おとこ・男



惚れたお前の負けだよ もてない男が好きなら 俺も考えなおすぜ
もっと近くにいつも感じたいわ 愛してる 強い男 あいつあたしのもの
羽根の飾りをつけた男が 私のまわりに矢を放つ
詫びてみたって遅いけど 雨 雨 あじさいの雨に 声をころして男泣き
逢えず別れる 男の胸の 辛さ伝えよ あじさいの花



あなたは まだまだ男ざかり 隠れたファンの 恋歌を あなたの背中に送ります
昇る朝日に草木も染まる 無法一代 無法一代 男三吉 晴れ舞台
骨の髄まで ど根性 男一代 男一代 あばれ松
ばちのさばきは人には負けぬ なんでさばけぬ男の心 小倉名代は無法松
「うん」と言えば怒るし 「いや」といえば黙るわ 男と女は いつもあまのじゃく



お前がやっぱり おいらには いい男いい女 恋のめぐり逢い
作り笑顔に なみだのちかい 晴れて日のさす 男の夜明け
いのち舟 舟になれなれ 男と女 明日にまかせる 浮き沈み
この街が最後の街だろう 消えてゆく男に赤いバラ
出会いから 今日までが 忘れない いついつまでも 男は酒の中



いいひとだったあの人 おとこ雪 おんな雪 運命に負けて北国
カラリコロリ 運命から回り 男鹿の波よ お願いあのひと おばこナ
薩摩焼酎 男の酒に 赤い夕陽が 天に舞う
わたしはおんな 灰になるまで 男の胸に おんなは抱かれて 夢をみる
生きてた姿が 男たちは その人生を 語っている 背中で



悲しみもある人生だけれど 教えてもらった 男の生きざま通しています
抱けなきゃ今夜は眠れない 男にゃそんな夜があるって事を 知ってるくせに
男と女のかけひきは 負けても勝ってもつらいもの やけに降れ降れ 恋しぐれ
ここじゃ男は盆暮れに 御神酒飲みほし女を替える
汽車でゆくわ あばよ泣くな恋よ 男たちにヨロシクね



季節がわりの景色のように 男と女を つないで 離す
足音を追いかけ すがれたらいいけど 男と女じゃ女が弱い 男と女じゃ男が悪い
結婚なんてまだまだしないわ イイ男に会うまで あなたでガマンよ
呼べどこだまはかえらない 恋は一度ささすらい者が 男泣きしてみる夢さ
男だろうと 女ならもっと あの人に妙に近づきすぎる気がするの バカじゃないかしら



いつも男は 恋おんち
愛乃場裸場男子燃ゆ 恋人は美味なる多面体
ああ あたりまえの男に会いたくて しかめっ面した しょっぱい三日月の夜
男度胸なら 五尺のからだ どんと乗りだせ 波の上
真実が伝わらぬ世界 そうさたえこ 僕も馬鹿な男



どんなにこがれて まったとて 帰るもんかよ あの男
酔えば酔うほど 男と女 心とけあう たそがれ酒場
夢と希望を グラスに託して ダメな男に 乾杯
男はみんな 悪女が好き 優しさを見抜かれて そうよ又一人
これでただの男に帰れるんだ これで帰れるんだ



できごころから まごころまで おんな心の色がわり 男と女 心と心
悪い男と他人は言うけど それでもあなたが恋しくて 胸が痛むの いい人よ
5年かければ 人は貌だちも変わる ましてや男ましてや他人 今日もトーキョー迷子
渡る世間は 男次第 紅蓮の炎に 身を焦がし 生きて行くのか おんな道
男だって女だって一人は一人 時には逆巻く怒涛のように 時には舞い散る木の葉のように



惚れた男のためならば どんな苦労も 苦労も幸せよ 強がり あきらめ なかせ酒
男の燃える 魂で 嵐の中の 航路を行く
すがる女と迷った男 二人の夜は ブルーライトのすみの席 内緒の話
岬がくれの 燈台灯り あなた私の命綱 ついて行きたい 男女舟
恋で割った水割りに 酔ってしまった男と女



見張る男はでかいのなんの 君が捕われの身なんて たとえ夢にも思えない
ばかよ ばかねと 叫んでみても 男ごころが どうになろ
教えて下さい忘れる術を 貴男を 諦めて 生れ変われる 明日が欲しい
男いのちを 紅くする 空も晴れたよ いつか見た めおと雲だよ
男と女は素敵なことね ゆらゆらら



