋して 秋で抱かれて 冬に嘘をつく ああ
ついて行けない 女の心 汽車よわかるか 冬の駅
雪が散る 泣くよに 風が鳴る 叫んで あなたさえ奪いとる冬の河
春とおもえば 夏が来て 夏とおもえば 秋が来て 所詮最後は 寒い冬



不幸を承知で惚れたから せめてあなたの胸の中 おいて下さい 冬の華
冬の露地 冬の風 冬の町 冬の酒 冬の夢 冬の空 冬の雨 冬の酒
曇る窓を手でふけば しんしん雪が降る 明日が見えない おんな冬の宿
夜が明けたなら 長い冬の旅 わらってさよなら してあげる
包んで欲しいその腕で あなたに私見えますか 紅も悲しい冬化粧



夢で泣くなよ 愛しい 愛しいおんな 耐えて花咲け ああ冬花火
情けないほど好きだから あゝ寒さを抱いて せめてひと冬 散るな冬紅葉
ゆれる命火よ もっとつよく つよく抱きしめて ふたり春には 咲けない冬桜
泣かないわ ひとりで生きてく 明日のために 季節はずれの 心は 冬仕度
残して行くけど 捨てずにいてと 冬子は遠くへ 遠くへ去りました



この冬は久しぶりに一人だから 白い小雪ちらちらと 妹を呼んでやろうと 私手紙を書いた
このまま抱かれて 燃えながら 冬の寒さを 忘れたい ああ 女の夢を流すな 谷の水
そんな近さで愛されるなら どうか私の体を抱いて 忍ぶ 忍ばず 忍冬
そして三年 あきらめましょう やさしいぬくもり ない冬には 女は胸を抱くのです
宿命 知りながら おれもおまえも どうせふたりは 冬の忘れ草



真冬の浜辺に傷あと埋め 夢はあきらめて 北へ流れる
湯呑み茶碗で 酒くみ交わす 寒い冬でも 心は春だ 俺ら北海 一番船だ
あれは上りの 汽車の笛 恋にすがって 冬を越す 北国おんなを あゝ捨てないで
あんたはきっと帰ってきます もうすぐこの霧 霙に変わりゃ 慕情抱えて 冬篭り
冬から春 誰かを抱く季節 迷い猫と迷い女と一緒に暮した



秋から冬へ日本海 女の心に ひゅるる ひゅるる 風が鳴る
たとえひと冬 待ったとて 逢えぬ運命が 怨めしい 唄も涙の 流氷挽歌
秋といっしょに冬が来る 海の 海の 海の暗さよ ああ抱きしめて
冬の冬の銀河は 寒々と 北の北の夜空に 炎えて炎えて降る
秋と一緒に冬が来る 海の海の海のくらさよ あゝ抱きしめて



春は花 秋は月 冬は雪 二人に巡る 歳月を 越える 旅路川
あなた教えて未練火を どこで消したらいいのでしょうか 外は粉雪心は吹雪 冬の海峡 女震えて眠れない