大阪府議のLINE騒動 民の幼稚化を証明

政治家も民の鏡 
幼稚な政治家の繁殖 幼稚な民がエサをやり過ぎました 
 
LINE やられたらやり返すのが決まりです 
大阪府議は 餓鬼どもに ちゃんと対応しました 
皆さんで褒めましょう 
 
交野市教育委員会も幼稚でした 
たぶん委員の方は LINEなど使っていないでしょう 
餓鬼どもを甘やかすのが務めですか


 

  
  
政治は民の鏡です 
教育が悪いなととは言いたくありませんが 
「ゆとり教育」世代の府議 
日本の幼稚化が確実に進行していることを証明しました
  
LINE、ツイッターの世界 
のっべらぼーのコミュニケーション 
文字を 独り歩きさせる場です
  
維新府議、女子中学生に「不適切メッセージ」 交野市教委が抗議 (8/8)  
大阪維新の会の山本景大阪府議(34)=交野市選出=が、無料通信アプリ「LINE」を通じてトラブルになった交野市内の女子中学生に「ただでは済まさない」などの不適切なメッセージを送ったとして、交野市教委が山本氏に抗議していたことが7日、取材で分かった。  
維新の今井豊府議団幹事長は、山本氏を口頭で厳重注意した。  
市によると、山本氏は平成25年10月、地元の祭りで知り合った中学生数人に名刺を配布。名刺に書かれていたLINEの連絡先にアクセスしてきた生徒らを「お茶会」に誘ったが、誰も参加しなかった。生徒らが山本氏をLINEのグループから外すと、山本氏が生徒らに「絶対に許さない」「校長に電話する」「ただでは済まさない」などのメッセージを送ったという。生徒が担任教諭に相談して発覚した。  
また、山本氏は昨年秋から冬にかけて、下校途中の生徒に「おごったろか?」と声を掛けて事務所に招き入れ、たこ焼きやお菓子などを提供して意見交換。その後、生徒らが私設ファンクラブ「山本けいたん応援隊」を結成したという。  
市が弁護士に相談したところ、「ただでは済まさない」などのメッセージを送ったとすれば脅迫罪に当たる可能性があるとの説明を受け、7月、山本氏に教育長名の文書で抗議したが、山本氏は受け取りを拒否。別に報告を受けていた今井氏が山本氏を口頭で厳重注意した。  
山本氏は産経新聞の取材に「生徒が侮辱的なメッセージを送ってきたから怒っただけで正当な行為だ。『許さない』とは送ったが『ただでは済まさない』とは送っていない。ファンクラブは生徒が勝手に作ったもので、たこ焼きや菓子などを買い与えたことはない」としている。  
  
丸刈り謝罪も…LINE威嚇の維新府議、除名へ (8/12)  
大阪維新の会の山本景・大阪府議(34)が、無料通話アプリ「LINE(ライン)」で女子中学生らに「許さない」などと威嚇するようなメッセージを送った問題があり、維新府議団は11日、山本氏を最も重い除団(除名)とする処分を決定した。  
府議団などによると、山本氏は昨秋、祭りで知り合った地元の女子中学生らとつくったLINEのグループで「死ね」「うざい」などとメッセージを送られ、グループから外されたことに腹を立てて「徹底的に追及する」などと送信した。  
府議団の青野剛暁代表は「社会人として、議員として自覚と品位に欠ける行為」と処分理由を説明した。  
山本氏はこの日、府議団に事情を説明するため府庁に登庁。謝罪の意を示すためとして頭を丸刈りにしており、報道陣に「お騒がせして申し訳ない」と語った。ただ、処分には納得できないとして、府議団に異議を申し立てるという。  
  
