雨・霧



俺のぬけがらだけが宙に舞う ああ このまま 悲しみよ 雨になれ
花びらまじりの 雨の夜だから ホロリ濡れながら 歩きたいね
まどろみの霧がたちこめて 二人の秘密をかくしてるわ
悪魔に身を渡し 天使の夢見るぜ ダイヤモンドの雨が降る
離れていてもいつも 空の彼方つながってる 雨上がりのあの虹のように



好きなのに泣いたのは何故 思い出はいつの日も 雨
詫びてみたって遅いけど 雨 雨 あじさいの雨に 声をころして男泣き
死ぬまでなんて 夢が 夢が 溶けて落ちてゆく 泣いて港 小雨が熱い
あした天気に 雨が好きです 雨が好きです あした天気になれ
雨がふる ふりむかないわ ふりむかないわ きょうからわたしは あなたの女



みぞれまじりの雨が雪になる きっと帰って 悪かったよ 私が
霧笛よ泣くな ぐずれば逢いたい あんた あんた あんたの海峡
夢ならさめるな 旅の夜 おまえと俺の 雨宿り
いっそ二人で 死にたいような 思いあふれる 雨の夜
雨の音さえ泣いている 逢いたい逢いたい あの日のように



死ぬことさえも出来ない私 今夜も溺れて 雨に泣く
ちょっと待ってよ その気はないよ ぼろりボロボロ 雨すだれ 茜街道 おんな笠
捨てゝどうして 生きられる 涙のような 雨を写した 川を見る
そんなあなたのあの声が 耳につきささる ガス燈の灯りが 霧雨に煙る
あゝくちなしの白さが匂う ふる里よ 逢う日につづく 道はなく 都の雨に 濡れてゆく



時雨で濡れてるこの躯 夢であんたが 抱きに来る
逢いに帰ろか あの路地へ しのぶしのぶ さすらう町に ああ 冬の雨
もうこれ以上は 待てません 雨雨 しゃくなげの雨 私もやっぱり 女です
ひとり泣き濡れる 今宵も霧にむせんでる ああ私は ひとり泣き濡れる
すっぴんで生きてみな すっぴんていいもので 心が雨で震えるんだぜ



愛しいお前 離しはしない 雨 ことだまの 雨 銀の雨 濡れて高岡
遅いでしょうか この恋は 夢がゆられて 流れゆく 雨の すみだ川
流れ流れ心流され ああ 恋に恋に疲れ あなた アンニョン 無情の雨よ
今度こそはと また泣かされる 夜の裏街 通り雨
夜霧よそっとつつめ 悲しいだけの女を



いまもふたりは ひとつだと こぼす吐息が 霧になる
雨降れば 雨にあなた 風吹けば 風にあなた もう何も 何も見えない
雨音が忍び込むニューグランドホテル 優しさに甘えない女だった
雨は降る降る 遠く消えてく背中と いつかきそうな 別れをぬらす
生きてゆけるわ 窓を叩く 雨のしずく たぶんあなたも 旅人なのね



別れがくる 追いかければ 逃げてゆくわ ブルーレイン 雨の大阪
時雨が雪に変わる前に きっと帰ってくれますね この胸に ぬくもりやさしいひとがいる
雨の日に散る花も いつかはきっと 赤い実をなす 赤い実をなす時がくる
ちっとも憎んでいない もうすぐここにはいない 短く燃えた 雨のファイヤーフライ
名残り惜しさに 見返る島は 涙の色した 霧が降る



悪くない 悪くない 今夜の雨も 悪くない
春は逝く わたしどこまで 人の世川の 霧にさまよう みれん舟
二人で暮らした 毎日が 昨日のように 眼に浮かぶ 辛さわかるか 夜の雨
むらさきの雨、雨に 濡れて泣いている 愛した女の 心でしょうか
昔の傷はきれいに忘れてしまえよ 外は雨 もう帰らない ふたりは今夜からひとつ



