映画をつまらなくしたCG

映像のリアリティー こだわりの「劔岳 点の記」 
実物の存在は映像に表れます 
粗末なセット撮影でも そこにそれなりの物があることがわかります 
 
CGは  虚像の「虚」だけが先に目につき  
映画の楽しさも半減


 
  
  
  
別世界を楽しむ 
できない体験を楽しむ 
本物を想像思い心を寄せて楽しむ 
ただただ美しさを楽しむ 
「映像」の「像」も大事な要件です
 
 
 
  
写真・映画 フィルムの世界 
フィルム(銀塩)の解像度にCG画素数は追いつけない 
虚像が映画そのものの虚構の「虚」だけを増幅させてしまうようです 
CGは粗末なセット撮影にも及びません
  
  
  
  
アナログとデジタルどちらが優れているかではありません 
ただ映像としてのCGに馴染めません 
楽しみにしていたハリウッド活劇も見なくなりました

 
2009/5 
 
  
「劔岳 点の記」新田次郎
明治39年、参謀本部陸地測量部の測量手柴崎芳太郎は、五万分の一地形図作成のために三等三角点網を完成すべく、北アルプス剱岳への登頂と三角点埋設の至上命令を受ける。当時の剱岳は前人未踏の信仰の山であった。ほぼ同時期には日本山岳会(当時は山岳会と呼称)が結成され、剱岳初登頂を虎視眈々とねらっていた。 柴崎は、かって剱岳に挑んだが登頂できなかった先輩の古田盛作を訪ねる。古田は信頼できる案内人として、宇治長次郎を紹介した。そして柴崎は現地へと向い、宇治長次郎と登頂路を探すが、なかなか見つからない。そんな中、不思議な行者との出会い、山岳会の小島烏水との出会いがある。悪天候や地元の反感、山岳会との葛藤など様々な困難と闘いながら、柴崎測量隊は山頂をめざして進んでいく。そして、難行苦行の末、剱岳山頂に至るが、そこで柴崎らが見たものは。 「点の記」とは、国家基準点(三角点、水準点)ごとに、点名、所在地、設置年月日、選点者、観測者、そこに至る順路と略図等を記載したもの。