今日も遥々 南洋航路 男船乗り かもめ鳥
いい加減にして 男はあなた一人じゃない
これが二人の悲しい運命 男心が何故分からぬと 教えてやりたい 亜紀子
忘れられない夢がある 北のネオンの 止まり木で 男はそんな 阿呆鳥
男と女の物語 時代の風が吹いたばかりに 運命が揺れ動く



出世無用の 風が吹く 男伊勢湾 夕日が赤い
追えば遠くに逃げてゆく そんな男と女
いのちは愛のためにある 荒野の涯てにくちるとも 男は悔いを残さない
燃えろ 炎の男なら 明日に生きるさ ぐっと あおぐ夜空に 高笑い
男一代 無法松 命燃やして もろ肌ぬいで 叩く炎の 叩く炎の 暴れ打ち



向い風に命捨て 戦う誇り高き男であれ 猿一匹唄えば侍 
心にぽっかり穴があく 酔えば 酔うほど 淋しさが 男の肩抱く 屋台酒
男が仕事具を 辞ろすとき 伝えて残すぜ 心晴々 おとこ歌
酔えば火を吐く 男の気魄 日本六十余州まで 天下ごめんの河内ぶし
一に辛抱二に辛抱や 晴れて売り出す その日まで そうや男は心意気



やさしいその嘘 信じたい 男はヒラヒラ あなたはヒラヒラ 火遊び蝶々
俺の死に場所 ここだと決めた それが男さ それが男さ 花と竜
男の想いを その胸に抱きとめて あしたの希望を 俺たちにくれるのだ
荒れるな海よ おまえに惚れた 男の夢を 奪うな海よ
どんとこい 波よこいよ 海の女と 海の 海の男だよ



風に唄って 出船だよ 津軽 下北 最果て港 海は男の 恋女房
せめても一度 逢いたかろう 関の弥太っぺ 男泣き
負けてたまるか 男の意地よ 飯をつぐ 古いしゃもじに 朝陽が映える
死ぬとき決まる 最後に拍手が 来るような そんな男に ああ俺はなる
帰るあてない 男だけど 待ってみようか あと三月 夜の亀田は わかれ町



泣いたら泣いたら あかん たかが男ぐらいで
いい男だと 懲りずに思う 泣いて泣いて天王洲 純情が命とり
今年も鰹が 鰹が来るぞ はまらんかい きばらんかい 沖は荒海 男の海よ
いまも待ってる止まり木ばかり もいちどもいちど男の浪漫
紀州の男 だからどでかい望みを腹に 生きて行くのさ熊野灘



男泣きする 影法師 ひとり明日は 旅に出ようか
我慢がまんの その先にゃ 生きる男の 明日がある
尽くして 尽くして みたいから 諦めないわ 愛したい 女って男で 変わるのよ
燃える故郷 走馬燈 幻夢のえれじい 男と女 冬に迷子の にごりえの街
さらりと捨てた 言葉の裏に 隠す男の 真実が 夜霧に泣いてる アカシヤの町



飲み明かそうよ 酒は 広島の男意気 肩組み飲めば 広島天国
あゝ鴎啼け啼け ついて行け行け荒海はるか 男と女の港町
あかね雲 引く海の果て あこがれ燃ゆる 空の男さ 白い雲 青い空 紅の翼 翼
キムタクさえも かすむような男 いつか出逢える あなたを夢見て
酒の肴にする貴男 ひかげの花で終るなら 夢を見ないで 別れたい



娘さんよく聞けよ 山男の心はよ 山できたえたよ 男意気だよ
残された男に 答えはなかった
ただの男さ 思い出になる恋と 西風が笑うけれど このひとに賭ける
どんな男といるんだろう 夢の苦さを知りもせず 夢をさがしているんだろ
じんとしびれたいい男 街道生まれの これが清水の これが清水の 次郎長どんさ



男いっぴき りんりんと 朱雀大路を 駆けのぼれ
隠れて流す 忍び酒 男心の 盃に 注いだ浮世の 酒の味
同じだよ 酒に酔う心 淋しすぎるぜ 生きるってことが 男ってやつは
飲んで飲みつぶれて 眠るまで飲んで やがて男は静かに眠るのでしょう
飲んで飲んでうなずけば ああ風になる 男の背中 酒に書いた詫び状



酔いきわまれば 泣くもよし 酒に男の 涙あり
なぐさめて 酒よ今夜は 男をぬきで わたしをちょっぴり なぐさめて
宿り木みたいな 人だけど ふたりは一緒に 枯れて行く 惚れた男でございます
春の日もさす 花が咲く 出世桜は 男の華だ
恋を捨てるか 男を捨てるか 問答無用の 出世前 投げた涙が 明日を呼ぶ