かなしい宿命 秘めてせつない 面影に 夜の湯の町 時雨がはしる
わたし 泣かない いつも 女ひとり よこはま 別れ雨ブルース
霧笛がかなしみゆする旅の宿 酔った寝顔のおさなさに 夢よやさしくこぼれておくれ
めぐり逢う日が 見えない二人 おまえ あなた 夜霧が静かに 恋の幕をひく
あなたがいるなら なんにもいらない せめてもう一度 やるせない雨よ



過ぎた昭和の 人恋演歌が さむい肩抱く ああ 霧笛の酒場
陽差しを浴びて見えるでしょう あー安曇野の恋 銀色の雨
つれていってと 云えないで すがる背中に 霧が降る
悔いはしません別れが来ても 命つくすわこの人に 夢をみさせて あゝ伊豆の雨
分かって下さい私も辛い 他人の頃の昔に戻る 女 女なみだは 別れの一夜雨



冷たい雨、雨、雨、雨、いまさら あなたがこんなに愛しい
雨が止んだら あたしはひとり あなたのガウンを まとってねむる
ふたりにさせて 雨・雨・雨 私たちを
花なら散りましょ 忘れましょ 雨に咲く花 明日はどこで咲く
初恋にくちずけしたら ちょっとだけ甘い 雨の匂いがする



知らず知らずにさがす 雨の街角
甘えてみたい 行きすぎる傘に あの人の影を 知らず知らずにさがす 雨の街角
生きればいいの 未練の涙だけは 責めないで欲しいのよ 雨のエアー・ポート
少しからしが きいただけ 灯かりが濡れてる 雨の駅裏 屋台酒
明日また逢いましょう 夢さそう ふたりづれ 雨の街 恋の街



ふたりふたり 熱いお酒を盃に 雨の居酒屋で
空に飛び立つ翼の窓を 濡らす未練の雨の空港
雨の舗道は 淋しく光る あなた あなたのかげを あなたを偲んで 南へ歩く
また逢ってしまったの 「帰らなけりゃ」と問う唇を 無理やりふさぐ 雨の宿
恋の終りに 烟る街 堀割りづたいに 行くひとに むせび泣くよな 日昏れの雨よ



夫婦きどりで暮らした日々を 雨よどうして 涙に染める
俺は車をおりて お前に手をのばし ふらふらと歩きだす 雨の物語
夜をおもえば また燃えてくる それがせつない しのび雨
夜の大阪あなたの胸で あなたの胸で 今夜だけでも雨やどり アーさせてもう一度
おめでとうって言われて も一度 気を失って 気がついたら あなたの腕に 雨やどり



雨よ降れ あの人が ずぶ濡れで 帰ってくる様に
雨降り花よ うすい紅いろ ひと色に せめて野に咲く 花でいい
そうよ いのちが尽きるまで 雨 雨 離れられないの なさけ一輪 雨降り花よ
十年たったら この恋を 命ゆらゆら 雨降り橋は 逢瀬かさねた 別れ橋
酒は未練の誘い水 ああひと目会いたい 雨の降る夜は



私の願い 叶えてほしい ひとり北陸 能登半島 この恋を 祈ります 雨晴
逢いたい想いに泣くの 雨にじむ灯りの 夜の海 雨に椿の あゝ花が散る
涙が乾く間に 季節は移り変っても 心は今夜も 雨模様
肩を背中を 腰を抱き 雨夜の接吻 ああ 揺れます 揺れます
忘れられないふたり傘 ああ 酔って明日も 雨夜酒



改札口を出る頃には 雨もやみかけたこの街に ありふれた夜がやって来る
いつの間にか涙の雨はもう止んだ 平和という神経ガスにCheers
泣いてまた呼ぶ雷鳥の 声もかなしく消えてゆく ああ奥飛騨に 雨がふる
急な雨に 濡れてみないか 乱れたハートを 整える人よ
花びらふたつ こぼれ紅 恋に生きたい 死にたいと むせぶおぼろ夜 雨になる