LINEでトラブルの山本府議、除団へ 大阪維新の会 (8/12)  
大阪維新の会の山本景・大阪府議(34)=交野市選出=が無料通話アプリ「LINE」(ライン)で中学生とトラブルになった問題で、維新府議団は11日、綱紀委員会を開き、山本府議を最も重い除団処分とすることを決めた。同府議の弁明を聞いたうえで19日に正式決定する。除団が確定すれば、府議会の維新会派は50人となる。  
山本府議は「けじめをつける」として頭を丸刈りにし、同委に出席。その後、記者団に「府民に迷惑をかけて申し訳ない」と改めて謝罪した。今井豊・府議団幹事長は「学校関係者、保護者に多大な迷惑をかけた」と処分理由を説明した。  
山本府議は昨年10月、地元の祭りで複数の中学生と知り合い、LINEのグループでやりとりを開始。その後、グループから外され「許さない」などと送信していた。  
  
山本景議員がテリー伊藤の「キモい」発言に対しBPOに人権侵害の申立て (8/12)  
中学生とトラブルを起こし大阪維新の会から除団処分を受けることが決まった大阪府議・山本景議員は12日、テリー伊藤の「キモい」発言を理由にBPO(放送倫理・番組向上機構)に「放送による人権侵害の申立て」を行ったことをブログで明らかにした。  
山本議員は、通信アプリLINEを用いて、中学生に威圧的な文言を送信したとして、大阪維新の会から除団処分を受けることが決まっている。  
この問題について、テリー伊藤は11日放送の「スッキリ!!」(日本テレビ系)で、「こいつキモいもん」「こんなのが地方議員でいっぱいいるっていう事自体が、それこそキモいですよね」と発言し、山本議員を厳しく批判していた。  
その後、山本議員は12日までに自身のブログで「しかるべき対応を取ります」と、テリー伊藤の「キモい」発言に対して厳しい対応をも辞さないことを示唆していた。  
さらに、12日の夕方「LINEについての報道について」というタイトルのエントリーを更新。この中で「8月10日の日本テレビスッキリ!!でのテリー伊藤氏による『キモイ』連発発言について、8月12日、日本テレビに抗議したものの番組での謝罪が得られないことが分かったため、同日、BPOに放送による人権侵害の申立を行いました」と記載し、番組での謝罪が得られないことを理由に、「放送による人権侵害」の申し立てをBPOに対して行ったことを明らかにした。  

