季節



旅立つ遥かな道 二人なら 乗り越えられる 季節が過ぎ去っても
季節がわりの景色のように 男と女を つないで 離す
天使が降りて来そうなほど いちばん好きな季節 いつもとちがう日曜日なの
ほろりお酒 とかして涙 季節はずれの 花の宿
愛がほしい 心に 今がほしい ぬくもり 一人じゃ哀しい 季節の変わりめは



涙が乾く間に 季節は移り変っても 心は今夜も 雨模様
灰色の季節なんてもう二度といらない あふれるままに 愛したい 悲しみを燃やして
めぐる季節の中で 貴方は何を 見つけるだろう
淡き想いの雪の華 めぐる季節のはかなさに 何を語るか 古都の冬
風は何も知らずに 季節を運ぶけど 今もあの人の笑顔 胸に消えぬままに



あの時の二人のことが好き 涙も季節も 二人を包んだすべてがたまらなく好き
涙ぐんで季節を知るの そんなこよみをありがとうと いつしか伝えたい
霜枯れ季節の つらさを越えて 永遠に生きよう ああ 死なず花
笑顔をくもらす暗い季節がそっと来る それでも ふたりは 信じて 愛して 生きたいね
秋風の後 雪が追いかけ 季節がめぐりあなたを変える



まっかに燃えた 太陽だから 真夏の海は 恋の季節なの
寂しい気持ちは 季節に似てるわ 音もなく 今 静かにきたソリチュード
心からの涙はひとつだけ 言葉にならない 通り過ぎた季節は夢の中へ
季節が哀しいのよ もしもわがままを言わずに 生きれば運命はちがったの
泣かないわ ひとりで生きてく 明日のために 季節はずれの 心は 冬仕度



この街に めぐる めぐる 季節に泣いて それでも熱く 胸は熱く
照れながら 一十百の季節過ぎても お前をはなさない
雪解け季節を 夢にみて あんたの枕と 添い寝する 添い寝する
そして別れの 季節が来ても 春を一輪 咲かせてくれたら
冬から春 誰かを抱く季節 迷い猫と迷い女と一緒に暮した







せぇ〜 めでた〜 めでた〜の
若松〜 様〜よ
恵比寿大黒 福の神
睦月祝って 鶴が舞う
梅に鶯 如月の
弥生桜に 酒を汲み
卯月に踊る 若鮎が
流れに挑む 伊達姿
八十八夜の 五月晴れ
芍薬牡丹に 水無月の
蛍飛び交う 文月の
葉月日照りに 雨乞いの
長月実りの 秋祭り
ススキが招く 神無月
肩刺せ裾刺せ 霜月の
師走の富士の 伊達姿
松を〜 恋しいと〜 雪〜化〜粧



せぇ〜 さては〜 この場〜の
皆様〜 方〜よ
年の始めの 新玉の
松を楽しむ 正月や
二月に咲いたる 梅の花
三月盛りの 八重桜
四月上から 下がり藤
五月の梅雨に 咲く花は
菖蒲名代に 杜若
六月牡丹に 蝶が舞う
七月野原に 咲く萩に
照らす八月 袂脱ぎ
心地よく見る 九月菊
十月紅葉に 鳴く鹿の
十一月の 垂れ柳
小野道風じゃ ないけれど
蛙〜 見つめりゃェ〜 きりが無い


相州神輿甚句