しのび泣くよに降るしぐれ 雨のみちのく 花巻の夜
雨よ二人を 優しく濡らせ 風よ二人を 優しくつつめ
一緒に死んでとすがっても 恋ははかない 恋ははかない 俄か雨
わたしのことを 捨てたり しないけど 夜霧よ 馬鹿ね
すがる未練の 浮標あかり あなたどうして 生きればいいの 心凍える 海峡氷雨



水割りつき合ってほしい 氷の角が丸くなっても せめてこの雨やむまで
気がつけば 玩具みたいな恋ね 泣いて泣いて港は はしり雨
にじむ涙よ そぼ降る雨よ 酒でなだめる 胸の傷 揺れて淋しい ほつれ髪
今日は雨なのに あなた 誰かの麦わら帽子が 海の隙間で揺れてる
崩れるように身を寄せりゃ 夜明けを怨む雨が降る 雨が降る



祇園の雨に濡れながら シャネルの人を せつなく今日も さがす京都の夜はふけゆく
あなたを忘れたい 雨雲の向こう側に 青空が戻る明日を探して
貴方の夢が かなうように 祈る心に 銀の雨が降る
今宵更けゆく銀座 たのしい街よ ふたり消えゆく銀座 夜霧の街よ
遠い霧笛が 泣いている 古い映画を 見るようで 青春 だったよ あたしの銀次



空と君とのあいだには 今日も冷たい雨が降る 君が笑ってくれるなら僕は悪にでもなる
つきさすような雨よ 雨よ降れ降れもっと すべてを流してくれ
見送ればもう遥かに消えてゆく 私も濡れる 遣らずの雨
涙ひきずり 追う霧笛 あなたおねがい どうか私を 抱きにきて
ひとしきり泣かせて 五月雨 流れ 流れて 流れは遠く 愛の影消してよ



駅のホームを 二人で見つめ さすらい果てないああ 五月雨ワルツ
さらりと捨てた 言葉の裏に 隠す男の 真実が 夜霧に泣いてる アカシヤの町
チラリホラリと花片 涙の雫にきらめいた 霧の夜でした 
女ごころの ほろ苦さ 霧笛海鳴りすきま風 港町
待つのはつらい 雨の雨の港町 酔って霧笛と 泣く夜更け



おやすみ 眠んな やすらぎに包まれて 涙か この雨 黒のララバイ
さようならあなた さようなら 小雨まじりの 北空港
あなたは戻らず 春の日暮れて 桜時雨は 思い出しぐれ
二人で乗るはずの 船が出て行くわ 三の宮 泣いてサヨナラ 雨に濡れた舗道
心が痛む 汽笛ばかりが 鳴りやまず 日暮れ桟橋 雨まじり



お前を好きだと いってみた いってみた 冷たい雨に ああ長崎 思案橋ブルース
あなたの船は しぶきを浴びて 左へ右へゆれながら 西へ流れる ああ時雨海峡
胸に吊した似顔絵の 君と一緒に 越える木曽路は 時雨月
雨の裏街 扉をあける そんな私が好きでした 酒よ お前はやさしいんだね
すててください 溜息を 釧路 夜霧の 釧路夜霧の 幣舞酒場



すがりつきたい その胸に 雨が今夜も 涙を誘う
濡れた素肌が 面影さがす あゝ もう一度 逢いたいの 春雨の宿
自分の胸の 風穴に ふりそそぐ 恋雨の 痛みで傾ぐ 時雨傘
あなたが欲しい 雨 雨 いつあがる おんなの涙は いつ晴れる
悪い人 ほんとはどっちなの 通り雨でも 好きなのよ この恋だけが 女のいのち