 
2014/8 
 
● 美濃加茂市長の汚職事件 (2014/6/24-)
美濃加茂市長に28歳藤井氏全国最年少 (2013/6/2)  
病気療養に伴う前市長辞職による岐阜県美濃加茂市長選は2日投開票の結果、無所属新人の元市議藤井浩人氏(28)が、無所属新人の元市議会副議長森弓子氏(58=自民推薦)を破り初当選した。  
全国市長会によると、現職市長としては北海道夕張市の鈴木直道市長(32)を抜いて全国最年少。当選時の年齢では、1994年に27歳で東京都武蔵村山市長に当選した志々田浩太郎氏に次ぎ、2番目に若い。  
投票率は52・86%で過去最低。  
8年ぶりの選挙戦だった。3月にソニーの子会社工場が閉鎖し、雇用確保が最大の課題となっており、藤井氏は企業誘致やトップセールス、官民一体となった新規事業などを掲げた。  
藤井氏は市内で支援者を前に「新しい時代を切り開くために皆さんの力が必要だ。誇れる街にしていきましょう」と述べた。  
森氏は、市議を4期務めた実績を強調したが、及ばなかった。 
美濃加茂市長に藤井氏=現職で全国最年少28歳 (2013/6/3)  
岐阜県美濃加茂市長選は2日投開票され、元市議の藤井浩人氏(28)=無所属・新=が、前市議会副議長の森弓子氏(58)=無所属・新/自民推薦=を破り初当選した。全国市長会によると、藤井氏は現職市長では、北海道夕張市の鈴木直道市長(32)を抜き全国最年少となる。  
当選時の年齢では、1994年5月に東京都武蔵村山市長に当選した志々田浩太郎氏の27歳に次ぐ、2番目の若さとなる。藤井氏は2007年3月に名古屋工業大を卒業し、10年10月に美濃加茂市議に初当選した。 
美濃加茂市長選でもヤッパリ自民推薦候補が負けました(2013/6/3)  
今週も市長選で自民党の推薦候補が負けました。内閣支持率が65%、政党支持率が40%もある政党が推薦しちゃうと逆に票が減っちゃうんでしょうね。  
二日に投開票された美濃加茂市長選は、ともに無所属新人の藤井浩人さん(28)が森弓子さん(58)=自民推薦=を破って元市議対決を制し、全国最年少市長となった。当日有権者数は三万九千六百人。  
午後十時十五分すぎ、選挙事務所に近い山手町の紳士服店駐車場に設営された祝勝会場に「日本一若い市長誕生」の横断幕が掲げられた。藤井さんは満面の笑みで登場し、緑のシャツを着た支援者たちと何度も抱き合って、喜びを爆発させた。  
藤井さんは「全国で一番若い、動ける市長として、誇れる美濃加茂市にしていきたい」と決意を述べ、最後に「よっしゃー」と叫ぶと、大きな拍手と歓声が起こった。  
祝勝会に駆けつけた県市長会長の古川雅典・多治見市長は「理想や夢を実現するのが市長の役目。県内の全市長が力を合わせて支えていく」と激励した。  
落選の森さん「申し訳ない」  
「力が及ばず、本当に申し訳ない」。午後十時すぎ、森弓子さんは選挙事務所に姿を現し、無念さをにじませながら頭を下げた。「元気印として、明日からも元気なまちづくりの力になりたい」と声を振り絞るように語った。  
「草の根」人脈生きる  
藤井さんは演説で「現場で頑張っている市民の声を聞き、発展への力を引き出したい」と、まちづくりへの基本理念を強調。政策面では、ソニー子会社工場撤退や日本ライン下り休止を受けた地域経済の再生を最優先課題とした。  
市長選出馬のため一期目途中で辞職した市議時代、市内のごみ拾いや東日本大震災の被災者支援、街おこしなどの市民活動に積極的に参加。若手商工業者の支持に加え、草の根で培った人脈が選挙でも生きた。決起集会には渡辺直由前市長も応援に駆けつけた。  
県内初の女性市長を目指した森さんは、市議や子育て経験を強調。自民党の推薦を受け、市議会最大会派の支援で追い上げたが、出遅れが響いた。  
二人の政策の方向性に大きな差はなく「若さと女性」の対決に注目が集まった。藤井さんの市長としての手腕は未知数で、議会対策も課題。疲弊する地域経済と市財政の制約の中、どう独自色を打ち出すか。 
藤井浩人  
(ふじいひろと 1984 - ) 政治家。岐阜県美濃加茂市長(1期)。岐阜県美濃加茂市蜂屋町出身。父親は警察官だった。大垣市立東小学校、美濃加茂市立西中学校、岐阜県立加茂高等学校卒業。2007年に名古屋工業大学工学部システムマネジメント工学科を卒業後、同大学大学院工学研究科産業戦略工学専攻に進む。  