ぶつかり転んで 這ってでも 大漁旗あげ つき進む 港駿河の ヤレ男節
夜の盛り場 はなやぐ街で 男と女の 純情物語
いつも女は待っている 女あっての 男じゃないか
男しだいで 女は変る 女しだいで 男も変る 何も言わずに あなた 私を抱いて
だから男が大好きよ たとえ結婚無理でも 今の二人は 大好きさ



男は酒に酔い 女は夢に酔う 眠りたい 眠りたい あなたのゆりかごで
女は昨日のために 男は明日のために 今日だけ 一人で
心なしか今夜 波の音がしたわ 男心さそう 胸さわぎの腰つき
いとしさすぐに こみあげ泣ける 今度は男に 生れてきたい
冗談じゃねえ 男と女 あばよ ひとつ 想い出が 置きざりの胸の中



いつか実がなる 花が咲く 男の春は きっと来る
惚れた男の背にすがり あなた ふたり流れる 情け川
情橋に男が 男がひとり立っていた
別れを惜しむ 男相傘 ほろりと濡らす 雨も神奈川 水滸伝
男もいろいろ 女だっていろいろ 咲き乱れるの



愛があるから この世は生きられる 君に贈ろう 男のラブソング
度胸千両の 晴れ姿 人生一代 男花
咲かす明日の 人生桜 握る拳に 血潮がたぎる 意地と涙の おとこ花
やめられないわ あぁ人生晴れたり曇ったり ロマンじゃないかえ ねえ男はん
笹舟ひとつ ゆれてどこまで 行くのやら 人生双六 おとこの旅路



好きよ好きよ好きよ ほんとに酔う程愛しい 男と女の水割りのセレナーデ
あんたは童話 うちの童話 忘れられへん 粋な男
詫びて合わせる右の手と左 酒が降らせた男の涙 積もり行く雪に 今夜も酒を
男と女の 背負い水 そうよこの手に 受けとめて 女 ひとすじ 酔花火
手酌で男の名をあげて 今夜もどこかで酔いつぶれ 淋しい男の名をあげて



女の子から男の子へ 愛に対する答えをあげましょう
青空気分だとサイダー あたしゃこんなにきれいだけども 男にゃ縁がない
呑もうじゃないか 明日の日和を また来る春を 男どうしで あゝはしご酒
男を支えて 女が燃えた 遠いあの日の 夫婦雲 映し流れる 石狩川よ
他人の情けを かりながら 明日へ漕ぎだす 舟もある 揺られて 男は川になる



晴れ舞台 きめておくれよ 大屋根さばき 男 男祭りの 見せどころ
いつか二人で酒のみながら 男同志で 話をしよう それが 親子と云うものさ
何にも言うなよ 男じゃないか 俺も お前も 流れ星じゃない
そんな女とそんな男が 一夜限りの夢に酔う 大阪 大阪 大阪ナイトクラブ
女はいつもみをつくし 男はいつも明日へ逃げる 大阪 大阪 恋と夢が 川に映る街



せめて最後は 故郷の空に 咲いて散りたい 男花
あとの二つは意地と運 必ず男に必ずどえらい 男になってやる
温故知新を表にかかげ 真一文字に男はすすむ
俺に聞くより風に聞け 理窟じゃないよ 男の 男の人生は
よせヨ涙は まっぴらごめん 向けた背中の 裏で泣く 男ひとり旅



許せ許せと 叫んだ胸を 判ってくれるか 男が泣ける
負けて泣いたら 世間が笑う 明日に咲かせろ おとこ夢
別れ間際に振りむけば 同じ気持ちで 振りむくお前 男って辛いよなア
今日がだめなら明日がある 飲もうぜ今夜は 男どうしで 飲もうじゃないか
男はあなたナオキ 女はきみさキョーコ 夜はまだ早いから せめてはしご酒



抱きしめて 帰したくない 水割り 行きずり 古い傷 男と女のラブゲーム
負けてたまるか 世間の風に 男どうしの熱い夜
晴れて男の花道を 男なら 男なら 綺麗に飾ろぜ ああ 男なら
顔で泣かずに 腹で泣け 男ならやってみな
五分と五分との恋ならば 女はもともと強いもの 男に泣いて男に泣いてもらいます



消すに消せない 生命のあかし これが人生 男のしるべ
俺の俺の胸をよぎるあいつ 泣いたなら 嘘になる 男の やせがまん
仰ぐ朝日の 夫婦花 これが男の 生きる道
燃やせ燃え上がれ 命が躍る 気が勇む 南部男の ああ 火祭りだ
男の祭りだよ 火の粉とぶとぶ 夜空をこがす 汗がとびちる 火の祭り