今度いつとも聞かないで 傘をあなたにさしかける 雨の湯の町 女のしぐれ
みれん北陸なごり雨 あなた次第よ私の行く道は 大垣 結びの戻り旅
雨よ あの人つれてきて あゝ 女の 女のみれん
いまじゃ消せない 女雨
今夜も溺れて 雨に泣く



添いとげましょうか 心揺れます紫陽花に 梅雨の晴れ間の ああ 女の暦
あなた待ってもいいかしら 北は木枯 南は小雨 女心は あゝ港の灯
セピア色した雨が降る イエスタデイをもう一度 窓の向こうに あぁ小樽運河
霧に抱かれた 黄浦江 恋ひと夜 夢ひと夜 二人の上海 上海しのび逢い
泣いているよな雨音きけば 思い切ない三度笠 ああ赤城悲しや 里ごころ



お前忍べば ぬくもりが 離したくない 今度こそ 小雨 中洲の ひとり旅
ふりだした雨を見つけたら かなしみ忘れてしまおう
ああ 新潟は新潟は 霧に更けゆく
雨が教えたお店があるわ 雨が教えた夢がある 恋は 二人の北新地
あの時ひとこと 行くなと言えたら 雨に濡れて ひとり想う 真夜中のものがたり



別れを惜しむ 男相傘 ほろりと濡らす 雨も神奈川 水滸伝
雨が足元 濡らそうと 登る人生 つづら坂
小雨の街で泣いていた 水たまり 水たまり 別れの顔が 浮かぶ夜
水割りの 水割りの酒の力で とびだす路地に 冬の雨
しあわせ これから取りかえす 恋のふたりにしみじみと 霧が優しい水沢の夜



雨に濡れながら 口ずさむ歌は 酔いどれ女の流れ歌 巷の風の歌
小雨つめたい 路地裏で 淋しさつのり 涙がひとつ 酔いどれ人生 夜が明ける
添えぬさだめに泣かされて みれんひと雨 酔町川よ
今じゃ妻子さえいるという 肩に冷たい 夜の浅草 みぞれ雨
あすはいらない 渡し舟 都忘れの しぐれ雨



人の旅路の 儚なさを 身にしみじみと 抱くとき 侘しや夜雨の 草枕
乾せば霧笛が 別れを告げる 浜の番屋の あゝ送り酒
この胸でこの指で 約束したのに 霧の中あの女 いまでもホラ待っている
つくしたりない 私が悪い あのひとを 雨よ帰して ああ大阪しぐれ
雨も小降りの御堂筋 愛合傘で 愛合傘で 大阪ふたりづれ



酔わせてゆらゆら 愛してゆらゆら 雨がうれしい 雨がうれしい 大阪恋めぐり
もう二度と 抱いてやれない 彼岸花 北のとまり木 ああ霧笛酒
別ればなしを 別ればなしを なまじとめるな 夜の雨
見つめあえることを夢見る 吐息のあい間に雨の音がする あなたのしぐさで心も溶けてしまう
酒に恨みは ないものを あゝ 長崎は今日も雨だった



霧笛 たそがれ 思案橋 別れても 信じていたい 遠いあの日の 夢ものがたり
面影を追いかけて ふりむけば今日も わかれ雨降る 夜の中島川
涙をふいて ついておいでよ 窓の外は ああ 通り雨
恋は哀しい 通り雨 冷たい足音 聞きながら 淋しく見送る うしろ影
知らない顔して あなたはいない 雨 雨 雨 わたしを泣かす あなたは通り雨



冬の露地 冬の風 冬の町 冬の酒 冬の夢 冬の空 冬の雨 冬の酒
どこか似ている 濡れまつ毛 愛して 愛して 愛したりない あゝ東京の雨を札幌で
夜が更けゆく街 私のため息が流れて 霧になるなる東京
女の心は切ない霧笛 古い傷あ 身体をあずけ 眠りたくなる時もある
心で暴れて 俺を酔わせないよ みっともないぜ雨 雨 東京もどり雨