2009年、大学院を中退し、学習塾の塾長になる。  
2010年10月3日の美濃加茂市議会議員選挙に立候補し、1,602票を獲得してトップ当選する。10月13日、同市議に就任。市議会では一人会派「真摯」に所属した。  
2013年4月19日、美濃加茂市長の渡辺直由が病気療養専念のため辞意を表明する。その直後に藤井は市長選への出馬を決意。同年5月9日、渡辺は市長を辞職。それに伴って6月2日に行われた同市長選挙に無所属で立候補。市議会最大会派が擁立し、自民党が推薦した元市副議長の候補者を破り当選した(藤井:11,394票、森弓子:9,138票)。同日、当時28歳の全国最年少で市長に就任。  
投票日翌日の6月3日、「自民の強い土地柄。より多くの人の協力を得たい」として自由民主党に入党した。  
不祥事  
2014年6月24日、市議時代に自身の出身中学校への雨水濾過機設置に便宜を図った見返りに名古屋市北区の浄水設備業者社長(以下、会社社長と略す)から現金30万円を2回に分けて受け取った疑いがあるとして、愛知県警・岐阜県警による合同捜査本部は事前収賄容疑などにより藤井を逮捕した。2013年4月中旬に担当課長にメールで浄化設備の導入を強く促していたことや、その旨を会社社長にメールで伝えていたことなどが判明している。  
美濃加茂市長選において、会社社長は告示日数日前から約1カ月間、知人男性を美濃加茂市に派遣。この男性は名古屋市議の中村孝道の秘書で、そもそも藤井に会社社長を紹介した人物でもあった(以下、議員秘書と略す)。議員秘書はホテルに泊まり込みで政策の素案や演説原稿などを書く手伝いをしていたという。十数万円に及ぶ宿泊代は会社社長が負担した。また会社社長は、市長選から約2か月後の8月初旬に濾過機が中学校に設置されると、同校をモデルに全国の自治体に設備を売り込んでいた。  
藤井は前述の容疑については否認している。会社社長は2014年の2月と3月に詐欺罪の容疑で逮捕されており、愛知県の10金融機関から計4億3500万円をだまし取ったとみられている。  
2014年7月15日、名古屋地検は藤井を事前収賄などの罪で、会社社長を贈賄などの罪で、それぞれ起訴した。  
同年8月19日、美濃加茂市議会は9月定例会において、藤井に対する問責決議案を賛成多数で可決した。「市政の停滞と混乱を来し、対外的な信頼を損なう事態を招いたことに深く反省を求める」とする決議内容であった。 
森弓子 / 私の目標  
1 安心して住める暮らしと街づくりには、地域に根ざしたした女性の声が必要であり、女性の元気を活力にしたまちづくりをめざしています。  
2 教育環境の充実、乳幼児・高齢者・障害者福祉の充実とNPOへの民間委託の実現。  
3 住みやすさと地球環境のための市の施策向上。地球温暖化対策を考えた施策など環境まちづくりを実行します。  
4 男女共同参画の社会づくり、子育てしやすい環境・女性が働きやすい環境作り、また施策方針決定過程への女性の参画拡大を目指す。  
5 議会だよりを発行、ホームページで情報公開に務める。 
逮捕後も高まる藤井浩人美濃加茂市長への支持、集会も立ち見 (7/5)  
6月24日に収賄の疑いで逮捕された美濃加茂市の藤井浩人市長(29)の動向。26日に送検されて以降、取り調べが続き、新聞紙面などで報道が断続的に続いています…ので、ちょっと気になっているので、支持者の支援集会に参加・取材してきました。逮捕・勾留延長される中、異例とも言える支持者による集会の開催。当初予定の会議室では入りきらないということで大きな部屋に移動したうえで、さらに立ち見が出る盛況。取材にあたる報道関係者からは、こうした事件で逮捕後この段階でこうした支持集会が行われるのは極めて異例だ、という声も聞かれた。  
7月4日19時から美濃加茂市生涯学習センターで、約2時間にわたって「藤井浩人美濃加茂市長の潔白を信じ支える集い」が行われました。参加者は、支持者とメディア関係者あわせて約70名ほどでしょうか。(支持者40名強、報道関係者30名弱、という感じを受けました)  