男は人生 賭けてみる あゝ花吹雪 花吹雪 俺の希望が 舞うような
砂にまみれて あゝ咲かす花 晴れて男の 晴れて男の 花道を
今に見てくれ 親父のように 網を引く手も 鼻唄まじり 東シナ海 男の海だ
弱音吐くなよ 男じゃないか 故郷へ錦を 飾るまで
松浦港は もうすぐ近い ありがとう 黒潮の幸よ 豊後 鶴御崎 男の港



無理に呑みほす 忘れ酒 夜の巷に 流れる風は 男の 男の子守唄
熱い情けを 祝おじゃないか 〆は一本 男の手締め
呑んべ気質が 浮かれて騒ぐ 男同志の 男同志の 酒処
一途に生きたい この恋に 少しあしたが 見えりゃいい 酒よ 男の純情詩集
涙じゃないと笑ってみせて 男はひとり生きるもの ああ 生きるもの



晴れの舞台の 花道までは 汗と涙で 男は 男の坂道のぼる
俺が見つけたきれいな花さ 二人で日のさす街で暮そうか 心がゆれる 男の水割り
見上げる夜空に 男の星座 キラリ流れて 何処へゆく 何処へゆく
中途半端な 生きざまするな 男の切札 最後まで 取っておけ
惚れた女房と 子供の待つ港 歌え 男の海の船唄ヨ



何時か通れる 男の舞台 拍手の中の 花道を
稽古かさねて どんとたいあたり 男勝負の 男勝負の道を行く
善を貫き 命をかける 心に花咲け それが男だ男の道だ
とまり木ゆれて グラスの底に 明日をみる おまえはそんな 男の姿 気付かないけど
海があいつの 声で涕く 悔やんでみても もう遅い 夢は儚ない 男の慕情



男の未練は切れないものさ 倖せならば 倖せならば それでいいけれど
母の心の さくら花 男の門出は 美しく ああ さくらで飾ろうよ
我慢を抱いて 前に進めよ あと見るな 男の友情 影をみる
親子兄弟 盃ひとつ 映す羽衣 稲妻の 燃える仁義の 男の履歴
友の情けの盃ほして 阿修羅のように 天使のように 男は生きろ



泣いてたまるか人生は 山川谷のつづらおり 冬に春待つ 男みち
しぶき散れ散れ 逆巻く怒涛を 越えて一節 歌う人生 オーッサー 男伊達
迷いはしない 胸にきざんで 腹におさめて 男一代 燃えてやる
オットそういうこの俺も 半端がらすの一本気 でっかく咲こうぜ男華
男吉良常 これから先は 花も実もある 花も実もある 旅もある



明日が勝負 男 金五郎 人生ざんげ 龍がさけべば 海が泣く
みれん埋めに 来たけれど あなた恋しい 思いきれない あゝ男鹿半島
我慢の船さ ここが一番 男の勝負 夢は 夢は 夢は大漁の 男船
おれも おまえも 火の国育ち 惚れた女を 泣かせても すじは通すぜ 男道
根性ひとつで生きて行く 俺の選んだ人生だ 勝って笑うが 男道



真実の道をゆく じんじと仰ぐ あゝ 人道無限 男道
なんちゃらほいさで 嫁とりの 夢も重なる 男灘
どうせ勝負は時の運 そうと決れば 一気に夢を かけて花咲く 男でいたい
ここが見せ場の花舞台 あばれ男の 夢祭り 燃えて火となれ 華となれ
天がお前の味方じゃないか 花も実もある 男の人生を 歩くその日が必ず来るさ



借りちゃおけない あの世まで 儲けご破算 算盤捨てた 男でござる
忘れない 忘れない 男は飲むほど忘れない 男は飲むほど忘れない
男一文字 後には退けぬ 度胸人生 義理に竿差し いきるのさ
乾いた砂漠の東京も 港町だと思えば濡れる 古い男も女も 生きられる
骨のずいまで 演歌で通す それも男の それも男の 東京流転笠



君の瞳に愛を見る 男はいつも憧れ気分 抱きしめる時さえ夢暦
男の人生 あれやこれ 泣いて笑って 苦労すりゃ 春もくるさと いうおやじ
男と女の本当の恋は 抱きあったあとではじまる
どこまでやるさ 恋も喧嘩も 男の稼業 その名も 二代目無法松
男も濡れる 波をまくらに漂うほどに 匂う女の舞う トルバドール