肌の寒さは 心の寒さ そばで私を 暖めて やがて小雨の 忍び川
女ざかりの短かさを あなたその手で抱きしめて 夢待ち 浮き草 忍ぶ雨
服をたたんだ 予定ができたと電話を切った 雨降り 雨降り
雨降る夜は なお悲し マングースーは 穴の中 遠いふるさと 思い出す
襟を合わせて寂しそに 雨になるかしらねえという あまえの声が泣いていた



乱れ黒髪 手ぐしでといて 俺とお前の つなぐ心に春の 夫婦雨
情けで結ぶ 運命の糸よ 浮舟けむる 雨の宿
祈りつづけて 待っている ああ 一人港で 涙雨
待つ日泣く日の 明け暮れに またもいじめる 夜の雨
逢いたいよ あゝゝあんた 霧笛ひと声 北港



霧笛を聞いて 今もゆれる ほほえみよ おまえが恋しいね
せめて夢なら 逢えますか 窓に小雨の 窓に小雨の 北埠頭
帰りたくない 雨の夜 胸にしみ込む 路地灯り 私いつまで 夢さがし
許したい 許せない 雨の迷い坂 ここは無言坂
みんな夢ん中 どうすりゃいいの 霧笛鳴らし 船が出る



つきぬ つきぬ想いに 背中を向けて 捨ててゆく捨ててゆく 霧の波止場町
胸がつぶれる 想いです どうぞ戻って 霧雨港
夜の円山 見かけたという 噂たずねりゃ他人の空似 夜霧よ歌うな ブルースは
あんたはきっと帰ってきます もうすぐこの霧 霙に変わりゃ 慕情抱えて 冬篭り
探しあぐねて 渚に立てば 霧笛が俺を 呼んでいる



西陣しめて 雨にかくれて 唇かんで すがる木屋町 宵あかり
湯もやに炎える かなしいふたりの愛の里 夜の木曽路は わかれ雨
寒い心の この街よ 何も言うなよ 許してやれよ 男どうしの 夜の雨
心に秘めた 妻なのさ ひとりたたずむ 夜霧にぬれて
泣かぬつもりの 男の胸を 濡らす夜霧の ああ第二国道



僕等はいつも そっと言うのさ 夜霧よ今夜もありがとう
船は来るのに 戻らぬ人を 鴎どうして 忘れりゃいいの 夢を返して 夕霧海峡
春はいつくる 涙が枯れたら 鴎の唄に 明日を夢見る 夕霧岬
雨が黄金を運んでくるよ 唄え踊れ豊作だ
いつ迄待ったら いいですか 応えてほしい ああ 来不彼雨



雨よかくしてふたりの夜を 泣いて涙がかれはてるまで おんな心を抱きしめて
きっとふらりと帰る 氷雨が雪に変っても ままごとみたい 二人して暮らそうね
あなたを待ちます 夜霧に消えてゆく 最終列車
あなたについて 行けるなら 雨のしずくのひと粒に あゝなりたいの
心と心が結ばれて ふたりが ひとりになった街 アー大阪 大阪 小雨の御堂筋



胸に抱きしめて くちづけをしてみたの 雨のガラス窓
辛い運命です 長崎は雨 いつもそうですね 女は 泣かされて 待ちわびて
時雨ひととき 恋の宿 今日から あなたに 命あずけます
他人と思わせて あとでしあわせ ひとり占め しんみり酔いたい 恋夜雨
女が泣いて 雨降る夜に こっそり出やる



今も愛しい人 霖霖と降る雨の音 逢えない雨の音 心に響きます
にくい恋しい つれて行ってよ ふりむいて 秋も名残りの 驟り雨
雨がやんだら 私はひとり あなたのガウンを まとってねむる
須坂ばんだい東山 愛の別れが霧となる 若い二人の福島は 忘れられない恋ばかり