ネット上での早期釈放を求める署名運動は、5日間で3500名を超え、本日の集会への参加呼びかけや実際の証明活動も美濃加茂駅前で始まるなど、逮捕されても高い人気が注目されていて、新聞記事にも(朝日新聞・「逮捕されても異常に人気」美濃加茂市長に支援の署名)掲載されている。  
呼びかけ人の山根一男氏(可児市・市議)は、主催した理由を以下のようにご説明。  
「二年前、可児加茂地区6つの高校の学生をつれて陸前高田へボランティアへ言った際に、ご一緒した。その際に好感を抱きそれ以来つながり。弁護士から公開された本人の直筆の手紙を見て、人柄を感じて「今何かしないと藤井氏の政治生命が失われてしまう。このままじゃ後悔する、と思いFacebook上で発信したところ、応援の声が集まってきて今日の機会をもった。15日までの勾留期間の間に、なにか動いていきたい」  
また同じく呼びかけ人の久世高裕氏(犬山市・市議)は、  
報道によると、贈賄側の供述以外に物証などが少なすぎると感じる。また藤井氏とは4年来の付き合いを通じて人柄を知っているが、金に執着して見返りを求めるなんて絶対にあり得ない。加えて、警察サイドからの情報に偏った報道と、市長逮捕から市政に空白を招いている事が大きな課題だと指摘。  
会場に詰めかけた支持者から10名程度、それぞれの藤井氏や本事件についての思いを発言。藤井氏を信じたい、応援したいといったメッセージや、中には「最近、愛知県警の刑事が聞き込みにきた。娘が以前藤井氏の塾に通っていたが、2時間にわたり塾の月謝について詳細に聞かれた。藤井氏が金に困っている、という印象を与えたいようだった」と発表する参加者もいた。  
また、以前講演会に参加した事をきっかけで藤井氏を知った学生は、友人2名とFacebookを活用し支援を呼びかけ90名以上の賛同が集まった事、また美濃加茂駅前で署名活動を行い、300名以上の支持が集まった事を報告した。  
冒頭とまた別の報道関係者も「こうした支持集会が白黒ついていないこの段階で自然に発生するのはすごいこと。インターネット上での広がりとともに、藤井氏への根強い支持が実感できたし、注目していきたい」と話した。 
「前代未聞」の検察の判断を待つ藤井美濃加茂市長事件 (7/15)  
全国最年少市長の藤井浩人美濃加茂市長が、市議時代に業者から30万円を受け取ったとして逮捕された事件は、明日、20日間の勾留満期を迎える。  
前回の当ブログで、逃亡のおそれも罪証隠滅のおそれもないのに現職市長について「勾留の必要」を認め、不当な身柄拘束を容認した名古屋地裁の決定が重大な憲法問題であるとして、勾留の取消を求める特別抗告を最高裁に申し立てたことについて述べた。  
この事件では、業者(詐欺で起訴され勾留中)が、2013年4月2日に10万円、同月25日に20万円を藤井氏(当時は市議)に渡したとする会食の場には、常に、藤井氏にその業者を紹介した人物が同席していた。「現金を渡した」と供述する業者と、それを全面的に否定し潔白を訴える藤井市長との供述が対立する中で、この同席者は、藤井市長の任意聴取が開始されると同時に警察から連日長時間の過酷な取調べを受け、意識を失う程の状態にまで追い込まれながらも、一貫して業者と藤井市長との現金の授受を否定していることについては、前回のブログで書いた。  
その同席者のタカミネ氏が、7月9日夜、ニコニコ生放送の番組(インターネット中継)に出演し、ジャーナリストの江川紹子氏のインタビューに答え、現金授受があったと中林(業者)が言っている2回の会食の場に同席した状況について、「中林と藤井氏が一緒にいた時間は、いずれも1時間足らず。その間、自分は席を外していないし、現金の授受は見ていない。」と明確に述べた。それどころか、中林について「虚偽公文書作成や、他の金融機関からの融資詐欺など、起訴される可能性があるのに起訴されていない犯罪事実がある。」「中林は、某名古屋市議会議員に現金を渡したということも言っているが、その事実はないことがわかった。」などとも発言した。  
被疑者を勾留して捜査を続けている贈収賄事件に関して、事件の鍵を握る同席者が、公開の場で、現金の授受を明確に否定する証言を行っただけではなく、贈賄供述が、「ヤミ司法取引」による虚偽供述である疑いまで示唆するという、前代未聞の事態に至っている。  