男追うのは なおのこと 濡れた瞳が 乾いたら もとの女に戻りましょう
恋ものぞみも波風まかせ 今宵船出だ 男の旅だ
海の藻屑と 消えた友 あいつの心を 無駄にはしない 波涛万里の男船
男は死ぬまで 船に乗る 女は番屋で 網を刺し 留守を守って 帰り待つ
音〆め区切は きっちりと つけて男は 咲いて散る



女のしあわせ男で決まる 胸にしみますその言葉 明日もふたりで夫婦坂
明日は大漁だ 男の海で 網を引く手に 俺と倅の父子船
天照らします 御親神 負けてたまるか 一心不乱 浪花男の 華の道
俺はただの男だぜ 何も 何も 何も 何も 怖くないのか
一夜を憩う 山男 星を仰ぎて 明日を待つ



おやじそれまで それまでおふくろ頼んだよ ハァここはいちばんおとこ節
岩木は吹雪の中か やるだけやってみるさ 俺は男じゃないか 帰りたい 帰れない
男の道かよ 辛さまぎらす 手酌の酒に 風がこぼれる はぐれ街
幼な馴染が ふと気が付けば 男と女の 北の街 恋の味
海の男にゃヨ怒涛が華になる 北の漁場はヨ男の死に場所サ



海で生まれりゃ陸には住めぬ 熱い血を引く 三代目 やっと 男が 見えてきた
三月振りだよ 大漁の のぼりみやげに 帰る男の あばれ節
温い男を恋しがる カモメ啼くなよ 北海なみだ節
板子一枚 油断はできぬ 度胸いのちの 男の男の まつり船
親父仕込みの 俺らの宝 嵐を越えてく 北海船だ 男の夢がある



男まさりも 情に弱い さらばおさらば さらばおさらば また来るよ
まわり道した 航海ラムプ 消すのはあの女の 店だねと 北へ男は帰る
待っていてくれ 納沙布かもめ 俺の船唄 船唄 男唄 届け はるばる 北故郷
どこへ行ったか親孝行 まるで人情 紙風船 忘れちゃならねぇ男意気
だまされたわけじゃない あなたを恨むと不幸せ 男と女は 夢芝居



男と女はなおつらい それでいいのさ いいんだよ 逢うも別れも 夢ん中
明日の灯りを この胸に 生きる男の 夢ひとつ
涙咲かせて 男と女のまま 眠らせて 今宵だけは
苦労ばかりが 好きな男 ずっと そんなあなたに ついてゆきたいの
酒がのみたきゃ 買うてのめ しょせん男の ゆく道は ひとりぼっちの 夢登り



好いとるばい 好いとるばい あん男呼んでいる 不知火の女
別れ惜しんで いる内に 男心に 傷がつく 明日は 明日の風が吹かァ
好きな女の出来た男と そんな男をあきらめた女が 別れの場面 探してる
寒い心の この街よ 何も言うなよ 許してやれよ 男どうしの 夜の雨
男女の心が 求め合う もっと激しく私を奪って 火の肌抱きなさい



泣かぬつもりの 男の胸を 濡らす夜霧の ああ第二国道
おもいでくわえて 背を向ける 男はみんな 夜明けのトンボ 女の胸を 貸りるだけ
旅路果てなく 進みゆく 我は悠久の 逞しき男
拾われた女と 拾った男の 物語り それで それでいいじゃない
酒か沈む夕陽のはかない夢 夕焼けに 恋のかけらを浮かべ 男一人



俺は男を隠しながら きみと夜を抱いている
あなた抱いてね しっかりと 男と女 女と男
ままになるなら 男を捨てて 俺も生きたや 俺も生きたや 恋のため
この身は遠い 男忠治の 男忠治の流転笠
春を呼ぶ 流氷よ 女の肌が ああ 男をしごく



明日は晴れろ 恋する人へ 野道を急ぐ 男のために
あんないい人 いやしないもの 男運は 悪くなかった
そんな男と女だけ 涙きらり きらきらきらり 女泣きます お前の腕で
あなたに抱いて ほしいの 男と男と 女の女の 涙のナイトイン東京
わかってねわかって 悪い男にはしたくない あかい唇かみしめる あゝ涙の終列車



ばかな男の 男の心 酒よ、せめるな 露地裏屋台
恋とは男の胸に息づく 紅いバラの花
ついてゆきたい 男の夢に 浪花そだちの 女です
背中のうすさ 細い肩 馬鹿な男に 夾竹桃の花がしみるよ
越前岬は今も 昔のままだろか 男と女の男と女の 哀しみ織りなす 螢川



追分の海で鮭をとる 男衆は汗で銭をとる