それを頼りに いつまで ああ あの娘がたたずむ 波止場
ヤミに向って突走るのさ 何処までも ホームのあの娘に HELLO GOOD-BYE
お馬にゆられて嫁に 娘の気持ちも 知らないで 悲しい恋とは 知らないで
今でも週末ねだりに行くけど もう愛しかいらない もうすぐ素直な娘におどろく
空に憧れて 空をかけてゆく あの子の命はひこうき雲



すぐにトンズラきめこむし ああ ピノキオ娘にゃかなわない
ぼくはいつでも あの娘の笑顔待っている 
かわいいあの娘を 夕陽に呼べば 波が小判に 見えてくる 宝船なら ヤン衆丸だよ
似合ったあの娘と 見た夢を 偲べばグラスに また浮かぶ
晴れ姿 潮の匂いが 死ぬほど好きな あの娘待ってる 一番船だよ



早く初孫 この手で抱きたい 嫁いだ娘の しあわせを 母さん今夜も 祈ってますよ
かけた時嘆く白鳥は 娘になりました おお 愛のしるし 花の首飾り
みんなの娘で みんなの娘だから 祝ってあげよう
アンタ あの娘の何なのさ 港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ
ああ 港ヨコハマ 花売娘



雲の切れ間に あの娘が浮かぶ 俺とお前の 一本釣りだ 待っていてくれ かつお船
しみじみ浮かぶ あの娘 燃えて夢見る 度胸船
ベッドの中では娼婦にさえなれた 同じことを教えたのあの娘に 棘よさされ
娘さんよく聞けよ 山男の心はよ 山できたえたよ 男意気だよ
見逃すはずはない 夢なら醒めてよ まだこの娘は 抱かれてくれない



淋しい終電車 それとも あの娘の 待つ部屋か どこにも あるような 人生か
あの娘可愛や 小田原育ち 人の噂の なかに咲く
ふかす煙りの 消えゆく影に ああ上海の 花売り娘
弘法山にはからすが急ぐ 煙草かく娘のエー なんとしょ手がはずむ
木ぼりの人形 にぎって眠る 若いあの娘の 見る夢も



遠い届かぬ 夜空で光る そうさあの子は 近くて遠い 夜空の国の星娘
私 何をされてもいいわ いけない娘だと 噂されてもいい
わたしゃ涙で 娘ざかりの夢を見る
娘盛りの胸ん中 恨み恋しの雪女
北風冷たい 帯広の夜 可愛いあの娘と かた寄せた 今夜も飲もうよ いつもの店で



見えますやろか 妻と娘の 妻と娘の 春待つ心
さびしい夜は 娘心が 悪戯します
召しませ花を 粋なジャンバーアメリカ兵の 影を追うよな甘い風 ああ東京の花売娘
聞きたくなかった さよなら でもお願い その娘を連れて この海に来ないで
せめて自慢の お立ち酒 無事で倖せ つかみなと 祈りつづける イヤ 父娘坂



演歌は浪曲 荒海仕込み ふたり揃って 舞台へ立った 夢が命の 父娘鷹
帰りひたすら 待っている あの娘はいくつ とうに二十はよ 過ぎたろに
不幸な娘の ざんげの歌を きいて笑って くれるでしょうか
夜汽車の笛はいやだよ 早く行こう あの娘の住んでる東京へ
娘たちがわたってゆく 今日も一人一人一人



熱にうなされて 今夜も ドノ娘アノ娘コノ娘 恋して踊ろうぜ
かばってくれた可愛いい娘 かけてやりたや優言葉 今の俺らじゃままならぬ
おまえによく似た 可愛い子 この手に抱くのは いつの日か 娘やさしい 母になれ
晴れてうれしや夫婦びな 娘達者で幸せに 祈る心でお立ち酒