このような前代未聞の状況で迎える明日(7月15日)の藤井市長の勾留満期、検察は、「勾留のまま起訴」か「処分保留で釈放」かの判断を迫られることになる。後者の場合、不起訴の可能性が高まることは言うまでもない。  
上記のような現状からすると、起訴・不起訴いずれの方向であっても、検察の判断は、「前代未聞」である。  
もし、検察が、藤井市長を起訴するという判断をした場合、「証拠を無視した起訴」そのものであり、有罪の確信がある事件のみ起訴することで刑事司法の中核を担ってきた検察にとって「前代未聞の起訴」である。現職市長の収賄事件という極めて社会的影響の大きい重要事件について、検察がそのような判断を行ったとすれば、検察史上に禍根を残す暴挙といえよう。  
贈賄供述と、それを一貫して否定する収賄側供述とが対立し、その場に同席した人物が、賄賂の授受がなかったことを公開の場で明確に証言し、それが映像として記録されているのであるから、常識で考えても、賄賂の授受の事実が認められないのは当然だ。贈賄供述がいかにもっともらしく作成されていても、同席者の証言が覆る余地がない以上、現金の授受が認定される余地はない。それを敢えて起訴するとすれば、「証拠を無視した起訴」であるが、そんなことは、検察実務の常識からはあり得ない。  
万が一、この事件で贈賄供述をしている業者の供述に基づいて起訴が行われた場合には、弁護人としては、「賄賂授受の証拠が希薄」というだけでなく、「業者側がなぜ虚偽の贈賄供述をしたのか」という点に関して、「ヤミ司法取引」の疑いも含めて徹底的に追及していくことになるであろう。  
法制審議会の刑事司法制度特別部会で、「捜査・公判協力型協議・合意制度」と称して、司法取引を容認する答申が出た直後でもあり、本件で、「ヤミ司法取引」による虚偽の贈賄供述が公判で問題とされることは、今後の司法取引をめぐる議論にも重要な影響を与えることになる。  
常識的には、本件で藤井市長を起訴する余地はなく、「処分保留で釈放⇒不起訴」というのが当然の結論だと考えられる。しかし、警察が現職市長を逮捕した本件について、不起訴という判断を行うことは、検察にとって、別の前代未聞の事態を招くことになる。  
地方自治体に重大な影響を及ぼす現職首長の逮捕については、慎重の上にも慎重な捜査と判断が求められる。警察としても、間違いなく起訴される見通しがなければ逮捕することはできない。この種の事件では、「事前相談」と称して、警察が検察に証拠関係等を説明し、「起訴の約束」をとりつけた上で逮捕するのが通例であり、本件でも、愛知県警は、名古屋地検の「起訴の約束」をとりつけた上で藤井市長を逮捕したはずだ。もし、名古屋地検が不起訴にした場合、愛知県警との関係では約束違反となり、今後の警察と検察との関係に大きな禍根を残すことになる。  
過去に、現職市長が逮捕された事件で、検察が不起訴にしたというのは聞いたことがない。この種の事件で不起訴の判断をするとすれば、検察にとって、それはそれで、「前代未聞の事態」であることは間違いない。  
本件では、藤井市長逮捕の時点での「起訴の約束」に関して、名古屋地検に重大な判断の誤りがあったと考えられるが、そのような場合でも、これまでの検察は、警察との「起訴の約束」を尊重して起訴し、公判で無理筋の有罪立証を試みることで、問題を先送りする場合が多かった。ここにも、「引き返せない構図」が存在していたのである。  
しかし、検察は、大阪地検の証拠改ざん問題などの一連の不祥事を受け、検察改革の中で「引き返す勇気」を強調してきた経過がある。従来のような「引き返せない構図」にとらわれることは、もはや許されない。  
大阪地検の村木厚子氏の事件では、FDデータという客観証拠と供述調書のストーリーが矛盾していることがわかったのに、主任検事が、それを上司に報告せずに起訴したうえ、そのFDデータの改ざんまで行い、公判段階で証拠の矛盾が明らかになっても、有罪立証を断念せず、有罪論告まで行った。そして、無罪判決後に、主任検事による証拠改ざんが発覚し、検察への信頼は地に堕ちた。  
今回の事件は、特捜部による検察独自捜査ではないが、地方自治体の首長逮捕という社会的・政治的影響の大きさもあり、不起訴になった場合には、警察のみならず、逮捕を了承し、勾留請求を行った検察に対しても厳しい批判が予想される。警察送致事件であっても、検察にとって「引き返しにくい構図」の事件であることは間違いない。  
しかも、この種の事件に関しては、逮捕と同時に、「逮捕=有罪」を前提に、逮捕された首長が社会的に「犯罪者」として扱われることで、「引き返しにくい構図」が生じることも否定し難い。逮捕後に夥しい数のマスコミの有罪視報道が垂れ流されたのがその典型であるし、自民党岐阜県連が逮捕当日に藤井市長を除名したのも、野党の国会議員がブログで藤井市長をこき下ろしたりしたのも、「警察が逮捕した以上、不起訴はあり得ない」という見込みによるものであろう。  
そのような「逮捕=有罪」の社会的認識の中で、検察にとって、「引き返すこと」は一層困難になる。  
明日の勾留満期には、「証拠を無視した起訴」という前代未聞の判断を行うか、「引き返す勇気」を持って、処分保留のまま釈放・不起訴という、前代未聞ではあるが、検察が行うべき「適切な判断」を行うのか、検察の意思決定が行われることになる。  
その判断を行う名古屋地検の最高責任者が、長谷川充弘検事正である。  
彼は、一連の検察不祥事に際して、最高検察庁検事として、極めて重要な役割を担った。大阪地検の証拠改ざん事件では、大坪元特捜部長、佐賀元特捜部副部長の犯人隠避事件の主任検察官として、両名を犯人隠避罪で起訴した。特捜部長・副部長が、「主任検事の証拠改ざんを認識しながら、引き返さなかった」ことについて、容赦なく断罪した長谷川検事が、名古屋地検検事正として、まさに「引き返す勇気」が求められている今回の事件に、どのような判断を下すのだろうか。  
警察の逮捕を了承し、勾留請求を行い、ここまで勾留を続けてきたことの非を潔く認め、「引き返せる検察」を世の中に示してくれることを期待したい。  
明日の勾留満期を控え、本日夜、美濃加茂市では、本件に関心を持つ市民が参加する集会が開かれ、弁護人の私も参加する。  
最高裁への特別抗告に際して、2日間で1万5000人を超える市民(人口5万5000人)が早期釈放を求める署名を行った。藤井市長の潔白を信じる多くの市民とともに、検察が、「引き返す勇気」を持ち、"前代未聞"の現職市長釈放の決断を行うのを待ちたいと思う。しかし、一方で、従来の「引き返せない構図」に引きずられ、「証拠を無視した起訴」という"前代未聞の暴挙"を行う可能性があることも十分に認識し、今後の戦いにも備えなければならない。 
美濃加茂市長、保釈汚職事件、逮捕から2カ月ぶり (8/25)  
岐阜県美濃加茂市のプール水浄化設備導入をめぐる汚職事件で、事前収賄などの罪で起訴された市長の藤井浩人被告(30)が25日、保釈保証金1千万円を納付し、勾留されていた名古屋拘置所(名古屋市東区)から保釈された。  
身柄の拘束が解かれるのは、6月に逮捕されて以来、約2カ月ぶり。拘置所を出た藤井被告は濃紺のスーツにネクタイ姿。出口で弁護士らの出迎えを受け、拘置所の職員らに深々と一礼した。  
詰め掛けた報道陣には、緊張した表情で「市民の皆さまや多くの方々にご迷惑をかけ、本当に申し訳ない」と陳謝。その上で「逮捕から一貫して潔白を訴えてきた私が、(保釈を)勝ち取ることができたのはご支援があってのことと、感謝している。直ちに美濃加茂市に帰り市長の職に就く。60日以上、仕事が全くできなかったので、この空白を何倍にもして、市民にお返ししたい」などと公務復帰に意欲を語り、迎えの車で美濃加茂市へ向かった。  
弁護団によると、保釈には、副市長ら市幹部を含む約30人との接触を禁止する条件が設定されたという。  
藤井被告は同日午後、美濃加茂市内で記者会見を開く予定。同市の海老和允(かずよし)副市長は、被告が早ければ今週中にも、市長として公務に正式復帰する見通しを示している。  
名古屋地裁は22日に4回目となる藤井被告の保釈請求を却下したが、23日付で準抗告を認めていた。  
藤井被告は、設備導入で便宜を図った見返りに現金計30万円を受け取ったとして起訴され、一貫して否認。贈賄側の業者は、現金を渡したと認めている。  
名古屋地裁では検察、弁護側が参加して争点などを絞り込む公判前整理手続きが大詰めを迎えており、初公判の日程が近く決まるとみられる。